GTV300【2006~現行】毎週更新の買取査定相場

- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式・年式別 平均取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
GTV300【2006~現行】 に関するこのページの内容
GTV300【2006~現行】 買取査定に役立つ豆知識

ピアジオグループの創立60周年という大きな節目を迎えた2006年、アニバーサリーモデルという位置付けで誕生し、その後レギュラー入りを果たしたのがベスパの中でも非常に印象的なビジュアルの『Vespa GTV』シリーズ。その中でも、ベスパ最大排気量となる排気量278ccエンジンを搭載し、現行ベスパのフラグシップモデルのひとつに数え上げられるのがGTSシリーズを起源とする本機・ベスパ GTV300です。
全長1,980mmとサイズ的にはスモールベスパのカテゴリに属するモデルですが、最古のベスパ車群に見られた金属がむき出しとなったハンドルバーにフロントマッドガード上に配されたファロ バッソ(ローマウントランプ)という実に個性的なスタイリングが最大の特徴。プレス鋼板製モノコックボディも全体的にふっくらとしたボリュームのある作りでクラシックベスパ感を違和感なく再現しており、ベスパが築いてきた歴史と伝統に則りながらも、現代的な技術によって品質を高めた現行モデル群における旗艦機のひとつです。2006年の創立60周年記念モデルとしてデビューした際はセパレートタイプの独立型本革サドルシートを縦に連続した構成でしたが、代を重ねた2022年モデルからはシート後部をラクダのコブのように隆起させたシングルシート風のワイドタイプへと変更し、クラシカルな見た目にアグレッシブなデザイン性を持つ独特のスタイリングへと様変わり。現行モデルでは4段階調節が可能なダブル油圧式リアショックが採用されるなど、クラシックスタイルとスポーツモデルの長所をリミックスしたベスパきっての個性派として認知される存在となりました。
搭載されるエンジンはベスパGTS300由来の278cc空冷4ストシングルで、スモールベスパに搭載可能なエンジンとしては限界サイズのパワーユニットとなっており、クエイサーエンジンの最終形として最高出力12PSを発揮することが可能でした。2014年モデルからはピークトルク発生回転数を引き下げ推進力を強化した実用性重視の出力特性へと変わり、2016年以降のイヤーモデルではユーロ4およびユーロ5準拠の新エンジン『300HPE』へと置き換えられ、インジェクションとの組み合わせで最高出力を17.5kW(23.8PS相当)へ高めるなど、その時々に応じた排ガス規制適合化を果たしながらも熟成化が図られ、現行ベスパのフラグシップを名乗るに相応しいハイスペックモデルのひとつとして数え上げられる一台へと成長。最高速度は125km/hと日本製250ccビッグスクーター程度ですが、排気量を活かしたトルク感で加速の伸びが非常に良く、タンデム&高速道路使用といった条件下でも問題なくこなせるほど。ベースとなったGTS300とは異なり、ハンドル部分がむき出しであるため高速巡航時は若干ハンドルがとられやすい側面こそあるものの、ショートバイザーによる防風効果が意外なまでに乗り手の肉体的負担を軽減してくれることを加味すると、見た目以上に優秀な運動性能を有していると言えるでしょう。
以下、世代ごとの大まかな進化の歩みです。
・2006年(第1世代)…ピアジオグループ創立60周年を記念したGTS300をベースにした特別モデルとして初登場。個性的なスタイリングが反響を呼び翌年以降レギュラー化。
・2008年(第2世代)…GTS300がエンジンと吸気系の見直しを実施し世代交代したことと合わせ同内容にてリニューアル。
・2014年(第3世代)…フロントアクスルシャフトの改良とトルク特性の見直しで実用域における力強さと運動性能を高めリニューアル。
・2016年(第4世代)…ユーロ4適合化のため吸排気系を中心とした見直しで燃費性能を高めるマイナーチェンジを実施。
・2019年(現行)…新エンジン『300 HPE』を搭載し歴代300ccモデル最高レベルとなる23.8PSを実現しABS&トラクションコントロールなどを実装しフルモデルチェンジ。
登場以来、全ベスパ車の頂点に立つエンジンを搭載したフラグシップモデルという立ち位置により、ベスパ公式による様々なアクセサリーが用意されたのもGTSと同様で、特に人気を博したのが高速巡航性をさらに高めるウインドシールドと前後キャリア。後者を装着することにより、シート下の収納スペースと合わせ標準サイズのキャリーバッグふたつ程度の積載も十分可能となり、欧州市場ではツアラー仕様にカスタマイズした車両もちらほら。GTS300シリーズより若干ガソリンタンク容量が少ないのが玉にキズといったところですが、個性的なルックスを愛するファンも多く、こだわり派にとっては非常に満足度の高いモデルだと言えるでしょう。
現在の中古バイク市場においては、日本市場では主なスモールベスパとは一線を画すスタイリングで好みが分かれやすいものの、折り紙つきの運動性能と個性的なスタイリングに対する一定の支持あり。ただし、世代によって基本評価額が大きく異なる傾向があるため、モデルイヤーによってはかなり評価額に差が生じるモデルでもあります。年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場ではこの傾向がさらに明確に。同オークションでは2020年頃より出品が見られるようになりましたが、300HPEエンジン以前のイヤーモデルの平均取引価格が27万円台であるのに対し、同エンジン搭載となった以降のイヤーモデルでは70万円に迫る落札価格を記録するなど、天と地ほど大きな差が生じております。この背景には、同オークションに参加する小規模な中古バイク販売店が個性的なルックスにより長期在庫化することを懸念している、という部分に負うところが大きく、ベスパを取り扱うショップでも販売力の差によって下取り価格に大きな差がつく要因にもなっており、ニューモデルへの乗り換え・買い替えを検討する際の大きな課題となっている一面でもあります。とは言え、最高落札価格が70万円に迫る記録を出したことは紛れもない事実であり、程度状態によっては期待以上の買取査定額になる可能性は十分あるため、高額売却を希望されるオーナー様でなくとも買取査定に出してみる価値大だと言えるでしょう。
現行ベスパのフラグシップであるGTSシリーズから派生した個性派・ベスパGTV300シリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、ベスパならではの独自構造に関する正しい知識はもとより、2006年の初登場から幕を開けたベスパGTVシリーズとベースモデルのGTSシリーズ全体の歴史と仕様の変遷への正しい理解と知識、中古バイクとして各重要箇所の状態を正確に見抜き適切に評価できる見識の確かさ、コレクターの多い海外市場を含む中古バイクとしての販売網を駆使して利益を出せるだけの販売力を兼ね備えた業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのいずれも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。海外メーカー製バイクに精通する弊社バイクパッションならではの顧客満足度の高さを以って、オーナー様のご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。
ベスパ GTV300シリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | Vespa GTV300(ベスパGTV300)/M45&MD3型/2022年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 2006年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,980×全幅765×全高1,380mm・装備重量163kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm・最低地上高--mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒・17.5kW(23.8PS相当)/8,250rpm・30.3km/L(公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・8.5リットル |
新車販売価格 | 91.3万円(2022年当時・税込) |
ジャンル | スクーター |

【M452型 2006~16年】GTV300毎週更新の買取査定相場


GTV300【MD31型 2021~現行】毎週更新の買取査定相場


実働車【型式・年式別 平均取引額】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2025年06月13日

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年06月13日

実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2025年の取引台数 |
※データ更新:2025年06月13日

【状態別の取引額】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
66.1万円
62.6万円
2台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年06月13日

【走行距離別の取引額】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 69.5万円 | 2台 |
平均 | 66.1万円 | ||
最低 | 62.6万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年06月13日

【カラー別の取引額】 GTV300【MD31型 2021~現行】
- -




買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
- | 66.1 万円 | 2台 | ![]() |
※データ更新:2025年06月13日

【実働車の取引価格帯】 GTV300【MD31型 2021~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年06月13日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

GTV300【2006~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月13日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | GTV300【2006~現行】 | 69.7万円 | 6.8点 | MD3108PV | 388km | - |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | GTV300【2006~現行】 | 62.8万円 | 7.2点 | MD3108PV | 1,101km | - |
3 | GTV300【2006~現行】 | 30.2万円 | 3.8点 | M4520100 | 15,849km | ■ |
4 | GTV300【2006~現行】 | 25.2万円 | 3.7点 | M4520100 | 3,929km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

【M452型 2006~16年】GTV300 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月13日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | 【M452型 2006~16年】GTV300 | 30.2万円 | 3.8点 | M4520100 | 15,849km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 【M452型 2006~16年】GTV300 | 25.2万円 | 3.7点 | M4520100 | 3,929km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

GTV300【MD31型 2021~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月13日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | GTV300【MD31型 2021~現行】 | 69.7万円 | 6.8点 | MD3108PV | 388km | - |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | GTV300【MD31型 2021~現行】 | 62.8万円 | 7.2点 | MD3108PV | 1,101km | - |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
