マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)毎週更新の買取査定相場
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マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて3.0~9.6万円です。
マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) 買取査定に役立つ車両解説
マグナム80は、川崎重工の東南アジア子会社であるタイカワサキが1990年代に生産・販売した水冷2ストローク単気筒スポーツである。ベースは1980年代初頭に登場したAR50/AR80シリーズであり、AR80の空冷エンジン搭載モデル(AR80A・AR80F)が主に日本と英国で販売を終えた後、AR車体はタイに舞台を移し、KSR-IIの水冷エンジンユニットを移植された姿で命脈を保った。
呼称は市場ごとに異なる。タイ市場ではマグナムLC、マレーシア市場ではニンジャ80R/ニンジャ80RR、フィリピン市場ではAR80LC、インドネシア市場ではAR80K、そして南米のアルゼンチンとウルグアイではAR80マグナム リキッド・クールドとして展開された。型式コードのAR80Kが示すとおり、機械的な系譜はあくまでARシリーズの延長線上にあり、水冷化されたエンジンだけがKSR-IIから流れ込んだ、いわばハイブリッド的な出自を持つ。
外観の主要要素は、ハーフカウルとサイドカバー一体型のテールカウル、リアスポイラー風のグラブバー、白系塗装のマグホイール風アルミキャストホイール(ENKEI製)、12V電装、そして12,000rpmスケールのタコメーターである。カラーグラフィックは仕向け地と年式によって差異があり、タイ仕様とマレーシア仕様ではニンジャブランドを意識した二色構成やデカール表現が採用された年式もある。
パワーユニットは79.44ccの水冷2ストローク単気筒で、ボア47.0mm×ストローク45.8mmという、AR80空冷ユニット(49.0×41.6mm)とは根本的に別設計のショートストローク寸法を持つ。これはKSR-IIと共通の設計で、水冷化とショートストローク化により、空冷AR80の10PS前後から13PS/8,500rpmへと出力が引き上げられた。最大トルクは0.9kg-m/7,500rpmを公称する。圧縮比は7.5対1、点火はCDIである。
吸気系はミクニVM18キャブレターを標準装備とする年式が中心で、後期の生産分ではVM24へ変更された記録がある。潤滑はカワサキが伝統的に採用してきたスーパールーブ分離給油方式を継承し、燃焼室に対しては新気とオイルを別経路で送り込む。トランスミッションは常時噛合式6速リターン。ギア比は1速3.307、2速2.111、3速1.545、4速1.240、5速1.074、6速0.965と、80ccクラスとしては比較的クロス寄りに切られ、1次減速比3.043、2次減速比2.666と組み合わさって、街乗りから高回転域まで細かく刻む性格を持つ。ファイナルスプロケットは初期がフロント14T/リア48T、後期がフロント14T/リア46Tと変更された。
車体はスチール単一ダウンチューブクレードルフレームで、AR80時代のアーキテクチャを引き継ぐ。フロントサスペンションは正立テレスコピックフォーク、リアはユニトラック方式のスイングアーム+モノショック。ブレーキはフロントに230mm径シングルディスクと2ポットキャリパー、リアはドラムを組み合わせる。タイヤサイズはフロント2.75-17、リア2.75-18で、ENKEIの5本スポーク風アルミキャストホイールを履くが、リムはチューブレス構造ではなくチューブタイプであるため、タイヤ選択の幅が狭いという特有の弱点を抱える。
マグナム80はエンジン一式をKSR-IIから流用しているため、両者は駆動系の心臓が共通する双子関係にある。ただしKSR-IIがミニバイク的な短ホイールベースと小径ホイールでゴーカート的な運動性能を狙ったのに対し、マグナム80はAR由来のフルサイズ車体とスポーツフェアリングを備え、峠道や中距離ツーリングをこなす小型スポーツとして仕立てられている。
系譜上の直接の先祖はAR80(AR80A・AR80II・AR80F)で、こちらは空冷2ストロークピストンリードバルブ・10PS前後の出力・キャブレターにミクニVM18SCを搭載していた。マグナム80は同じARフレーム系の設計を継ぎつつ、エンジンだけを水冷KSR系に置き換えた形になる。
東南アジアの現地ライバルとしては、マレーシア市場を席巻したヤマハTZM150、スズキRGV120、そしてマレーシア・タイでカルト的人気を得たヤマハRXZやスズキTXR150 Pantherといった小排気量2ストロークスポーツ群が同時代に存在した。TZM150はデルタボックスフレームとYPVSを備えた150ccで公称35馬力・最高速208km/hに達し、マグナム80とは排気量帯そのものが異なるが、同じ「東南アジア若年層の憧れの2ストローク」というカテゴリーで並存した。80ccクラスに絞れば、日本国内で1980年代後半に一世を風靡したホンダNSR80、ヤマハYSR80/TZM80、スズキRG80ガンマといった原付二種ロードスポーツが概念的なライバルに相当するが、マグナム80はこれら日本仕様と直接商戦を交えたことがなく、あくまで東南アジア市場での独自進化を遂げた存在である。
生産期間は1992年から1998年までの約7年間である。この間、大規模な設計変更は行われず、キャリーオーバー主体の推移で終始した。基本的な骨格・寸法・出力は生産開始から生産終了までほぼ一貫している。
1998年に生産終了となった背景には、東南アジア各国で進行した排出ガス規制強化と、4ストローク低公害エンジンへの移行圧力がある。カワサキ・グループとしても2ストロークスポーツの整理を進めており、後継の位置には水冷4ストローク単気筒のニンジャ125(2018年〜)や、東南アジア専売の小排気量4ストロークモデル群が就くこととなった。
マグナム80は、日本市場では商品として存在しなかったが、日本製2ストロークスポーツの遺伝子が東南アジアという別の土壌で生き延びた記録として貴重である。ARシリーズは日本国内では1980年代半ばに一度その役割を終えたが、そのフレームアーキテクチャは太平洋を渡り、水冷ユニットを得て1998年まで走り続けた。国内純血のARには存在しなかった「水冷13馬力・スポーツフェアリング付き80ccフルサイズ」という仕様は、AR空冷世代からすれば一種のパラレルワールドの完成形にも映る。
その魅力は数字よりも組み合わせの妙にある。ARの細身の車体感覚、KSR-IIの水冷エンジンの回りの軽さ、6速クロス気味のギアレシオ、そしてどこか60〜70年代欧州レプリカ的な佇まいのハーフカウルとテールカウル。これらが80ccという慎ましい排気量に凝縮されているため、乗り味は数値以上に濃密になる。所有し維持することそのものが趣味の対象となる一台であり、実用ではなく文化的な文脈で価値を判断すべきモデルである。
| 車名/型式/年式 | カワサキ マグナム80 / AR080K型 / 1992-1998年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1992-1998年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1815 (幅)610 (高さ)1055 (重さ)89.5(乾燥重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)−− (最低地上高)−− |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブ・13PS(8,500rpm)・実測36km/L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブ(ミクニVM18/後期VM24)・9.6リットル |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年11月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2024/10/31〜2025/10/30 vs 2025/10/31〜2026/10/30】
【2022/10/31〜2023/10/30 vs 2025/10/31〜2026/10/30】
【2015/10/31〜2016/10/30 vs 2025/10/31〜2026/10/30】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年10月30日
【状態別の買取相場】 マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年11月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
12.0万円
4.6万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
7.2万円
5.0万円
2台
※データ更新:2026年10月30日
【走行距離別の買取相場】 マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年11月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 19.4万円 | 1台 |
| 平均 | 19.4万円 | ||
| 最低 | 19.4万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 4.6万円 | 1台 |
| 平均 | 4.6万円 | ||
| 最低 | 4.6万円 | ||
※データ更新:2026年10月30日
【カラー別の買取相場】 マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)
- ■
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年11月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 4.6 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 19.4 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年10月30日
【実働車の取引価格帯】 マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) マグナム80 (AR80K/Ninja80RR)
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年11月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年10月30日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) 上位20台の取引額 (データ更新:2026年10月30日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) | 19.6万円 | 4.0点 | AR080K-A07 | 4,884km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | マグナム80 (AR80K/Ninja80RR) | 4.8万円 | 3.8点 | AR080K-A07 | 6,395km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





