ER-5【1997~2006年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ER-5【1997~2006年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で25%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.4~10.2万円です。
ER-5【1997~2006年】 買取査定に役立つ車両解説
カワサキが誇るミドルクラスのネイキッドモデル、カワサキ ER-5は、欧州市場を中心に多くのライダーから愛されたバイクです。1997年に海外向けモデルとして発売が開始され、2006年まで生産されたのち、後継機であるカワサキ ER-6nへとバトンタッチ。日本国内では正規販売が行われなかったため逆輸入車としてごく少数が流通するにとどまり、現在でも希少な存在として知られています。そのルーツは、1987年から北米やヨーロッパで「ハーフニンジャ」の愛称で親しまれたGPZ500S。このGPZ500Sで実績を積んだ水冷並列2気筒エンジンを受け継ぎつつ、カウルを持たないシンプルなネイキッドスタイルへと生まれ変わったのがER-5です。日本のライダーにとっては、同メーカーの250cc4気筒モデルに瓜二つの外観を持つことでも親近感が湧くデザイン。メーカーは、最先端の技術や圧倒的なスピードを追求するのではなく、通勤や通学などの日常の足として、また初心者からベテランまで誰もが気負わずに乗れるフレンドリーな相棒となることを狙って市場に投入しました。2001年にはマイナーチェンジが施され、外装デザインの小変更が行われるなど、時代に合わせて熟成を重ねた一台です。
心臓部には、排気量498ccの水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載しています。2003年の海外仕様モデルにおけるスペックは、最高出力37kW(50.3PS)を9,000rpmで、最大トルク45N・mを7,200rpmで発揮。燃料供給にはキャブレターを2基採用。低中速域から力強くスムーズに吹け上がるエンジン特性により、ストップアンドゴーが連続する市街地でもストレスなく軽快に走ります。燃費は5L/100km〜7.1L/100kmとされ、17Lの燃料タンクを満タンにすれば240km〜320kmほどの航続距離が見込めるため、毎日の足から週末のツーリングまで頼もしいスペックです。車体構成はオーソドックスなスチール製のダブルクレードルフレームを採用し、サスペンションはフロントに125mmのトラベル量を持つ37mmの正立テレスコピックフォーク、リアには114mmのトラベル量と5段階のプリロード調整が可能なツインショックを装備して路面のギャップを適度に吸収。足回りには前後17インチのキャストホイールを履き、ニュートラルな旋回性を実現しています。ブレーキシステムはフロントに280mmのシングルディスクと2ピストンキャリパー、リアには160mmのドラムブレーキを採用。リアの160mmドラムブレーキは、ハードブレーキングよりも速度調整に適した特性となっています。シート高は800mmと足つき性も良好で、小柄なライダーでも安心して停車できます。
1990年代から2000年代にかけての欧州市場において、同クラスのネイキッドモデルであるホンダ「CB500」、スズキ「GS500」、ヤマハ「XJ600N Diversion」といったライバルたちと激しいシェア争いを繰り広げました。1990年代後半の「CB500」は乾燥重量173kgの車体に56bhp〜57CVの出力を誇る水冷並列2気筒エンジンを搭載しており、高回転域での伸びの良さで定評を獲得。一方、同時代の「ER-5」は乾燥重量179kgで、低中速域の豊かなトルク特性に秀でており、街中でのキビキビとした取り回しが強みです。また、「GS500」は空冷エンジンを搭載しており乾燥重量は169kg〜174kgです。水冷エンジンを採用している「ER-5」は夏の渋滞時でも乗り心地の良さを保つ恩恵があります。さらに、「XJ600N」は4気筒エンジンによる高速安定性が魅力で、乾燥重量195kgの仕様。「ER-5」は低速での軽快なハンドリングを持っています。2002年当時の欧州での新車希望小売価格を見ると、「ER-5」は€4,856(約57.3万円)、「CB500」は€5,319(約62.8万円)となっており、いかにコストパフォーマンスを追求した戦略的な価格設定であったかがわかります。特別な電子制御を持たないかわりに、維持費が安く毎日気兼ねなく乗り出せる気軽さこそが、多くのライダーから支持された最大の個性です。
中古車市場においては、その堅牢な造りと扱いやすさから、海外では長年にわたり高い人気を保ってきました。日本国内では正規導入がなく流通が極めて稀であるため、販売店で見かける機会はほとんどない状況です。大手バイクメディアのデータによると、現在国内で販売されている中古車の車両本体価格は25万〜28万円ほどの価格帯。中古車買取相場としては、おおむね6.4万〜15.6万円で取引されています。250ccクラスのネイキッドモデルであるクォーターネイキッドに似たスタイリングでありながら500ccの余裕ある走りを楽しめるというマニアックな魅力があり、人とは違う希少な車両を探している層からは一定の評価も。大型二輪免許が必要でありながら控えめなスペックであるため、派手な高値がつく車種ではありませんが、安くて丈夫な実用車としての確かな価値が相場を下支えする堅実な需要があります。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
カワサキ ER-5は、決して派手なスペックや最新鋭の装備でライダーを驚かせるマシンではありません。しかし、その素直なハンドリングと頑丈なエンジンは、長年にわたって数多くの道のりを支え続けてきた実績があります。大切に扱われてきた車両には、実用的でタフなバイクとしての確かな需要が中古車市場で待ち受けており、注いできた愛情は次のオーナーへと引き継がれる資産価値へと変わります。もし売却や乗り換えをご検討されているのであれば、ぜひ一度バイクパッションへご相談ください。流通数の少ない逆輸入車であっても、豊富な買取実績と専門知識を持つ査定士が、車両の状態を正確に見極めて適正な価格をご案内いたします。
| 車名/型式/年式 | Kawasaki ER-5 / ER500C, ER500D / 1997-2006年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年(海外) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長2070mm 全幅730mm 全高1070mm・199kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:800mm・125mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:水冷4ストロークDOHC並列2気筒・37kW (50.3PS) @ 9000rpm・5L/100km(資料により7.1L/100km) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルフスターター・キャブレター (Keihin CVK34)・17L |
| 新車販売価格 | 2002年当時の希望小売価格:€4,856(約57.3万円, 欧州仕様, 年式不明)※国内仕様なし |
| ジャンル | ネイキッド |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ER-5【1997~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月24日
【状態別の買取相場】 ER-5【1997~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
40.6万円
40.6万円
1台
平均
最低
取引
13.1万円
7.4万円
4台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
6.3万円
3.4万円
5台
※データ更新:2026年04月24日
【走行距離別の買取相場】 ER-5【1997~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 40.6万円 | 1台 |
| 平均 | 40.6万円 | ||
| 最低 | 40.6万円 | ||
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|||
| 2〜3万km | 最高 | 18.8万円 | 3台 |
| 平均 | 14.9万円 | ||
| 最低 | 10.8万円 | ||
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|
不明 メーター改 |
最高 | 7.4万円 | 1台 |
| 平均 | 7.4万円 | ||
| 最低 | 7.4万円 | ||
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※データ更新:2026年04月24日
【カラー別の買取相場】 ER-5【1997~2006年】
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 21.4 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ | 7.4 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年04月24日
【実働車の取引価格帯】 ER-5【1997~2006年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ER-5【1997~2006年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ER-5【1997~2006年】 | 40.8万円 | 4.7点 | ER500AAA | 4,688km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ER-5【1997~2006年】 | 19.0万円 | 4.0点 | ER500AAA | 20,720km | ■ |
| 3 | ER-5【1997~2006年】 | 15.4万円 | 4.2点 | ER500AAA | 21,412km | ■ |
| 4 | ER-5【1997~2006年】 | 11.0万円 | 4.0点 | ER500AAA | 20,727km | ■ |
| 5 | ER-5【1997~2006年】 | 7.6万円 | 3.5点 | ER500AAA | 490km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





04月27日〜05月03日