ネクサス500【2003~14年】毎週更新の買取査定相場
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ネクサス500【2003~14年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で52%下落。対前年比では2%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて3.7~7.1万円です。
ネクサス500【2003~14年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド 2007年
- 当時の新車価格
- 税抜 79.8万円 (税込89.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
9.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.2万円
- 上限参考買取率
- 11.5%
- 平均参考買取率
- 11.5%

- イエロー 2007年
- 当時の新車価格
- 税抜 79.8万円 (税込89.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
6.6万円
- 上限参考買取率
- 13.0%
- 平均参考買取率
- 8.3%
ジレラ・ネクサスは、ピアジオ・グループ傘下のジレラ・ブランドが2003年に投入したマキシスクーターである。デザインはイタリアのフラスコリ・デザイン(Frascoli Design)が手掛け、シャープなツインヘッドライト、スポーツバイク的なリアセクション、跳ね上げ式エキゾーストといった意匠が、当時のマキシスクーター市場における「スポーティ志向」の方向性を強く打ち出した。
シリーズの起点となったのが500ccの「ネクサス500 i.e.」で、登場当初から電子制御燃料噴射(i.e.=Iniezione Elettronica)を採用した点が技術的な特徴である。その後、2006年に125ccと250ccがシリーズに追加され、2008年には250ccが300ccに置き換えられたが、500ccモデルは2014年まで継続生産され、シリーズの頂点を担い続けた。
カラー設定は「Rosso Dragon(ドラゴンレッド)」「Giallo Light Speed(メタリックイエロー)」などのスポーティな色彩が中心で、シリーズの性格を強調する役割を果たした。市場におけるポジショニングとしては、ヤマハT-MAXに対抗する「スポーツ・マキシスクーター」というジャンルにおけるイタリア側からの解答であり、軽量化と前後重量配分の最適化を重視した設計思想を持つ。
エンジンはピアジオ・グループが「ピアジオ・マスター・エンジン」と呼称する水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブを搭載する。型式はM352M、排気量459cc、ボア×ストロークは92×69mmで、ピアジオX9エボリューション500、アプリリア・スカラベオ500、ピアジオ・ベバリー500、マラグーティ・スパイダーマックスGT500などピアジオ・グループの500ccスクーター群と共通のユニットである。圧縮比10.5:1、最高出力40馬力/7,500rpm、最大トルク43Nm/5,500rpmを発生する。
供給方式は電子制御燃料噴射(initial model already i.e.)。駆動方式は自動遠心式乾式クラッチとCVTの組み合わせ、最終駆動はベルト式で、ファイナル減速比は2.05に設定される。
フレームはダブル・クレードル型のスチール製トレリス構造を採用し、エンジンを構造部材として機能させる構成を取る。前後重量配分はフロント48%/リア52%とほぼ50:50に近く、二輪車として理想的なバランスに調整されている。
フロントサスペンションはカヤバ製41mm径テレスコピックフォーク、リアはカヤバ製モノショックに「プログレッシブ・パワードライブ(Progressive POWER DRIVE)」と呼称されるリンク機構を組み合わせた。プリロード調整が可能で、ソロ走行とタンデム走行のセッティング差にも対応する。
ブレーキはフロント・ダブル260mmディスクとリア・シングル240mmディスクを組み合わせ、ピアジオ・グループ独自の「インテグラル・ブレーキ・システム」を備える。左レバーで前後ブレーキを連動作動、右レバーでフロントのみを作動させる方式である。ホイールはアルミダイキャスト製、フロント3.50×15、リア4.50×14。タイヤはラジアルチューブレスで、フロント120/70-15、リア160/60-14を指定する。マキシスクーターとしては前輪15インチを採用した点が、走行安定性とハンドリングのキレを両立させる鍵となっている。
そのほか、シート下の大容量収納(フルフェイス・ヘルメット収納可)、3段階調整式ウインドシールド、ツインヘッドライト、12Vアクセサリーソケット、イモビライザー、デジタル&アナログ混合メーターを標準装備する。
兄弟車として、シリーズ内の「ネクサス125」「ネクサス250」(2006〜2008年)「ネクサス300」(2008年以降)が並存する。125および300はライセンス区分の異なる市場をカバーする役割を持つが、500のみが本格的なハイウェイ走行とパッセンジャー輸送を主眼に置く位置付けである。2011年6月以降は同じ車体・エンジン構成をアプリリアが「SR Max」名義(125および300のみ)でも展開した。
ピアジオ・グループ内では、「ピアジオX9エボリューション500」「ピアジオ・ベバリー500」「アプリリア・アトランティック500スプリント」「アプリリア・スカラベオ500」が同一エンジン(マスター・エンジン)を共有する兄弟関係にある。それぞれが異なるキャラクター付けを与えられ、ネクサスはその中で「最もスポーティな500」と位置付けられていた。
ライバル車として、最も直接的に比較されるのがヤマハT-MAX 500である。T-MAXが2気筒・パラレルツインによる滑らかな出力特性とプレミアム志向の質感を武器とするのに対し、ネクサス500は単気筒のトルク感と前後ほぼ50:50に近い重量配分による旋回性能で対抗した。日本市場での販売規模はT-MAXに大きく水を空けられたが、走行性能の方向性として明確に「イタリア流のスポーツスクーター」を提示していた。マラグーティ・スパイダーマックスGT500、ホンダ・シルバーウイング600、スズキ・バーグマン400/650、キムコ・エクサイティング500などもセグメント上の競合に位置する。
モデルの変遷
2003年、ネクサス500 i.e.が登場。フラスコリ・デザインによる新規モデルとしてシリーズが幕を開けた。当初から燃料噴射仕様であった点が特徴である。
2006年、シリーズに125cc・250ccが追加され、ネクサスは3排気量構成となる。500には大きな仕様変更は加えられていない。
2007年頃、スポーツ強調仕様「ネクサス500 SP(スーパースポーツ)」が登場。日本市場には2007年モデルとして¥868,000(税込)で導入された。
2008年、シリーズ内の250がカタログ落ちし、300に置き換えられた。500はEuro3対応を継続維持。
2009年以降、外装デカール・カラーの細かな変更を受けながら継続生産。「ネクサス500 SS(スーパースポーツ)」と呼称される変種も並行展開された。
2011年6月、アプリリアからネクサスと車体を共有する「SR Max」が125および300のみで登場。500はジレラ・ネクサス独自モデルとして残された。
2012〜2014年、ジレラ・ネクサスは300と500のみがカタログに残る最終段階に入る。
2014年、ネクサス500の生産が終了。
2016年、シリーズ全体の欧州市場向けイタリア生産が完全終了し、以後は中国の宗申-ピアジオ・フォーシャン合弁での300のみの現地市場向け生産となった。
市場動向と中古車としての価値
ネクサス500は日本市場における正規流通量がT-MAXと比較して限定的であったため、現在の中古車市場でも掲載頻度は控えめである。
維持の観点では、駆動系(ベルト・ローラー)、ブレーキパッド、点火プラグといった一般消耗部品は「ジレラ・ネクサス500ie 2003〜2014年」対応として国内外のサプライヤーから流通しており、ピアジオ・グループ内での部品共通性も高いため、機関部・駆動部の維持は同年代の欧州製マキシスクーターの中では比較的現実的である。
一方で、外装パネル、メーターユニット、専用電装部品、シート表皮といった車種固有部品は、新品入手が困難な領域に入りつつあり、中古部品やワンオフ製作で対応するオーナーも見られる。CVTベルトは概ね12,000〜15,000km、エンジンオイルは5,000km、クーラントは2年または24,000kmごとの交換が推奨される。湿重量216kgというマキシスクーターとしての重量があるため、足つき性と取り回しは購入前の確認項目となる(シート高780mm)。
ネクサス500の本質は、「マキシスクーター」というジャンルにイタリア的なスポーツ性を持ち込んだ稀有な解釈にある。単気筒40馬力という出力数値は同時期のT-MAXに対して数字上では決して優位とはいえないが、前後重量配分48:52、フロント15インチホイール、カヤバ製41mmフォーク、ダブル260mmディスクという組み合わせは、スクーターとしては明確に走行性能へ振った思想を体現している。日本のオーナーの試乗インプレッションにおいても、「クルクル曲がる」「120km/hまで一気に到達する」「ワインディングで意外と楽しめる」という評価が共通する。
ジレラというブランドが2009年に他の二輪事業を整理してマキシスクーターとレース活動へ集約していった経緯を踏まえれば、ネクサス500はジレラ・ブランド最終期を象徴する代表作と位置付けられる。商業的成功という観点ではT-MAXに敗れたが、設計思想と完成度の高さは現在も中古市場で一定のファンを引き付け続けている。ライダーにとっての価値は、「実用と走行性能の両立を、イタリア流の解釈で味わう」という体験そのものにある。フラスコリ・デザインの個性的なスタイリングと、ピアジオ・マスター・エンジンが奏でる単気筒特有のトルク感は、量産マキシスクーターが向かわなかったもう一つの方向性を今日まで伝えている。
| 車名/型式/年式 | Gilera Nexus 500 / M351型、M352型 / 2003〜2014年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003~2014年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,100mm (幅)780mm (高さ)-- (重さ)195kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780mm / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ・40馬力(7,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・FI(電子制御燃料噴射)/15L |
| 新車販売価格 | 新車価格 898,000円(税込):2003年 |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ネクサス500
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月24日
【状態別の買取相場】 ネクサス500
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
15.6万円
15.6万円
1台
平均
最低
取引
9.7万円
9.2万円
3台
平均
最低
取引
3.7万円
2.8万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
5.9万円
4.7万円
2台
※データ更新:2026年07月24日
【走行距離別の買取相場】 ネクサス500
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0.5〜1万km | 最高 | 15.6万円 | 1台 |
| 平均 | 15.6万円 | ||
| 最低 | 15.6万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 10.4万円 | 1台 |
| 平均 | 10.4万円 | ||
| 最低 | 10.4万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 2.8万円 | 1台 |
| 平均 | 2.8万円 | ||
| 最低 | 2.8万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 9.4万円 | 3台 |
| 平均 | 7.7万円 | ||
| 最低 | 4.6万円 | ||
※データ更新:2026年07月24日
【カラー別の買取相場】 ネクサス500
- ■
- ■ ■
- ■
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 6.6 万円 | 2台 | |||
| ■ / ■ | 4.6 万円 | 1台 | |||
| ■ | 15.6 万円 | 1台 | |||
| ■ | 9.4 万円 | 1台 | |||
| ■ | 9.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月24日
【実働車の取引価格帯】 ネクサス500
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ネクサス500【2003~14年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ネクサス500【2003~14年】 | 15.8万円 | 4.5点 | M3520000 | 5,205km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ネクサス500【2003~14年】 | 10.6万円 | 3.8点 | M3510000 | 15,163km | ■ |
| 3 | ネクサス500【2003~14年】 | 9.6万円 | 3.8点 | M3510000 | 38,156km | ■ |
| 4 | ネクサス500【2003~14年】 | 9.4万円 | 3.8点 | M3510000 | 39,531km | ■ |
| 5 | ネクサス500【2003~14年】 | 4.8万円 | 3.5点 | M3510000 | 32,491km | ■ / ■ |
| 6 | ネクサス500【2003~14年】 | 2.9万円 | 3.3点 | M3510000 | 28,220km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







