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ベンリィ CD125S【1970年】

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ベンリィ CD125S【1970年】毎週更新の買取査定相場

ベンリィ CD125S【1970年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】ベンリィ CD125S【1970年】
ベンリィ CD125S【1970年】

ベンリィCD125S【1970年】は、ホンダが1950年代から築いてきた“便利=Benly”系の実用車ラインにおいて、当時のビジネス/通勤需要を正面から捉え直した軽量125として登場したモデルです。先行するベンリィCD125(初代・1966年~)は、CS90譲りのT型プレスバックボーンフレームにパラレルツインを抱えた“重厚で粘る”実用車でしたが、CD125Sは設計思想を一新し、日常域の扱いやすさと維持費の低さを最優先した“軽快で静かな”単気筒へと大きく舵を切ったのが来歴上の最大のポイントです。
そのデビューは1970年9月。ホンダは新設計の122cc直立OHC単気筒を核に、SL125S/CB125S/CD125Sの「125S」3兄弟を同時発売し、CD125Sは“ビジネス用”の明快なポジショニングで価格125,000円を掲げました。メカの肝はφ56.0×49.5mmのショートストローク設計による12PS/9,000rpm・1.0kgm/8,000rpmのフレンドリーな出力特性、操作は停止時に一周回せる4段ロータリー式トランスミッション、そして軽量なダイヤモンド型フレームの組み合わせです。車重はわずか96kg、ホイールベース1,200mmで、日々の取り回しと市街地での機敏さを強く意識したパッケージでした。
先代CD125から見た“進化の焦点”は、まずエンジンの構成です。2気筒でスムーズさと余裕を出していた先代に対し、CD125Sは単気筒化で部品点数・回転系摩擦・重量を削減し、整備性と経済性を底上げしました。次に車体。先代(たとえば1973年モデル)ではセミダブルクレードルフレーム+130kgという堅牢な構えでしたが、CD125Sはダイヤモンドフレーム+96kgで約34kgの軽量化、軸距も1,280→1,200mm相当へ短縮され、低速域の安定と小回りに有利な実用最適化が進みました。価格面でも、先代系CD125が146,000円(1973年・全国標準)だったのに対し、CD125Sは登場時125,000円で、装備簡素化と軽量化を価格にもしっかり反映させています。
マシンの骨格は“街で使い倒せること”を主眼に据えています。ダイヤモンド型フレームにテレスコピックフォークとスイングアーム、前後とも信頼性重視の機械式ドラム、前2.75-18/後3.00-17のタイヤ、ロータリー式4段とシーソー式ペダルの実用的な操作系、といった構成は、乗降や発進停止を繰り返す用途に的確です。軽いクランクマスの単気筒はスロットル操作に素直に反応し、短いホイールベースと相まって低速の取り回しが軽い——この“軽快・静粛・低燃費”という性格付けこそ、CD125Sの技術的美点でした。
同時代のライバルと比べると性格の違いはさらに鮮明です。たとえばスズキK125(1970年)は123cc空冷2スト単気筒で10.5PS/7,000rpm、4段ロータリー、価格138,000円という実用2ストの代表格で、軽快な加速とセル付きの利便性を訴求しました。一方で排気音・燃費・耐久性では4ストのCD125Sに分があり、長距離の経済性や静粛性を重視する法人・通勤層に刺さりました。スポーツ寄りではヤマハAS2(1970年)が124cc2スト並列2気筒・約15PS・5速で高回転の伸びを武器に別世界の動力性能を誇りましたが、CD125Sはあくまで“街の足”としての快適性と信頼性で競合車と棲み分けています。
デザイン面では、CB125S譲りの端正な直線基調を持つ小ぶりなタンクと、ダイヤモンドフレームが描くコンパクトなプロポーションが実用車らしからぬ軽やかさを演出します。必要十分なメーターやサイドカバーの意匠はシンプルで視認性を優先し、余計な装飾を排した“機能美”でまとめられているのが特徴です。ビジネス用途で革靴を痛めにくいシーソー式ペダルやロータリー式4段の採用も、ルックスと使い勝手を両立させる細やかな配慮と言えます。
数値で補足すると、CD125Sは最高出力12PS/9,000rpm・最大トルク1.0kgm/8,000rpm、タンク7.5L・電装6V・最小回転半径1.9mという“街中最適値”の積み上げで構成されます。対して1973年のCD125は124ccで12PS/10,000rpm、公称最高速115km/h、タンク9.5L、車重130kgで、より長距離志向かつ積載・安定に比重を置いたパッケージでした。つまりCD125Sは“軽さと取り回し”、CD125は“積載と直進安定”という性格差が数値にも明確に表れます。
さらに、同時発売の兄弟車と比較すると設計思想が鮮やかに分かります。CB125Sが5段クロスでツーリング色を、SL125Sがダブルクレードル+大径タイヤで不整地走破性を狙ったのに対し、CD125Sは4段ロータリーとコンパクトな足回りで“停発車の多い街乗り”に焦点を合わせ、価格も三兄弟中で最も手頃(CB125S:129,000円、CD125S:125,000円)に設定されました。主要骨格を共有しつつ最適化度合いを変える“プラットフォーム展開”の早い実例としても注目に値します。
モデルライフの歩みは短く濃密でした。CD125Sは“125S”単気筒シリーズの一員として1970年に産声を上げ、同一基本機関を用いたCB125S/SL125Sとともに1974年を区切りに役目を終えます。その後、ホンダの125実用車は1977年に2気筒へ回帰したCD125Tへとバトンを渡し、1979年のレッグシールド標準化、1987年の5速化などの改良を受けながら長寿命モデルとして受け継がれ、2003年の加速騒音規制に対応できずに生産終了という歴史をたどりました。こうして見れば、CD125Sは“重厚なツインのCD125”と“長命なツインのCD125T”をつなぐ、軽量単気筒という希少な中継点であり、ホンダが用途別最適化を徹底した時代の象徴的モデルだったのです。
総じて、CD125Sは“実用125の理想形をいったん単気筒で極めた”存在です。2スト勢が鋭い加速で魅せる市場において、CD125Sは静粛・低振動・高耐久・良燃費という4ストの価値を、軽くて扱いやすい車体と価格戦略で誰にでも届く形に落とし込みました。同時代の機能設計の到達点の一つとして今見ても古びません。のちにツインへ戻るCD125Tの“長寿命”は用途最適化への別解であり、CD125Sが示した“軽さの解”と対を成してベンリィ125の系譜を豊かにしました。
買替や売る際の買取査定は、ベンリィ CD125Sの中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください。

解説記事更新日:2025年10月02日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 CD125S/1970年モデル
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)1,970mm (幅)760mm(高さ)1,000mm (重さ)130kg
シート高・最低地上高(mm) (最低地上高)140mm
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷4ストロークOHC単気筒・12馬力(9,000回転)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 キック・9.5リットル
新車販売価格 (税別)14.6万円
ジャンル HONDA ベンリイビジネス 商用
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 ベンリィ CD125S【1970年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月06日

【状態別の買取相場】 ベンリィ CD125S【1970年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
3
難有
最高
平均
最低
取引
9.6万円
9.6万円
9.6万円
1台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
7.0万円
4.6万円
1.7万円
7台
ベンリィ CD125S【1970年】において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは3点(難有)のコンディションとなっています。 3点は、強い使用感が有ったり再販に際し要追加整備が必要な状態ですが、最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年02月06日

【走行距離別の買取相場】 ベンリィ CD125S【1970年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 9.6万円 1台
平均 9.6万円
最低 9.6万円

※データ更新:2026年02月06日

【カラー別の買取相場】 ベンリィ CD125S【1970年】

【カラー別 平均買取額の目安】

9.6 万円 1台

※データ更新:2026年02月06日

実働車の取引価格帯】 ベンリィ CD125S【1970年】

【取引価格帯と構成比】

最高
9 ~ 10
万円
%
100
構成比
最多
9 ~ 10
万円
%
100
構成比
最低
9 ~ 10
万円
%
100
構成比

※データ更新:2026年02月06日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

ベンリィ CD125S【1970年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 ベンリィ CD125S【1970年】 9.8万円 3.3点 CD125S-100 254km
No Data

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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