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ベスパP125X買取査定事例|錆び錆びの不動車

買取させて頂いたのは1979年モデルのベスパ P125X。
錆びや塗装剥離によって色濃い使用感が見て取れる不動車でしたが、自社修理工場で安価に修理できる利点をかし不動車としては相場上限を上回る10万円の査定額で買取させて頂きました事例です。

P125X買取価格実例

事故不動
新車
  • 1

総合評点:1点

エンジン - 車体フレーム - 外装 - 電装保安部品 - フロント周り - リア周り -

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • P125X
  • 買取価格
  • 100,000円
  • 年式
  • 1979年モデル
  • 走行距離
  • 16,500km
  • 車台番号
  • VNX1T-545
  • カラー
  • ブルー
  • エンジンの状態
  • キャブ詰まりで始動しない、オイル漏れ有
  • 外観の状態
  • 全体的にサビ多く変色大
  • 損傷や事故転倒歴
  • 細かい傷多数
  • カスタムや改造
  • ノーマル(ミラーのみ社外品)
  • 買取年月
  • 2022年5月1日
  • 買取エリア
  • 見沼区膝子の買取事例

P125Xの買取査定内容

『エンジンが掛からない古いベスパを引き取って欲しい』と査定のご依頼を頂いたのマシンはP125X。
査定現場で目にしたP125Xの第1印象は『サビが多い』です。
拝見させて頂いた登録証の車台番号から1979年モデルのP125Xであることが判明。所有権も入っておらず現金で買取できる状態です。

『少しでも値段が付けば引き取って欲しい』とオーナー様のご要望。
一見ボロボロにも見える40年前のベスパ。はたして幾らの買取額が付くのか?まずは買取相場からご案内差し上げます。

P125Xの買取相場

1977~82年にかけて製造販売されたP125X。
Vespa1号モデル(1946年誕生)の系譜として機種名に『P』を冠した最初のモデルです。
PシリーズはVespa史上最も売れたロングセラーになりますが、2ストゆえユーロ5(2020年の排ガス規制)の壁は高く2018年に幕を閉じることに。因みに最終となったPX125ユーロ3のメーカー希望小売価格は43.3万円(税抜)でした。

ベスパで高く売れるのは現行型や高年式稀少モデル

1982年の生産終了から40年の時が経過しているP125X。
Pシリーズの元祖として中古ではプレミアムが付いているのでしょうか?。
結論から申し上げると、Pシリーズにプレミアムは付いていません。

買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを見ると。
2022年時点で1年間遡ると、業者間市場で取引されたベスパは428台。
最高額は107万円を付けた946 EMPORIO ARMANI(139.8万円で発売された2016年モデル)。
大きく間が空き40~70万円台で取引されたのはPrimavera(メーカー希望小売価格48.4~52.8万円)、Sei Giorni(81.4万円)、GTS(57.2~79.2万円)等の現行モデル。
以下、ユーロ3対応のPX系など比較的高年式モデル、そしてPシリーズと続いていきます。
60年代以前のクラシックベスパの取引はありませんでしたが、40~60年代製造モデルは高いプレミアムが付いた落札額になることでしょう。

実働車の平均買取相場は16万円

ベスパ全体の中古相場をザっと把握して頂いたところで、買取させて頂いたP125Xの買取相場を詳しく見て参りましょう。
買取業者の転売先(販売業者の仕入れ先)である業者オークションのデータを直近1年間遡ると、実働車4台と不動車3台の取引履歴があるP125X。
実働車の最高取引額は30万円、最低は12.2万円、18.9万円が平均となっています。
パット見てかなり色濃い使用感が識別できる個体や、要交換部品が多い個体は10万円台前半。
エンジン不調はあるものの、使用感は控えめで修理や交換する部品が無い個体は30万円での落札となっています。
エンジン不調が当たり前とも言えるマシンだけに見た目の質感が高く、交換する消耗品やオーバーホールする機能部品が少ない個体の査定額が伸びやすいと言えます。

不動車の平均買取相場は7万円

3台の取引があった不動車の最高落札額は11万円、最低額は8万円、平均は9.7万円です。
いづれの個体も使用感がかなり強く、実働車と仮定した場合の落札額は10万円台前半見込みです。
不動車であるためエンジン実働化コストが割引かれ更に一段低い落札額となっています。
不動車3台の落札額が近いのは、劣化度合いが似ていることに加えて、電装系や機関系の構造がシンプルで実働化コストが比較的読み易い点も挙げられます。

以上の買取相場を踏まえて、P125X不動車の査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (※上記業者間オークションの取引額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取相場は数万円低い金額となります)

【P125X】相場の推移

【P125X】相場の推移

【実働車】業者間の取引価格帯

【実働車】業者間の取引価格帯

【不動車・事故車】業者間の取引価格帯

【不動車・事故車】業者間の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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査定のハイライト

1979年モデルのベスパP125X不動車。買取査定に当たってのトピックは3つございます。
1)始動しない不動エンジンの評価
2)車体の劣化・見た目の使用感
3)各機能部品の状態

始動しない不動エンジンの査定評価

1946年に誕生したVespa第1号から受け継がれた後輪上部配置のエンジン。7.5馬力で最高90kmを出す123cc空冷2ストですが、査定現場でキックを踏み込んでも始動する気配はありません。

『ガス欠したのを最後にエンジンがかからなくなった』とオーナー様のお言葉から察すると。
タンク内の底に溜まっていたゴミや錆が最後のガソリンの流れでキャブ内に入りピロっとジェット内の通路を詰まらせている可能性が濃厚です。
タンク内をチェックすると案の定、錆が広がっています。キャブレターをオーバーホールしても再度キャブ詰まりを誘発する可能性が高いため、エンジンの実働化にはタンク内の錆び除去とコーティングが必須です

キック踏み込み時に圧縮とクランキングを確認できたためエンジン内部に重大な欠陥は無い様です。
あとは発電系などの電気系統に故障が無いか確認することに。荒業ですが吸気系のエアクリーナーに可燃ガス(エアクリーナー)に吹き付け始動を試みます。
何度か根気よく試すとエンジンは始動。アクセルを解放し続けないとエンストするためハンドシフトを動かさずにギア固定で高回転域のみでの状態確認でしたが、吹け上りに不調はあるものの特異な異音はありませんでした。

以上を踏まえると、オイル漏れや吹け上り不調はあるものの、目立つ異音は無くエンジン状態は年式並み判定に。
実働化工程はキャブレターオーバーホールとタンク内の錆び除去&コーティングで済むことが判明。
伴い実働化コスト2.5万円程度が買取価格に転嫁されてマイナスに。
買取したベスパP125X。錆で覆われたエキパイとエンジンカバー。
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見た目の使用感

鉄製のモノコック構造であるP125X。鉄製外装がフレームの役割を兼ねているため外装の劣化はフレーム劣化をも意味します。
装各所に塗装の剥がれや下地の錆が認められますが、機能が脆くなるほどの重大な劣化には至っていません。
1977~82年製造のマシンとあって、塗装剥げや錆びの浮いていない個体を探す方が難しい機種の中では、平均的な劣化状況と言えます。

ただし外片持ちフロントフォーク・リアサスペンション・エキパイ・エンジンカバーなどは錆で覆われており、見た目の使用感を色濃いものにしています。伴い査定の評価を下げることに。
買取した19979年モデル・ベスパP125Xの不動車。錆で覆われた片持ちフロントフォーク
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各機能部品の状態

各機能部品の査定において買取額に大きく影響するのは、パーツ自体が高価で修理が高額になる機能部品。そして年式柄、純正や代替部品の入手が難しい消耗品の状態です。

今回査定させて頂いたP125Xにおいて、評価を主に下げたのは、多量のオイル漏れがあり要オーバーホール判定となったリアサスペンション。そしてボロボロで要交換判定となったブレーキ&クラッチワイヤーです。
ワイヤー自体は安価な汎用品で足りますが交換工賃で1万円強掛かります。
細かい減点を上げれば限がありませんが、実働車両として再販するに当たっては上記2点はは必須の修理作業となるため買取価格を下げる結果に。
買取した19979年モデル・ベスパP125Xの不動車。錆で覆われオイル漏れがあり要ほーばーホール判定となったリアサスペンション
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総合評価と買取額

ネガティブな査定ポイント
  • キャブ詰まりで始動しないエンジン
  • 使用感の強い見た目
  • 要オーバーホールのリアサス、交換判定のクラッチ&ブレーキワイヤー
ポジティブな査定ポイント
  • 実働化コストが比較的安価
  • カラーリングを含めほぼフルノーマル
強い使用感が見て取れたP125Xの不動車。
再販に向けた修理と整備には、キャブレターとサスペンションのオーバーホール、ブレーキとクラッチワイヤーの交換が最低限必須となります。
上段で触れた買取相場に照らすと、業者間市場で想定される落札額は10~11万円強想定(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当)。
実働化した場合の落札額は15~17万円想定です。
弊社修理工場において原価で修理できる利点を活かし、提示させて頂いた査定額は10万円。
『少しでも値段が付けば引き取ってもらう予定だったので、そんな高値で売れるとは予想していなかった』とのご回答を頂き買取成約となりました。
今回はVesp P125Xのご売却を誠にありがとうございました。
買取した19979年モデル・ベスパP125Xの不動車。フレームを兼ねる錆び錆びのステップフロア
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P125Xの買取相場

【1977~82年モデル】

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 4台
  • 平均価格: 189,000円
  • 最高価格: 300,000円
  • 最低価格: 122,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 3台
  • 平均価格: 97,333円
  • 最高価格: 110,000円
  • 最低価格: 81,000円

相場情報:2022年5月1日時点

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上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

70年代の不動バイクに関連する買取事例

  • 買取した不動車のZ1
    Z1

    買取査定価格

    580,000円
    1975年式 走行 33,000km
    20年放置でボロボロ
  • Z400FX不動車
    Z400FX

    買取査定価格

    200,000円
    1979年式 E1 走行 30,000km
    20年放置でボロボロ
  • 71.5万円の査定額で買取した1976年モデル・ショベルFXE1200スーパーグライド。
    FXE1200スーパーグライド (ショベル)

    買取査定価格

    715,000円
    1976年式 8,484km
    10年以上放置されていた不動車
  • 10.8万円で買取させていただいたGS750
    GS750

    買取査定価格

    108,000円
    1977年式 走行 不明
    フレームと壊れたエンジンだけ
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P125Xは売ろうと考え時が一番高く売れます

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