M2 サイクロン 【1997~2002年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式別 平均取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
M2 サイクロン 【1997~2002年】 に関するこのページの内容
M2 サイクロン 【1997~2002年】 買取査定に役立つ豆知識
クロモリ製の軽くて短い車体に極太トルクのビッグツイン搭載で知られるビューエル製マシン。
乗り手の質が問われる個性的なアメリカンスーパースポーツとも言うべき存在ですが、その中でも「フレンドリーさ」を重視して市場へ導入されたのが、1997年リリースのM2サイクロンです。
既に市場で一定以上の評価を受けていたS1をベースに、衝撃吸収性と柔軟性を兼ね備えたショーワ製前後サスペンションを採用。タンデム性を意識したロングタイプシートを装着し、S1よりもマイルドなエンジン出力としたことにより、「乗りこなせるアメリカンスポーツバイク」というキャラクター性を前面に押し出したモデルと言えます。1997年のリリース初年は、ベースモデルとなったS1よりも20万円近く安い134万円台で、円安の追い風を受けた2002年モデルでは124.8万円という親しみやすい価格帯であったことが功を奏し、一定数のファンを獲得しました。
最大の特徴はビューエル製バイク全てに共通する「低速から一気に弾ける怒涛のトルク感と加速力」ですが、本機M2サイクロンは他モデルよりもチューニングが控えられており、大型初心者でも荷重を意識していれば振り回されない「従順なハイパワー感」とでも言うような、日本製マシンと似た扱いやすさでしょう。実際、ベースモデルのS1ライトニングの最高出力は91PS/5,800rpmですが、本機M2サイクロンは83PS/5,800rpmと約10%セーブされており、極低速からのトルク感も唐突さが抑えられた出力設定。フィーリング的にはホンダ・VTR1000Fファイヤーストームに近いものの、エリック・ビューエルが手がけたエンジンだけにチューニングとの親和性は高く、1999年モデルからは高圧縮化を施したヘッド等を用いて91PS/6,100rpmのフルスペック仕様となりました。
比較的短いスパンで絶版化した既存ビューエル製マシンとは異なり、年次毎に細かい改良を施して販売が継続されたモデルでもあり、2000年モデルではエキゾーストをスチールからステンレス化、2001年モデルではローシート化できるシート高調整機構を採用し、2002年の販売終了までビューエルの市場開拓に貢献を果たしました。
日本国内では1997年から2002年の最終モデルまで、M2サイクロンというひとつの括りで扱われておりますが、本国アメリカでは1997年から99年モデルまでをマーク1(MK1)、それ以降をマーク2(MK2)として区別されており、日本国内仕様よりもハイスペックとなっております。
ビューエル製マシンの中では比較的違いが細かいモデルであること、日本仕様と本国仕様とのスペックの差異などにより、一言で中古相場を語ることが難しいモデルですが、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば個体ごとの差異をしっかり見極めて高額買取可能。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/KS&LS型/2002年モデル |
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発売年月 | 1997年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,050×全幅800×全高--mm・乾燥重量197.3kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高820mm(ロー設定時)・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・91PS/5,800rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・18.9リットル |
新車販売価格 | 124.8万円(日本向け販売価格) |
ジャンル | ネイキッド |
【1997年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
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【1997年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
名車として一定数のファンを獲得したS1の廉価モデルとして、1997年にリリースされることとなったM2サイクロン。
クロモリ製パイプフレームの長所を活かした見栄えのよい外観デザインに加え、エリック・ビューエルがハーレーのXL系エンジンをチューニング。これにより、荒々しさの中にも扱いやすさが覗くというストリートファイターに仕上げることに成功しました。
翌年以降、細かい年次変更を受けながら2002年までセールスが続くこととなったM2サイクロンですが、この初年度モデルはなんと言っても1,397mmという超が付くほどのショートホイールベースが生み出す旋回性とパンチの効いた加速力が特徴。スポーツスターXL系1,203ccエンジン搭載モデルにも関わらず、400ccクラスよりもコンパクトに仕上げられていること自体が個性の塊だと言えるでしょう。
オリジナルのS1ライトニングが最高出力91PSであったのに対し、廉価モデルという性質上83PSにセーブされている点は割引材料ではありますが、それでも名チューナー監修ならではの猛々しさで0-100km/h加速はわずか4.4秒。第4世代ビューエルの中でも優秀なスプリントマシンに位置づけられると考えて差し支えありません。燃料タンク容量はメイン4ガロン&リザーブ0.6の合計17.4リットルという数値に心もとなさを覚えますが、衝撃吸収性と柔軟性を兼ね備えたショーワ製前後サスペンションにタンデム性を意識したロングタイプシートを採用した作りを踏まえると、町乗りスタイルを重視したモデルであることは明確で、十分納得のいく仕様です。販売価格がオリジナルのS1より20万円近くも安く設定されたことも功を奏し、1997年当時の海外メーカー製バイクとしては好意的に受け入れられたモデルのひとつと言えます。
現在の中古バイク市場では、1997年製造モデルという旧さとハーレーの亜流という一般評価により、市場流通台数自体が少ないため評価が非常に難しいモデルのひとつに数え上げらているのが実情。ただし、M2サイクロンというモデル自体が悪いという意味ではなく、チューニングを前提にした廉価モデルという元々のキャラクター性に起因した前オーナー達の「乗り込まれ度合」によるマシンコンディションが大きく影響している、と考えて頂ければ差し支えありません。全体的にはドゥカティ・モンスターシリーズなど、メジャーな外車ストリートファイター勢と比べると担当する査定スタッフの眼力と知識で大きく評価額が異なる傾向にあり、一概には相場を語れないのが実情ではありますが、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば話はまた別。カスタムの過程で除去されているケースが大半である純正リアフェンダーやエアクリーナーなど、純正パーツの装着度やカスタム内容などもひとつひとつを査定に取り入れた上で、オーナー様がご納得頂けるお値段をご提示させて頂くことが可能です。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/KS11型/1997年モデル |
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発売年月 | 1997年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ニューモデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,032×全幅800×全高--mm・乾燥重量197kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高749mm・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・83PS/5,800rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・17.41リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約134.9万円(1997年当時・海外モデル) |
【1998年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年10月03日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1998年式】M2 サイクロン の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
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【1998年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
1998年はデビュー2年目を迎えたM2サイクロンですが、この年はオリジナルモデルであるS1が生産終了となり、名実共に正統後継モデルという位置付けに。
基本的には前年からのキャリーオーバーではあるものの、本機1998年モデルはKS11型の中でもシリンダーヘッドにライトニングヘッドが採用されていた最後のイヤーモデルで、これ以降はオリジナルのS1と同様の最高出力91PSを発揮するサンダーストームヘッドと専用ピストンが採用されることになりました。
後からサンダーストームヘッドとピストンに変えるのがM2サイクロンのチューニングのセオリーですが、このイヤーモデルに限っては過渡期ならではの試みがあったのか、ライトニングヘッドでありながらフルパワー91PSを発揮する個体がごく少数ながらも存在し、1997年モデルでよく見られた3000回転付近でのドンつきなどのようなクセが少なく、非常に当たりのエンジンであると言えるでしょう。
中古バイク市場では時折S&Sエアクリーナーやシングルシート装着のライトカスタム車両が出回ることがあるものの、やはり台数はごく少数でありノーマル車両と比べやや値段がつきにくい傾向。元々、ハーレー・スポーツスターにシリンダーヘッドのポン付けが利くため、剥ぎ取られて換装されてしまうケースが多く後から他車両のシリンダーヘッドを移植する形で補填されやすいため、そうした痕跡が見える車両もやや厳しめ。しかし逆の視点から見ると、エアクリーナーなどを含む諸々がフルノーマルの個体であれば、走行距離や外観が同程度のM2サイクロンと比べて高評価が得られ買取価格にもよい影響が出やすい、と言うことができます。
日本市場での販売台数がそこまで多くなかったモデルだけに、前1997年モデルと同一の括りで扱われるケースが珍しくないイヤーモデルですが、弊社ではこうした背景があることも踏まえた上で正確な車両価値を見抜き、オーナー様が納得のいかれる買取価格をご提示させて頂くことが可能です。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/KS11型/1998年モデル |
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発売年月 | 1998年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ※キャリーオーバーモデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,032×全幅800×全高--mm・乾燥重量197kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高749mm・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・83PS/5,800rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・17.41リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約122万円(1998年当時$8995・海外モデル) |
【1999年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年10月03日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1999年式】M2 サイクロン の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
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【1999年式】M2 サイクロン に関するこのページの内容
【1999年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
S1ライトニングが1998年モデルを以って廃版となり、名実ともに正統後継モデルとなったM2サイクロンは、1999年よりカタログ名称をCyclone M2へと変更。同時にフレーム・エンジン・シート形状などを年次改良し、熟成化を進めることとなりました。
1999年モデルで最大の変更点はエンジンで、前年まで用いられてきたライトニングヘッドを新たに”サンダーストーム”へと変更。同時に専用ピストンを組み込むことにより、最高出力91PSにまで強化。出向地によっては88PS仕様、93PS仕様等が存在するものの、かつてのS1ライトニングが90PS/6,200rpmであったことを踏まえると、エリック・ビューエルの意気込み度合いが伺いしれる充実ぶりだと言えるでしょう。同時にエンジン出力変更に伴う放熱対策の一環としてフレームの見直しが入る形となり、ヘッダーパイプが従来モデルよりもバランスよく配置され、「夏場はとても乗れない」と言われたほど右足にかかるエンジン熱問題を軽減させることに成功。さらに高回転型ハイパワー化したエンジンに見合った運動性能にするべく、シートカウルとサイドカバーを分離した上でシート幅を約75mm(公称値は3インチ増)ワイド化し、座面の高さを797mm化。座り心地の改善と高い位置からの重心移動のスピーディ化により、オリジナルのS1ライトニング以上のスポーツ性へと昇華。ガソリンタンク容量も本年より約19リットル(5ガロン)化し、ロングライド適性の強化が図られた点も押さえておくべきポイントのひとつ。また、新たに採用した鍛造アルミニウム製スイングアームの貢献あってこそですが、これほど大幅なアップデートを行っても乾燥重量は旧来モデルと同様の197kgに収めてみせたのがエリック・ビューエルの真骨頂。同じサンダーストームヘッドが採用され、純粋なハーレー系エンジン初となる100PS超えをマークした1年限りのスペシャルモデル・S1 ホワイトライトニングが兄弟車に近い存在にあたりますが、どちらも天才肌ビルダーのこだわりが余すことなく発揮されたオンリーワンモデルとも言うべきマシンです。
余談ながら、この1999年モデルが発売された年は非常に円高となった年でもあり、前年1月に1ドル132円であった為替は同1月時点で115円台、11月に至ってはなんと104円台にまで割り込んでしまったことにより、メーカー販売価格は約105万円にまで低下。2009年10月に売上低迷によりビューエルブランド車の生産終了を迎えてしまったのは、10年前にあたるこの時の為替ショックが遠因だと考えられます。
現在の中古バイク市場においては、前2年までのライトニングヘッド搭載モデル同様に玉数が少なく、オリジナルのS1ライトニングを意識したチューンド車がごく稀に出品される程度で、それを以って相場を語るのは非常に難しい、というのが実情です。市場動向としては来歴が不明なチューンドエンジン車より、コンディションが把握しやすいフルノーマル車の方が好まれやすく、中古バイクとしての評価額も高くなりやすい傾向。ドレスアップパーツに関してはS&S製エアクリーナーといった有名ブランド品装着であれなプラス評価材料となるものの、純正パーツの有無によって評価額が上下しやすく、査定士の見識が大きく車両評価額を左右するマニアックなマシンのひとつです。しかしながら、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば話はまた別で、カスタム車に多くみられるリアフェンダー除去の有無など、ひとつひとつのポイントを丁寧にチェックすることにより、業界最高峰の買取価格をオーナー様へご提示させて頂くことが可能となっております。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/KS11型/1999年モデル |
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発売年月 | 1999年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エンジンヘッド&ピストン・フレーム・シート形状等変更・サイドカバー分離化 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,032×全幅800×全高--mm・乾燥重量197kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高797mm・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・91PS/6,000rpm(出向地により93PS・88PS仕様あり)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・約19リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約105万円(1999年当時$8,995・海外モデル) |
【2000年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
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【2000年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
新設計のエンジンヘッド・"サンダーストーム"と専用ピストンを組み込んだパワーアップにより、ビューエルの旗艦機としての風格を増したM2サイクロン。2000年モデルでは1ドル102円台という未曾有の円高の影響を受けてしまい、メーカー販売価格は100万円割れという歴代モデル中最安値からのスタートとなってしまいました。
基本的には前1999年モデルのキャリーオーバーですが、2000年モデルはエキゾースト素材を見直し、旧来のスチール製を廃しステンレス化。元々、ハーレー系エンジンはスチール管では低音が強調され気味の大人しいエキゾースト音となっておりましたが、ステンレス管特有の甲高い音質へと変わったことにより、アメリカを始めとするカスタムファンをも満足させる充実化が図られたと言えます。同時に腹下部のマフラーガードもデザインが変更され、ボバーテイストを取り入れる試みがなされている点が面白いポイント。
このモデル以降は海外の区分で言う”マーク2”世代となるわけですが、本年2000年はM2サイクロンにとってセールス面での強力なライバルにあたるドゥカティ・モンスター900Sが市場に登場。904ccと排気量では劣る一方、1,430mmのショートホイールベースを活かした旋回性の高さと扱いやすさ、ドゥカティブランドによる強力なセールスでシェアに大きな影響を受けることとなってしまいました。
現在の中古バイク市場においては、スペック上は前1999年モデルと変更がないため、多くの買取業者では査定評価額面での差がそれほど大きくないものとされており、国産バイク並みに走行距離・外観状態・エンジンコンディションが買取価格を大きく左右される傾向にあります。KS11型としては最終モデルにあたる関係上、それ以前のモデルイヤーよりは高値がつきやすいと言えますが、シート高調整機構が備わった翌2001年モデルとの狭間に位置する関係上大きな上積みは難しく、扱う業者によっては厳しい評価となるケースも。高評価となりやすいのは走行距離3万km未満のノーマルに近い個体であり、エンジンコンディションが良い場合はチューニングベース車に、と思わぬ高値がつくことも期待できます。特に注意しておきたいのはガソリンタンクをフレームに固定するためのプレート周りで、ハイパワー化したエンジンの振動を受けワッシャーの劣化なども伴ってヘタっているケースが多く、ケア可能な場合は査定を受ける前にケアしておくといいでしょう。社外品を多数装着したフルカスタム車は非常に評価が難しく、外車に弱い買取業者では満足できない評価額に終わってしまうケースも多々ありますが、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば個体ごとの差異をしっかり見極めて高額買取可能。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/KS11型/2000年モデル |
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発売年月 | 2000年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エキゾースト素材&デザイン変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,032×全幅800×全高--mm・乾燥重量197kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高797mm・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・91PS/6,000rpm(出向地により93PS・88PS仕様あり)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・約19リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約96万円(2000年当時・$8995) |
【2001年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
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【2001年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
ミレニアムイヤーから1年を経ても販売継続となったM2サイクロン、2001年モデルではシート形状及びシートカウル等を中心にアップデートを実施。
それに伴い全長は2,050mmとなり、従来のタンク密着型シートはタンクとの隙間が生じるセパレート色が強いものとなりました。また、前2000年モデルでは797mmであったシート高がより腰高なポジションへと変わり、足つき性の担保のためにシート高調整機構を採用。ロー時787mm・ハイ時820mmと調整幅自体は短いものの、ライダーの体格と走行シーンに合わせたセッティングが可能となりました。前年、903ccの排気量で登場したドゥカティ・モンスター900Sの好調なセールスに押された感は否めませんが、S1ライトニングに代わる旗艦モデルとして、本国アメリカを中心に一定数のファンを獲得することに成功。生産終了を迎える翌年まで、ビューエルの屋台骨を支える主力機となりました。
2001年は円高ドル安傾向が続いた為替が落ち着きを見せたこともあり、メーカー販売価格が約112万円($8,995)にまで上昇したため、日本市場では2000年モデルほどのお買い得感こそなかったものの、型式がLS11となっての販売継続でファンを安堵させました。また、シート高調整機構により、前2000年モデル比で3mmローダウンできるようになったことでライディングポジションの自由度と足つき性の向上。並びにサンダーストーンヘッド搭載最初期に見られた3,000回転付近で感じることのある谷が鳴りを潜めるなど、エンジンの気難しさが軽減されている点は評価に値するポイントだと言えるでしょう。
翌2002年モデルが本年モデルのキャリーオーバーであること、日本国内での販売台数自体の少なさにより、現在の中古バイク市場では2001~2002年モデルという括りで扱われやすく、年式よりも各個体のコンディションが買取評価額を決める上で大きなファクターとなっております。傾向としては、純正パーツ欠品の有無、走行距離、エンジンコンディションといった基本事項に加え、ビューエル車特有のハンドルストッパー機能などでチェック可能なフレームの歪みなど、非常に細かいチェックポイントが存在。担当する査定士の力量が非常に問われる難易度の高いマシンのひとつですが、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば個体ごとの差異をしっかり見極めて高額買取可能。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/LS11型/2001年モデル |
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発売年月 | 2001年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | シート形状&テール周り小変更・シート高調整機構採用等 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,050×全幅800×全高--mm・乾燥重量197.3kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高787mm(ロー設定時)・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・91PS/5,800rpm(出向地により93PS・88PS仕様あり)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・約19リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約112万円(2001年当時$8,995) |
【2002年式】M2 サイクロン毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2002年式】M2 サイクロン に関するこのページの内容
【2002年式】M2 サイクロン 買取査定に役立つ豆知識
2000年に決定された排出ガス規制対応の猶予期間を迎えた2002年、ビューエル第4世代最後のモデルとしてのM2サイクロンは、前年からのキャリーオーバーモデルとして販売を継続。翌2003年から登場する第5世代・XB系の礎として6年に渡る生産期間を全うしました。
スペック自体に変更点はなく、純粋なキャリーオーバーでしたが、8,995ドルのベーシックモデルを始めとするカラーリング・フレーム色・ホイールタイプの異なる3グレード体制を導入。ブラックとオレンジ仕上げのフレーム、スターダストシルバーにブレイジングオレンジ仕上げのフレームに、カーボンブラック・ブルーストリーク・ボルケーノグレーの3色とを組み合わせ、第4世代旗艦機のフィナーレに相応しい彩りを以ってファンに応えた形に。この2002年排出ガス規制による影響は非常に大規模であり、2000年より登場したセールス面での好敵手であったドゥカティ・モンスター900Sも生産終了。本機M2サイクロンは排気量984ccのXB9Sライトニングを経てXB12Sライトニングに、モンスター900Sはモンスター1000へと世代交代し、世界のストリートファイター市場で競争を継続することとなりました。
シリーズ最終モデルということもあり、中古バイク市場では比較的目にしやすい状況ではあるものの、流通台数自体が少なく取引数もごくわずか。ただし空冷スポーツスターシリーズのようなプレミア価格がつくようなケースはなく、従来モデル同様に車両コンディションが買取評価額を大きく左右します。近年では各パーツをコツコツ収集した愛好家によるレストア車両として復活を遂げるケースもあるものの、前述の3グレード体制で販売されたブレイジングオレンジ仕上げのフレーム/ホイールとボルケーノグレーといった特別色のフルオリジナル車両が出回ることは皆無と言えるほどで、該当車両の場合は買取価格に大いに期待が持てるでしょう。第4世代最後のモデルということもあり、エンジンに関しては歴代M2サイクロン中もっとも耐久性の面で信頼がおける一方、チューニングによる過負荷などの懸念からチューンドマシンはやや厳しい印象。外装状態やノーマルパーツの欠品数、走行距離などの基本事項に加え、査定を担当するスタッフの見識も大きな割合を占めるマシンですが、ハーレーを始めとする海外製ビッグバイクを知り尽くす弊社バイクパッションであれば個体ごとの差異をしっかり見極めて高額買取可能。
売る際の買取査定は、マニアックなモデルであっても的確な評価で高額買取に期待できるバイクパッションに!
車名/型式/年式 | M2 Cyclone(M2サイクロン)/LS11型/2002年モデル |
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発売年月 | 2002年 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | キャリーオーバーモデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,050×全幅800×全高--mm・乾燥重量197.3kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高787mm(ロー設定時)・最低地上高--mm(NA) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2気筒・91PS/5,800rpm(出向地により93PS・88PS仕様あり)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・約19リットル(メイン&リザーブ合計値) |
新車販売価格 | 約119万円(2002年当時・海外モデル) |
実働車【年式別 平均取引額】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
-
2002年式 -
2001年式 -
2000年式 -
1998年式 -
1997年式
【状態別の取引額】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
28.6万円
23.6万円
6台
平均
最低
取引
59.2万円
20.4万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
22.0万円
13.5万円
6台
【走行距離別の取引額】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
【走行距離別買取額の目安】
0.5〜1万km | 最高 | 26.4万円 | 1台 |
平均 | 26.4万円 | ||
最低 | 26.4万円 | ||
1〜2万km | 最高 | 26.0万円 | 1台 |
平均 | 26.0万円 | ||
最低 | 26.0万円 | ||
2〜3万km | 最高 | 36.2万円 | 2台 |
平均 | 32.6万円 | ||
最低 | 29.0万円 | ||
3〜5万km | 最高 | 23.6万円 | 1台 |
平均 | 23.6万円 | ||
最低 | 23.6万円 | ||
5万km〜 | 最高 | 30.6万円 | 1台 |
平均 | 30.6万円 | ||
最低 | 30.6万円 | ||
不明 メーター改 |
最高 | 98.0万円 | 2台 |
平均 | 59.2万円 | ||
最低 | 20.4万円 | ||
【カラー別の取引額】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
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- その他
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 23.4 万円 | 2台 | |||
- | 36.2 万円 | 1台 | |||
■ | 29.0 万円 | 1台 | |||
■ | 23.6 万円 | 1台 | |||
■ | 26.0 万円 | 1台 | |||
その他 | 64.3 万円 | 2台 |
【実働車の取引価格帯】 M2 サイクロン 【1997~2002年】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
M2 サイクロン 【1997~2002年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 98.2万円 | 3.3点 | KS11J0Y3 | 30,075km | ■ |
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2 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 36.4万円 | 3.7点 | KS11H8V3 | 24,842km | - |
3 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 30.8万円 | 4.5点 | LS11J513 | 55,900km | - |
4 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 29.2万円 | 3.7点 | KS11J5Y3 | 22,968km | ■ |
5 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 26.6万円 | 4.0点 | LS11J123 | 5,418km | ■ |
6 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 26.1万円 | 3.7点 | LS11J813 | 18,973km | ■ |
7 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 23.7万円 | 4.0点 | KS11H7V3 | 47,558km | ■ |
8 | M2 サイクロン 【1997~2002年】 | 20.5万円 | 3.2点 | LS11J713 | 24,540km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています