FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 に関するこのページの内容
FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 買取査定に役立つ豆知識
1970年、ポイントコンデンサーとガバナーを一体収納スタイルとし、オルタネーター(旧名称はジェネレーター)をエンジン左側に収めた新設計となったショベルヘッドエンジン。
その新設計エンジンを搭載し、スポーツモデルに付与される「X」の車名を与えられてデビューしたのが、ローライダーのご先祖様にあたる1971年のFX1200 Super Glide(スーパーグライド)。
オリジナルであるFLをベースに、XLのフロントフォークとバックホーンハンドルを採用したファクトリーカスタムの先駆けであり、チョッパー要素が盛り込まれた時代を反映したモデルともいうべき一台です。デビューイヤーのカタログには「The ultimate super bike」の文字が躍り、スパークリングアメリカと命名された白地に赤&青のラインを用いたグラフィックはまさに星条旗カラー。ロゴマークが"AMF Harley Davidson"となったことが確認できる初のモデルでもあります。前3.75×19インチ後5.10×16インチという細身のタイヤチョイスによる妙味に加え、FRP製の個性的なボートカウルを採用した独特のシルエットが最大の特徴。御大ウィリー・Gが手がけたモデルのひとつですが、販売当時はその独特のシートレイアウトの評価が伸び悩み、後期モデルではデザインを変更することを余儀なくされてしまいました。いわゆるコーンショベルエンジン搭載モデルとしては若く、74キュービックインチエンジンの排気量も1,200ccと、ショベル後期モデルほどの荒々しさはないものの、それだけに軽快に回るエンジンフィールは非常に味があり軽やか。ショベルヘッドの魅力である不等間隔三拍子のエンジンサウンドが生み出す躍動感は、新旧ファンの誰もが認めるところ。熱狂的な人気を誇るローライダーの原点であり、今なお脈々と続くファクトリーカスタムの始祖でもある本機は、数あるショベルヘッド搭載マシンの中でも非常に面白みのある歴史を持った存在です。
空冷スポーツスターの絶版化による追い風を受けたこともあり、現在の中古バイク市場では玉数自体の少なさも相まって、オリジナル度の高い個体は高値での取引が期待される動向に。このAMF傘下時代のモデルの多くに言えることですが、車体番号が職権打刻で付与された個体が大多数であるため、国内モノは現在のコンディションが車両評価額を大きく左右する傾向にあります。特にプレミア車両としての評価が上昇している現在、個性の塊とも言える71年モデルのノーマル車は大いに期待できるでしょう。高評価につながるポイントとしては、オールドハーレーの希少性に関するノーマルパーツの欠品数、経年劣化の影響を顕著に受けるメッキパーツ類の状態がその代表格といったところ。その他の要素としてはエンジンコンディションで、電気系・駆動系を含めたエンジン機関全般が好調であることを示す「ポテトサウンド」が確認できる個体はワンランク上の評価が期待できます。ショベルヘッドエンジン搭載の70年代モデルとしては細かい年次改良が入ったモデルのひとつであるため、ハーレーに関する販売ルートに自信がない買取業者や見識不足の査定士では正確な車両価値を見抜くことが難しい車両であることは確かですが、ハーレーに関する造詣の深さと業界最高峰の顧客満足度を誇る弊社であれば愛車の評価に関しては心配御無用。前述の高評価につながるポイントはもとより、激動の時代に生まれた本機だけが持つ特別な生い立ちや最新の市場動向、希少性などをしっかりと踏まえた緻密な査定チェックを経た上で、現オーナー様が心から満足いただける高額買取を実現させていただきます。
コーンヘッドショベル初期に生まれたウィリー・Gの作品であるハーレー FX1200 スーパーグライドの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FX1200 Super Glide(スーパーグライド)/1971年モデル |
---|---|
発売年月 | 1971年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長--×全幅--×全高--mm・装備重量246.3kg(※公称値543ポンド) |
シート高・最低地上高(mm) | シート高736.6mm(29インチ)・最低地上高130mm(5.12インチ) |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,207cc(コーンショベル)・65PS/5,400rpm・--km/l(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・13.25リットル(3.5ガロン表記) |
ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 | ハーレー ショベル |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
127.0万円
60.6万円
5台
不動
平均
最低
取引
72.1万円
72.1万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 176.7万円 | 3.0点 | 7078H2 | 1,249km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 160.6万円 | 3.2点 | 3670H4 | 6,660km | ■ |
3 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 140.8万円 | 2.8点 | 2124トク | 8,159km | ■ |
4 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 97.0万円 | 2.8点 | 0770H2 | 4,921km | ■ |
5 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 60.8万円 | 2.8点 | 1009810 | 60km | ■ |
【事故 不動 故障車】 FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FX1200スーパーグライド【ショベル 1971~78年】 | 72.3万円 | 0点 | 3967H5 | 4,169km | ■ |
---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています