350GTV【1977~81年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
350GTV【1977~81年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは銀となっています。
350GTV【1977~81年】 買取査定に役立つ車両解説
DUCATI 350 GTVは、1970年代後半にドゥカティが並列2気筒の新市場開拓を目的として投入したGTL/GTVシリーズの派生モデルで、現在では最も流通が少ない希少グレードとして知られています。上位の500GTVを縮小したダウンサイズ版であり、高回転パワーよりも扱いやすさと実用域での走りが重視されたモデルです。ドゥカティの歴史において非常に短命に終わった並列2気筒シリーズであるため、現存個体の多くは希少価値が高く、オリジナル度の高い車両は査定で大きく評価されます。
350GTVはGTLを基礎に派生したスポーツ寄りのグレードであるため、まずGTLの特徴を押さえておく必要があります。
350GTLはツーリング志向を明確にした仕様で作られており、乗り心地を重視した柔らかいサスペンション、広いシート形状、アップライトなハンドル位置が特徴でした。路面追従性の高い足回りと低中速重視のトルク特性を備え、日常域で扱いやすい車両として設計されています。フレームはダブルクレードル形式で堅牢性があり、点火はCDI化、始動はセルスターター採用など、実用性とメンテナンス性を重視した構成でした。当時の欧州市場ではツーリング志向の中排気量モデルに一定の需要が存在し、GTLはそこを狙ったモデルでした。
GTVは350GTLの構成を基礎にしつつ、スポーツ性を高める方向で明確に差別化されています。
外観では、タンクとサイドカバーが細身でシャープな形状となり、ハンドル位置もわずかに低く設定され、スポーティな乗車姿勢が得られるようになっています。サスペンションはGTLより初期荷重が強められ、沈み込み量を抑える方向に調整され、前輪の接地感が向上しています。ブレーキは前輪に257mmのディスクブレーキを採用し、ツーリング志向のGTLより制動力が強化されています。これらの特徴によって、GTVは「ツーリング+軽いスポーツ」を担う中間的なキャラクターとなり、GTLよりも敏捷性とハンドリングの軽さが強まっています。
エンジンは空冷SOHC並列2気筒で、最高出力は24hp(7,500rpm)。最高出力では同時期のライバルに及ばないものの、並列2気筒らしい滑らかで穏やかな回転フィールが特徴で、扱いやすさと振動の少なさが評価されています。乾燥重量は170kg前後とやや重く、加速性能や動力性能では同クラスの日本車・モリーニ勢に劣る部分があります。
・ Moto Morini 3½ Sport
35〜40hp、約145kg
パワーでGTVより+約10〜16hp、重量−25kg前後。加速・登坂性能は大きく上回る。
・ Honda CB360T
約34hp、約175kg
出力差はGTVより+約10hp。重量はほぼ同等。性能面ではCB360Tが優位。
・ Yamaha XS400(欧州仕様)
36〜40hp、173kg
パワーはGTVの約1.5倍。信頼性・整備性も高く実用性では圧倒。
・ DUCATI 350 GTV
24hp、170kg
絶対性能では最も控えめだが、構成とデザインはドゥカティらしい独自性を持つ。
350GTVは、当時の性能比較では日本車やモリーニの後塵を拝したモデルでした。しかしそのために販売期間が短く、現存台数が非常に限られた結果、今日では「ドゥカティ唯一の並列2気筒」という強烈な個性と希少性が最大の価値となっています。性能ではなく存在そのものに価値があるモデルであり、外装オリジナル度、電装やエンジンのコンディション、純正キャブの番手維持など、車種固有要素が揃った個体は査定が大きく伸びます。
さらに例外的に価値が上がる「当時物の社外パーツ」が存在します。条件は二つで、車両の年代と合致した当時物であること、そして後年の社外品ではなくコンディション向上に寄与していることです。これらが揃った場合は純正以上に高く評価されることがあります。
まず、エキゾーストシステムではコンチネンタル製など、当時のドゥカティに縁のあるイタリア/ドイツ系ブランドのマフラーが装着されている個体は評価が上がります。音質や排気効率が向上しつつも年代に合致しており、コレクターにとって価値が高いためです。
足回りについてはマルゾッキ製やコニ製のアジャスタブルリアショックが当時よく用いられており、これらが「当時物」として残っている場合、純正に準じる高評価となります。特にコニ製リアショックは調整幅が広く、純正より性能向上が明確であるため、旧車市場で人気があります。
アクセサリー類では純正キャリアやエンジンガード、当時イタリア製の小型フェアリングが装着されている個体も価値が上がります。これらは後年生産のリプロ品が多く、当時物の現存率が極めて低いため、オリジナルに準じた希少性が評価されます。
さらに、電装系ではVeglia製メーターが完動状態で残っていることが大きな加点要素となります。350GTVのような並列二気筒シリーズは電装トラブルが発生しやすいモデルであり、Vegliaメーターが機能劣化なく生きていること自体が希少であり、高額査定へ直結します。
これらの要素は「GTV固有の価値を高めるオプション」として査定に反映され、現存数の少ない350GTVにおいては特に効果が大きくなります。
| 車名/型式/年式 | DUCATI 350GTV / DM350(並列2気筒GTL/GTV系) / 1977〜1981年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1977年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (全長) — (全幅) — (全高) — (乾燥重量)170kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高) — (最低地上高) — |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク 並列2気筒 SOHC 2バルブ (通常バルブスプリング式)・24馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル/キック併用(市場個体差あり) ・キャブレター(Dell’Orto) ・タンク容量:14.0L |
【事故不動|過去10年間の買取相場の推移】 350GTV【1977~81年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月06日
【状態別の買取相場】 350GTV【1977~81年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
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取引
0.0万円
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平均
最低
取引
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平均
最低
取引
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
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0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
21.6万円
21.6万円
1台
※データ更新:2026年02月06日
【走行距離別の買取相場】 350GTV【1977~81年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 2〜3万km | 最高 | 21.6万円 | 1台 |
| 平均 | 21.6万円 | ||
| 最低 | 21.6万円 | ||
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※データ更新:2026年02月06日
【カラー別の買取相場】 350GTV【1977~81年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 21.6 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年02月06日
【事故不動の取引価格帯】 350GTV【1977~81年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
350GTV【1977~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 350GTV【1977~81年】 | 21.8万円 | 0点 | 50C03830 | 20,585km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





02月12日〜02月18日