FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 に関するこのページの内容
FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 買取査定に役立つ豆知識
ハーレーダビッドソンが1941年初めての1200cc(74 Cubic Inch)として発売したのがこのFL1200。
1936年発売のEL1000との違いは排気量のみで形はELを残したのだが、FL1200のヒットによりELの存在感が薄れたこともあり、このFL1200が1940年台後半以降、車名にFLの付くハーレーの初期モデルとなった。そしてこのモデルからは16インチのタイヤが標準化され、今も名を残すFLスタイルの誕生となった。
・登場1941年モデルのFL1200はナックルヘッド(53馬力/6,000回転)を搭載。
ナックルヘッドは1903年誕生の 30ci 単気筒Fヘッド(573cc)、1909年誕生の 49ci 初期Vツイン(802cc)、1911年誕生の 50ci VツインFヘッド(819cc)、1929年誕生の 74 ci フラットヘッド(1212cc)に次ぐハーレー5番目のエンジン。
・1948年モデルからはパンヘッドエンジン(50馬力/4.800回転)を搭載することに。
・1949年モデルではハーレー機ではじめて油圧フロントフォーク を装着したことでハイドラグライド(HydraGlide=油圧サス)のコピーが付与されることに。
・(1955年にFLのエンジンの圧縮比を高め60馬力化を果たした最初のFLH機、FLH1200が登場。HはHigh Compression=高圧縮)
・1958年モデルでは、それまでのリジッドフレームからツインショックとスイングアームを備えた新型フレームを搭載したことでデュオグライド(Duo Glide=ツインショック)のコピーが付与されることに。
・1965年モデルではセルスターターが装備されたことでエレクトラグライド(ElectraGlide)にコピーが改称。
・1966年モデルからはショベルヘッド(アーリーショベル)を搭載することに。
・1970年モデルからはコーンショベルを搭載することになりフレームナンバーが打刻されることに。フレーム型式は1A型。
・1973年モデルを最後にFL1200はラインナップから姿を消すことに。
・1975年にはバリエーションモデルであったポリス仕様のFL-Policeがラインナップから外れ35年の歴史に幕を閉じることに。
北米での小売価格は1967年モデルが2,150US$(当時のレートで約63万円)であった。因みに2年後に世に出た市販量産機初の4気筒マシンCB750FOUR(K0)は38.5万円が設定されていた。
売る際のリセールバリューだが、日本の中古市場で流通しているのはショベルヘッドが主流。パンヘッドやナックルヘッドにアーリーショベル搭載機は殆ど流通していないが、古いエンジンを搭載したモデルほど価値が高く1941年モデルのナックルヘッドや48年モデルのパンヘッドなどは博物館での展示に値する価値が。
2023年現在本国USではにナックルヘッドFL1200が約6万ドル台、パンヘッドFL1200が約3万ドルの値付けで売りに出されている。
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車名/型式/年式 | FL1200/全年式 |
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発売年月 | 1941 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)ー(幅)ー(重さ)ー |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)ー(最低地上高)ー |
エンジン機構・最高出力・燃費 | ナックルヘッド(1941-47)、パンヘッド(1948-65)、ショベルヘッド(1966-73) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 1965年モデルでセルスターター装備しエレクトラグライドの呼称が付く |
新車販売価格 | 2,150US$(1967年モデル) |
ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 | ビンテージ ハーレー | ハーレー ショベル |
実働車【年式別 平均取引額】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【年式別】平均買取額の目安
【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 |
【状態別の取引額】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【状態別買取額の目安】
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最低
取引
302.5万円
302.5万円
1台
平均
最低
取引
361.4万円
290.9万円
3台
平均
最低
取引
230.8万円
230.8万円
1台
不動
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最低
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【走行距離別の取引額】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【走行距離別買取額の目安】
5万km〜 | 最高 | 302.5万円 | 1台 |
平均 | 302.5万円 | ||
最低 | 302.5万円 | ||
不明 メーター改 |
最高 | 408.4万円 | 4台 |
平均 | 328.8万円 | ||
最低 | 230.8万円 | ||
【カラー別の取引額】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
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【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 307.9 万円 | 2台 | |||
■ | 408.4 万円 | 1台 | |||
■ | 290.9 万円 | 1台 | |||
■ | 302.5 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 | 408.6万円 | 3.2点 | 114111トウ | 604km | ■ |
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2 | FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 | 385.2万円 | 3.2点 | 231409シン | 1,383km | ■ |
3 | FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 | 302.7万円 | 4.0点 | 15174トウ | 76,278km | ■ |
4 | FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 | 291.1万円 | 3.3点 | 1010568 | 210km | ■ |
5 | FL1200 【ナックル/パン/ショベル 1941~75年】 | 231.0万円 | 2.7点 | 1083633 | 5,299km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています