V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 の買取査定相場
平均買取額は、対前年比で26%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングはメッキとなっています。
V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド/シルバー
- 当時の新車価格
- 税抜 129.4万円 (税込139.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
105.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
90.9万円
- 上限参考買取率
- 81.1%
- 平均参考買取率
- 70.2%
V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】は、モト・グッツィのV7シリーズが第三世代へ進化した2017年に設定された、V7 Ⅲシリーズのスポーティ仕様です。V7シリーズの起源は1967年に登場した初代V7にあり、現代のV7はモト・グッツィの基幹モデルであり、同時に同ブランドへのエントリーモデルとしての役割も担ってきました。2017年のV7 Ⅲシリーズは、V7誕生50周年の節目に合わせて国内導入されたモデルで、日本ではV7 Ⅲ Anniversario、V7 Ⅲ Racer、V7 Ⅲ Stoneが2017年7月から出荷されました。
その中でV7 Ⅲレーサーは、V7 Ⅲシリーズの中でもカフェレーサー色を強めたモデルです。メーカー資料では、ステアリングトップブリッジ上のプレートにシリアルナンバーを備える限定生産モデルとされ、シリーズで最もスポーティなだけでなく、上質なパーツを装備した仕様と説明されています。つまり、V7 Ⅲストーンがシンプルで扱いやすいベーシック仕様、V7 ⅢアニベルサリオがV7誕生50周年を記念したクローム外装の限定仕様だったのに対し、V7 Ⅲレーサーはスポーツイメージと専用装備を前面に出した派生モデルという立ち位置でした。
V7レーサー系の流れで見ると、2010年にMoto Guzzi V7 Racerが登場し、2015年にV7 II Racerへ進化、2017年にV7 Ⅲ Racerへ移行しました。V7 Ⅲレーサーは、先代V7 IIレーサーのカフェレーサー路線を継承しつつ、V7 Ⅲ世代としてエンジン、車体、安全装備を更新したモデルです。744ccの空冷90度V型2気筒OHV2バルブという基本構成、80×74mmのボア×ストロークは維持しながら、シリンダーヘッド、ピストン、シリンダー、バルブ配置、燃料噴射、排気系などが見直され、ユーロ4に適合しました。最高出力は52HP/6,200rpm、最大トルクは60Nm/4,900rpmです。
先代V7 II系からの主な進化点を整理すると、以下の内容になります。
・V7 Ⅲ世代としてエンジン上部を刷新
・最高出力を52HP/6,200rpmへ向上
・1速と6速のギア比を変更
・フレーム前部を改良、強化
・シート高を770mmに設定
・ABSに加えて、調整式MGCTトラクションコントロールを装備
・V7 Ⅲレーサー専用として、オーリンズ製フルアジャスタブルリアショックを採用
V7 Ⅲレーサー固有の差別化点は、外装と足まわりに集中しています。サテン仕上げのクローム燃料タンク、赤いイーグルマーク、ロッソコルサのフレームとスイングアーム、セパレートハンドル、シートカバー付きシート、ブラックアルマイト仕上げのアルミ製サイドカバー、アルミ製スロットルボディガード、ブラシ仕上げのアルミ製フロントナンバープレート、赤いMoto Guzziステッカーを貼ったブラックリム、削り出しの後退ステップなどが与えられました。赤いフレームとスイングアームは、1971年型V7 Sportの「レッドフレーム」を明確に意識したものとされています。
足まわりでは、V7 Ⅲストーンがキャストホイールを採用したのに対し、V7 Ⅲレーサーはアルミリムのスポークホイールを採用しました。また、リアサスペンションはレーサー専用として、スプリングプリロード、リバウンド、コンプレッションダンピングを調整できるオーリンズ製ショックアブソーバーを装備しています。V7 Ⅲシリーズ全体のクラシックな車体構成を残しながら、レーサーでは見た目だけでなく、装備面でもスポーツ仕様として差別化されていました。
車体構成は、高張力鋼管モジュラーダブルクレードルフレームに、φ40mm正立フォーク、前320mmシングルディスク+ブレンボ製異径対向4ピストンキャリパー、後260mmディスク、乾式単板クラッチ、6速リターンミッション、シャフトドライブを組み合わせたものです。エンジンを縦置きに搭載する空冷Vツインとシャフトドライブは、モト・グッツィらしさを構成する重要な要素であり、V7 Ⅲレーサーでもその基本は変えられていません。
同時期のカフェレーサー系モデルと比べると、V7 Ⅲレーサーは最高出力だけで勝負するモデルではありませんでした。たとえばドゥカティ・スクランブラー カフェレーサーは803cc空冷Vツインを搭載し、最高出力は73hp/8,250rpmとされます。一方、V7 Ⅲレーサーは52HP/6,200rpmですが、クローム燃料タンク、赤いフレーム、縦置きVツイン、シャフトドライブ、オーリンズ製リアショック、シリアルナンバー付きプレートといった構成により、モト・グッツィの伝統とカフェレーサーらしい造形を前面に出したモデルでした。
モデルライフ終盤には、2020年にV7 Ⅲ Racer 10th Anniversaryが登場しました。これは2010年のV7 Racer登場から10周年を記念した特別仕様で、2020年3月27日に受注を開始し、同年5月中旬から出荷されました。新型トップフェアリング、ウインドシールド、フルLEDヘッドライト、LEDテールライト、LEDターンシグナル、薄型リアマッドガード、バーエンドミラー、レザーストラップ付きクロームタンク、専用グラフィックなどを採用し、V7 Ⅲレーサーのカフェレーサー色をさらに強めた仕様です。
その後、V7は2021年に850ccクラスの新世代へ移行しました。そのため、V7 Ⅲレーサーは744ccエンジンを搭載したV7第三世代におけるレーサー仕様であり、2010年から続いた現代V7レーサー系の流れを、750cc時代の最終期まで受け継いだモデルといえます。
| 車名/型式/年式 | V7 Ⅲ レーサー/LDB・LDP型/2017~20年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2017年7月 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2185(幅)740(高さ)1100(重さ)213 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)770(最低地上高)不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク90度V型2気筒OHV2バルブ・52HP(6,200回転)・17.5km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ式・マレリ製電子制御燃料噴射システム・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)139.8万円 |
| ジャンル | カフェレーサー | ネオクラシック |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V7 3レーサー
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月17日
【状態別の買取相場】 V7 3レーサー
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
92.8万円
80.5万円
2台
平均
最低
取引
82.1万円
70.4万円
4台
平均
最低
取引
62.5万円
62.5万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月17日
【走行距離別の買取相場】 V7 3レーサー
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 105.0万円 | 4台 |
| 平均 | 90.9万円 | ||
| 最低 | 80.5万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 80.0万円 | 2台 |
| 平均 | 75.2万円 | ||
| 最低 | 70.4万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 62.5万円 | 1台 |
| 平均 | 62.5万円 | ||
| 最低 | 62.5万円 | ||
※データ更新:2026年07月17日
【カラー別の買取相場】 V7 3レーサー
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 90.9 万円 | 4台 | |||
| ■ | 71.0 万円 | 3台 | |||
※データ更新:2026年07月17日
【実働車の取引価格帯】 V7 3レーサー
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 105.2万円 | 6.5点 | LDP004LM | 4,499km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 94.2万円 | 6.3点 | LDP000LM | 1,009km | ■ |
| 3 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 84.2万円 | 6.0点 | LDP004LM | 2,648km | ■ |
| 4 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 80.7万円 | 7.0点 | LDP003LM | 21km | ■ |
| 5 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 80.2万円 | 5.3点 | LDB009HM | 7,424km | ■ |
| 6 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 70.5万円 | 5.8点 | LDB005HM | 5,666km | ■ |
| 7 | V7 Ⅲ レーサー【2017~20年】 | 62.6万円 | 5.3点 | LDB00XHM | 16,262km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




