TZ350【1973~81年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
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- 取引価格帯
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- 上位20台の取引額
TZ350【1973~81年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤/青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて21.3~61.2万円です。
TZ350【1973~81年】 買取査定に役立つ車両解説
TZ350 は、1970年代から80年代における二輪ロードレース界において、世界中のプライベートレーサーに最も愛され、GPのグリッドを席巻した伝説的な市販ロードレーサーです。市販車改造ではなく、フレームからエンジンまで初めからレース専用として設計されました。高い旋回性とフラットなパワー特性が特徴です。レーサーですからヘッドライト等の保安部品はなく、一般道は走行できません。
○主な特徴
水冷2ストロークピストンバルブ並列2気筒を搭載。前身の空冷【TR-3】から発展し、水冷化によって熱ダレを防ぎ、長時間のレースでも安定した高出力を発揮しました。ボア×ストロークは64.0mm×54.0mmで、これは54.0mm×54.0mmであるTZ250のシリンダーを拡大して347ccとしたものです。このショートストローク化で高回転化を実現、パーツ共通化によってコストダウンとパーツ共通化を図っています。
最大出力は、79年型で58馬力/10,000回転を発生しました。ただしパワーバンドは極めて狭く、およそ8,000〜10,500rpmの範囲と言えます。これが荒馬を乗りこなす醍醐味とも言えますが、7,500rpm以下ではほとんどトルクがなく、スカスカで前に進みません。が8,000rpmを超えた瞬間、2ストローク特有の強烈な二次曲線的パワー(約60〜64馬力)が突然立ち上がります。これでも当時の2ストワークスマシンに比べればはるかに扱いやすかった……という話。
そして、それを維持するためのミッションは6速。コーナー進入時や脱出時にはクロスミッションを駆使した極めて緻密なシフト操作が求められました。
フレームは兄弟車種TZ250とほぼ共通の鋼管ダブルクレードル式で、軽量な車体と剛性バランスを極限まで突き詰めた「鋼管パイプフレーム時代の完成形」とも言えます。車重は乾燥で約115kg。ホイールは前後スポーク、ブレーキは前後ドラムだったのがモデルチェンジを重ねて前後ディスクに変更されました。フルカウルはFRP(繊維強化プラスチック)製。
○モデルチェンジ歴
TZ350A(1973年) 水冷2ストローク並列2気筒(約60PS)でデビューした初期型。前後ドラムブレーキ。価格は66万円(当時の4気筒750ccは40万円前後)。
TZ350B(1974年) フロントブレーキディスク化など熟成。
TZ350C(1975年) リヤサスペンションにモノクロス(シングルショック)を採用。リアブレーキをディスク化。69万〜72万円。
TZ350D/E(1977〜78年) シリンダーや排気ポート形状の変更。
TZ350F/G(1979〜80年) パワージェット付きキャブレターの採用(約64PSへ向上)、フレーム剛性の強化、アルミタンク採用。
TZ350H(1981年) 各種を極限まで熟成した最終型で110万円 。WGPでの350ccクラス廃止(1982年閉幕)に伴い、歴史の幕を閉じました。
○数々のTZ伝説
TZ350でよく言われたのは「ジャイアント・キリング」で、上位車種を余裕で凌駕する戦闘力です。350ccクラスはおろか、フォーミュラ750や500ccクラスでも、軽量さを活かして大排気量車やワークスマシンを脅かす走りが可能でした。
例えば1974年、デイトナ200マイルレースではTZ350駆るケニー・ロバーツが、750ccのマシン群を相手に優勝。77年、日本の片山敬済選手はTZ350で世界タイトルを獲得(チャンバーを3本つけ「三段腹」と呼ばれた3気筒スペシャルも投入)。1970年代中盤の350ccクラスグランプリでは、出走台数の8割以上がTZ350という「ワンメイクレース」状態に陥ることも珍しくなかったという話も残っています。
○TZ350が残した功績
TZ350 が二輪ロードレース史およびオートバイ技術史において残した功績は、単なる「速いレース用バイク」の枠を大きく超えています。それは、
・プライベーターへの「世界への扉」の解放(モータースポーツの民主化)
個人ライダーやプライベートチームが購入できる価格のため、メーカー直のワークスマシンでなくても、レースに勝てる可能性を創出しました。
・2ストロークエンジンの水冷化・モノクロスサスペンションの普及
水冷化は【RZ350】など市販車へのフィードバック、モノクロスサスペンションはオンロードでも飛躍的に高い性能を示しました。2ストスピリットは85年の【TZR250】へも。
・「小が大を食う」ジャイアント・キリングの象徴
デイトナにおけるケニー・ロバーツの優勝など、「パワーウェイトレーシングとトータルバランスこそが重要である」原則を知らしめました。
・日本人世界チャンピオン輩出と日本のレース文化の底上げ
1977年の片山敬済選手WGP350ccクラスでの日本人初優勝、全日本選手権における石川岩男選手など、数多くのトップライダー活躍を後押ししました。
○ライバル
ハーレーダビッドソン(アエルマッキ)【RR350】2ストローク水冷2気筒モデル、1970年代半ばのWGP350クラスでTZ350と激しく競合。
カワサキ【KR350】タンデムツイン(前後直列2気筒)のワークスマシン。1970年代末から80年代初頭の350ccクラスを席巻、TZ350とまともに張り合う。
TZ350は2ストレーサーということもあり、現存車両は多くありません。しかし数多くのレースに出場し栄光に包まれた功績は、色あせることがありません。不動車でも歴史的価値は大変高いものがあり、実働車ならなおさら査定額も大いに期待できます。所有されて売却をお考えの方は、是非ともバイクパッションまで!
| 車名/型式/年式 | TZ350 / -型 / 1979年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1973年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1955 (幅)510 (高さ)1010 (重さ)115kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)830 (最低地上高)135 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク並列2気筒・58PS/10,000rpm・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 押しがけ・キャブレター・22リットル |
| 新車販売価格 | 110万円(79年式、税別) |
| ジャンル | 2スト | オンロードレーサー競技用 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 TZ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月25日
【状態別の買取相場】 TZ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
100.0万円
100.0万円
1台
平均
最低
取引
80.0万円
80.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
41.9万円
23.8万円
2台
※データ更新:2026年09月25日
【走行距離別の買取相場】 TZ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 100.0万円 | 2台 |
| 平均 | 90.0万円 | ||
| 最低 | 80.0万円 | ||
※データ更新:2026年09月25日
【カラー別の買取相場】 TZ350
- ■ ■ ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ / ■ | 100.0 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 80.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年09月25日
【実働車の取引価格帯】 TZ350
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月25日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
TZ350【1973~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月25日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | TZ350【1973~81年】 | 100.2万円 | 4.0点 | 383-996 | 0km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | TZ350【1973~81年】 | 80.2万円 | 3.2点 | 383-991 | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





