XT500【1976~81年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
XT500【1976~81年】 に関するこのページの内容
XT500【1976~81年】 買取査定に役立つ豆知識
XT500はヤマハが1976年から79年まで製造販売していたオフロードモデルです。バイクのエンジンの主流が2ストだった時代、世界的な4スト化の流れとアメリカ市場の要請から【ビッグオフロードマシン】として開発されました。
エンジンはヤマハ初の4ストOHC単気筒で、軽量・コンパクト・美しく・耐久性があるという4つの要素を重視。車体は、砂漠からガレ場、川越えなど、オフのあらゆるシチュエーションでの走破性を観点に、耐久性重視、オイルタンク・イン・フレームのドライサンプ方式、マグネシウム製クランクケースカバーなど、革新的な作りとなっています。
結果、「従来のオフロードタイヤのパターン表面ブロックが根元から千切れ飛んだ」というぐらいの低速トルクを持ったエンジンが完成します。シリンダー外観はブラック塗装、エキパイからマフラーもブラック、マフラーは一旦シート下部で跳ね上がった躍動感のある形です。ブレーキは前後ドラム、リアサスはコンベンショナルな2本サスです。
このエンジンを搭載した輸出用エンデューロモデル【TT500】は、アメリカのダートトラック、エンデューロ、氷上レースで勝ち続けました。さらには1979年の第1回パリダカで1位・2位入賞、第2回で1位~4位入賞と優秀な成績を収めます。販売台数は大きく伸びました。
また日本でも、1977年の《鈴鹿6耐》でバイクジャーナリスト堀ひろ子さんが乗った「ロードボンバー」がリッタークラスに割って入って8位入賞という輝かしい成績を収めます。
そのエンジンはオンロードマシン【SR500】にも使われ、またスケールダウンして【XT400】【SR400】にも使用されています。
79年にマイナーチェンジを受け、キックインジケーター(キックに最適なクランクシャフト位置を表示する装置)採用、キャブにウォームスターターを取り付けて始動性を向上しています。
XT500はヤマハの4ストオフ車のパイオニアとして、またSRシリーズでヤマハの屋台骨を支えたマシンなのです。現在の流通台数は少ないですが、大型の存在意義が大きく変化した今、XT500の価値は大きく増しています。
XT500の売却をお考えでしたら、買取査定はバイクの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | XT500 / 1E6型 / 1976年モデル |
---|---|
発売年月 | 1976年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2170 (幅)875 (高さ)1180 (重さ)147 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)835 (最低地上高)215 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク単気筒・30PS(5,800rpm)・43.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・8.8リットル |
新車販売価格 | 37万円 |
ジャンル | オフロード |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 XT500【1976~81年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 XT500【1976~81年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 XT500【1976~81年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
50.1万円
35.2万円
2台
平均
最低
取引
41.4万円
25.2万円
8台
不動
平均
最低
取引
24.8万円
3.0万円
6台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XT500【1976~81年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XT500【1976~81年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
XT500【1976~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XT500【1976~81年】 | 65.2万円 | 4.2点 | 1E6-009 | 63km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | XT500【1976~81年】 | 57.4万円 | 3.5点 | 1E6-005 | 33,455km | ■ |
3 | XT500【1976~81年】 | 55.2万円 | 3.5点 | 1E6-012 | 17,506km | ■ |
4 | XT500【1976~81年】 | 50.2万円 | 3.3点 | 1E6-320 | 16,156km | ■ |
5 | XT500【1976~81年】 | 50.2万円 | 3.5点 | 1E6-010 | 41,820km | ■ |
6 | XT500【1976~81年】 | 40.3万円 | 3.2点 | 1E6-006 | 18,911km | ■ |
7 | XT500【1976~81年】 | 35.3万円 | 3.8点 | 1E6-320 | 15,206km | ■ |
8 | XT500【1976~81年】 | 28.3万円 | 3.2点 | 1E6-012 | 31,951km | ■ / ■ |
9 | XT500【1976~81年】 | 25.5万円 | 3.2点 | 1E6-004 | 5,872km | ■ |
10 | XT500【1976~81年】 | 25.3万円 | 3.0点 | 1E6-004 | 5,872km | ■ |
【事故 不動 故障車】 XT500【1976~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XT500【1976~81年】 | 50.9万円 | 0点 | 1E6-012 | 18,363km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | XT500【1976~81年】 | 33.8万円 | 0点 | 1E6-010 | 14,191km | ■ |
3 | XT500【1976~81年】 | 33.7万円 | 0点 | 1E6-010 | 14,191km | ■ / ■ |
4 | XT500【1976~81年】 | 16.3万円 | 0点 | 1E6-012 | 40,731km | ■ / ■ |
5 | XT500【1976~81年】 | 12.1万円 | 0点 | 1E6-005 | 18,119km | ■ |
6 | XT500【1976~81年】 | 3.1万円 | 0点 | 1E6-005 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています