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TZ250【1973~2009年】

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TZ250【1973~2009年】毎週更新の買取査定相場

TZ250【1973~2009年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】TZ250【1973~2009年】
TZ250【1973~2009年】
TZ250【1973~2009年】
TZ250【1973~2009年】
TZ250【1973~2009年】
TZ250【1973~2009年】

YAMAHA TZ250は、1973年から2009年まで日本のYAMAHAから生産された、競技専用の市販ロードレーサーです。空冷エンジンを積んだ「TD-3」を水冷化することで大幅な性能向上を果たし、その後継機として誕生。「箱から出してすぐに勝てる」というコンセプトのもと、ワークスマシンに乗る機会の少ないプライベーターに向けて開発されたモデルであり、彼らを世界の頂点へ導く夢の武器として長く愛されました。1984年には日本国内だけで年間400台も販売された時代があったほど、レースブームの中心にいた大人気モデルです。モータースポーツの熱狂とともに進化のスピードが加速し、1980年代にはエンジンパワーの増大とその制御が開発の主眼となりました。シビアな操縦性を克服し扱いやすさを手に入れるため、エンジン形式や排気デバイスの見直しを何度も実施。年式ごとのマイナーチェンジは、尖った要求をするプロライダーと扱いやすさを求めるアマチュアライダーの両方の声に応え、ライバルに打ち勝つための必死の改良でした。しかし、環境配慮やレース規定の変更により4ストロークへの移行が決定的なものとなり、2009年モデルの15台限定販売をもって世界規模での生産終了を迎えました。

年式を横断して、軽量コンパクトで高出力という明確な設計思想が貫かれています。車体サイズは1973年式で全長1,940mm×全幅510mm×全高915mm、乾燥重量110kgでしたが、絶え間ない改良により2008年式では全長1,955mm×全幅650mm×全高1,163mm、乾燥重量102kgへと進化。形式は水冷2ストローク直列2気筒からスタートし、最高出力は32.4kW(44PS)/10,000rpm、最大トルクは3.17kgm/9,500rpmを発揮しました。その後、1981年にはエンジンの回転数に応じて排気ポートのタイミングと形状を可変させる排気デバイスであるYPVSを導入。1985年には吸気方式をクランクケースリードバルブに変更し、最終的には空力的に有利なV型2気筒エンジンへと到達。最高出力68.4kW(93.0PS)/12,500rpm、最大トルク53.9Nm/11,750rpmという強烈なパワーを獲得しています。燃費については競技用という性質上不明確であり、実燃費を考慮するモデルではありません。始動方式はセルモーターを持たない押しがけ式、燃料供給は気候に合わせた緻密な調整が求められるキャブレター式を採用し、燃料タンク容量は23Lを備えることで長丁場のレースを走り切る航続距離を確保しました。足回りも劇的に変わり、初期の前後18インチタイヤから、最終的にフロント17インチ(120/60R-17)、リア17インチ(165/55R-17)へと小径化かつワイド化。サスペンションには、路面の小さなデコボコは柔らかく吸収し、大きな衝撃にはしっかり踏ん張るモノクロスサスペンションをいち早く採用し、コーナリング中の安定性を飛躍的に高めています。道路運送車両法には競技車両だから登録不可と規定した条文はなく、全ての保安基準に適合すれば登録の余地が理屈上は存在しますが、TZ250は現実的に排ガスや騒音などの要件を満たす手段がほぼ存在しないため、実務上はほぼ不可能であり公道での使用は現実的な選択肢ではありません。なおグレード展開として、1992年から1995年にかけて実質的なワークスマシンである「TZ250M」が設定されており、市販はされていないものの、ロードレース世界選手権などで優勝を記録した特別な仕様が存在しました。

250ccクラスにおける最大のライバルといえば、1984年にデビューしたHonda「RS250R」です。RS250RはV型2気筒エンジンをいち早く採用してTZ250に真っ向から勝負を挑み、その後のモデルチェンジでエンジンのコンパクトさを追求し、フロントタイヤのグリップを最大限に活かす設計へと進化しました。1985年モデル同士の比較では、RS250Rが半乾燥重量102kg、新車販売価格160万円であったのに対し、TZ250は乾燥重量103kg、価格140万円でした。当時の所得水準からすればどちらも非常に高価な買い物でしたが、スペック上の数値の勝ち負けではなく、それぞれにユニークな個性がありました。RS250Rが幅広い回転域でパワーを発揮する扱いやすさを持っていたのに対し、TZ250は熟成された豊富なデータとパーツ供給の安定性が魅力。新車購入時には1年間戦えるだけの予備部品がセットになっていたこともあり、個人の参戦を支える心強いパッケージでした。さらに、車体のフレームがもたらすカチッとしつつもしなやかな乗り味は、独自の美しい旋回性能を生み出し、多くのライダーを魅了したのです。

初代の価格は66万円でしたが、開発競争の激化とともに最新技術が惜しみなく投入された結果、最終モデルでは246.7万円という高嶺の花になりました。現在の中古市場においては、2ストロークレーサーという存在そのものが希少であり、コレクターズアイテムとして熱烈な評価を受けています。とくに初期の鉄フレーム時代のモデルから後期のVツインモデルまで、当時のまま動く状態で保存されている個体はごくわずかです。エンジンの消耗が激しいレーサーの宿命として、こまめな部品交換が不可欠でしたが、現在では純正パーツの入手が極めて難しいため、しっかりとレストアされた車両は高く評価されます。中古車市場では1982年式の中古車が車両本体価格220.0万円で販売されている例もあり、オークション市場では過去180日間に中古車が2件取引され、93.2万円や250万円で落札されています。しかし、競技専用車両で流通が極めて稀であるため、業者間の買取相場データは存在しません。

なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。

長年にわたり無数のライダーを鍛え上げ、モータースポーツの歴史に燦然と輝く名車。現代のバイクにはないシビアな操縦性を求められるこの純粋なレーシングマシンを、深い愛情をもって維持されてきたオーナー様の情熱にはただ頭が下がる思いです。しかし、部品の確保が年々厳しさを増すなか、その歴史的価値を市場における資産価値へと変換し、価値を理解する次の世代へ託すのも素晴らしい選択でしょう。バイクパッションでは、豊富な知識を持つ専門スタッフが、レーサーならではのメンテナンスの苦労や希少なパーツの価値をしっかりと見極め、ご満足いただける査定をご提案いたします。売却をご検討の際は、ぜひお気軽にバイクパッションまでご相談ください。

解説記事更新日:2026年02月23日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 YAMAHA TZ250 / - / 1973-2009年
発売年月 1973年6月(日本国内)
車両サイズ(mm)・重量(kg) 1973年式:全長1,940mm 全幅510mm 全高915mm・110kg(乾燥)/ 1985年式:全長1,945mm 全幅615mm 全高1,090mm・103kg(乾燥)/ 1990年式:全長1,920mm 全幅650mm 全高1,085mm・98kg(車両重量)/ 2002年式:全長1,955mm 全幅650mm 全高1,083mm・102kg(半乾燥)/ 2008-2009年式:全長1,955mm 全幅650mm 全高1,163mm・102kg(乾燥)
シート高・最低地上高(mm) 2002年式:最低地上高112mm / 他年式:不明
エンジン機構・最高出力・燃費 1973年:水冷2stピストンバルブ並列2気筒・32.4kW(44PS)@10000rpm / 1985年:水冷2stケースリード並列2気筒・70PS@12000rpm / 1990年:水冷2st並列2気筒・57.4kW(78PS)以上@11750rpm / 2002年:水冷2stケースリードV型2気筒・67.7kW(92PS)@12250rpm / 2008-09年:水冷2stケースリードV型2気筒・68.4kW(93PS)@12500rpm / 全年式共通:燃費 不明
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 全年式共通:押しがけ式・キャブレター・1973年式、2002年式、2008-2009年式:23L / 1981-1990年式:タンク容量 不明
新車販売価格 1973年式:66.0万円 / 1981年式:110.0万円 / 1985年式:140.0万円 / 1990年式:168.0万円(税抜)/ 2002年式:185.0万円(税抜)/ 2008年式:210.0万円(税込)/ 2009年式:246.7万円(税込)※全て日本国内仕様, 海外仕様の価格データなし
ジャンル オンロードレーサー競技用
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 TZ250【1973~2009年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
1

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月27日

【状態別の買取相場】 TZ250【1973~2009年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 5 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
200.0万円
200.0万円
200.0万円
1台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
136.0万円
108.3万円
69.6万円
4台
3
難有
最高
平均
最低
取引
139.0万円
122.3万円
105.6万円
2台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
95.8万円
48.6万円
20.2万円
11台
TZ250【1973~2009年】において。直近60カ月間で、最も平均買取相場が高いのは5点(良好)のコンディションとなっています。 これはルーティンの軽整備で再販できるコンディションの良い車両が高額査定に繋がりやすいことを示唆しています。

※データ更新:2026年02月27日

【走行距離別の買取相場】 TZ250【1973~2009年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 5 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

不明
メーター改
最高 200.0万円 7台
平均 125.4万円
最低 69.6万円

※データ更新:2026年02月27日

【カラー別の買取相場】 TZ250【1973~2009年】

【カラー別 平均買取額の目安】

/ 143.8 万円 4台
/ / 127.4 万円 1台
105.6 万円 1台
69.6 万円 1台
TZ250【1973~2009年】において。直近60カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは白/赤系です。最も平均買取相場が高いのは白/赤系、次いで白/赤/黒系となっています。

※データ更新:2026年02月27日

実働車の取引価格帯】 TZ250【1973~2009年】

【取引価格帯と構成比】

最高
200 ~ 250
万円
%
14
構成比
最多
100 ~ 150
万円
%
71
構成比
最低
50 ~ 100
万円
%
14
構成比
TZ250【1973~2009年】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは100 ~ 150万円で71%の構成比となっています。最高価格帯は200 ~ 250万円でその構成比は14%です。

※データ更新:2026年02月27日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

TZ250【1973~2009年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 TZ250【1973~2009年】 200.2万円 4.7点 3LC-000 0km
2 TZ250【1973~2009年】 139.2万円 3.2点 3YL-000 0km
3 TZ250【1973~2009年】 136.2万円 3.5点 3LC-000 0km
4 TZ250【1973~2009年】 127.6万円 3.8点 3YL-000 0km
5 TZ250【1973~2009年】 105.8万円 3.3点 3TC-000 0km
6 TZ250【1973~2009年】 100.1万円 3.8点 59W-000 0km
7 TZ250【1973~2009年】 69.7万円 3.5点 4A1-000 0km
No Data
TZ250【1973~2009年】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近60カ月間に最高値を付けたのは200.2万円で白/赤系・走行距離0km・評価4.7点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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