FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式別 平均取引額
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 年式別|買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 に関するこのページの内容
FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 買取査定に役立つ豆知識
KフレームとCRフレームの課題を見直し、ショベルヘッド時代後半に生み出されたFXRを継承してリニューアルが図られた新生FXRシリーズは1986年に登場。ただし、翌年はH-Dによるロープライス化が推し進められ、86年モデルからはチェーン駆動方式となってしまったものの、その中で唯一ベルト駆動方式を維持し続けることとなったのが、1986年に限定モデルとして登場したFXRS-S Low Rider Sport(FXRS-Sローライダースポーツエディション)。
同年のFXRSローライダーがベースモデルながら、ホイールベースを40mm延長したことにより、全長は2,367.28mmへとサイズアップ。FL系に近いロングボディにエアーアンチダイブ機構付きのフロントフォークを採用し、前19後16インチのキャストホイールを装着。スポーツエディションの名に相応しく、ハンドル付近にスピードとタコメーターのふたつをマウントし、フロントにはデュアルディスクブレーキ採用という見事なまでのスポーツ仕様モデルとして構成。また、ベースモデルのFXRSのシート高が約680mmであるのに対し、本機FXRS-Sはリアサスペンションをロングストローク化することで座面位置を20mm近く高めに設定。これにより、クルーザーモデルでありつつも高いバンク角と抜群の制動力を兼ね備えたモデルだと言えるでしょう。シート下で三角形を描くフレームや低振動ならではの乗り味により、日本国内ではさほど高い評価は得られなかったものの、優れたライディング性能を発揮した本機は本国アメリカを中心に高評価を得ることに成功。以後、1993年モデルにて生産終了を迎えるまで、FXRフレームきってのスポーツクルーザーとしてファンから愛され続けました。
腰下がショベルヘッドであった前年までとは異なり、この年からエンジンの材質を全てアルミ合金化したエボリューションエンジン搭載モデルであり、初年度の本国仕様車は最大トルク113.89Nm/3,600rpmというハイパワーを実現。これはショベルヘッド期と比べると10%アップの数値となり、瞬発力向上と低速域における粘り強さを両立。車体そのものの基本性能の高さに加え、より高められた瞬発力はFXRフレーム採用モデルの中でも屈指のもので、ショベルヘッド期半ばまでに蒙った「ハーレーは遅くて重い」という汚名返上を果たせたのは、本機FXRS-Sを含むFXRフレーム継承者の活躍あってこそのものだと言っても過言ではありません。
デビューイヤーの86年モデルは限定販売車として登場しましたが、その反響の大きさで翌87年からはレギュラーモデルとしてラインナップ入り。以下のエボリューションエンジンの年次改良を実施し、1993年を以てロールアウトするまで見事な活躍を見せました。
・1987年 キャブレター大径化(34mm→38mm化)
・1988年 カムシャフトサイズ統一およびハイカム化
・1989年 ピニオンシャフト形状変更
・1990年 ドライブシャフト変更&キャブレター大径化(38mm→40mm)
・1991年 エンジンガスケット素材変更
この間、排ガス規制「ユーロ1」といった環境規制への適合化のため、エンジン出力等をセーブしたスペックダウンを余儀なくされてしまったものの、車体そのものはスポーツ性の高さを保持し続け、1989年には直系の派生モデルとしてFXRSローライダーコンバーチブルを生み出すことに。このFXRSローライダーコンバーチブルの専用装備のウインドシールドと左右サドルバッグには「デタッチャブル方式」という工具不要で素早く取り外し可能な新機構が採用され、実用性に優れた画期的システムとして今日現在まで後継モデルたちに受け継がれております。
現在の中古バイク市場においては、現役当時は日本国内でさほど高く評価されなかったため日本仕様車そのものの玉数が少なく、年間20万台もの取引量を誇る業者間オークションの場でも出物は少なめ。近年では少数の車両が海を渡って入ってきてはいるものの、市場に出てくる車両状態にはかなりのバラつきがあり、2024年初時点における平均取引価格はおおよそ80万円。ただし、コロナバブルが始まる2020年以前と比べて相場は下がっておらず、車両状態によってはこれを上回る買取価格となる可能性も十分にあります。現状、詳細な取引記録が残されている範囲内では「状態良好」を示す総合評価4点を超える車両は出品されておらず、エボリューション人気による追い風と品薄状況となっている今であれば、状態の良い車両は破格の値段がつくことにも期待してヨシ。売り時を検討されておられるオーナー様にとっては、高値で売却が狙える売り時だと言えるでしょう。
FXRフレームとエボリューションエンジンによるスポーツ性の高さを広く喧伝したFXRS-Sローライダースポーツエディションを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディションの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-SPローライダースポーツエディション)/1986年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 1985年9月~1993年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
新車販売価格 | $9,775(1986年当時) |
ジャンル | ローライダー |
- 事故 不動車
- 実働車
実働車【年式別 平均取引額】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
90.5万円
67.2万円
3台
平均
最低
取引
65.3万円
64.0万円
2台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
【平均買取相場の変動】
取引台数
- 事故 不動車
- 実働車
実働車【年式別|買取相場の推移】FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】
- 1993年式
- 1991年式
- 1989年式
- 1988年式
- 1986年式
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 | 110.7万円 | 3.7点 | 1929アイ | 7,660km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 | 94.0万円 | 3.5点 | 1EGL17MY | 26,756km | ■ |
3 | FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 | 67.4万円 | 3.7点 | 1EGL10PY | 19,184km | ■ |
4 | FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 | 66.8万円 | 3.3点 | 1EGL16KY | 56,681km | ■ |
5 | FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 | 64.2万円 | 3.2点 | 1EGL11JY | 15,320km | ■ |
【事故 不動 故障車】 FXRS-S/SP ローライダースポーツ 【1986~93年式 EVO】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1986年式】FXRS-S ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年05月06日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1986年式】FXRS-S ローライダースポーツ の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
- 買取査定に役立つ豆知識
【1986年式】FXRS-S ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1986年式】FXRS-S ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
FXRSローグライドやFXRCローグライドカスタムが待望の5速ミッション化し、FXRフレームの継承者が全て新エンジン・エボリューション搭載モデルとしての体制を整えた翌86年、シリーズの顔役であるFXRSローライダーをベースとした限定モデルとしてリリースされたのが本機FXRS-Sローライダースポーツエディション。
この年よりオールアルミ合金製となったエボリューションエンジンは最大トルク113Nm超えを実現したもので、先代のショベルヘッド比で約10%の出力強化となったパワフルさ。そのハイパワーエンジンを3点のゴム製緩衝材によってマウントする方式のFXRフレームでしっかりとホールド。FXRSよりも40mm長くなったロングホイールベースによる直進安定性と、ストローク量を増やした専用リアサスペンションによるシート高を活かした深いバンク角、エアアンチダイブ機構付きのフロントフォークと制動力に優れるフロントダブルディスクブレーキなどの充実装備とを組み合わせ、スポーツエディションの名に相応しい運動性の高さでファンを沸かせることとなりました。
初年度にあたる86年モデルのカラーリングはビビッドブラック、キャンディーレッド、キャンディーブルー、キャンディーバーガンディ&スレイト、キャンディーパープル&シルバーの5色設定。ただしこれとは別に、自由の女神を描いたペイントとエンブレムを装着したリバティエディションが存在。翌87年からのレギュラーモデル化に際し、このリバティエディションは消えてしまったため、今となっては非常に希少性が高いものとなっております。
現在の中古バイク市場においては、限定モデルとして生を受けた86年モデルの玉数は非常に少なく、中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションの場でも取引記録がないほどレア。この状況で相場を語るのは少々難しい一面があるものの、2024年初時点では前述のリバテイ仕様車が150万円を超える価格で販売されているケースも増えており、コンディション次第では100万円を超える高額買取も期待できるでしょう。ただし、翌年からの2年間はリバティ仕様を除いたカラーリングが全て据え置かれたこともあり、その他カラーリングに関してはかなりシビアな評価となる可能性が高く、現有オーナー様にとっては要注意。
限定モデルならではのリバティエディションが設定されたFXRS-Sローライダースポーツエディション 86年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値やコレクション性の高さなどを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 86年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRSLow Rider Sport Edition(FXRSローライダースポーツエディション/またはFXRSローライダースポーツ)/1986年モデル |
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発売年月 | 1985年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 限定販売モデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
【1987年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年05月06日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1987年式】FXRS-SP ローライダースポーツ の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
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【1987年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1987年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
前86年では限定モデルとして登場したFXRS-Sローライダースポーツエディションでしたが、スポーツハーレーのファン層からの熱望により、翌87年にはレギュラーモデルとしてラインナップに再登場。「FXRS-SP」という新名称とリバティエディションを廃止したことによるロープライス化、キャブレター変更などを実施しての販売継続となりました。
前年のFXRS-SはベースモデルのFXRSの車両価格に150ドルを追加しての限定オプション装着車として限定販売されたものでしたが、新たに「SP」の名称となった本年は前年の限定オプション扱いであった装備の数々全てを標準仕様化。さらに販売価格を8,649ドルにまで引き下げるというロープライス化となり、非常に思い切ったセールスプロモーションが実施されました。このレギュラーモデル化と同時にエボリューションエンジンの年次改良も推し進められ、87年の本年モデルではキャブレターを34mm径のものから38mm径へと変更。スムーズな吹け上がりと角の取れたナチュラルな出力特性へと変わり、コントロール性に優れた扱いやすさを身に着けたと言えるアップデートだと言えるでしょう。
レギュラーモデル化すると同時にエンジンの改良が入り、さらにはロープライス化というユーザーにとっては非常に嬉しい措置が図られたFXRS-SPですが、その代償として前年の86年モデルで設定されていた、自由の女神を描いたタンクグラフィックやエンブレムを装着した「リバティエディション」は廃止されてしまい、カラーリングはビビッドブラック、キャンディーブランディワイン、キャンディーブロンズ、ブランディーワイン&クリムゾン、メタリックブルー&シルバーの計5色化。リバティエディションの廃止はアメリカ本国内でかなり影響があり、1787年に起草されたアメリカ合衆国憲法制定200周年を迎える直前の出来事であっただけに、痛恨の出来事として本国アメリカのファンを大いに嘆かせてしまう結果を招いてしまったのが悔やまれるところ。
ちなみにこの年のレギュラーモデル化に際し、1980年代当時のアメリカで高い人気を誇った『Hot Rod Magazine』が行ったロードテストによると、キャブレターの大径化が実施されたFXRS-SP 87年モデルの0-400mタイム実測値は14.47秒。ハイスペック競争が熾烈を極めた1980年代おいては、1,337ccエンジン搭載バイクとしての記録はいささか控えめな数値でしたが、この時に観測された時速90.8マイル(およそ146.12km/h)のグラフは非常に安定した右肩上がりを記録。水冷ではなく空冷の2気筒エンジンとは思えない絶好のパフォーマンスを見せつけ、H-Dの技術力の高さを国内外に知らしめることに成功しました。
現在の中古バイク市場においては、前年の86年モデルよりも手を出しやすいロープライスとなった一方、日本市場での販売が見送られたという経緯があり、中古バイクとしての流通台数は前年以上に少なく品薄状態。中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションの記録でも、遡れる範囲での取引記録は皆無となっており、レア度に関してはかなりのもの。ただし前年モデルに見られたリバティエディションの廃止によりプレミア化はしておらず、年次改良が進んでいないエボリューション最初期モデルという泣き所もあり、やや不遇な扱いとなっております。参考として翌年の88年モデルを例に挙げさせて頂きますと、2024年初時点における取引記録は実動車1件のみながら残されており、この記録によれば該当車両は純正マフラーなどのメッキパーツに生じたキツめのサビがネックとなった走行距離1万5000kmのノーマル車。ミラー欠品やアイドリング不安定気味といった大きなマイナス要素を抱えつつも、最終的には64万円台で成約に。走行距離1万5000kmという低走行車であっても、状態によっては厳しい結果が待っている、ということを示す結果となってしまいました。とは言え、決してネガティブなだけのデータというわけでもなく、逆の見方をすると極端な品薄状態で出物が少ないからこそ、程度状態の良い車両には高評価がつきやすいという裏返しでもあり、コンディション次第では大化けする可能性も十分にございます。愛車のコンディションに自信のあるオーナー様にとっては、買取査定だけでも受けてみた上で愛車の価値をチェックしてみるのも大いにアリだと言えるでしょう。
レギュラーモデル化とキャブレター大径化によって再登場となったXRS-Sローライダースポーツエディション 87年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、年式ごとに異なる仕様や車両価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 87年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-SP Low Rider Sport Edition(FXRS-SPローライダースポーツエディション/またはFXRS-SPローライダースポーツ)/1987年モデル |
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発売年月 | 1986年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 名称変更&レギュラーモデル化・キャブレター・カラーリング変更等 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
新車販売価格 | $8,649(1987年当時) |
【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
H-D創業85周年を迎えたFXRS-SPローライダースポーツエディション 88年モデルは、エボリューションエンジンの年次改良とカラーリング変更を実施して販売を継続。ソフテイルファミリーに登場した話題作を迎え、そのデビューにニューカラーにて彩りを添えることとなりました。
この年はエボリューションエンジンの年次改良が実施となり、前年まではふたつのカムシャフトを使い分けていた設計を見直すことに。騒音規制や排ガス規制など、アメリカ内でも非常に厳しい環境規制が敷かれたカルフォルニア州向けのCカム、それ以外の出庫地向けのVカムを同時に廃止。その旧式カムシャフトに変わり、リフト量12.26mmのLカムを採用することでサイズを統一化。この変更によって製造工程が一律化されると同時に、メーカーであるH-D自身がハイカム化を行う形となりました。この仕様変更による恩恵は高回転域で特に顕著なものとなっており、より滑らかに回るエンジンフィールと吹け上がりのよさ、安定感のある加速力といった形で発現。スポーツ性がウリの本機にとっては渡りに船とも言えるものでした。
この87年はH-D創業85周年記念の一環として、往年のハイドラグライド等などに用いられていたスプリンガーフォークが現代技術で復活。その新生スプリンガーフォークを採用したFXSTSスプリンガーソフテイルがラインナップに新登場。リアサスペンションをミッションケース下へ配置するソフテイルフレームならではの構造により、ハイドラグライドのルックスを見事に再現し、全世界のモーターサイクルファンを混乱と熱狂の渦に巻き込み、大きな話題を呼びました。そのニューフェイスであるFXSTSと全くの同一カラーであるビビッドブラック、キャンディーブランディワイン、ブライトキャンディープラム、ブランディーワイン&クリムゾン、ブライトキャンディーコバルトブルー&ブリリアントシルバーが88年モデルのカラーリングに設定され、期待の新人を出迎える格好でのお色直しとなりました。
現在の中古バイク市場においては、エボリューションエンジンの年次改良に伴い、エンジンの耐久性と品質が向上したイヤーモデルながら、前2年モデルと同様にそこまで販売台数を伸ばすことができず、現存する玉数は少なめ。それでも近年のエボリューション人気による追い風を受け、本国アメリカから海を渡ってやって来た個体がわずかながらも流通して始めております。2024年初時点における業者間オークションの記録では、87年モデルとしては64万円台で落札となった車両の記録1件あり。その詳細を見てみますと、純正マフラーなどのメッキパーツに生じたキツめのサビがネックとなった走行距離1万5000kmのノーマル車となっており、ミラー欠品やアイドリング不安定気味という大きなマイナス要素を抱えつつの落札結果に。全年式を対象として集計した際の平均取引価格が80万円であることを鑑みると、この落札結果は少々残念なものですが、逆に言えば純正パーツ欠品なしのフルノーマル車、エンジン好調車や低走行車など、再販時におけるアピールポイントがある車両であればこれ以上の値段がつく可能性大。特にこの88年モデルのように品薄状態の場合はチャンスで、コンディション良好な車両であれば玉数の少なさから活発な競りが行われやすく、買取価格にも自ずと期待が持てるということにつながります。愛車の評価額が気になる、売却するかどうか迷っておられるオーナー様は、とりあえず買取査定を受けてみるだけの値打ちは十分にあると言えるでしょう。
ハイカム化によってさらに高品質化が進んだFXRS-Sローライダースポーツエディション 88年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 88年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-SP Low Rider Sport Edition(FXRS-SPローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1988年モデル |
---|---|
発売年月 | 1987年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カムシャフト・カラーリング変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
64.0万円
64.0万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ | 64.2万円 | 3.2点 | 1EGL11JY | 15,320km | ■ |
---|
【事故 不動 故障車】 【1988年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
80年代最後の年を迎えたFXRS-SPローライダースポーツエディション、1989年モデルでは前年に引き続きエボリューションエンジンの年次改良、並びにカラーリング変更での販売継続となりました。
この年に実施された年次改良はピニオンシャフト形状で、従来の仕様では独立したパーツとなっていたピニオンシャフトとフライホイールとを一体化。これにより、エンジンが発する振動は従来よりも大きく減少し、3点のゴム製緩衝材にて振動を抑えるFXRフレームはさらに快適な乗り心地とコントロール性へと進化。そのFXRフレームを継承する本機もその恩恵を受け、前年以上に洗練されたモーターサイクルへと進化しました。また、89年モデルでは本機にとっては直系の弟分となるFXRS-Cローライダーコンバーチブルがカタログに登場。この年は限定300台というごく少数生産の試験モデル的な扱いではありましたが、工具不要で瞬く間に脱着可能な「デタッチャブル方式」を採用したウインドシールドと左右サドルバッグという専用装備を与えられ、本機の車両価格にわずか100ドル少々を足すだけで豪華装備が手に入るというバーゲンプライスに。結果、本機をベースとしたFXRSーCは予定販売台数も即座に埋めて完売御礼。その画期的な新機構はユーザーから好評を博し、翌90年からはレギュラーモデル化。翌年から登場するソフテイルファミリーのニューフェイスと共に、H-Dの技術力の高さと優れた品質を大いに知らしめる役割を果たしました。
この年に採用されたカラーリングはH-Dのスタンダードカラーとも言えるビビッドブラックを筆頭に、キャンディーブランディワイン、ブライトキャンディープラム、ブランディーワイン&クリムゾン、メタリックブルー&ブリリアントシルバーの全5色設定。キャンディー系統色によって華やかさが増し、弟分の誕生を祝うかのようなカラーバリエーションとなりました。
現在の中古バイク市場においては、エンジンの年次改良が進んだことと高年式による優位性により、玉数は少ないものの前2年モデルと比べて相場はやや高め。2024年初時点における業者間オークションの取引記録では、総合評価3.3点がついた使用感やや強めのノーマル車が66万8000円という価格にて成約。走行距離が5万5000kmを超え、エンジンから小異音ありという備考がついていたこと、再販化にかかるコストがそれなりに高くなることが予測できる車両状態であったことを踏まえると、なかなかの高値がついたと言える内容でした。ちなみにこの車両は2024年最初の開催で記録されたものとなっており、言うなれば最新の取引記録として見ることができ、愛車の価値を知りたい、または売却を検討中のオーナー様にとっては大いに参考となる記録だと言えます。車両の数だけ車両状態が異なるという中古バイクの性質上、個体差に伴う評価額の差はどうしても生じてしまうものですが、エボリューション人気という追い風を受けている今現在は愛車の正確な価値を見極める好機でもあり、査定だけでも受けてみる価値ありだと言えるでしょう。
前年に引き続きエンジンの改良が進んだFXRS-Sローライダースポーツエディション 89年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 89年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1989年モデル |
---|---|
発売年月 | 1988年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エンジン小変更(ピニオンシャフト形状変更による低振動化)・カラーリング変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
66.6万円
66.6万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
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【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ | 66.8万円 | 3.3点 | 1EGL16KY | 56,681km | ■ |
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【事故 不動 故障車】 【1989年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1990年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年05月06日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1990年式】FXRS-SP ローライダースポーツ の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
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- 買取査定に役立つ豆知識
【1990年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1990年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
いよいよ20世紀も最後の10年を残すばかりとなった1990年、FXRS-SPローライダースポーツエディションは3年連続でのエンジンの年次改良とキャブレターの大径化を実施。カラーリング変更と併せ、より熟成化が図られての販売継続となりました。
1990年に行われたエボリューションエンジンの年次改良はドライブシャフトとエンジン構造の変更で、クランクとドライブシャフトとを一体化するという新方式を採用。過去のあらゆるOHVエンジンに見られなかった斬新な手法でしたが、この新方式は前年のピニオンシャフトの一体化以上に効果を発揮し、エンジンをさらに低振動化することに成功。さらにキャブレターをケイヒン製40mmへと変更し大径化を実施し、最大トルクは115.24Nm/3,500rpmにまでアップ。車体コントロール性の高さが機敏さがウリの本機にとっては理想的な改良と言えるもので、非常に有意義なアップデートであったと言えます。
カラーリングの変更はこの年も行われ、ビビッドブラックを始め、ブライトキャンディールビー、ブライト&ダークキャンディールビー、ブライトキャンディーハイファイブルー&シルバーの計4色設定。前年よりも1色減ってしまったものの、ブライト系統による華やかな色合いはローライダー系にはよくマッチするもので、大空の下を自由に駆けるFXRS-SPに相応しいカラーバリエーションだと言えるでしょう。
余談ながら、この年はソフテイルファミリーに大きな動きがあり、映画『ターミネーター2』の公開により、作中で登場したFLSTFファットボーイがデビュー早々に爆発的な注目を集め、デビュー初年度モデルとしては異例のセールスを記録。この作品の製作発表に合わせ、H-Dが製作資金とこのFLSTF数台を提供したプロモーションの成果は非常に大きく、メカニカルなシルバーに彩られたFLSTFの車体の斬新なデザイン性も注目を集め、ハーレーファンやキネマファンを巻き込んでハーレーブームという大きなうねりを生み出すきっかけとなったのは、ハーレーフリークならば誰もが知るところ。この年のH-Dは全モデルを対象とした集計によると、おおよそ4万5000台を販売したとされておりますが、過半数がこのFLSTFを始めとするソフテイルファミリーが占めており、社運を賭して市場投入となった1984年のFXSTが爆発的ヒットを飛ばしたことに続く快事となりました。
現在の中古バイク市場においては、3年連続の年次改良が行われたエボリューションの高品質化により、前年の89年モデルよりも基本評価額は高め。しかしながら依然としてFXRフレームの造詣は日本のユーザーからは受けが悪く、当時の販売台数と正比例して出物はごく少数という状況が続いております。中古バイク業界における最大のマーケットである業者間オークションの取引記録でも、2024年初から遡れる範囲での取引記録は皆無という寂しい状況。最新の相場事情を語るには非常に難しいところですが、参考例として翌年の91年モデルを参考例に挙げさせて頂きますと、バイクにとってはオフシーズンの始まりである2023年秋、走行距離約2万7000kmのメーカー不明マフラー装着車が94万円という価格で落札。総合評価3.5点という数値でありながらも、100万円に迫ろうという高値での成約となりました。この記録と前年モデルまでの平均取引価格を踏まえると、低震度化とハイパワー化が進んだことによる評価は殊の外高く、エボ前期までしか製造されなかった本機FXRS-SPにとってはこの90年モデルから高値がつきやすい、と考えて頂いてもよいでしょう。もちろん車両状態次第、という条件はつきますが、日本市場での販売台数が振るわなかった現役当時と比べ、近年のエボリューション人気による追い風もあって期待してヨシ。
3年連続のアップデートにより、飛躍的にエンジンの信頼性が高められたFXRS-Sローライダースポーツエディション 90年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 90年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1990年モデル |
---|---|
発売年月 | 1989年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ドライブシャフト&キャブレター&カラーリング変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・115.24Nm/3,500rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
前年の90年モデルにて、極限にまで低振動化が進んだエボリューションエンジンを搭載することとなったFXRS-SPローライダースポーツエディションは91年も現役続行。エンジンと出力変更を実施しての販売継続となりました。
この年に行われた年次改良はエンジンガスケットの素材変更で、ケブラー&グラファイト製の素材を用いた新型ガスケットは従来モデルを大きく優れたフィット性を発揮し、ビッグツインの泣き所のひとつであった排気漏れなどのトラブルの激減化に成功。もはや秒読み段階に入った排ガス規制「ユーロ1」への適合化のため、エンジン出力を段階的に抑える措置も併せて実施されることとなり、この年の最大トルクは108.47Nm/4,000rpmへとダウン。AMF傘下の暗黒時代からようやく抜け出したH-Dにとって、本来発揮できる性能を意図的に抑えざるを得ないという苦渋の選択を受け入れることとなりました。
毎年行われてきたカラーリング変更はこの年にも実施され、定番のビビッドブラックを筆頭に、ブライトキャンディールビー、キャンディーサファイアサングロ、ブライト&ダークキャンディールビー、ブライト&ダークサファイアメタリックの計5色設定。
また、この年は本機を始めとするFXRフレーム採用モデルにとっては世代交代の前触れがあり、製造コストのかかるFXRフレームの弱点を見直した新型フレーム”ダイナグライドフレーム”を初採用したFXDBダイナスタージスがラインナップに登場。FXRフレームの3点方式に対し、ゴム製緩衝材を2点に減らした簡易マウント方式とも言える設計ながら、中低速息ではしっかりと振動をセーブ。高回転域ではエンジンの鼓動感と荒々しさを体感できるという過去に例のなかった乗り味、エンジンまでブラックアウトされた漆黒の車体は大きな注目を集め、限定生産モデルでありながらも世代交代が近々行われることを示す出来事だったと言えます。
現在の中古バイク市場においては、最初期とは比べ物にならないほどエンジンの信頼性が高められたモデルだけに評価は高く、高額取引となりやすいイヤーモデルであることに間違いございません。とは言っても、前年までのモデルと同様、日本市場では現役当時さほど販売台数が伸びなかったモデルだけに、中古バイク市場での出物は少なく、業者間オークションの取引記録も2024年初時点から遡れる範囲ではわずか1件のみ。それでも2023年秋に走行距離約2万7000kmのメーカー不明マフラー装着車が94万円という全年式を通じて最高値で落札されており、基本評価額の高さが伺い知れる記録となりました。純正マフラーの欠品と、エンジンヘッド部からのオイル漏れといったマイナスポイントもあったものの、かなり活発な入札状況で100万円に迫る落札価格となったのは大いに参考になるポイントで、売却検討中のオーナー様にとっては具体的な目安となる事例だと言えるでしょう。
排気漏れなどのエンジントラブルを激減化するアップデート実施となったFXRS-Sローライダースポーツエディション 91年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 91年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1991年モデル |
---|---|
発売年月 | 1990年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
93.8万円
93.8万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ | 94.0万円 | 3.5点 | 1EGL17MY | 26,756km | ■ |
---|
【事故 不動 故障車】 【1991年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1992年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2024年05月06日時点から12ヵ月間 遡りましたが 【1992年式】FXRS-SP ローライダースポーツ の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
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【1992年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1992年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
前年に新型フレーム”ダイナグライドフレーム"を採用した限定モデルが登場したことにより、世代交代が迫ったFXRS-SPローライダースポーツエディション。92年モデルでの鋼板はなく、この年はカラーリングとグラフィック変更を実施しての続投となりました。
カラーリングはビビッドブラック、ブライトキャンディールビー、キャンディーサファイアサングロを単色設定とし、ツートーンとしてはサファイアサングロとレッドヴォヤージュ&ハイポピーメタリックの2色を合わせての計5色。本年度はツートーンカラーのグラフィクパターンが変わり、尾を引く彗星のような流線形の中央に「Harley Davidson」の文字をあしらったデザインを採用。このニューグラフィックの質感の高いゴールドで彩られ、過去に類を見ない艶やかで上質な装いとなりました。
また、新型フレーム採用モデルはこの年にも登場し、前年のFXDBダイナスタージスと同じ「FXDB」の名を与えられたFXDBダイナデイトナが限定モデルとして新登場。インディゴブルーメタリック&ゴールドパールグローという異例のカラーリングは通称「デイトナカラー」と呼ばれ、ついにこのFXDBダイナデイトナのみに用いられたシンボルカラーとなりました。前年のスタージスとの違いはタンク中央部にあしらわれた”50”のマークで、本機がデイトナビーチ・バイクウィーク開催50回記念モデルであることを示すもの。
前年のダイナスタージスがローライダーに近いルックスであったのに対し、本年のダイナデイトナはプルバックハンドルとクロム仕上げパーツの数々、チョッパーライクなスタイリングで、どちらかと言えばワイドグライド系に近い構成。この両モデルは半ば試験的な試みもあったのか、翌93年はFXDLダイナローライダーとFXDWGダイナワイドグライドの2モデルがダイナファミリーとして新登場。新たなファミリーの正式発足となりました。
現在の中古バイク市場においては、最終モデルとなった翌年の93年モデルに準ずる評価額とはなっているものの、やはり玉数は非常に少なく2024年初時点における業者間オークションの取引記録でも遡れる範囲内での詳細な記録なしという状況。前年の91年モデル、後年の93年モデルで実動車1件ずつの記録を参考としますと、2台を併せての平均値は総合評価では「軽めの難あり車両」を示す3.6点で、平均取引価格は80万7000円。普通ならば最終モデルとなった93年モデルの方が評価額は高いのですが、現在残る記録ではエンジン不調と日焼けによるカラーリングの変色が影響し、同年式車は67万円台が最終落札金額となってしまい、逆転現象が生じる結果に。それでも両者の中間値としては妥当な範囲内に収まっており平均取引価格の参考としてはまずまずブレが少ない数値だと言えるでしょう。
エボ前期時代の中でも信頼度の高いエンジン搭載となったFXRS-Sローライダースポーツエディション 92年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 92年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1992年モデル |
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発売年月 | 1991年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カラーリング&グラフィックパターン変更 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ毎週更新の買取査定相場
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【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ に関するこのページの内容
【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 買取査定に役立つ豆知識
ダイナグライドフレームを採用したレギュラーモデル登場となった1993年、FXSR-SPローライダースポーツエディションは、エボリューションエンジンの年次改良のみでのキャリーオーバーの形で販売を継続。ベースモデルとなったFXRLローライダーが先に姿を消した中、明確な世代交代を行うための最後の務めを果たすこととなりました。
この年に行われたのはナックルヘッド期から用いられてきたブリーザーバルブの廃止で、高回転走行を続けた際に劣化したブリーザーバルブの破片が駆動系などに影響を及ぼすという長年続いたトラブルとの決別を図ることに。エンジンの内圧を効率的に逃がすため、緻密な研究が続けられた結果として生まれたのが新機構「ブリージングシステム」で、エボリューションエンジンの耐久性を大きく底上げすることに成功。同時にブリーザーバルブに起因するトラブルが解消され、エボリューション前期としての改修は終わりを迎える形となりました。
1981年から続いたFXRフレーム搭載モデルとしての歴史は、本年1993年をもって終焉を迎えたものの、ミレニアムイヤーを前にした1999年にCVOファミリー第一弾として「FXR2」「FXR3」が同時デビュー。1年限りの生産であることに加え、それぞれ約900台という極めて限られた予約生産モデルであったものの、本国アメリカのファンを中心に予約が殺到。その完成度の高さと優れたフレーム剛性、H-Dエンジニアによるチューンドエンジンなど、FXRとエボリューションエンジンの集大成とも言える豪華モデルとして羨望の的となったのは言うまでもありません。残念ながら、日本市場ではFXRフレームの現役時代の販売が芳しくなかったことなどの事情によって未導入となりましたが、コレクションハーレーとしての評価が年々高まっており、近年では日本のみならずアメリカでもプレミアがつくマニアを唸らせる逸品として取引されるようになっております。
こうして約12年の歴史に幕を下ろしたFXRフレーム継承者のFXRS-SPでしたが、前述の通り現役当時のセールス状況が芳しくなかったため中古バイク市場での出物は少なく、中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションでも取引記録はごくわずか。近年では走行距離約2万kmのノーメンテナンス車が67万円台で落札された記録があるのみで、最新相場を語るのは難しい状況だと言えます。現有オーナー様の参考例として、具体的に参考材料となる5年以内の記録を全年式対象として集計しますと、実動車5台で平均取引価格は80万6000円。総合評価の平均が「軽めの難あり」を示す3.5点。この点を考慮すると、外観状態やエンジンコンディション良好といったアピールポイントがある車両は十分この上の取引価格を狙うことが可能と考えてよいでしょう。
エボ前期エンジンとしては最後の改良が行われたFXRS-Sローライダースポーツエディション 93年モデルを高額で売るためには、FXRフレームとエボリューションエンジンの歴史とその背景事情、カスタムの付加価値などを的確に見抜く査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、マニアックなモデルだからこそ店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取にもご期待頂けます。
ハーレー・FXRS-Sローライダースポーツエディション 93年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FXRS-S Low Rider Sport Edition(FXRS-Sローライダースポーツエディション/またはFXRS-Sローライダースポーツ)/1993年モデル |
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発売年月 | 1992年9月 |
1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エンジン構造変更(ブリーザーバルブ廃止&ブリージングシステム導入) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,367.28×全幅--×全高--mm・乾燥重量265.35kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高152.4mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・113.89Nm/3,600rpm(US仕様)・19.2km/l(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.9リットル(4.2ガロン) |
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【実働車の取引価格帯】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
67.2万円
67.2万円
1台
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- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
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【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ | 67.4万円 | 3.7点 | 1EGL10PY | 19,184km | ■ |
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【事故 不動 故障車】 【1993年式】FXRS-SP ローライダースポーツ 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています