V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で36%下落し、平均買取額は、対前年比で14%下落しています。
最も高く売れるカラーリングはツヤケシクロとなっています。
V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック
- 当時の新車価格
- 税抜 108.9万円 (税込119.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
67.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
55.1万円
- 上限参考買取率
- 62.3%
- 平均参考買取率
- 50.6%
モト・グッツィ V7 Ⅲ Carbonは、V7シリーズが第3世代へ進化した後に設定された、シリアルナンバー入りの特別限定モデルです。V7は1967年に登場したモト・グッツィの代表的なモデルであり、2009年以降の現代版V7では、ブランドの中核を担うクラシックロードスターとして展開されてきました。2017年にはV7誕生50周年の節目に合わせて第3世代となるV7 Ⅲシリーズへ進化し、その流れの中で2018年に登場したのがV7 Ⅲ Carbonです。国内では2018年4月1日から受注が開始され、4月下旬から出荷が始まりました。世界限定1,921台、日本導入30台の限定モデルで、新車価格は税込119万8,000円でした。
ベースとなるV7 Ⅲシリーズは、先代V7 Ⅱからの正常進化として、エンジンや車体まわりに改良を受けたモデルでした。744ccの空冷90度V型2気筒エンジンは最高出力52HP/6,200rpm、最大トルク60Nm/4,900rpmを発揮し、先代V7 Ⅱに対して出力向上が図られていました。また、フレームのフロント部分は改良・強化され、ステアリングジオメトリーの見直しによって、ハンドリングと安定性の向上も狙われていました。安全装備としては2チャンネルABSに加え、2段階調整および解除が可能なMGCT、つまりモト・グッツィ・トラクション・コントロールも採用されていました。
V7 Ⅲ Carbonの特徴は、エンジンや車体の基本構成をV7 Ⅲシリーズと共有しながら、外装とディテールで限定車らしい特別感を強く打ち出していた点です。前後フェンダーとサイドカバーにはカーボンファイバーを使用し、外観はマットブラックを基調にまとめられていました。そこへ、赤いBrembo製フロントブレーキキャリパー、赤いサイドカバーロゴ、燃料タンクの赤いイーグルマーク、サテン仕上げの赤いシリンダーヘッドカバーを組み合わせることで、黒と赤のコントラストが際立つ仕様になっていました。専用シートには撥水型アルカンターラが採用され、赤いステッチによって、クラシックなV7の雰囲気にスポーティな印象が加えられていました。
車体構成は、空冷90度V型2気筒OHV2バルブエンジン、高張力鋼管モジュラーダブルクレードルフレーム、40mm径油圧式テレスコピックフォーク、プリロード調整式ツインショック、フロント320mmシングルディスク、リア260mmディスクという内容です。フロントブレーキにはBrembo製の異径対向4ピストンキャリパーが組み合わされ、トランスミッションは6速リターン、クラッチは乾式単板、駆動方式はシャフトドライブでした。車両重量は209kg、シート高は770mm、燃料タンク容量は21Lで、扱いやすい車格にモト・グッツィ伝統の縦置きVツインとシャフトドライブを組み合わせた構成です。
同時期のクラシック系ロードスターと比較すると、トライアンフ Street Twinは900cc水冷並列2気筒エンジンを搭載し、2019年モデルでは65psを発揮していました。カワサキ W800 STREETは773cc空冷並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力は52PS/6,500rpm、車両重量は221kg、シート高は770mmでした。V7 Ⅲ Carbonは最高出力だけで見るとStreet Twinより控えめで、W800 STREETとは同じ52馬力級に位置するモデルでしたが、税込119万8,000円という価格、世界1,921台・日本30台限定という希少性、カーボン外装、赤いヘッドカバー、縦置きVツイン、シャフトドライブという構成によって差別化されていました。単純な性能競争ではなく、モト・グッツィらしい機械的個性と限定仕様の特別感を楽しむモデルだったと言えます。
V7 Ⅲ Carbonと混同しやすいモデルに、V7 Ⅲ Carbon Shineがあります。V7 Ⅲ Carbon Shineは2018年11月に国内発売された別の限定モデルで、V7 Ⅲ Stoneをベースに、クロームメッキ仕上げの燃料タンク、黒の本革タンクベルト、カーボンファイバーやアルミ素材を組み合わせた仕様でした。価格は税込124万8,000円、日本導入は20台限定です。V7 Ⅲ Carbonがマットブラックと赤のアクセントを前面に出したスポーティな限定仕様であるのに対し、V7 Ⅲ Carbon Shineはクロームを使ったクラシカルでエレガントな方向性の限定仕様でした。そのため、両車は同じV7 Ⅲ系の限定車ではありますが、外観の狙いも国内導入台数も異なる別モデルとして区別する必要があります。
モデルライフとしては、V7 Ⅲ Carbon自体は限定導入の特別仕様車であり、通常グレードのように長期間継続販売された量販モデルではありませんでした。V7 Ⅲシリーズでは、その後もRacer 10th AnniversaryやStone Sなどの派生モデルが展開され、2021年にはV7が新世代へ移行しました。新型V7ではローマ数字の「Ⅲ」が車名から外れ、排気量は850cc級へ拡大され、最高出力も65馬力となりました。つまりV7 Ⅲ Carbonは、744cc時代のV7 Ⅲシリーズにおいて、量販グレードの上に設定された限定カスタム仕様であり、その後の系譜は850cc世代の新型V7へ引き継がれていきました。
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V7 Ⅲ Carbon/LDG型/2018年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 2018年4月 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2185(幅)800(高さ)1100(重さ)209 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)770(最低地上高)150 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 4ストローク空冷90°V型2気筒OHV2バルブ・52HP(6200回転)・約18.2km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ式・マレリ製電子制御燃料噴射システム・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)119.8万円 |
| ジャンル | ネオクラシック |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V7 3カーボン
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月31日
【状態別の買取相場】 V7 3カーボン
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
57.2万円
55.2万円
2台
平均
最低
取引
58.5万円
40.8万円
6台
平均
最低
取引
41.0万円
41.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月31日
【走行距離別の買取相場】 V7 3カーボン
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 59.2万円 | 1台 |
| 平均 | 59.2万円 | ||
| 最低 | 59.2万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 67.8万円 | 5台 |
| 平均 | 60.0万円 | ||
| 最低 | 55.0万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 65.8万円 | 1台 |
| 平均 | 65.8万円 | ||
| 最低 | 65.8万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 40.8万円 | 1台 |
| 平均 | 40.8万円 | ||
| 最低 | 40.8万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 41.0万円 | 1台 |
| 平均 | 41.0万円 | ||
| 最低 | 41.0万円 | ||
※データ更新:2026年07月31日
【カラー別の買取相場】 V7 3カーボン
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 55.1 万円 | 8台 | |||
| ■ | 65.8 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月31日
【実働車の取引価格帯】 V7 3カーボン
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月31日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月31日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 68.0万円 | 4.7点 | LDG009JM | 5,437km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 66.0万円 | 5.2点 | LDH002KM | 16,117km | ■ |
| 3 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 62.8万円 | 4.8点 | LDG005JM | 9,521km | ■ |
| 4 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 59.4万円 | 5.8点 | LDG006JM | 2,662km | ■ |
| 5 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 59.4万円 | 4.8点 | LDG001JM | 5,273km | ■ |
| 6 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 55.3万円 | 6.0点 | LDG008JM | 7,659km | ■ |
| 7 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 55.1万円 | 5.0点 | LDG00XJM | 5,623km | ■ |
| 8 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 41.1万円 | 4.0点 | LDG002JM | 36,464km | ■ |
| 9 | V7 Ⅲ カーボン【2018~20年】 | 40.9万円 | 4.8点 | LDG004JM | 24,912km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




