FD110毎週更新の買取査定相場
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FD110 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは緑となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.5~6.9万円です。
FD110 買取査定に役立つ車両解説
FD110は、タイスズキ・モーター(Thai Suzuki Motor)が現地生産していた110ccクラスのアンダーボーン(カブ型/ステップスルー)コミューターであり、東南アジア市場では「Suzuki Love 110」の名称で販売された。タイスズキが1990年代から2000年代にかけて手掛けたFDシリーズ(Family Deluxe系)の一角にあたるモデルで、通勤・通学から商用配送、住宅街の短距離移動まで幅広く使われる典型的な東南アジア型ビジネスコミューターの性格を持つ。ホンダWave(NFシリーズ)を筆頭とする同カテゴリーの群雄割拠のなかで、伝統的なスズキ・バーディー系4ストシングルの信頼性をベースに、110ccクラスの余裕あるトルクと低燃費を両立する路線を選んだ一台である。
心臓部は空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジン。日本国内向けバーディー90(BD43A)が搭載する4スト単気筒プラットフォームをベースに110cc級へ排気量を拡大した仕様と位置づけられ、シリンダー・ピストン系のディメンションはバーディー系と近い関係にある(国内ユーザーの互換性検討でもピストンピン径やベースパッキン取り付けの近似が言及されている)。負圧または強制開閉式のキャブレターで燃料供給を行い、CDI点火、ドライサンプではなく一般的なウェットサンプ潤滑の構成をとる。始動はセルフスターターとキックの併用式が基本で、実用車としての電動始動信頼性と、バッテリー弱化時のリカバリー性を両立している。
動力伝達はクラッチ操作を必要としない遠心式クラッチ+4速リターン方式で、ステップ左側のシーソー型ペダルで踏み替える、いわゆるカブ・アンダーボーン系の変速機構を採る。アイドリング時の停止発進で握力を要さず、右手はスロットルワークに専念できるため、都市部の頻繁なストップ&ゴーや積載荷重時の低速取り回しに向く。フレームは鋼管製のアンダーボーン(バックボーン)で、フロントにテレスコピック正立フォーク、リアにデュアルショックのスイングアーム式サスペンションを組み合わせるオーソドックスな構成である。
ブレーキは前後ともに機械式リーディングトレーリングドラム(一部年式・仕向け地でフロントに油圧式シングルディスクを組み合わせる仕様も存在)。ホイールはスポーク仕様の17インチが標準で、細身のブロックパターンチューブタイヤを装着する。積載装備としてリアキャリアが標準または簡素なオプション装備として設定され、東南アジア市場では中型リアボックスと組み合わせて使用されるのが一般的である。バーディー系エンジンを継承する低回転高トルク寄りの特性から、実燃費は50km/L台をコンスタントに保つとされ、東南アジア市場が求める省燃費・低運用コスト・整備簡便性という三要素を素直に体現するメカニカル構成となっている。
同時期の東南アジア110ccアンダーボーン市場は、ホンダWave(NF100/NF110)が事実上の市場基準として君臨し、ヤマハY110/Sirius/Crypton、カワサキEdge 110、コルベン等の各社アンダーボーンが加わって激しい競争を繰り広げていた。FD110はこの戦場のなかで、既存のバーディー系エンジン信頼性と、タイ現地生産による部品調達コスト・アフターサービス網の広さを武器に対抗するモデルだった。動力性能ではWave110の8~9ps級と拮抗し、装備・スタイリングでは装備を控えめに抑えて価格競争力に振る、スズキらしい実用重視の性格を持つ。
社内兄弟車は多岐にわたる。同じFDシリーズでは、下位のFD100(Best/Crystal/Smash 100)、上位のFD125(Shogun 125/Thunder 125)が並び、東南アジアのスズキ・アンダーボーンの排気量階層を形成した。エンジン系統では、日本国内向け商用車のバーディー90(BD43A)およびその派生型が最も近い血縁にあたり、シリンダー・ピストン系の部品互換性検討がユーザー間で行われてきた。派生モデルとしては、後のスズキSmash 110(タイ・インドネシア・フィリピン向け)、Shogun 110/Shogun 125FL(インドネシア向け)などがFD系プラットフォームを引き継ぎながら現代化を進めていった。さらに派生の系譜としては、後年の中国市場向けEN125(大長江集団OEM)や、フィリピン向けRaider 125/150(アンダーボーン・スポーツ系)へと分岐していく源流のひとつともいえる。
FD110は、タイスズキが1990年代後半から2000年代前半にかけて東南アジア市場に投入したFDシリーズ・アンダーボーンの中核を担った110ccコミューターであり、バーディー系4ストシングルという実績のあるプラットフォームを現地の使用実態に合わせて仕立て直した堅実なモデルである。ホンダWaveが同カテゴリーの絶対王者として存在するなかで、派手なスペック競争を仕掛けるのではなく、扱いやすさと現地生産による価格競争力で確実な販売基盤を築き、後年のSmash 110/Shogun系列へバトンを渡した繋ぎ役として重要な位置づけを持つ。
タイスズキ・アンダーボーンという独自ジャンルに対して興味と入手ルートを持つオーナー、あるいはバーディー系エンジン整備の経験を活かして稀少車を維持する意欲を持つオーナーに向けた、実質的にニッチな存在の一台といえる。国内で本モデルを選ぶことは、単に手頃な原付二種コミューターを買うという意味を超え、東南アジアの実用オートバイ文化と、そのなかで独自の位置を保ってきたスズキの海外事業の断面に触れる行為でもある。
| 車名/型式/年式 | スズキ FD110 Love / BE44B型 / 1990年代後半~2000年代前半モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1990年代後半~2000年代前半 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1845 (幅)665 (高さ)1095 (重さ)100 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)755 (最低地上高)−− |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ・8.8hp(7750rpm)・−− |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キック併用・キャブ・5.2リットル |
| ジャンル | アジア系 アンダーボーン |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 FD110
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年10月09日
【状態別の買取相場】 FD110
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 11 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.6万円
0.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
3.1万円
0.3万円
10台
※データ更新:2026年10月09日
【走行距離別の買取相場】 FD110
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 11 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 0.6万円 | 1台 |
| 平均 | 0.6万円 | ||
| 最低 | 0.6万円 | ||
※データ更新:2026年10月09日
【カラー別の買取相場】 FD110
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年10月時点から 11 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 0.6 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年10月09日
【実働車の取引価格帯】 FD110
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年10月時点から 11 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年10月09日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
FD110 上位20台の取引額 (データ更新:2026年10月09日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | FD110 | 0.8万円 | 4.0点 | BE44B-TH1 | 11,681km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







