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FLHエレクトラグライドリバイバル買取査定事例|極上ノーマル車

買取させて頂きましたのはアイコンコレクション第一弾として2021年に発売されたFLH エレクトラグライド リバイバルです。
285万円の査定額で買取致しましたが、相場と限定モデルのプレミアムを読み誤り20万円の赤字とる公算大の事例です。

FLH エレクトラグライド リバイバル買取価格実例

事故不動
新車
  • 6

総合評点:6点

エンジン 6 車体フレーム 7 外装 6 電装保安部品 6 フロント周り 5 リア周り 6

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • FLH エレクトラグライド リバイバル
  • 買取価格
  • 2,850,000円
  • 年式
  • 2021年モデル
  • 走行距離
  • 308km
  • 車台番号
  • 5HD1AAP53M
  • カラー
  • ハイファイブルー×バーチホワイト
  • エンジンの状態
  • ごく軽い使用感出ていますが機能極上
  • エンジンの種類
  • Milwaukee-Eight114
  • 外観の状態
  • 目に付きにくい細部に軽い使用感ありますが、色艶よく総じて綺麗です
  • 損傷や事故転倒歴
  • 細かい擦れ傷ありますが目立つ外傷はありません
  • カスタムや改造
  • フルノーマル
  • 買取年月
  • 2024年2月7日
  • ジャンル
  • ネオクラシックハーレー ツーリング

【20万円の赤字買取?】エレクトラグライド リバイバルの査定内容

「友人に強く勧められて。限定モデルのハーレーを売りたいんで見て欲しい」とのご依頼を受けて拝見させて頂くことになったのはFLH エレクトラグライド リバイバルです。
査定現場で目にしたオーナー様の愛車は大切にケアされてきた車両特有の輝きを放っており高額査定を予感させました。
「ハーレーをダントツに高く買ってくれた!と友人から薦められたので。高額査定期待しています!」とはオーナー様のお言葉。
2021年当時、国内限定114台、税抜306.9万円で売り出されたエレクトラグライド リバイバル。発売から3年が経過した2024年現在の高額査定とは幾らなのでしょうか?先ずはその回答となる相場情報からご紹介させてください。

FLH エレクトラグライド リバイバルの買取相場

旧き良きアメリカンハーレーをオマージュするプロジェクト「アイコンコレクション」第1弾として2021年に世界限定1,500台(日本向けは114台)でリリースされたFLH エレクトラグライド リバイバル。

本機のモチーフとなったオリジナルFLHが登場したのは1955年。今(2024年時点)から70年前でYAMAHAが第1号機 YA1(125cc)をリリースした年です。

発売当初は74ci(1200cc)パンヘッドエンジンを搭載しハイドラグライド(油圧フロントフォークに由来)と呼ばれていましたが。
1958年にはリジットフレームからツインショックを備えた新型フレームを搭載したFLHデュオグライド(ツインリアショックの採用に由来)へと進化。
1965年にセススターターが装備されたことを機にFLHエレクトラグライドへと改称。翌1966年には初期型のアーリーショベルを、1970年には後期型のコーンショベルを搭載。78年からは80ci(1340cc)ショベル搭載機も併売されましたが、1984年モデルを最後にモデルライフに幕を閉じていました。

オリジナルの生産終了から37年の時を経て登場したFLHリバイバル。
業者間オークション(買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される会員業者間の市場)のデータを使用して 歴代FLHの買取相場を比較してみましょう。

【歴代FLH】業者間での落札額
平均落札額 最高額 最低額 台数
FLH 74ci 121万円 165万円 87万円 5台
FLH 80ci 129万円 177万円 101万円 9台
FLH 114ci 295万円 330万円 260万円 2台
業者間オークションの取引履歴を2024年2月時点で12ヵ月間遡った数字
業者間オークションとは、買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される会員業者間の市場
上記は歴代FLHを排気量で区分し、業者間の直近1年間の取引額を比較した表です。
74ci(1200cc)全5台の取引は70年モデル以降のコーンショベルで占められており、80ci(1340cc)と共にコーンショベル搭載機は120万円台平均で取引されています。
1978年の74ciが4,852US$、80ciが4,905US$(当時のレート換算で約150万円)で発売さてていましたが、近年ショベルの相場はそのビンテージ価値が評価され上昇基調です。 特にビンテージ価値が高い66~69年のアーリーショベルが中古市場に出てきた際には、その稀少価値も手伝って最低200万円台アッパーで300万円台の落札額が予想されています。

対して税抜306.9万円(以下いずれも税抜き価格)で販売された114ci(1868cc )Milwaukee-Eightを搭載したFLHリバイバルの平均取引額は295万円。 最高落札額は330万円(税込だと363万円)と、中古車がメーカー希望小売価格超える金額で取引されている事例も発生しています。

日本向け114台という限定機のプレミアムなのでしょうか?
2024年2月現在で3機種がリリースされているアイコンコレクション限定機の買取相場を比較してみましょう。

【歴代アイコンコレクション】業者間での落札額
平均落札額 最高額 最低額 台数
2021年FLH 295万円 330万円 260万円 2台
2022年FXRST - - - 0台
2023年FLHFB 252万円 332万円 206万円 9台
業者間オークションの取引履歴を2024年2月時点で12ヵ月間遡った数字
  • ▼歴代アイコンコレクションの新車価格と販売数
  • 2021年 FLH リバイバル
    1969年型FLHをオマージ
    税抜306.9万円、国内限定114台
  • 2022年 FXRST ディアブロ
    1968年型FLHをオマージ
    税抜373万円、国内限定139台
  • 2023年 FLHFB ハイウェイキング
    1983年型FXRTスポーツグライドにインスパイア
    税抜339.8万円、国内限定228台(2色設定で各114台)
・1969年型FLHをオマージュした2021年FLHリバイバルのメーカー希望小売価格は306.9万円で国内販売は114台、
・1968年型FLHをオマージュした2023年FLHFBハイウェイキングのそれは339.8万円で国内販売は228台。

高年式で高価格である第3弾アイコンコレクションの方が相場が低い結果となっている点は驚きです。
ツーリングファミリー上位グレードの象徴であるバットウィングフェアリングの有無がその理由でしょうか?それとも限定数がより少ないことのプレミアムでしょうか?

実は取引を時系列で追っていくと、その答えが見えてきます。
その答えを示唆しているのが右欄下段一番上のグラフになります。
ICONSコレクションとしてリリースされた3機種のうち、業者間で直近1年間に取引が確認されたのは2機種。FLHリバイバルとFLHFBハイウェイキングです。両機とも2023年当初の落札額は新車価格越えのプレミアムを付けていましたが、 時期を追うごとに(出品が珍しくなくなるに従って)業者間の落札額は冴えなくなっていきます。

2023年5月発売のFLHFBハイウェイキングは228台限定で日本市場に割り当てられましたが、実は2024年2月現在、とあるハーレーディーラーには未だ売れ残りの店頭在庫が有ります。 (228台という限定数ですが、近年のハーレーではヒット機のセールスが単年で1千台強。不人気機種で販売が数百台未満となるのはレアケースではありません)
抽選販売車ながら販売在庫が残っていることを踏まえると、割り当てられた限定数が必ずしも超稀少性を形成していないと推察できるの第一弾と第三弾のICONSコレクション。

具体的にはどのような価格で取引されてきたのか見てみましょう。

右欄下段上から2番目と3番目の表をご覧ください。
2番目はFLHFBハイウェイキングの直近1年間の取引額詳細ですが。
発売から僅か7カ月で8台もの中古が業者間で取引されていることも異例ですが、そのうち6台が未使用車であり、転売目的で購入した層が相場が冴えないことを認識して慌てて損切に走った。という構図が見えるようです。
因みに未使用車6台の平均落札額は270万円となっており、新車価格比で72%の水準となっています。 参考買取率(未使用車の業者間取引額÷新車価格)は一般的には66%が平均なので それよりは高いものの、限定機としての超プレミアムが付いていると読むのは難しい数字です。

右欄下段3番目の表はFLHリバイバルの直近1年間の取引額詳細です。
FLHリバイバルが発売された2021年まで遡って、直近3年間の取引履歴を示しています。
3年間で取引されたのは計3台。直近1年間に区切った右欄下段一番上のグラフでは漏れていた、2023年1月の取引が初取引となっていますがその落札額は249万円でした。
初めて(2023年1月)の取引249万円、2番目(2023年5月)の取引330万円、3番目(2023年7月)の取引260万円となっていますが、 業者間で2番目に取引された個体は、バックギアが付いている点が付加価値となったこと以上に、バックオーダー(顧客注文)を受けた販売店の競りがヒートアップしたことで相場以上の値段に跳ねたのが 330万円の真相となっています。

ICONSコレクション第3弾のハイウェイキング未使用車の業者間平均落札額(新車価格比で72%)が示唆している通り、第1弾FLHリバイバルも値段が跳ねた個体を差し引くと平均落札額は255万円となります。 新車価格比では83%と、ハイウェイキング未使用車に比べると割高であるのは、限定数が半分であり業者間での取引が少ない点、バットウィングフェアリングがハイエンドモデルを感じさせる点、 そして新車価格がハイウェイキングより1割安価であったことが理由に挙げられるでしょう。

FLHエレクトラグライドリバイバルの相場動向をまとめると
  • ▼FLH1200業者間の取引額
  • 330万円
    販売店の競りがヒートアップし値段が異常に跳ねた(バックギア付き走行877kmの極上車)
  • 260万円
    走行2,600kmのノーマル極上車
  • 249万円
    走行5,600kmの極上ノーマル車
重ねてになりますがICONSコレクションの2023年最新モデルであるFLHハイウェイキングの未使用車の平均落札額は270万円です。
踏まえると、FLHリバイバルの極上中古車は走行距離数千キロであれば業者間で250万円台付近で取引される相場となっています。

以上の買取相場を踏まえて、フルノーマル仕様FLHリバイバルの査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (尚、上記の業者間市場における落札額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取額は95~98%相当となります)

【アイコンコレクション】取引額の推移

【アイコンコレクション】取引額の推移

【2023FLHFBハイウェイキング】業者間の取引額一覧

2023【FLHFBハイウェイキング】業者間の取引額一覧

【2021FLHリバイバル】業者間の取引額一覧

【2021FLHリバイバル】業者間の取引額一覧

【FLHリバイバル】取引額の推移

【FLHリバイバル】取引額の推移

【FLHリバイバル】評価点別の取引価格帯

【FLHリバイバル】評価点別の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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小傷が影響したものの外装の査定は極上判定

ブルー/ホワイト/ブラックのスリートーンで仕上げられたオーナー様の愛車FLHエレクトラグライド リバイバル。 2021年限定モデルである本機のカラーリング「ハイファイブルー×バーチホワイト」1色展開であったことからカラーリングが買取額に影響することはございません。

パッと見て極上の輝くを放っていたオーナー様の愛車。細かく検分してもその評価は変わらないのか、先ずは外装から査定を進めてまいります。
本機の外装を構成する部品は、モチーフである69年型FLHのアイコンであったバットウイングフェアリング・オリジナルの白一色から白/黒のツートーンとなったソロサドルシート・当時のグラフィック&カラーを再現したタンク ・バッジやチップまで正確に再現された前後フェンダー・当時とは全く異なるデザインとなったサイドカバー・オリジナルで装備されていたトップケースを省いた左右のサドルバッグ・スモークタイプのウインドシールドです。

色艶は発売から3年が経過したことで、新車比では若干の後退が認められますが、極上の艶感であることは間違いございません。
構成各パーツを検分しても目立った外傷や瑕疵はなく、細かく減点となったのはフロントフェンダーの小傷、タンクの極細かい擦れ傷、バットウイングフェアリングインナーパネルの小傷、シート白部分の軽い汚れなどです。
軽微なマイナス判定ですが、高額な高年式モデルとあって中古市場に出てくる本機は極上車比率が極めて高く、細かな差異が評価点=査定額に影響を与えることになります。
オーナー様の愛車の評価は軽微な減点が影響し、超極上には及ばない6点の極上判定に。
69年型FLHを再現したグラフィック&カラーリングとタンクバッジをあしらったタンク。磨き傷などの小傷が見られます
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機能的には減点皆無のM8 114エンジン

デザインは69年型FLHを再現したノスタルジー溢れる仕上がりですが、エンジンは現行M8(Milwaukee Right)で3番目に大きな排気量となる114ci(1868cc)を 搭載。見た目は往年のレトロ感を前面に出しつつ中味は現代テクノロジーで纏められたネオクラシック機です。

続いては、その心臓部であるエンジン回りを査定してまいります。
エンジンを始動させる前に視認で錆びや傷などの有無を確認いたします。確認する部品は、シリンダーブロック・クランクケース・エアクリ・ラジエーター・インジェクターです。
クローム仕上げが多用されている本機のエンジン回りは、若干ですがクスミが認められます。またラジエーターフィンに細かいサビが浮いています。細かいところで減点が入り細かく買取価値を刻むことに。

続いてはメーター下部にレイアウトされたイグニッションスイッチを捻りエンジンを始動させます。M8でマイルドになった始動音を奏でて一発始動。 アイドリングは安定しており白煙を吹くこともございません。ツインカム時代よりガッツンと入る感じがマイルドになったシフトチェンジも滑らかで問題はありません。アクセルを開閉して回転数を上下させますが、 異音も無く機能的には減点皆無の素晴らしい状態であることが確認できました。
M8エンジン搭載に伴いラジエーターが設置されたFLHリバイバル。ラジエーターフィンに小錆が浮いています
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超極上となったフレーム回りの査定

オリジナルである69年型FLHはリジットフレームから脱却して11年目に当たるモデルでしたが、本機リバイバルは他のツーリングファミリーと同様にツーリング フレームが採用されています。
引き続いてそのフレーム回りを査定してまいります。

走行距離も浅く外装にも目立った傷は皆無であったことから、フレームの状態は非常に良好であろうことが予想できましたが、万が一にも修正痕を見逃した際には大赤字の買取となってしまいます。
フレーム回りも入念に検分させて頂きました。
結果、衝撃痕が現れやすいハンドルストッパーやネックなど接合部を含めて、不自然な個所は皆無でした。塗装剥離や傷に錆びといった使用感も無く綺麗なメインフレームです。
惜しかったのは周辺接続部品であるステップボードやサイドスタンドのごく軽い使用感ですが、こちらは6点評価となるほどの減点には至らずフレーム回りは7点判定に。
FLH エレクトラグライド リバイバルの搭載エンジンはM8 114
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若干の使用感が認められた足回り

引き続いては車体の中で最も使用感が出やすい足回りの査定です。
足回りを構成する部品は多岐に渡り、SHOWA製48mmデュアルベンディングバルブフォーク・プリロード調整可能なリアツインショック・ステム・スイングアーム・ 前後16インチのクロームスチールレースホイールとホワイトリボンタイヤ・キャリパーにディスク・ハンドル・グリップなどです。

特に使用感が出やすいのが飛び石などによる傷を受けやすいホイールやスイングアーム、そして手が入り難いスポークやキャリパーにアンダーブラケットの裏側などです。
オーナー様の愛車も前後ホイールのリムやスポーク部に小傷や軽い白錆びが浮いています。またアウターチューブに小さな線傷が入っている他、フォーク内側の白錆び、ハンドルやレバーに小傷が認められます。
マフラーとサドルバッグに視界が遮られているスイングアームには裏側に軽い塗装剥離が認めら下地から錆びが除いています。
外装・エンジン・フレームと極上以上の判定が続いていましたが、足回りでは前後で5点と6点の判定に。
69年型FLHを再現したフェンダーチップやバッジが見られる足回り。ホイールリムやスポーク部に白錆びが出ています
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一通り正常動作する電子制御部品

現代テクノロジーが詰まっているネオクラシック機である本機。その最たるものが電子部品になります。
2020年以降のツーリングファミリーで搭載されたRDRS(コーナリングABS、C-/ELB、C-TCS、HHC、DSCS、VHCなどの電子制御機構のパッケージ)や、クルコンにスマホ連動のタッチスクリーン液晶パネルが 該当します。
続いては、その電子部品の査定になります。

電子機構を構成するパーツは、上記の他にもバッテーリーやイグナイターにレギュレーターやセルにメインハーネスなど電子制御機構と同様に内部にインストールされた部品が多くございます。
査定では内部部品を直接検分することはなく、各機能が正常動作するか否かの確認に留まります。ただし電装系が社外化されているケースではシートを外して配線に加工や改造が無いかを確認する場合がございます。
配線加工は要修理となった際に余計な工数が発生することからマイナスの査定に振れるケースが多いためです。
オーナー様の愛車はフルノーマル仕様であり、エンジン始動を含め、クルコンの表示切替、ホーンや灯火類にタッチスクリーン液晶、フェアリングインストールのスピーカーなど何れも正常に動作することが確認できました。

メーターやイグニッションスイッチなどデザイン要素も兼ね備えている電子部品ではそのパーツ自体の使用感も査定の対象となりますが、日常的に触れるこの部位には軽い使用感が滲んでいました。
69年型FLHのアイコンであったバットウイングフェアリングにシールドを搭載したフロント部。インナーパネルにはタッチパネル液晶メーターや4連メーターとスピーカーを内蔵。メーターとイグニッションスイッチに軽い使用感あります
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軽い使用感の出ていた保安部品

最後の査定項目は保安部品です。
保安部品を構成するのは、68年型オリジナルではスラッシュカットが施されていた2-1-2レイアウトのデュアルテーパードマフラー・オリジナルを踏襲したハロゲン球の3連ヘッドライトと連なるウィンカー・テールライト・ホーン・ミラーなどです。
いずれのパーツも総じて綺麗です。残念であったのはエキパイや排気口周辺の小傷、ヘッドライト&ウィンカーステーの小傷や取り付けボルトの錆び、ミラーの軽い白錆びなど細かい部分の使用感です。
電装系と保安部品はセットで評価点を構成するのですが、細かい減点が響き6点判定に。
スイッチハウジングに軽い使用感、ミラースタンドやハンドルに小傷が見られます
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フルノーマル仕様の評価

フルノーマル仕様を保持しているオーナー様の愛車。
レトロデザインをテーマとしている機種だけにフルノーマルの純構成は買取で評価できるポイントです。

本機エレクトラグライド リバイバルで買取価値を高めるカスタムとしては、先ずバックギアが挙げられます。
本機ハンドルマウントのフェアリングは迫力があり想像以上にハンドル切れ角があるように錯覚します。また400kg近い車重と意外と高いシート高さがあることから、切り返しでのバックギアは重宝されます。 メーカーによって10~20万円(取付工賃除く)で出ている品物で、査定時に品物代とまでは行きませんがツーリングファミリーでは特に価値の上がり易いアイテムとなっています。

また定番のカスタムパーツであるエキゾースト・ホイール・エアクリ・タイマーカバー・シート・ペグ類なども純正品がある事でプラス査定が見込めますが、 世界1,400台限定という制約が仇になって極端に社外品の選択肢が少ないという現実があります。
その意味でカスタム車がレアケースとなる可能性が高く、純正品付きのカスタム内容によっては買い手である販売店の注目を集めやすく査定額が大きく跳ねることも考えられます。
69年型FLHでは搭載していたトップケースは省かれた エレクトラグライド リバイバルのリア部分
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総合評価と買取額

以上のように査定させて頂きましたFLHエレクトラグライド リバイバルの査定評価点は6点。走行距離は308kmです。
上段で触れた業者間オークションに出品した場合、想定される落札額は強気予想で270万円台、弱気予想で260万円付近です。

といののが、2023年モデルFLHFBハイウェイキングを含めたがICONSコレクションの相場動向を読んだプロの読みになるのですが。

査定案件が多忙を極め、入念な相場分析を怠った査定員。 直近1年で2台が記録されている本機の取引履歴だけで判断し、異常に値段が跳ねたケースだと判別できなかったことから、業者間で300万円前後の落札もあり得ると判断。
相談を受けた上長も販売対応で多忙を極めており、285万円の査定額提示にOKサインを出すことに。

結果、285万円の査定額提示にオーナー様は大喜びでご快諾くださり買取の成約となったのですが。。

後日、業者間オークションに出品したところ、最高入札額は262万円止まり。翌週開催のオークションに持ち越しても最高入札額は260万円と大赤字となる気配が濃厚でございます。

弊社には日本一中古ハーレーを売っている弊社系列店がございますが 「乗出し300万円のエレクトラグライド リバイバルが長らく売れなかったから税抜270万円以上の仕入れは難しい」との回答。
現在は、日本一バイクを売っている弊社横浜店で販売中でございます。

大赤字となりそうな買取事例のご紹介となり恥ずかしいのですが、弊社バイクパッションでは本社販売店や系列販売店の存在を生かして、いつでも相場以上での買取を常日頃から目指しております。
ご売却を考えているハーレーや愛車がございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
赤字買取となった69年型FLHの復刻版FLH エレクトラグライド リバイバル
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FLHエレクトラグライド リバイバルの買取相場

2021年モデル

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近24ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 3台
  • 平均価格: 2,802,333円
  • 最高価格: 3,300,000円
  • 最低価格: 2,498,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近24ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 0台
  • 平均価格: NoData
  • 最高価格: NoData
  • 最低価格: NoData

相場情報:2024年2月7日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

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