LT80【1987~2006年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
LT80【1987~2006年】 の買取査定相場
平均買取額は、対前年比で25%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは白/青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.5~12.9万円です。
LT80【1987~2006年】 買取査定に役立つ車両解説

- ホワイト・ブルー 1991年
- 当時の新車価格
- 1199USD (約17万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
9.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
7.1万円
- 上限参考買取率
- 55.3%
- 平均参考買取率
- 41.6%

- イエロー 1993年
- 当時の新車価格
- 1199USD (約17万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
12.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.0万円
- 上限参考買取率
- 71.8%
- 平均参考買取率
- 52.6%
LT80は、スズキが1987年に北米市場に投入した子供向け(Youth)ATV(4輪バギー)で、QuadSport(クワッドスポーツ)シリーズの入門機として位置づけられたモデルである。スズキのATVラインナップは1980年代初頭に3輪ATCの流れを引き継いで4輪化された後、成人向けの大排気量LTシリーズ(LT250、LT500、後年のLT-Z400等)と、子供向けの小排気量シリーズに大きく分岐しており、LT80は後者の中核として20年間にわたり北米ATV市場のヤング層に親しまれた。1987年発売、2006年生産終了という20年ものロングセラーで、その間の設計変更は極めて限定的にとどまり、2000年前後の電装系更新とカラーグラフィックの周期的な刷新を除き、外観・機械構成ともに初代の姿をほぼ保ったまま販売が継続された。
同カテゴリーの北米市場では、ホンダTRX70/TRX90、ヤマハYFM80バジャー/ジャンプ/グリズリー80/ラプター80、カワサキKFX80、ポラリスPredator 90、Arctic Cat 90といった同排気量クラスがひしめいたが、LT80は「見た目は子供向け、実力は大人がハマる小型4輪」という評価で独自のポジションを築き、日本メーカー製ミニATVのなかでも「最良のストッククラス」と呼ばれるまでに評価が定着した。ATV初心者やジュニアライダーの入門機として広く普及し、2006年の生産終了以降も北米では中古市場およびストッククラス競技で存在感を保ち続けている。
心臓部は排気量82.5cc、ボア50.0×ストローク42.0mmの2ストローク単気筒リードバルブエンジンで、圧縮比7.4:1、Mikuni VM16SH単キャブレターを組み合わせた構成である。当時のスズキ国内向けスクーター用エンジンをATV向けに転用したユニットとして知られ、Cycle World誌の1987年テストレポートでも「スズキが国内スクーターから借用したエンジン」と明記されている。冷却系は独立した2つのファンでシリンダーヘッドとVベルト変速機のプーリー室にそれぞれ強制送風する「強制空冷(Forced Air-Cooling)」方式を採用し、砂塵の多いオフロード環境でも安定した冷却性能を確保する。潤滑はスズキ独自のCCI(Cylinder Crank Injection)分離潤滑で、燃料タンクとは別の2ストロークオイルタンクから自動供給される。始動はセルフスターターのみで、リコイル(キック)スターターは標準装備されない。点火はPEI(フルトランジスタ)CDI式である。
動力伝達はVベルト無段自動変速(Salsbury-typeベルトドライブ)で、乾式自動遠心クラッチと組み合わせる。変速比は2.341〜0.852の連続可変で、一次減速比は7.197、最終減速比は2.166(26/12)。最終伝達はチェーン駆動を採用し、後輪はソリッドアクスル(固定車軸)でリアデフを持たない構成。リバース(後進)ギアと副変速機(Hi/Lo)は装備されない。スロットル開度はガバナー(速度リミッター)で調整可能で、初心者やジュニアライダーの習熟度に合わせて出力を制限できる仕組みとなっている。
車体は鋼管フレームに、フロントは独立A-アームサスペンションと左右コイルスプリングショック、リアはスイングアーム式のシングルショックという構成。特筆すべきはリアサスペンションのレイアウトで、スイングアームピボットがエンジン前方に位置しており、エンジン/ドライブトレイン一式そのものがスイングアームとして機能する(もととなったスクーターのユニットスイング構造をATV化した設計)。ホイールトラベルは前後とも約50mmと控えめだが、独立懸架のおかげで路面追従性は同クラス比較でも安定しており、悪路での直進性の高さがCycle World誌でも高く評価された。ホイールは8インチスチールリムで、標準タイヤは前後ともDunlop AT 19×7.00-8の同径タイプ。ブレーキはフロントに左右独立の内拡式ドラム(80mm径×2)、リアに密閉型シングルドラム(130mm径)を採用し、前後連動ブレーキ機構が組み込まれている。
北米ミニATV市場でLT80が直接ぶつかったのは、ホンダTRX70(1986~1987年)とその後継TRX90(1993~2005年)/TRX90X(2006年~)、ヤマハYFM80バジャー(1985~1988年)、YFM80チャンプ(1988~1990年)、YFM80モト4/YFM80グリズリー80、YFM80ラプター、カワサキKFX80(2003~2006年)、ポラリスPredator 90(2003年~)、Arctic Cat 90(2003年~)といった各社の同排気量帯モデルである。20年間という長期の生産期間中、LT80はクラス基準としての位置を保ち続け、特に2ストロークエンジンによる軽快な加速、Vベルト無段変速機による扱いやすさ、独立A-アーム前後独立懸架による直進安定性の3点で差別化を維持した。ホンダTRX90は4ストロークによる耐久性とメンテナンス性で対抗し、ヤマハYFM80は電動セル+リコイル併用式による始動信頼性を武器としたが、LT80は「素直で速い」というシンプルな特性で北米ミニATVのストッククラス競技界で長く支持を集めた。
社内兄弟車は多岐にわたる。スズキATVラインナップにおけるLT80の下位はLT50 QuadRunner(1984~1987年)およびALT50(1983~1984年)で、より小柄な子供向け入門機として位置づけられていた。並列するLT-A50 QuadMaster(2000~2005年)はより低出力・4ストローク設計の子供向けATVで、LT80より安全志向の高い設計となる。上位にはLT230 QuadRunner/QuadSport、LT250R QuadRacer、LT-Z250 QuadSport、そしてLT-Z400 QuadSport(2003年~)といった成人向けスポーツ/ユーティリティATVが控え、LT80は「子供向けエントリー」から「本格スポーツATV」へのステップアップ経路の第一段に位置していた。2006年の生産終了と同時に、後継としてLT-Z50(50ccエントリー)、LT-Z90(90ccジュニア)、LT-Z400(成人スポーツ)というQuadSport Zシリーズが本モデルの役割を分担する形で引き継いだ。エンジン系統の観点では、LT80用の82.5cc 2ストロークエンジンは当時のスズキ国内スクーター用ユニットをベースとしており、直接的な国内車両との互換性は限定的だが、キャブレター(Mikuni VM16SH)、点火系、Vベルト変速機構の考え方には同世代のスクーター系の設計思想が色濃く反映されている。
LT80のモデルライフは、20年間にわたって基本設計を維持したロングセラーとしては珍しく、詳細な年式ごとの機械的変更が極めて少ない。以下では、初期、中期、後期の3期に分けて概観する。
初期(1987~1995年) — 1987年発売の初代モデルは、鮮やかなイエローの車体色にブラックのシート、ヘッドライトなしのシンプルな構成でデビューした。エンジン、変速機、シャシー、ブレーキ、タイヤサイズすべてが後年まで受け継がれる基本仕様として確定し、以降の20年間、この骨格が変わることはなかった。1988年から1990年代前半にかけては、カラーグラフィックの周期的な更新が中心で、機械的な変更はほぼない。この時期の個体は現在ではオリジナルコンディションのものが希少で、ヴィンテージATVコレクター層から一定の需要がある。
中期(1996~1999年) — 1990年代後半に入ると、カラーグラフィックが更新され、シートパターンやサイドカバーのデカール意匠が刷新されたモデルが登場する。この期間もエンジン、シャシー、電装ともに変更はなく、実質的にカラーチェンジのみの年次更新にとどまる。
2000年前後の電装更新 — 20年間の生産期間中、唯一まとまった機械的アップデートとされるのが2000年前後の電装系リフレッシュである。イグニッションコイル、CDIユニット、レギュレーターなどの一部を刷新し、始動信頼性を向上させた仕様が投入された。ただし外観、寸法、出力、変速機、車体構成には変更がなく、外見上は前年式とほぼ判別が難しい。この期間の個体は電装信頼性の高さから中古市場での人気が特に高い。
後期(2000~2006年) — 2000年以降、ヘッドライトや電装まわりの部分的な熟成を続けつつ、ボディ色は年式ごとに複数バリエーションが設定された。イエロー基調をベースに、ブルー系、グリーン系、レッド系、ブラック系のカラー展開が確認されており、2006年の最終年式にはブラック系グラフィックのモデルも設定された。
2006年の生産終了と後継 — 2006年をもってLT80は20年間の生産を終え、後継としてQuadSport Zシリーズ(LT-Z50、LT-Z90、そして上位のLT-Z400)が登場した。LT-Z50は50cc 4ストロークによる子供入門機、LT-Z90は90cc 4ストロークの中間モデルとしてLT80の役割を分担して引き継ぎ、2ストロークエンジンによるミニATVというジャンル自体は、この時点で北米ATV市場から実質的に姿を消すことになった。
LT80は、スズキが1987年に「子供向けATVの決定版」として送り出し、以降20年間にわたって基本設計をほぼ変えずに作り続けた稀有なロングセラーであり、そのシンプルさ・軽快さ・素直さの三点で、北米ミニATV市場の基準として長く君臨した。スズキ国内スクーター用エンジンをATVに転用するという発想と、そのエンジンユニット自体をスイングアームとして機能させる大胆なパッケージングは、Cycle World誌が1987年時点で「見た目は子供向け、実力は大人がハマる小型4輪」と評したように、スペック数値以上の完成度と楽しさを提供した。
20年間、外観と機械仕様がほぼ同一のまま作り続けられたことは、開発リソースを保守的に運用したというよりも、初代の設計が完成度として長期にわたって通用したことの証明でもある。2000年前後の電装刷新以外は本質的な改変を要さず、市場と競合の変化にも耐え抜いた本モデルの姿は、80年代末に北米ATV市場で発揮されたスズキのアプローチの正しさを、20年の実績で示したものといえる。
| 車名/型式/年式 | スズキ LT80 QuadSport / AC11A型 / 1987~2006年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1987~2006年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1430 (幅)800 (高さ)870 (重さ)99.5(乾燥重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)645 (最低地上高)110 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷(強制空冷2連ファン式)2ストローク単気筒リードバルブ・約6ps(7500rpm前後)・−− |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブ・6.0リットル |
| 新車販売価格 | 北米価格 2,299USD 約24万円(実勢レート105円/USD) |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 LT80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月11日
【状態別の買取相場】 LT80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
9.6万円
7.6万円
4台
平均
最低
取引
6.7万円
4.0万円
6台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
5.0万円
0.3万円
45台
※データ更新:2026年09月11日
【走行距離別の買取相場】 LT80
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 12.2万円 | 10台 |
| 平均 | 7.9万円 | ||
| 最低 | 4.0万円 | ||
※データ更新:2026年09月11日
【カラー別の買取相場】 LT80
- ■ ■
- ■ ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 7.1 万円 | 5台 | |||
| ■ / ■ | 9.0 万円 | 4台 | |||
| ■ | 7.6 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年09月11日
【実働車の取引価格帯】 LT80
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月11日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
LT80【1987~2006年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月11日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | LT80【1987~2006年】 | 12.4万円 | 4.3点 | AC11A9R1 | 0km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | LT80【1987~2006年】 | 10.8万円 | 3.8点 | AC11A7S1 | 0km | ■ / ■ |
| 3 | LT80【1987~2006年】 | 9.6万円 | 3.0点 | AC11A9M1 | 0km | ■ / ■ |
| 4 | LT80【1987~2006年】 | 9.2万円 | 3.3点 | AC11A2N1 | 0km | ■ / ■ |
| 5 | LT80【1987~2006年】 | 8.8万円 | 3.5点 | AC11A3L1 | 0km | ■ / ■ |
| 6 | LT80【1987~2006年】 | 8.1万円 | 3.7点 | AC11A1R1 | 0km | ■ / ■ |
| 7 | LT80【1987~2006年】 | 7.7万円 | 3.5点 | AC11A9J1 | 0km | ■ |
| 8 | LT80【1987~2006年】 | 5.1万円 | 3.5点 | AC11A1P1 | 0km | ■ / ■ |
| 9 | LT80【1987~2006年】 | 4.5万円 | 0点 | AC11A7M1 | 0km | ■ / ■ |
| 10 | LT80【1987~2006年】 | 4.1万円 | 0点 | AC11A8K1 | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






