トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】毎週更新の買取査定相場
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トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤となっています。
トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】 買取査定に役立つ車両解説
2006年、アプリリアは第2世代へと進化したスーパースポーツ「RSV 1000 R」をベースに、究極のネイキッドとして「TUONO 1000R Factory」を誕生させました。開発コンセプトは、スーパースポーツの性能を一切削ぎ落とさずにストリートへ開放すること。単なるカウルレス化ではなく、サーキットでの勝利を前提とした高品位なパーツを惜しみなく投入することで、ネイキッドの枠を超えた「ストリートファイター」というカテゴリーの頂点を定義しました。
登場時、金色のフレームとオーリンズ製サスペンション、そして随所に奢られたカーボンパーツを纏ったその姿は、業界に「金色の衝撃」を与えました。当時、多くのメーカーがネイキッドを「扱いやすさ」重視でデチューンしていたのに対し、139馬力のフルパワーを剥き出しにするアプリリアの姿勢は、本物を求めるベテランライダーたちを熱狂させたのです。
搭載される「V60マグネシウム」エンジンは、ロータックスとアプリリアが共同開発した60度V型2気筒の傑作です。139馬力という強烈なパワーもさることながら、特筆すべきはその「ドラマ」にあります。スロットルを開ければ、Vツイン特有の太いパルス感が路面を蹴り出し、高回転域では咆哮のようなサウンドとともに加速度が二次関数的に増大します。マグネシウム製パーツを多用したことによる鋭い吹け上がりは、乗り手の心拍数を瞬時に引き上げます。
フレームは、先行するRSVから継承した美しいアルミニウム合金製ツインスパー。この高剛性な車体に、Factoryの証である「オーリンズ製」フルアジャスタブル・サスペンションを前後に装備しています。さらに、足元を支えるのは軽量な「鍛造アルミニウムホイール」です。これによりバネ下重量が劇的に軽減され、ネイキッドとは思えないほど軽快で、かつ外科手術のような精密なコーナリング性能を実現。路面からの情報は驚くほど濃密で、ライダーはマシンと完全にシンクロしている感覚に浸ることができます。
2000年代後半のハイエンド・ネイキッド市場において、本機は常に比較の基準とされてきました。
最大のライバルであるドゥカティ・モンスター S4RS Testastretta は、最高出力130PS、乾燥重量約177kgと、スペック上では本機と拮抗しています。しかし、乗り味は対照的です。モンスターがLツイン特有のスリムさと軽快さを武器にヒラリと舞うような性格なのに対し、本機はRSV譲りの強固なシャシーによる圧倒的な安定感と、V4登場前のV2ユニットとしては究極の域に達したトラクション性能でライバルを圧倒します。
また、兄弟車である標準モデル「1000R」と比較しても、鍛造ホイールとオーリンズ製足回りがもたらすハンドリングの「解像度」は別次元です。標準モデルが優れたストリートバイクであるならば、Factoryは峠のセクション一つひとつをタイムアタックするかのような、研ぎ澄まされたレーシング・フィールを提供してくれます。
モデルの変遷
2006年(デビュー): 第2世代RSVをベースにした新型TUONO 1000Rの登場とともに、最上位機種としてFactoryがラインナップ。ゴールドフレームとブルーの鍛造ホイールという、アプリリア伝統の配色で登場しました。
2007年~2009年: 信頼性の向上とともに、ECUのマップ最適化が行われ、低中速域での扱いやすさが磨かれました。カラーリングも変更を受け、ホワイトやブラックを基調としながらも、随所にカーボンが露出する精悍なスタイルへと進化。
2010年(最終章): V4エンジンを搭載した次世代モデルへの移行を前に、V2モデルとしての熟成が極まりました。この最終型は、アプリリアのV2スポーツ・ネイキッドが到達した一つの到達点として、今なおマニアの間で語り継がれています。
市場動向と中古車としての価値
生産終了から時間が経過していることもあり、市場での希少性は極めて高くなっています。特にFactoryモデルは、標準モデルと比較しても流通数が少なく、コレクターズアイテムとしての側面を強めています。
高値がつく個体の絶対条件は、Factory専用装備であるオーリンズ製サスペンションと鍛造ホイールのコンディションです。また、この時代のアプリリア特有のカーボンパーツのクリア剥げがないか、電装系に不安がないかも重要な査定ポイントとなります。フルノーマル、かつ正規ディーラーでの整備記録が揃った個体は、世界中の愛好家が探し求めています。
トゥオーノ1000Rファクトリーという存在は、二輪の歴史において「一切の妥協を排したストリートファイター」の理想形を体現したものです。それは、ただ速いだけのバイクではありません。職人が鍛え上げた刀のような鋭いハンドリングと、ロータックス製V2ユニットが奏でる野性的な咆哮、そして「これ以上、何を変える必要があるのか」と思わせるほどに完成されたパーツ構成。これらが融合した走りは、現代の過剰な電子制御に守られたバイクでは決して味わえない、ライダーの技量が試される濃密な対話そのものです。
このバイクは、便利さや汎用性を求める人のためのものではありません。ひとたび走り出した瞬間に日常を忘れ、Vツインのビートとともにコーナーを切り裂くことに至上の喜びを感じる、本物のスポーツライディング愛好家にこそ相応しい。アプリリアがV2時代に注ぎ込んだ情熱のすべてが、この「金色の名車」には凝縮されています。
| 車名/型式/年式 | TUONO 1000R Factory / RR200型 / 2006~2010年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2006~2010年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2025 (幅)830 (高さ)1100 (重さ)181 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)810 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク60度V型2気筒DOHC4バルブ・139馬力(9,500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | 新車価格 1,880,000円(税込) |
| ジャンル | ストリートファイター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月24日
【状態別の買取相場】 トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
23.8万円
23.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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※データ更新:2026年04月24日
【走行距離別の買取相場】 トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 3〜5万km | 最高 | 23.8万円 | 1台 |
| 平均 | 23.8万円 | ||
| 最低 | 23.8万円 | ||
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※データ更新:2026年04月24日
【カラー別の買取相場】 トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 23.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年04月24日
【実働車の取引価格帯】 トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | トゥオーノ1000Rファクトリー【2006~10年】 | 24.0万円 | 4.5点 | RR200X7S | 32,107km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






04月25日〜05月01日