ファッシーノ125【2020~23年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ファッシーノ125【2020~23年】 の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で7%下落し、対前年比では2%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.5~7.9万円です。
ファッシーノ125【2020~23年】 買取査定に役立つ車両解説

- Matte Blue
- 当時の新車価格
- ₹66,430 (約11.6万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.1万円
- 上限参考買取率
- 89.7%
- 平均参考買取率
- 78.4%

- Metallic Black
- 当時の新車価格
- ₹66,430 (約11.6万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
7.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
7.2万円
- 上限参考買取率
- 62.1%
- 平均参考買取率
- 62.1%

- Dark Matte Blue
- 当時の新車価格
- ₹66,430 (約11.6万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
14.6万円
- 現在の平均買取相場指標
-
14.6万円
- 上限参考買取率
- 125.9%
- 平均参考買取率
- 125.9%
India Yamaha Motor Fascino 125 Fi 初期型(ファッシーノ, 非ハイブリッド)は、IYM(ヤマハ発動機)が2019年12月に発売した125ccスクーターです。YAMAHAが110ccマス市場から撤退し、ブランド力を重視するプレミアム路線へ舵を切った象徴的モデルであり、わずか1年半という短期間で生産終了となったにも関わらず、技術的な先進性と市場戦略の転換点として注目に値するモデルです。
Fascinoの歴史は2012年のインド進出時まで遡ります。当初は113cc排気量で展開していましたが、2020年のBS6(インド排出ガス規制第6段階)施行を機に、IYMは従来の110ccスクーターラインナップから完全に撤退し、125cc一本化という大胆な戦略転換を実施しました。この背景には、インド市場における消費者の嗜好がプレミアム化へシフトしている状況があり、同社は125cc市場でのシェアを5%から10%へ倍増させる目標を掲げていました。約1,000億INR(約1,740億円、うち約100億INR・約174億円がBS6規制対応開発費)という巨額投資により、新開発の125ccエンジンで出力向上と燃費向上を同時に実現し、18~24歳の若年層をターゲットとした「The Call of the Blue」キャンペーンとして、ファッションに敏感な若年層への訴求を強化する戦略が採られました。
2019年12月に発売された初期型は非ハイブリッド仕様でした。2021年6月にハイブリッドシステムを搭載した「Fascino 125 Fi Hybrid」が発売され、非ハイブリッドモデルからの移行が行われました。2024年2月にはブレーキレバーの不具合による約30万台規模のリコールが実施されており、中古車検討時は対策済みか確認が必須となっています。
技術的特徴として、Fascino 125 Fiには複数の革新的な機構が採用されています。エンジンは空冷4ストロークSOHC 2バルブ単気筒のBlue Coreテクノロジーを搭載し、最高出力6.0kW(8.2PS)/6,500r/min、最大トルク9.7Nm/5,000r/minを発生します。初期型は9.7Nmですが、2021年以降のハイブリッドモデルはモーターアシストにより10.3Nmへ向上しています。車体は全長1,920mm×全幅685mm×全高1,150mmの設計で、装備重量99kgと従来の113cc時代(103kg)より4kg軽量化を実現しています。特筆すべきは、従来のスターターモーターとジェネレーターを一体化したSMG(Smart Motor Generator)による静粛始動システムで、ギアの噛み合い音を排除した「Silent Start」を実現しています。また、信号待ちでのアイドリングストップ機能であるSSS(Stop & Start System)も搭載され、実用燃費の向上に寄与しています。燃料供給はFuel Injection、点火方式はTCI(Transistor Controlled Ignition)を使用し、タンク容量5.2L、燃費は従来の113ccモデル比で16%向上を達成(Stop & Start system使用時)していますが、具体的な公式燃費値は公表されていません。シート高780mm、最低地上高145mmの設定により足つき性を確保しています。
グレード構成は、Standard(ドラム)とDeluxe(ディスク)の2タイプが設定されていました。Standardはドラムブレーキ、ハロゲンヘッドライト、アナログメーター装備で、Deluxeはフロント190mmディスクブレーキ、プレミアムカラー(DARK MATTE BLUE等)、クロームアクセントが追加されています。ホイールは全車アルミキャストホイールを採用し、99kg達成のための軽量化要素となっています。LED化は2021年のハイブリッドモデルまで持ち越され、初期型では両グレードともハロゲンヘッドライトが採用されていました。タイヤはフロント12インチ、リア10インチで、連動ブレーキシステムであるUBS(Unified Brake System)が標準装備されています。
ライバル車種との比較では、Honda Activa 125とSuzuki Access 125が主要競合となっています。価格面では、Fascino 125 Fiがドラム ₹66,430(約11.5万円)~ディスク ₹69,930(約12.1万円)に対し、Activa 125は ₹67,490(約11.7万円)~₹74,490(約12.9万円)、Access 125は ₹64,800(約11.2万円)~₹67,800(約11.8万円)という設定でした。スペック面では、Fascinoの装備重量99kgに対してActiva 125は111kg(+12kg重い)、最大トルクではFascino 9.7NmよりもActiva 125の10.3Nmが上回っていました。一方、Access 125は出力8.7PSでFascinoの8.2PSを上回っています。材質面では、金属ボディのActiva(信頼性・重厚感)に対し、樹脂ボディのFascino(軽量・スポーティだが質感は劣る)という対比構造が市場評価を分けており、Activaはメタルボディによる堅牢性と外部給油口、Accessはクラス最高のパフォーマンスを武器としていました。
弱点として、リアサスペンションのセッティングが硬く、荒れた路面での乗り心地に難があるという評価が多数報告されています。さらに、軽量化のために多用された樹脂パーツ(ファイバーボディ)の組付け精度に起因するラトル音(ガタツキ)や質感の安っぽさも課題となっており、初期のBS6燃料ポンプ不具合による走行中のエンストや再始動困難といったトラブルも報告されています。
市場評価と買取相場については、「デザインは良いが装備が競合に見劣りする」という評価が一般的でした。現地インドの中古車市場では ₹40,000~₹55,000(約7万~9.5万円)前後で取引されています。樹脂ボディの劣化具合により価格差が大きく、短期間での生産終了という希少性はあるものの、中古市場での評価は限定的です。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Fascino 125 Fi( 非ハイブリッド)は、IYMの戦略転換期を象徴する技術的に先進的なスクーターでありながら、市場投入からわずか1年半で後継のハイブリッドモデルに道を譲った短命な存在です。SMGによる静粛始動やSSSなど当時としては先進的な技術を搭載していましたが、サスペンション設定の問題、競合他社との装備競争では劣勢に立たされ、現在では過渡期モデルとしての歴史的価値を持つ一台となっています。査定をお考えの際は、ぜひバイクパッションをご利用ください。
| 車名/型式/年式 | India Yamaha Motor Fascino 125 Fi / B7JE, B7JF / 2020-2021年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2020年1月(インド) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,920mm 全幅685mm 全高1,150mm・99kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 780mm・145mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒・6.0kW (8.2PS) @ 6,500rpm・不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルスターター式(キック併用)・FI(Fuel Injection)・5.2L |
| 新車販売価格 | 2020年式:₹66,430(約116,000円, インド仕様ドラム)/ ₹69,930(約122,000円, インド仕様ディスク)※日本国内仕様なし |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ファッシーノ125【2020~23年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月27日
【状態別の買取相場】 ファッシーノ125【2020~23年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
14.1万円
14.1万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
9.9万円
7.8万円
3台
平均
最低
取引
10.9万円
7.2万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
3.6万円
0.3万円
9台
※データ更新:2026年02月27日
【走行距離別の買取相場】 ファッシーノ125【2020~23年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 14.1万円 | 3台 |
| 平均 | 12.0万円 | ||
| 最低 | 10.4万円 | ||
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|||
| 0.5〜1万km | 最高 | 14.6万円 | 2台 |
| 平均 | 11.2万円 | ||
| 最低 | 7.8万円 | ||
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| 3〜5万km | 最高 | 7.2万円 | 1台 |
| 平均 | 7.2万円 | ||
| 最低 | 7.2万円 | ||
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※データ更新:2026年02月27日
【カラー別の買取相場】 ファッシーノ125【2020~23年】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 9.1 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 14.1 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 7.2 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 14.6 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 11.4 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年02月27日
【実働車の取引価格帯】 ファッシーノ125【2020~23年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月27日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ファッシーノ125【2020~23年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 14.8万円 | 3.8点 | SEK717P0 | 6,722km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 14.3万円 | 7.0点 | SEJ24AM0 | 7km | ■ |
| 3 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 11.6万円 | 6.0点 | SEK715R0 | 529km | ■ |
| 4 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 10.6万円 | 5.3点 | SEG421L0 | 726km | ■ |
| 5 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 8.0万円 | 5.3点 | SEG42CL0 | 8,475km | ■ |
| 6 | ファッシーノ125【2020~23年】 | 7.3万円 | 4.0点 | SEG421L0 | 33,024km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています








03月02日〜03月08日