V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】毎週更新の買取査定相場
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V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはメッキとなっています。
V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック/ホワイト
- 当時の新車価格
- 税抜 120.2万円 (税込129.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
60.2万円
- 現在の平均買取相場指標
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60.2万円
- 上限参考買取率
- 50.1%
- 平均参考買取率
- 50.1%
Moto Guzzi V7 III Anniversarioは、1967年に誕生したV7シリーズの50周年を記念し、2017年に世界限定1000台(日本導入50台)で製造された特別仕様車です。V7 III Specialをベースに、1967年の初代モデルへのオマージュを込めた744ccの空冷縦置きVツインエンジンを搭載したイタリアンネオクラシックの到達点です。
V7 III Anniversarioは、モト・グッツィのブランド再定義という転換期に生まれました。1967年にアメリカ市場へ投入された初代V7、そして伝統の縦置きVツインを現代に再解釈し、往年のスタイルを華やかに再現したモデルとして企画されました。2016年のミラノショーで発表され、日本国内では2017年7月より出荷が開始されました。V7 IIIシリーズはグローバルではStone、Special、Racer、Anniversarioの4バリエーションが展開されましたが、日本市場にはSpecialを除く3モデルが導入されました。この第三世代への移行では、従来の情緒的な乗り味に現代的な走行安定性と信頼性を融合させ、ベテラン層だけでなくエントリー層にも訴求する市場競争力を獲得しました。2021年には850ccエンジンへと移行し、伝統の750ccユニットは区切りを迎えたため、V7 IIIは空冷750ccの完成形です。
Euro 4排出ガス規制のクリアと出力10%向上という相反する命題の両立は、空冷OHVという古典的レイアウトを維持する開発陣にとって困難な挑戦でした。エンジンは排気量744cc、空冷4ストローク縦置き90度V型2気筒OHV2バルブで、エンジンの構成部品の多くが再設計され、パフォーマンスが向上しています。最高出力38kW(52HP)を6,200rpm、最大トルク60Nmを4,900rpmで発生し、前世代V7 IIと比較して出力を10%向上させました。燃料供給にはMarelli製電子制御燃料噴射システムを採用し、大容量の燃料タンクにより十分な航続距離を確保しています。駆動方式はメンテナンス性に優れたシャフトドライブを採用し、チェーンの張り調整や注油から解放されます。安全装備として急ブレーキ時にタイヤがロックして滑るのを防ぐABSおよび複数段階で介入度を調整できる後輪のスリップを制御するMGCTを標準装備しています。車体はダブルクレードルフレームを採用し、装備重量213kg、全長2,185mm×全幅800mm×全高1,100mm、シート高770mm、最低地上高150mmです。
Anniversarioは、V7 III Specialをベースに所有欲を刺激する専用装備を施しています。クローム仕上げの燃料タンク、ブラウンのステッチ入り専用レザーシート、アルミ製燃料キャップ、サイドカバーのV750バッジを装備し、ステアリングのハンドルバーライザーには限定車としての証であるシリアル番号がレーザー刻印されています。サスペンションは、フロントが40mm油圧式テレスコピックフォーク(トラベル量130mm)、リアが油圧式ツインショックアブソーバー(トラベル量93mm、プリロード調整可能)で、リアにはKAYABA製ショックアブソーバーが採用され、上質な乗り心地を実現しています。足回りは、フロント18インチ・リア17インチのアルミ製リム採用スポークホイールを装着し、ブレーキはフロントに320mmステンレスシングルディスクとBrembo製ブレーキキャリパー、リアに260mmステンレスディスクを組み合わせています。Stoneがキャストホイールを採用するのに対し、Special系統はスポークホイールで差別化されており、外装部品のオリジナル維持が中古市場での価値を左右します。
V7 IIIシリーズ内では、エントリーモデルのStone(1,098,000円/装備重量209kg)に対し、Anniversarioは1,298,000円。価格差は20万円で、装備重量は213kgです。上位のRacerは1,398,000円でÖhlins製リアサスペンション、セパレートハンドル、バックステップを装備しています。直接的なライバルはTriumph Bonneville T100。2017年モデルは水冷900cc並列2気筒を搭載し、スペックは55PS/5,900rpm、80Nm/3,230rpm。乾燥重量で213kgあり、当時の国内価格は120万7000円からでした。T100が水冷並列2気筒とチェーンドライブによる現代的な洗練を追求するのに対し、Anniversarioは空冷エンジンの鼓動感とシャフトドライブによる重厚なフィーリングという独自の価値を持っています。
V7 III Anniversarioの維持管理において最も留意すべき点は、外装コンディションの維持とV7 IIIシリーズ特有のリコール対策です。象徴的なクローム仕上げの燃料タンクや専用ブラウンレザーシートは世界1000台限定の専用装備であり、代替品の入手が難しい場合があります。機能面では、V7 IIIシリーズにおいてABS配管がエンジン部品と干渉する恐れがあるとしてリコールが届け出られています。Anniversarioも同シリーズの車体構成を共有しているため、購入時はリコール対策済み車両であるか個体ごとの確認が不可欠です。また、工場出荷時の燃料供給設定(燃調)やスロットルレスポンスに扱いにくさを感じるというオーナーの声や、エアボックスへのオイル吹き返し等の報告もあり、定期的な点検が長く楽しむための鍵となります。
Anniversarioは極めて限定的な流通量から、中古市場において鉄板の資産価値を誇ります。新車販売価格は1,298,000円でしたが、世界1000台、日本50台という数字はコレクターズアイテムとしての強力な価格下支え要因となっています。日本国内中古相場は約81.2万円〜約173.8万円の幅で推移しており、個体ごとの価格差が大きい傾向にあります。低走行の極上車では本体価格173.84万円(走行約3,500km)で販売される事例も確認されており、新車価格を上回る水準を維持するケースも存在します。空冷750ccユニットの最終世代としての評価が固まりつつあり、低走行・フルオリジナルの個体は高値安定で推移する見込みです。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Moto Guzzi V7 III Anniversarioは、V7シリーズ50周年という歴史的節目に生み出された空冷750cc縦置きVツインの最終熟成形です。限定生産数、専用装備、シリアル番号刻印による個体識別という希少性は、記念モデルを超えた資産的価値を持ちます。Euro 4排出ガス規制に適合しながら前世代比10%の出力向上を実現したエンジニアリングと、シャフトドライブによるメンテナンス性の高さは、長期所有における安心感を提供します。工場出荷時の燃調設定やスロットルレスポンスといった留意点はありますが、空冷OHVという古典的レイアウトが到達した技術的完成度と、ネオクラシック市場における独自のポジションは、オーナーの所有する誇りを正当化する実力を備えています。中古市場での流通は極めて少なく、状態の良い個体は新車価格に迫る高値で推移しており、今後も安定した資産価値が期待されます。売却をお考えの際は、希少車の適正評価に長けたバイクパッションまでお気軽にご相談ください。
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V7 III Anniversario / LD / 2017年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2017年7月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,185mm 全幅800mm 全高1,100mm・213kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 770mm・150mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク縦置き90°V型2気筒OHV2バルブ・38kW(52HP)@ 6,200rpm・約18.2km/L(5.5 l/100km) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフスターター式・Marelli製 FI(電子制御燃料噴射)・21L |
| 新車販売価格 | 1,298,000円(税込, 日本国内仕様)/$9,990(約112万円, 北米仕様) |
| ジャンル | ネオクラシック |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
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最低
取引
60.2万円
60.2万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
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0台
平均
最低
取引
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平均
最低
取引
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不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 60.2万円 | 1台 |
| 平均 | 60.2万円 | ||
| 最低 | 60.2万円 | ||
![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 60.2 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V7 Ⅲ アニバーサリオ【2017年】 | 60.4万円 | 4.8点 | LDE00XHM | 11,101km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月10日〜03月16日