スパーク135 (Spark)【2006~15年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
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- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
スパーク135 (Spark)【2006~15年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて1.8~5.6万円です。
スパーク135 (Spark)【2006~15年】 買取査定に役立つ車両解説
YAMAHA Spark 135(T135)は、ASEAN市場における実用小型二輪車であるモペッドの在り方を根底から覆した歴史的な一台です。2005年10月頃よりインドネシア市場へ投入されたSpark 135は、販売地域によって名称が異なり、インドネシアでは「Jupiter MX」、タイでは「Spark 135」、マレーシアでは「135LC」、ベトナムでは「Exciter」、フィリピンでは「Sniper」、そしてギリシャでは「Crypton X」として親しまれました。開発コンセプトには「Performal(Performance + Formal)」という造語が掲げられ、これは「高性能」と「上質さ」の融合を意味し、実用車としてのモペッドではなく、所有することに誇りを持てるフラッグシップモデルとして誕生したのです。それまでの空冷エンジンが主流だった市場に対し、YAMAHAは環境規制への対応と他社との差別化を図るため、YAMAHAの4ストローク・モペッドとして初めて水冷エンジンを搭載するという英断を下しました。その信頼性とポテンシャルを証明するため、発売当初にはASEAN諸国を巡る9,000kmにおよぶ「パン・アセアン・ツアー」が開催され、各地でその性能を実証しました。2008年には燃料供給をキャブレターから電子制御燃料噴射(FI)へ変更した「Spark 135i」が登場し、環境性能を進化させています。その後、2011年のマイナーチェンジを経て、2015年頃に後継のT-150(Exciter 150)へバトンを渡すまで、10年以上にわたり「4ストローク・スポーツ・モペッド」の王者として君臨しました。日本国内では正規販売されなかった希少な並行輸入車であり、その先進性は今なお色褪せることがありません。
Spark 135の最大の売りは「クラスを超えた贅沢なエンジン設計」と「ブレード・デザイン」と称された先進的なスタイリングにあります。搭載される134.4ccの水冷4ストロークSOHC単気筒4バルブエンジンは、当時の大型スポーツバイクと同等の圧縮比10.9:1を実現し、最高出力8.45kW(約11.5PS)を発揮します。特筆すべきは、YAMAHAのモペッドとして初採用された数々の技術です。YAMAHA独自のアルミダイキャスト技術であるDiASilシリンダーは鉄製スリーブを廃止しており、放熱性が鉄の3.1倍優れた軽量かつ耐久性の高い設計です。また、ピストンは鋳造よりも軽量な鍛造ピストンを採用し、往復質量を低減することで振動の少ない快適な乗り心地を実現しています。ローラーロッカーアームはカムとの接触部にローラーベアリングを採用することで馬力ロスを低減し、低中速域での滑らかな走行感と燃費向上を達成しています。初期モデルに搭載された加速ポンプ付きVMキャブレターは、スロットルを開けた瞬間に燃料を噴射する加速ポンプを内蔵しており、発進時や追い越し時に排気量以上の鋭いレスポンスを発揮します。さらに、スロットル開度とエンジン回転数に応じて点火時期を最適制御するTPSも採用され、燃費とドライバビリティを向上させています。環境面では、排気管内で未燃焼ガスを再燃焼させるエア・インダクション・システムと触媒(キャタライザー)を組み合わせ、クリーンな排気を実現しました。車体には、エンジンを強度部材として利用する「4点リジッドマウント」のダイヤモンドフレームを採用し、振動低減と剛性アップを両立。カウル形状もラジエーターの熱気をライダーに当てないよう気流を制御するエアダクト機能を持っており、フロントマスクには業界初となる5灯式ランプ(ヘッドライト+ポジション+ウインカー)を採用するなど、機能とデザインの融合が徹底されています。トランスミッションは初期には4速ロータリー式が採用されましたが、後のマイナーチェンジ(2011年モデル等)では、マレーシアやインドネシア向けのハンドクラッチ仕様において5速トランスミッションへとアップグレードされ、よりスポーティな走行が可能となりました。
Spark 135最大のライバルはHonda「Wave 125i」でした。Wave 125iは124.8ccの空冷エンジン(2バルブ)を搭載し、燃費と実用性に振ったモデルです。対してSpark 135は、水冷4バルブエンジンにモノクロスサスペンションという、明らかにスポーツ走行を意識したハイスペックな構成です。当時のタイでの参考価格は、Wave 125iが฿53,000(約16万円)に対し、Spark 135iは฿57,000(約17万円)と高価でした。また、SUZUKIの「Raider R150」はDOHCエンジンと6速ミッションを搭載したより過激なモデルでしたが、日常の扱いやすさと上質を兼ね備えたSpark 135とはキャラクターが異なります。廉価な移動手段ではなく、コストをかけて作られた「プレミアムなモペッド」は、中古車市場においても評価されるポイントです。
日本国内においてSpark 135は流通量が非常に少ないため、一般的な買取店では「謎の輸入車」として安く見積もられてしまうリスクがあります。しかし、DiASilシリンダーや水冷エンジンといった高度なメカニズムを理解している専門店や、東南アジア系のバイクに強い市場では、その耐久性と希少性が正当に評価される可能性があります。バイクパッションの買取実績データ(直近10年間)によると、実働車の平均買取相場は約7.2万〜8.4万円で推移しており、状態の良い車両では上限10.2万円という高値での取引記録も存在します。事故車や不動車であっても、部品取り需要(特にエンジンの耐久性が高いため)により、約2.8万〜5.5万円程度の価値がつくケースがあり、特に赤系のカラーリングは市場人気が高い傾向にあります。なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
YAMAHA Spark 135は、移動手段としてのモペッドとは一線を画す、YAMAHAの技術者の情熱が詰まった一台です。その希少性と、つぎ込まれた技術的価値を正しく評価し、次なるオーナーへと橋渡しができるのは、バイクの構造に精通した専門業者だけです。愛車を手放される際は、その価値を熟知しているバイクパッションへぜひご相談ください。オーナー様のこだわりをしっかりと価格に反映させていただきます。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA Spark 135 (T135) / - / 2005-2016年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年10月(インドネシア・タイ等ASEAN市場) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2005年式( Spark 135 / キャブレター):全長1,945mm 全幅750mm 全高1,065mm・109kg(装備)/ 2008年式(Spark 135i / FI):全長1,945mm 全幅705mm 全高1,065mm・110kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:770mm・140mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:水冷4ストロークSOHC単気筒4バルブ・2005年式( Spark 135 / キャブレター):8.45kW(約11.5PS)@ 8,500rpm・燃費不明 / 2008年式(Spark 135i / FI):出力記載なし・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルフスターター, キック併用・4.0L・2005年式(Spark 135):キャブレター(Mikuni VM21)/ 2008年式(Spark 135i):電子制御燃料噴射(FI) |
| 新車販売価格 | 2008年式(Spark 135i):฿57,000(約17万円, タイ仕様)※日本国内正規仕様なし |
| ジャンル | アジア系 アンダーボーン |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 スパーク135 (Spark)【2006~15年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月20日
【状態別の買取相場】 スパーク135 (Spark)【2006~15年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
8.0万円
6.0万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
4.2万円
2.8万円
2台
※データ更新:2026年02月20日
【走行距離別の買取相場】 スパーク135 (Spark)【2006~15年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0.5〜1万km | 最高 | 6.0万円 | 1台 |
| 平均 | 6.0万円 | ||
| 最低 | 6.0万円 | ||
![]() |
|||
| 1〜2万km | 最高 | 10.0万円 | 1台 |
| 平均 | 10.0万円 | ||
| 最低 | 10.0万円 | ||
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|||
※データ更新:2026年02月20日
【カラー別の買取相場】 スパーク135 (Spark)【2006~15年】
- ■
- ■ ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 6.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
| ■ / ■ / ■ | 10.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年02月20日
【実働車の取引価格帯】 スパーク135 (Spark)【2006~15年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月20日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
スパーク135 (Spark)【2006~15年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月20日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | スパーク135 (Spark)【2006~15年】 | 10.2万円 | 4.3点 | UG022111 | 13,932km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | スパーク135 (Spark)【2006~15年】 | 6.2万円 | 4.0点 | 5YP-002 | 8,362km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






02月23日〜03月01日