買取させて頂きましたのは2009年モデル・サンビームレッドのニンジャ250R
目立った損傷や劣化はなく全体的に綺麗な状態を維持していたNinja250R
ZZR250から受け継いだ31馬力の水冷4ストローク2気筒エンジンの状態は非常によく、ダイヤモンド・フレームなど基幹部品の状態も良好でした。
大きな減点は皆無でしたが、細かいところですがマイナスとなった査定ポイントを挙げると、
エンジンやアウターチューブ、前後ホイール、チェーン、エキパイ、リアショックなどに錆びの出始め。
アンダーとテールカウル、タンク、前フェンダー、ペダルに細かい傷。
等ありますが、総合的には綺麗で良好な状態を保持していたニンジャ250R。査定の評価点は極上車判定である6点が付きました。
買取相場の上限が33万円程度となっているなか、買取上限に近い30万円の査定価格で買取させて頂きました。
「とても扱いやすかったのですが、スーパースポーツに乗りたくなって・・・頭金としての査定額になればと思っていたのですが予想以上の金額でした」 とはオーナー様のお言葉。
弊社販売店で多数販売展示しているスーパースポーツをご購入される際には、今回の買取を下取り扱いとして、ご購入時に車体価格から2万円割引させて頂くことをお約束させて頂きました。
【2019年3月追記】の買取相場情報
上記内容は2013年2月時点の買取事例です。
2013年2月時点の相場情報に基づいて算出された査定金額です。
2008年に発売されると同時に近年のフルカウルスポーツバイクとしては49.8万円と廉価な価格設定も寄与して大ヒット車種となったニンジャ250R。
2013年2月にフルモデルチェンジによって2代目となるNINJA250が世に出ましたが、買取時点では新型NINJA250は発売後1カ月とあって、買取相場的には実質的に最新仕様として高値を維持していたNInja250R・・・
2019年時点では、Ninja250の流通が旺盛となり、2018年に実施されたフルモデルチェンジによって2世代前の仕様となったニンジャ250Rは型落ち感が強まり買取相場も大きく下落しています。
オートバイの買取相場は、新車価格や型式の変更を伴うフルモデルチェンジを境にして大きく変動します。
初代NINJA250R(2008~2012年モデル)の買取相場は、2代目NINJA250が中古市場で流通し始めたタイミングで下落し始め、現在では平均的な買取相場は13万円台まで下落しています。
(参考記事:
【初代ニンジャ250R vs 2代目EX250L型ニンジャ250 vs 3代目EX250P型ニンジャ250】の買取相場比較)
はたしてNinja250R(2008~2012年モデル)の買取査定相場はどのように推移してきたのでしょうか?
買取相場的にはいつ頃までが売り時であったのか? 買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引データを使用して、Ninja250Rの買取相場の変遷をご案内差し上げます。
業者間オークション市場での取引額とは、買取業者の転売額であり、また販売業者の仕入れ値です。つまり国内の中古バイクの相場は市場の取引額がベースとなっています。
【2014年 ⇒ 2019年】Ninja250Rの取引相場 |
【相場の変遷】 |
平均落札額 |
最高額 |
最低額 |
取引台数 |
2014年 |
28.6万円 |
40.0万円 |
26.6万円 |
60台 |
2015年 |
25.3万円 |
35.2万円 |
14.8万円 |
60台 |
2016年 |
20.1万円 |
28.2万円 |
8.4万円 |
63台 |
2017年 |
16.8万円 |
27.6万円 |
7.2万円 |
53台 |
2018年 |
16.0万円 |
25.2万円 |
4.8万円 |
67台 |
2019年 |
15.6万円 |
28.5万円 |
6.8万円 |
61台 |
(2014~2019年の各3月時点から1年間。買取業者の転売先である業者間オークション市場の落札データを遡った数字)
(業者間市場とは全国で買取されたバイクの9割以上が出品される市場で、販売店と買取店の会員企業間で取引されるの業者間のオークション市場。そこで落札された金額が買取業者の査定価格の基準値となっています)

相場の下落は新型登場の2~4年後に大きく下落
上記は、買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引金額の推移をまとめた表です。
ニンジャ250Rに絞って、2014~2019年の推移を比較しています。
中古オートバイの取引相場は夏に高く冬に低くなる季節性があるため、各年の3月時点から直近3カ月間を遡った数字となっています。
バイクの買取相場はフルモデルチェンジを期に大きく変動すると申し上げましたが、2013年のフルモデルチェンジで登場したNINJA250、新型の発売に伴ってその相場は動いたのか?見てみましょう。
平均取引額の推移を見ると、2013年が27.7万円、2014年が28.6年が万円、2015年が25.3万円、2016年が20.1万円、2017年が16.8万円、2018年が16.0万円、2019年が15.6万円と推移しています。
最終年2012年モデルのメーカー希望小売価格は53.3万円であったNINJA250R。新型ニンジャ250が登場するまでは20万円台後半の平均額で取引されていましたが、2019年現在では10万円台半ばまで下落しています。
注目するべきは、NINJA250Rの相場が大きく下落しているのは、2015年~2017年にかけての2年間で実に9万円近く下落しています。 新型ニンジャ250の登場と同時に旧仕様であるNINJA250R相場が下がるのではなく、新型のニンジャ250が中古市場で旺盛に取引される時期と連動して、旧型のNinja250Rの買取相場が下がったと見ることが出来ます。 したがいましてNinja250シリーズは、新型が登場しても直ぐに旧型の相場が下落することはなく、相場が下落するまで2~4年の猶予があると言えます。 2018年からは下げ止まりの様相を見せているNINJA250Rですが、 2018年には3代目となるEX250P型ンインジャ250がリリースされています。3代目ニンジャ250が中古市場で旺盛に取引されるのは2020~2022年にかけて、その時期にはNinja250Rの買取相場が更に下落することも予想されます Ninja250Rのご売却をご検討中のオーナー様におかれましては、2020年頃までの!売却が高額査定の秘訣といえそうです。
尚、上記の金額はいずれも買取業者の転売先である業者間市場における取引金額で、買取業者に立場では転売金額に相当します。
そのため査定現場での実際の買取額は、市場での取引金額から買取業者の儲け意と経費(出品手数料や運送費など)として2.5万円程度d差し引いた査定額となる点にはご留意が必要です。
弊社バイクパッションの直営販売店で売れ筋のNinja250R!
業者間市場への転売金額を前提とした買取額ではなく、販売店での仕入れ価格で買取できる可能性が大!
販売店仕入れ価格となった場合、最大で15%程度査定額を上澄みすることが出来ます。
PCXの買取査定は首都圏最大級の販売店を有するパッションにお任せください!
最新の買取相場をチェック!
上記の相場情報は2019年3月時点の内容です。
Ninja250Rは近年の中古市場で最も流通数が多い250ccスポーツバイクの1つですが、人気モデルの宿命として新型が次々にリリーされていきます・・・型落ち感が強まるに従って相場は下落していく傾向にあります。
ご売却をご検討中のオーナー様は、最新の相場動向が気になるところでしょう。
最新の相場情報は、10秒で査定額が出る
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Ninja250R(ニンジャ250R)
【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直1ヶ月間の落札データ
- 取引台数: 58台
- 平均価格: 277,810円
- 最高価格: 356,000円
- 最低価格: 184,000円
【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近3ヶ月間の落札データ
- 取引台数: 45台
- 平均価格: 123,044円
- 最高価格: 198,000円
- 最低価格: 47,000円
相場情報:2013年2月17日時点
最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。
上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。