Gilera ネクサス300【2003~24年】毎週更新の買取査定相場
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Gilera ネクサス300【2003~24年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはツヤケシクロとなっています。
Gilera ネクサス300【2003~24年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド 2008年
- 当時の新車価格
- 税抜 76万円 (税込79.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
8.8万円
- 現在の平均買取相場指標
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8.8万円
- 上限参考買取率
- 11.6%
- 平均参考買取率
- 11.6%
ジレラ・ネクサス300は、ピアジオ・グループ傘下のジレラ・ブランドが2000年代を通じて展開した「スポーツ・マキシスクーター」シリーズ、ネクサス・ファミリーの中核モデルとして2008年に登場した。シリーズの起点は、2003年にフラスコリ・デザイン(Frascoli Design)の手による最初期モデル「ネクサス500 i.e.」であり、その後2006年に125・250を追加して家族化された後、2008年に250を置き換える形で投入されたのが本300モデルである。
ヤマハT-MAXが切り拓いた「スポーツ・マキシ」のジャンルにおいて、ネクサス・シリーズはより明確にスポーツバイク的なシルエットを志向し、ツインヘッドライト、シャープなパネル形状、低めのスクリーン、トレリス基調のフレーム構造で他社と差別化を図ってきた。300は、500ccほどの重厚さを求めない都市部ライダーと、250ccでは物足りない高速走行ユーザーの双方を捉える中核排気量として位置付けられた。
カラーリングは「Rosso Dragon(ドラゴンレッド)」とグラファイトブラックを基本に、2009年にはMotoGPライダー故マルコ・シモンチェリへのオマージュとした特別仕様「シモンチェリ(Simoncelli)」、ジレラ創立100周年を祝す「センテナリオ(Centenario)」のレッド/ホワイト/グリーンのイタリア国旗トリコロール仕様が設定された。
エンジンはピアジオ・グループ共通の「QUASAR(クエーザー)」ユニットを搭載する。水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブで、排気量292cc、ボア×ストロークは75×63mmと、前身250(72×60mm)から両者を拡大した設計である。最高出力22.4馬力/7,250rpm、最大トルク23Nm/6,000rpmを発生する。250と比べてピーク回転数を約800rpm下方シフトさせ、よりトルクフルな性格付けに振っている。
供給方式は電子制御燃料噴射(EFI)を採用し、ユーロ3排出基準に適合する。駆動系は自動遠心式乾式クラッチとCVTの組み合わせで、最終駆動はベルト式である。
フレームは高張力鋼管によるダブルクレードル・トレリス構成で、上位モデル500から流用された剛性の高い骨格を持つ。エンジンを車体側にマウントする方式(一般的なスクーターのようにスイングアーム側に懸架するのではない)を採用しており、ハンドリングはモーターサイクル寄りの素性を示す。
フロントサスペンションは35mmテレスコピックフォーク(ストローク94mm)、リアはプリロード3段階調整付きツインショック(ストローク76mm)。なお250はリア4段階調整であったため、ここはやや簡略化が施されている。
ブレーキはフロント260mmシングルディスク+2ピストン・キャリパー、リア240mmシングルディスク+2ピストン・キャリパー。当該年代としてはABS非搭載である点が現代基準では留意点となる。ホイールはフロント15インチ、リア14インチという非対称設定で、これがネクサス・シリーズのハンドリング特性を方向付ける鍵となっている。タイヤはフロント120/70-15、リア140/60-14が純正指定。
公称重量は174kg、シート高は815mmに設定されている。タンク容量は約14.5L。シート下収納はフルフェイス1個と関連小物を収容できる容量を持ち、室内灯と充電ソケットを内蔵する。アナログ式タコメーターと速度計に、燃料残量・到達可能距離・平均燃費・温度・電圧などを表示するデジタル・ディスプレイを組み合わせたメーターを装備する。
兄弟車として、シリーズ内には空冷の入門用「ネクサス125」、置き換え前モデルの「ネクサス250」、上位フラッグシップ「ネクサス500」が並ぶ。ネクサス500はカヤバ製41mm倒立フォークとプログレッシブ・リンク式モノショックを備える本格仕様で、300とはサスペンション構成が明確に差別化されている。さらに2011年6月以降、本車のシャシー・エンジン構成は系列ブランドのアプリリアに供給され、「アプリリアSR Max 300」として並行販売された。300変種は本家ネクサスよりもSR Maxとして欧州市場で一定の成功を収めたとされる。
ライバル車としては、同クラスの「ライト・マキシスクーター」セグメントで、ヤマハX-Max 250/後の300、ホンダSH300i、スズキ・バーグマン200/400、キムコ・ダウンタウン300i、アプリリア・スカラベオ300などが主要競合となる。これらの中で、ネクサス300の差別化要因はスポーツバイク寄りのシルエットと、ダブルクレードル・トレリスフレームに起因する車体剛性感、そして15インチ・フロントホイールに由来する直進安定性とブレーキ感である。一方で、近年のスタンダードとなるABSや、ホンダ・PCXに代表される燃費志向のアイドリングストップ機構などは搭載されていない。価格はホンダSH300iとほぼ同価格帯で、X-Max 250/300より若干高い水準で推移していた。
モデルの変遷
2003年、フラスコリ・デザインによるネクサス500 i.e.が発表・販売開始。ネクサス・シリーズの起点となる。
2006年、シリーズに250および125が追加され、3排気量体制が成立する。
2008年、250の置き換えとして300が導入される。エンジンはQUASARをボア・ストローク拡大した292ccに更新し、ユーロ3対応のEFI仕様となる。フレームと外装は250から大きく変化せず、リアショックの調整段数が4段から3段へと変更された。
2009年、ジレラ社100周年を祝す「ネクサス300 センテナリオ」と、故マルコ・シモンチェリへのオマージュ仕様「ネクサス300 シモンチェリ」が限定仕様として追加された。
2011年6月、姉妹ブランドのアプリリアから「SR Max 300」として並行販売開始。
2012年〜2014年、ネクサス300および500は欧州市場で販売継続。2014年頃に欧州市場での販売はほぼ終了する。
2016年、欧州向けイタリア国内生産が公式に終了。
2017年以降、ユーロ4適合の300のみが中国・佛山のZongshen Piaggio Foshan合弁工場で生産され、中国国内市場専用として継続販売される。
市場動向と中古車としての価値
ネクサス300は、欧州市場(特にイタリア、英国、フランス)では一定の販売実績を残したが、最終的にはヤマハX-MaxやホンダSH300iの後塵を拝する形で2010年代中盤に主要市場から撤退した。日本市場では正規輸入実績が極めて限られており、現存個体の多くは並行輸入車となる。グーバイクなどの中古情報サイトでも掲載頻度は低く、価格は車体の状態と書類の整備状況、走行距離に大きく依存する。
維持の観点では、QUASARエンジンはピアジオ・グループの多排気量モデル(X9、MP3 300、ベスパ300等)に共通展開された主力ユニットであるため、エンジン関連の消耗部品は今でも入手しやすい。一方でネクサス専用の外装パネル、メーターユニット、ラジエター周辺部品については欠品が増えつつあり、輸入個体の場合は補修部品の調達ルートを確保しておくことが望ましい。
QUASARユニットは熱負荷が高い傾向があるため、冷却液の定期交換とラジエター・ファンの動作確認は重要な維持項目となる。CVTベルト・クラッチローラーは2万km前後を目安とした交換が一般的である。ピアジオ・グループ製スクーター全般に共通する傾向として、無頓着な保管下では金属部・塗装部の劣化進行が速いため、屋内保管または専用カバーの使用が現存個体の価値維持に直結する。
ネクサス300は、ヤマハT-MAXが規定した「スポーツ・マキシスクーター」というジャンルに対し、ジレラがブランドの個性を投入して挑んだ意欲作である。ダブルクレードル・トレリスフレームと15インチ・フロントホイールの組み合わせが生み出す走行感は、出力数値こそ22.4馬力と控えめだが、車体感覚としてはモーターサイクルとスクーターの中間に立つ独自のポジションを成立させた。スポーツバイク的なシルエットを纏いながらツイスト&ゴーで運用できるという矛盾の両立は、現在見直しても通用するコンセプトである。
このマシンの本質的な意味は、「スクーターであることを恥じないスポーツ機」という新たな選択肢の提示にある。ライダーにとっては、毎日の通勤・通学路から週末のワインディングまでを単一の車両でカバーしつつ、視覚的にも所有満足度を満たせる稀有な存在となる。市場での販売台数は控えめに終わったが、その独創性とイタリアン・デザインの主張は、ピアジオ・グループの2000年代後半を象徴する作品として記憶される価値を持つ。同時期のT-MAXほどの完成度には届かなかったとしても、別解としての魅力は今なお色あせない、節目のマシンである。
| 車名/型式/年式 | Gilera Nexus 300 / M3560型 / 2008〜2014年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2008~2014年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)-- (幅)-- (高さ)-- (重さ)174kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)815mm / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ・22.4馬力(7,250rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・FI(電子制御燃料噴射)/14.5L |
| 新車販売価格 | 新車価格 798,000円(税込):2008年 |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ネクサス300
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月31日
【状態別の買取相場】 ネクサス300
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
6.6万円
4.3万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月31日
【走行距離別の買取相場】 ネクサス300
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0.5〜1万km | 最高 | 8.8万円 | 1台 |
| 平均 | 8.8万円 | ||
| 最低 | 8.8万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 4.3万円 | 1台 |
| 平均 | 4.3万円 | ||
| 最低 | 4.3万円 | ||
※データ更新:2026年07月31日
【カラー別の買取相場】 ネクサス300
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 4.3 万円 | 1台 | |||
| ■ | 8.8 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月31日
【実働車の取引価格帯】 ネクサス300
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月31日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
Gilera ネクサス300【2003~24年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月31日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | Gilera ネクサス300【2003~24年】 | 9.0万円 | 4.0点 | M3560000 | 9,060km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | Gilera ネクサス300【2003~24年】 | 4.5万円 | 4.2点 | M3560000 | 31,752km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





