R60/2 【1956~69年】毎週更新の買取査定相場
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R60/2 【1956~69年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黒となっています。
R60/2 【1956~69年】 買取査定に役立つ車両解説

- アビス ブラック / ホワイトピンストライプ
- 当時の新車価格
- 約3,230 DM (約32万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
31.1万円
- 現在の平均買取相場指標
-
31.1万円
- 上限参考買取率
- 97.2%
- 平均参考買取率
- 97.2%
戦前モデル「R6」から続く600cc実用ツアラーの第4世代として1960年にラインアップに加わったR60/2。
■ 先代 R60 からの進化|「壊れないエンジン」へのさらなる執念
戦前の「R6(1937年)」を初代とするBMWの600cc実用ツアラー路線は、戦後の「R67系(プランジャー期)」、そして前作の「R60(アールズフォーク初期)」へと脈々と血統を受け継いできました。 その第4世代にして、記録的なセールス(総生産台数2万2千台超)を叩き出し、経営的にも1960年代のBMWモーターサイクル部門を力強く支える大黒柱となったのが、この「R60/2」です。
車体構成(アールズフォークやスイングアーム式フレーム)など、外観から受ける印象は先代のR60とほとんど変わりません。「サイドカー牽引を前提としたトラクター」という先代特有のヘビーデューティーな性格もそのまま引き継がれており、エンジン内部にはその過酷な使われ方に耐えうる「絶対的な耐久性」を獲得するための徹底的なメスが入れられていました。
クランクケースの肉厚アップによる剛性強化をはじめ、クランクシャフト本体やベアリングの強化、クラッチ周りの改良など、これらは1960年に一斉にモデルチェンジを果たしたアールズフォーク・ツイン(R50/2、R60/2、R69S)全般に共通するアップデートでした。このツイン専用の強靭化の恩恵を最も大きく受けたのは、常に重負荷に晒されるトラクター「R60/2」です。 これらの共通補強に加え、カムシャフトのプロファイル変更等により最高出力は先代の28PSから30PSへと微増しています。しかしBMWの本当の狙いは最高速の向上ではなく、一連の内部熟成によって「重いサイドカーや大量の荷物を積んで何千キロ走っても、絶対に音を上げない屈強なエンジン」を完成させることだったのです。
■ 市場でのポジショニング|世界を旅するオーバーランダーたちの絶対的相棒
この「内部熟成」により極限の信頼性を手に入れたR60/2は、1960年代における「世界で最もタフな600ccツアラー」として黄金期を謳歌します。 特に広大な国土を持つアメリカ市場への本格進出において、R60/2の「何日走り続けても壊れないタフネス」は絶大な評価を獲得しました。また、ヨーロッパを中心とした各国の警察組織(白バイ)におけるフリート需要はもちろんのこと、世界規模での冒険ツーリング(オーバーランド)に挑む旅人たちにとって、R60/2は「生きて帰るための絶対的な相棒」として選ばれ続けたのです。 「ただ淡々と、無振動で走り続ける」。派手さこそありませんが、実用車にとって最大の賛辞である「無事これ名馬」を地で行くモデルでした。
■ 派生モデル「R60US」と、アールズフォーク時代の終焉
モデル末期にあたる1968年、R60/2の血統に大きな転換点が訪れます。それが北米市場向けに投入された派生モデル「R60US」です。 サイドカーを引く文化が根強いヨーロッパに対し、広大なハイウェイを「単車(ソロ)」でクルージングするアメリカ市場からは、「サイドカー前提のアールズフォークではフロントが重すぎる。もっと軽快なハンドリングが欲しい」という声が上がっていました。これに応える形で、R60/2の強靭な車体に最新の「テレスコピックフォーク」を組み合わせたのがR60USです。これは単なる市場のテコ入れではなく、来るべき1970年代の次世代シャシーへの重要な「実験(布石)」でもありました。事実、このUS仕様で得られたデータと確信こそが、次世代「/5シリーズ」におけるアールズフォークの完全廃止と、全車テレスコピックフォーク標準化という歴史的決断(回答)へと直結していったのです。
■ 期中のアップデートと後継機(/5シリーズ)へのバトンタッチ
1960年代を通じ、R60/2は点火系の改良など細やかなアップデートを重ねながら、約9年間という長きにわたり600ccクラスの主役を張り続けました。総生産台数は22,721台に達し、これは先代R60(3,530台)を遥かに凌ぐBMW屈指の大ヒット作となりました。 しかし1960年代末、ホンダCB750Fourに代表される「黒船(国産マルチシリンダー)」が台頭します。BMWにとって最大の脅威は、彼らが単なるハイパワーなピュアスポーツではなく、「圧倒的な高速巡航性能と高い安定性を併せ持つ、新時代の超高性能ツアラー」としての側面を持っていたことです。 R60/2が長年守り続けてきた「ツアラー」という土俵においてすら、サイドカー牽引を前提とした重厚なアールズフォークと旧態依然とした鉄製フレームでは、この新たな基準(モータースポーツの高速化に伴うツアラーの進化)を戦い抜くことはもはや不可能でした。
1969年、BMWはエンジンからフレームまで全てを刷新した次世代モジュラーシリーズ「/5シリーズ」を発表します。 ちなみに、R60/2の「/2」は単に「R60のバージョン2」を意味する呼称でしたが、この「/5」以降の「/(スラッシュ)」は、全排気量を横断する「共通プラットフォームの世代(シリーズ名)」を意味する全く異なる命名規則へと移行しています。R60/2が担っていた実用ツアラーの座は、軽量なテレスコピックフォークと最新のセルモーターを備えたモジュラー機「R60/5」へとバトンタッチされ、ここに戦前から続いた「職人による重厚なクラシックBMW」の時代が完全に幕を下ろしたのです。
■ 現在のヴィンテージ市場での価値と査定のポイント
現在のクラシック市場において、R60/2は「アールズフォーク時代の最終版(完成形)」として非常に高い人気を誇ります。実用性とヴィンテージ感のバランスが最も良く、ツーリングユースの愛好家から常に指名買いされるモデルです。
査定における決定的なポイントは以下の通りです。
フレームとネック周りのダメージ:先代同様、サイドカー牽引(トラクター)として酷使された個体が多いため、ステアリングステムの歪みやメインフレームの捻じれがないかが最重要項目となります。
エンジンのマッチングと状態:打刻番号(マッチングナンバー)の一致はもちろんのこと、熟成された強靭なエンジンであっても、半世紀以上の経年によるオイル上がり/下がりやクランクの異音がないかがシビアに評価されます。
アールズか、テレスコピック(US)か:市場の評価としては、ヴィンテージBMW特有の造形美を持つ「アールズフォーク仕様」の方が人気・相場ともに高くなる傾向にあります。しかし、実用性を重んじる一部のライダーからは「US仕様」も根強く支持されており、それぞれのオリジナル度(当時のフォークやライト周りの純正度)が査定額に直結します。
R60/2のような「歴史的ベストセラー」は、流通数が多いからこそ、個体のコンディションによって査定額に天地の差が生まれます。骨格の歪みからエンジンの息遣いまでを正確に診断できるのは、ヴィンテージBMWを知り尽くした専門店だけです。真の価値を見出すご売却は、ぜひ「バイクパッション」へお任せください。
| 車名/型式/年式 | BMW R60/2 ・ 1960年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1960年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,125x全幅790x全高980mm・装備重量 約195kg(ソロ時) |
| シート高・最低地上高(mm) | 約724mm(ダブルシート装着時)/ 約775mm(サドルシート装着時) |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 594cc 空冷4ストロークOHV2バルブ水平対向2気筒・30PS/5,800rpm |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式・ビング製スライド式キャブレター・17L |
| 新車販売価格 | 約3,230 DM(約32万円相当) |
【事故不動|過去10年間の買取相場の推移】 R60/2
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月28日
【状態別の買取相場】 R60/2
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 11 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
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平均
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平均
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取引
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取引
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平均
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取引
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
31.1万円
31.1万円
1台
※データ更新:2026年08月28日
【走行距離別の買取相場】 R60/2
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 11 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 3〜5万km | 最高 | 31.1万円 | 1台 |
| 平均 | 31.1万円 | ||
| 最低 | 31.1万円 | ||
※データ更新:2026年08月28日
【カラー別の買取相場】 R60/2
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 11 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 31.1 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月28日
【事故不動の取引価格帯】 R60/2
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 11 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月28日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R60/2 【1956~69年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月28日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R60/2 【1956~69年】 | 31.3万円 | 0点 | 50151イハ | 44,220km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




