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R1250GSアドベンチャー買取査定事例|走行距離多目の2020年モデル

買取させて頂きましたのはR 1250 GS アドベンチャー。
マイナーチェンジが入りフレーム型式が変わる前の2020年モデルです。3年前のモデルとしては目立つ減点対象が皆無であった極上車ですが、走行距離は相対的に多い2.5万キロです。
2023年現在の相場に照らすと、確実に利益を出すためには160万円台の査定額となるところですが、販売店の仕入れ額として195万円で買取致しました事例です。

R 1250 GS アドベンチャー買取価格実例

事故不動
新車
  • 6

総合評点:6点

エンジン 6 車体フレーム 5 外装 6 電装保安部品 6 フロント周り 6 リア周り 6

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • R 1250 GS アドベンチャー
  • 買取価格
  • 1,950,000円
  • 年式
  • 2020年モデル
  • 走行距離
  • 25695km
  • 車台番号
  • WB10J5104L
  • カラー
  • ラリーカラー (Style HP)
  • エンジンの状態
  • 機能良好ですが、エンジンヘッドに小さい削れ傷有ります
  • 外観の状態
  • 色艶良好で綺麗です
  • 損傷や事故転倒歴
  • 細かい傷が散見されますが、大きな瑕疵は皆無です
  • カスタムや改造
  • フルノーマル / メーカーオプション装備
  • 買取年月
  • 2023年5月2日
  • ジャンル
  • アドベンチャー

2022年型 R1250GSアドベンチャーの買取査定内容

「ビーエムのアドヴェンチャーを見て欲しい」とのご依頼を受けて査定させて頂くことになったのは、R 1250 GS アドベンチャーです。
R 1250 GSの他に R nineTとBMWの車が鎮座するお屋敷のガレージは素敵なオーナー様に似合う男のロマンが詰まった空間でした。
「どうにもこの巨大タンクが納得できなくて。。以前に他の業者に見てもらったんだけど何様かって位 態度悪くて。パッションさんは友達に薦められて呼んでみました。」 と手放される経緯と弊社を呼んでくださった理由を教えて下さったオーナー様。

車体のカラーリングとフレームナンバーから2020年モデルだと判明したオーナー様の愛車。拝見させて頂いた車検証の所有者欄は空欄となっており直ぐに現金買取できる状態です。はたして、2020年モデルの査定額は幾らが上限なのでしょうか?まずは買取相場からご紹介させてください。

2020年型 R 1250 GS アドベンチャーの買取相場

アドベンチャー機 市場で世界で最も売れているGSシリーズの旗艦モデルR 1250 GSアドベンチャー。
GSシリーズの成功を受けて、各メーカーもシリーズ展開していることからライバルも豊富です。
2021年にはムルティストラーダ V4が世界で1万台超のセールスを記録しドゥカティのベストセラー機となる等、競争が激化している大排気量アドベンチャー市場。 はたして元祖にして名門GSシリーズのフラッグシップは、ライバル機よりも高い買取価値(リセールバリュー)を誇っているのでしょうか?
各メーカーのフラッグシップとなっている現行モデルで買取相場(査定額の指標となっている業者間オークションの落札額)を比較してみましょう。

業者間オークションとは、販売業者の最大の仕入れ先であり買取業者の最大の転売先として年間に約20万台のバイクが取引される市場です
2022年型【アドベンチャー機】の買取率比較
平均落札額 落札台数 新車価格 買取率
R1250GSアドベンチャー 242万円 8台 257万円 94%
1290 SUPER ADVENTURE R 177万円 5台 240万円 74%
TIGER 1200 GT 168万円 1台 231万円 73%
Multistrada V4 S 229万円 1台 294万円 78%
RA1250S 142万円 6台 249万円 57%
VERSYS 1000 SE 135万円 3台 181万円 75%
Africa Twin ES DCT 140万円 5台 187万円 75%
V-Strom1050XT 112万円 3台 151万円 74%
Tenere 700 130万円 6台 117万円 111%
落札額は、各2022年型を業者間オークションの取引履歴を2023年5月時点で12か月間遡った数字
新車価格は2022年型の税抜メーカー希望小売価格(V-StromとVERSYSは21年型)
※車種は現行機種の最上位バリエーション(業者間の取引履歴が無い場合は次点)を選択
※R 1250 GSアドベンチャーの日本仕様は上位グレードのみ設定されているためプレミアムパッケージの価格を適応
※価格はベースグレードとベースカラーを選択

価格は税抜で統一
現行フラッグシップの比較と銘打っていますが、
(1)メーカーによってバリエーションとグレードにイヤーモデルの設定が異なること。(2)機種によっては業者間オークションで取引履歴が無いこと。2点を踏まえて上記注釈に記載した内容での比較となっています。

MotoGPエンジン由来で170馬力を発揮するDUCATI ムルティストラーダV4【2021年~】、オフロードレーサー直系で乾燥重量221kg/最高160馬力のKTM 1290 SUPER ADVENTURE R【2017年~】、 3気筒で150馬力を叩き出すTriunph タイガー 1200GT EXPROLER【2022年~】、V-Rod以来の水冷を搭載し150馬力を公表したHarleyパン アメリカ1250スペシャル【2021年~】。 尖ったスペックが目を瞠る海外メーカーの旗艦モデルは200万円台の希望小売価格が設定されています。
国内メーカーは100万円台の希望小売価格で出揃っており、CRF1100L アフリカツインのAdventure Sports ES DCT【2020年~】が最高値、次いでVERSYS 1000 SE【2019年~】、V-Strom1050XT【2020~21年】、 Tenere 700【2019年~】となっています。

上記表は2022年型(V-StromとVERSYSは21年型)で比較した表です。コロナ禍で新車供給が細った時期ながら取引履歴がある機種はその人気の高さを示しているともいえます。

本題の買取率(正確には「業者間の平均取引額÷メーカー希望小売価格」なので査定現場の買取額で計算すると数%低くなります)を比較すると、概ね70%台に収斂されている中で、 R1250GSアドベンチャーが94%、テネレ700に至っては111%と新車価格超えを達成しています。
コロナ禍で新車供給が細り、供給が需要に追い付いていない時期が被っていたとはいえ驚異的な数字です。 リッター超えアドベンチャーではライバルに比べダントツのリセールバリューを叩き出す結果となったR 1250 GSアドベンチャー。売ろうと考えているオーナー様にとっては気持ちの良い結果ではないでしょうか。

GSシリーズ旗艦機のブランドの強さを確認できたところで、続いてはR 1250 GSアドベンチャーに特化して買取相場を掘り下げてみましょう。

【年式別】R 1250 GSアドベンチャーの業者間取引額
平均落札額 最高額 最低額 台数
2023年型 - - - -
2022年型 224万円 264万円 223万円 8台
2021年型 243万円 300万円 212万円 12台
2020年型 204万円 280万円 142万円 31台
2019年型 200万円 260万円 130万円 11台
業者間オークションの取引履歴を2023年5月時点で12か月間遡った数字
物価の上昇やアップデートによって年々メーカー希望小売価格が上がってきたR 1250 GSアドベンチャーですが、平均落札額に着目すると、2021年型を境に大きく相場が変化していることが見て取れます。
その理由としては年式落ちの他に、2021年モデルでマイナーチェンジ(走行モード選択機能に省燃費ライドをサポートする「エコ」モードを新たに追加)が入り、フレーム型式も「0J5型」から「M11型」へ 変更された点が挙げられます。

イヤーモデルによって相場が異なる本機。買取させて頂きました2020年型についてブレークダウンしてみましょう。
先ずは査定額に占める要素が最も大きい評価点を軸に比較していきましょう。

2020年型【評価点別】R 1250 GSアドベンチャーの業者間取引額
平均落札額 最高額 最低額 台数
評価点7 245万円 280万円 210万円 2台
評価点6 227万円 247万円 174万円 7台
評価点5 195万円 236万円 142万円 18台
評価点4 185万円 220万円 142万円 4台
上記は2020年モデル R 1250 GSアドベンチャーの落札額を評価点別に比較した表です。
平均落札額に着目すると評価点が高いほど落札額が高い関係性が表れています。
評価点について補足すると、
「7点=超極上車」は走行距離を除くと新車と遜色ないコンディション。「6点=極上車」は新車に比べるとごく軽い減点が入る状態。 「5点=良好」新車と比べると使用感が出ているもののルーティーンの整備で再販できる状態。「4点=軽い難や使用感」それなりの難や使用感が出ており再販に当たっては何らかの+アルファの整備が必要状態。 を示します。
31台の取引があった2020年型のうち、評価5点が18台を占めることから3年落ちのリッタークラスの平均的な評価は5点で、7点が付くような超極上車はレアケースと言えます。

平均落札額は状態と既定に連動していますが、最高や最低落札額には各評価点で大きな開きが存在しています。何故でしょうか? その理由には、「走行距離」「カスタム内容」「カラーリング」が挙げられます。以下で更にブレークダウンしてみましょう。

2020年型【走行距離別】R 1250 GSアドベンチャーの業者間取引額
平均落札額 最高額 最低額 台数
0.5万km未満 236万円 280万円 220万円 6台
1万mn未満 200万円 225万円 178万円 14台
1万km台 201万円 246万円 142万円
2万km台 198万円 220万円 185万円
3万km超 158万円 166万円 150万円
走行距離で比較すると、0.5万キロ未満と、3万キロ超を境に平均落札額が変死している様子が分かります。
0.5万キロ未満で評価が6点以上で合えば、220万円以上の落札額が見込めると読めます。
対して3万kmを超えてくると、150~160万円台に甘んじる可能性が高くなりそうです。
ボリュームゾーンである0.5~2万キロ台については評価点と加味して見ると、「低走行+好評価」の個体が上位を占め、反対に「多走行+低評価」の個体が下位を占める傾向が鮮明となっています。
次いでカラーリングについても見てみましょう。

2020年型【カラー別】R 1250 GSアドベンチャーの業者間取引額
平均落札額 最高額 最低額 台数
アイス・グレー 190万円 213万円 150万円 4台
452 Style Exclusive 193万円 225万円 142万円 5台
456 Style HP 209万円 280万円 145万円 22台
2019年からの継続で3タイプのカラーが設定された2020年モデル。
平均落札額で比較すると、ベースカラーのアイス・グレーが190万円、上位カラーの452 Style Exclusive(カーキ)が193万円、456 Style HP(赤/青/白)が209万円となっています。452 Style Exclusiveとアイス・グレーの取引台数が少ないことから傾向としては弱いのですが、台数が集中しているラリーカラーは人気が高く査定額にもプラスの影響を期待出来るでしょう。
因みに最初のトラベル エンデューロ(アドベンチャー)機としてG/Sの名を冠した1980年のR80G/Sから40年の節目を迎えた2021年モデルで設定されたEdition 40 Years GS(40周年記念車)は確実なプラス査定が期待できます。

以上、評価点・走行距離・カラーリングを軸に2020年モデル R 1250 GSアドベンチャーの相場を見て参りました。
時々の需給で落札額が決まるオークションの性格上、整然とした分類は出来ませんが、傾向としては以下の様に纏めることが出来ます。
  • ▼2020年型R1250GSアドベンチャーの相場
  • 250万円超の2台
    走行距離 数十~1,000km台の7点車両
  • 220~240万円台の9台
    走行距離数千kmの6点車両
  • 200~210万円台の5台
    走行距離数千~1万キロ台の5点車両
  • 180~190万円台の7台
    <走行距離1~2万キロ台の5点車両
  • 140~170万円台の7台
    走行距離1万キロ以上の4~5点車両
最後にカスタムについて補足しておくと、直近1年で取引のあった2020年型 31台のうち約6割の個体はメーカーオプションのトップケース+パニアケースを備えていました。左記のオプション装備によって 5万円ほど落札額が伸びている傾向も確認できます。
以上の買取相場を踏まえて、買取致しました2020年モデルR1250GSアドベンチャーの査定内容をご紹介させて頂きます。 (尚、上記の業者間市場における落札額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取額は97%相当となります)

【R1250GSアドベンチャー】相場の推移

【R1250GSアドベンチャー】相場の推移

【年式別】相場推移

【年式別】相場推移

【年式別】業者間の取引額

【年式別】業者間の取引額

【2020年型】業者間の取引価格帯

【2020年型】業者間の取引価格帯

【2020年型】評価点別の取引価格帯

【2020年型】評価点別の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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極上の6点評価となった外装の査定

登場2019年モデルから継続されたラリーカラー(HP モータースポーツ/456 Style HP)が輝くオーナー様の2020年モデルR1250GSアドベンチャー。
ラリーカラーはべスカラーよりも7万円高い上位カラーで、最も人気の高い(売れている)カラーです。そのため他のカラーリングより買取額で若干有利となります。

それでは外装から査定を進めてまいります。
R1250GSアドベンチャーの外装は、タンク・ラジエターシュラウドカバー・フロントフェアリング・スクリーン・シート・前後アンダーガードフェンダー・ナックルガード・フェアリングプロテクターなどで構成されています。
新車や超極上車と比べると艶感は若干後退してはいますが、3年前の車両としては外装全体の色艶は良好で目立った傷も確認できません。
各パーツに目を凝らしていくと、タンクの磨き傷、フロントフェアリングやフェンダーなどに線傷が入っていますが買取価値の減額はごく僅かな細かい傷です。
タンクパッドを装着している30リットルタンク。上部には磨き傷があります。
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買取価値を細かく刻んだエンジンの削れ傷

ライバル機の最高馬力に後塵を拝す事態を受け、先代 R 1200 GS 比で11馬力の出力向上を果たし最大136馬力となったR 1250 GS/アドベンチャー。
Rシリーズのアイコンであるボクサーツインにはシフトカムが新採用され排気量はGSシリーズ最大の1254ccとなっているエンジンを続いて査定してまいります。

まずは目に見える箇所からですが、右側のエンジンガードとシリンダーヘッドカバーに削れ傷が入っています。
幸いヘッドカバーの削れ2点は小さいものですが、黒色のカバーから下地の白が露出して悪目立ちしています。再販に当たっては目立たないようにケアをする必要がありそうです。
エンジンガードについては広範囲で削れています。外装が綺麗なだけにこちらも悪目立ちしています。中古購入に際しては転倒傷を嫌う方も少なくないことからコチラもケアが必要となりそうです。
V型や並列レイアウトのエンジンは、腰下のクランクケースが左右に張り出している形状をしていますが、ボクサーツインはシリンダーヘッドが左右に張り出しています。
そのため転倒時の打ちどころによっては、クランクケースカバーの破損ではなく、シリンダーブロック内部が破損する可能性もあり得ます。ケースによっては非常に高額な修理が想定されます。
車体が重いだけに低速の転倒でも衝撃の受け方でケースやカバーは簡単に割れてしまいます。特に悪路走破で転倒の可能性も高いアドベンチャー機にはエンジンガードは必須と言えます。 その意味では軽い削れ傷で済んだのは不幸中の幸いと言えます。買取価値の減額も軽めです。

続いてはスターターを押下してボクサーツインを始動させます。
始動性は良く、ボクサーツインが車体を左右に振ってアイドリングします。アイドリングも安定しており白煙吹きや異音といった大きなマイナス査定に繋がる不調は確認できません。
ギアチェンジと吹け上りもスムーズです。
削れ傷が玉に瑕の評価となりましたが、外装に引き続きエンジンも6点判定に。
ボクサーエンジンのヘッドのエンジンガードに削れ傷
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プレミアムラインの足回りも極上判定

ロ-ダウンサスペンションの有無でプレミアムスタンダードとプレミアムラインに分かれている日本向けR 1250 GS/アドベンチャー。
日本向けにはベースグレードは輸入されておらず、受注生産で長期納車待ちとなるため実質的にはオプションが多数盛り込まれたプレミアムパッケージのみが流通しています。

本拠ドイツをはじめ欧米ではロ-ダウンサスペンション(プレミアムスタンダード)は設定されていないため世界的に見ればローカルな仕様ではありますが、査定額への影響は無いように見受けられます。
業者間オークションではプレミアムスタンダードにフラグが振られていないことから写真での識別になるため断定はできませんが、取引データからはローダウン仕様の落札額が低い傾向は認められません。
跨っての沈み込みが浅く、重心も高く(特にトップケースなどを付ければ)、悪路では足を付いて車体を支える機会も多いことから、890mmのシート高は体格によっては購入に踏み切れないハードルとなります。 その意味で日本ではプレミアムスタンダードは一定の受け皿となっています。事実、国内外のメーカーから多数のローダウン仕様が過去に発売されていますが、買取相場は概ね標準仕様に引けを取りません。

オーナー様の愛車は標準シート高(プレミアムライン)です。続いてはその足回りを査定してまいります。

ラリーカラーではリムがゴールド仕上げとなっているホイールですが、オフ走行性能を高めるためスポーク仕様となっています。ホイール回りは手が入りにくい部分とあって劣化が出やすく、飛び石による傷と共に使用感が出やすい部分です。 オーナー様の愛車はパッと見て綺麗ではありますが走行距離が多いこともあって、スポークやリム部分に細かい傷が多数入っています。

サスペンションは、37mm径のセントラルスプリングストラットを装備するテレレバーフロントフォークと、リアはモノショックで構成されていますが、減衰のコシは良く機能的には申し分ありません。
フォークは手が入りやすいことから外側は綺麗な車両が多いですが、見落とされがちな内側には劣化が出ている車両も少なくありません。オーナー様の愛車は内側も綺麗で日頃から丁寧に ケアされていたことが現れています。
伝統のシャフトドライブ+片持ちのスイングアームが採用されている本機ですが、路面に近いスイングアーム周辺も傷がつきやすい箇所です。底面には細かい傷が多数入り細かい錆びが認められますが、 目に付く範囲は綺麗です。
足回りには若干の使用感が認められたものの大きく買取価値を下げるようなとなるような使用感や瑕疵は有りませんでした。
スポークやリムに細かい傷が目立ったもののケアが行き届いていたフロントの足回り
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電装・保安部品りも6点判定

クルコン、ライディングモード、ダイナミックESA(電子制御サス)、ギアシフトアシスタントプロ、ABSプロなどの電子制御機構が採用されている本機。
電装・保安部品の査定では、電子制御機構や保安部品の動作チェック、そして各所の使用感を見て参ります。
とはいっても実走行でしか確認できない電子制御機構は乗車せずに確認できる範囲に限ります。

スイッチハウジング周辺の各種スイッチ類は正常に動作します。
DYNAMIC・ROAD・RAIN・ENDURO・PROの走行モード設定は6.5インチのTFT液晶で正確に切り替わり、ロータリーコントローラー・MENUスイッチに正確に反応します。 ABSとトラクションコントロールの警告灯は点滅から消灯し異常も感知されていません。
クルコンはスイッチの正常操作しますが実走行で動作するかは不明です(販売前の走行テストで「あれっ動作しない」というケースも稀にございます)。
ウィンカー・(異形)ヘッドライト・ブレーキランプ・ホーンなどの保安部品も正常に動作します。
接触機会が多く使用感が出やすい、スイッチハウジングや液晶画面、メインスイッチなどですが。オーナー様の愛車は綺麗で日頃から大切に扱われていたことが伝わってまいります。買取においてプラスの心象です。
残念であったのはエやマフラーカバーキパイに所々細かな削れ傷が見られた点です。細かく買取価値を刻みましたが大勢の査定額への影響は極めて少なく電装保安部品の評価も6点判定に。
細かく買取価値を刻んだマフラーカバーの削れ
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本来であれば+査定となるべきメーカーオプションですが

オプションとして付いているのは、メーカーオプションのトップケース、ハンドルバーポーチ、タンクパッド、ドリンクホルダーです。
高価なアルミ製トップケースは本来であればプラス査定に寄与するのですが。。。左右のアルミ製パニアケース+トップケースの装着率が非常に高い本機(事実、業者間で高額取引の対象となった個体は軒並み装着されていました) 。差別化要因には至らず、逆に左右のパニアケースが無いことが非常に申し訳ないのですが相対的にはマイナスとなってしまいました。また極上判定おなった車体とは対照的にトップケースにはやや傷が目立っておりました。
ハンドルバーポーチ、タンクパッド、ドリンクホルダーについては廉価なオプションとあってお気持ち程度のプラス査定をお付けさせて頂きました。
残念ながら差別化要因(プラス査定)にならなかったアルミ製トップケース
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総合評価と買取額

ポジティブな査定項目
  • 極上判定となったコンディションの良さ
ネガティブな査定項目
  • 相対的に多い走行距離
  • エンジンヘッドやガードの削れ傷
査定させて頂きました2020年モデルのR1250GSアドベンチャー 。
総合評価は5.8点の極上判定となった一方で、走行距離は相対的に多い2.5万キロ。

上段で触れた業者間オークションに出品した場合、想定される落札額は強気予想で200万円、弱気予想で170万円台。
2022年はコロナ禍で新車供給が細り中古相場が高騰した余波が残っていた時期の相場でもあります。 2023年も5月に入り2023年モデルの新車が豊富にディーラーに並んでいる状況を踏まえると、買取業者としては赤字を確実に回避するためには160万円台で買取りたいのが本音です。

弊社バイクパッションでご提示いたしました査定額は195万円。
相場的には赤字確定の査定額を提示できた理由は、日本一バイクを売っている店舗である弊社横浜店での再販を見込んだ販売店仕入れ価格にあります。

オーナー様から2つ返事で「売ります。バイクにも私にも丁寧で人柄も気に入ったし金額も納得!」と豪快なニコニコ顔で即答を頂き、買取のご成約となりました。
今回はR1250GSアドベンチャーのご売却を誠にありがとうございました。

198万円の査定額で買取したR 1250 GS アドベンチャー 2020年モデル
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R1250GSアドベンチャーの買取相場

【2020年モデル】

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 31台
  • 平均価格: 2,046,710円
  • 最高価格: 2,800,000円
  • 最低価格: 1,426,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 1台
  • 平均価格: 1,911,000円
  • 最高価格: 1,911,000円
  • 最低価格: 1,911,000円

相場情報:2023年5月2日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

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