DB6 /Delirio【2006年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
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- 状態別の取引額
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- カラー別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
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- 上位20台の取引額
DB6 /Delirio【2006年】 に関するこのページの内容
DB6 /Delirio【2006年】 買取査定に役立つ豆知識
セルジオ・ロビアーノの手によるDB5が高評価を博し、新生ビモータ復活を印象付けることに成功した同社は、矢継ぎ早に新モデルの投入を決定。その次弾として送り出されたのが、近代的なストリートファイタースタイルを与えられた本機DB6 Delirio(DB6デリリオ)シリーズです。
ベースとなっているのは前2004年に投入されたDB5で、クロモリ鋼パイプとアルミ削り出しピボットプレートが織り成す美しいフレームをそのまま継承し、カウルレス化したことでより魅せるフレームワークへと変化。DB5同様のパワーユニットと真紅のパイプフレームに機械的な冷たさを感じさせるグレーのカラーリングとを融合させた美しさは、同年のドゥカティ・モンスター1000以上に端正な美しさを感じさせるもので、アップハンドル化したことでフレンドリーなライディングポジションとなっているのがベースモデルとの相違点。それでいながら、縦置き型のマルチリフレクターライトでDB5の面影を僅かに残しつつ、前後ブレーキディスクを花弁タイプとし、シート下を這わせるエキゾーストエンドのサイレンサー形状を三角形に変更するなど、細かい点でアレンジしているのが面白いポイントだと言えるでしょう。
最高出力92PS/8,500rpmは決してハイスペックとは言えないものの、ビモータ独自のインジェクションとエキゾーストによって中低速域でのレスポンス向上が図られているのがオリジナルのドゥカティ・SS1000との違いで、ストリートファイターらしい鋭い加速と扱いやすさを両立させながらキャラクター性を変えてきている点も注目に値するところ。乾燥重量170kgの軽さとスリムなボディによる相乗効果も十分にあり、クイックなハンドリングと限界知らずの優れた剛性で攻める走りをとことん堪能させてくれるのは見事としか言いようがないほど。
2008年からは元々のベースとなったドゥカティ・SS1000が世代交代したことを踏まえ、排気量1,078ccの新型デスモエンジンへと変わったことで最高出力95PS/7,500rpmへパワーアップし車体色にレッド&ホワイトがあしらわれたDB6 1100デリリオと共に併売されることに。また、その上位グレードという位置付けでオーリンズ製の43mm径TiNコートフルアジャスタブル倒立フォークを採用したDB6S 1100デリリオを加えた3モデル体制で販売を継続することに。ちなみにアジア地区でのビモータ総代理店となっているモトコルセによるオリジナルチューニングや専用パーツと特別カラーが施されたDB6C-1100 Delirio(別名・DB6CR 1080)がコンプリートモデルとして設定され、総額約178万円のオプションパーツを装備していながら、車両価格はDB6S比で50万円増加というお値打ち感のある価格設定だとしてマニア達からの熱い視線を集めました。とは言え、さすがに税込み368万円という高額なオーダーメイドマシンという位置付けであったためか、現存する車両はほぼオーダーをかけたオーナーの方が乗り続けているとされております。
現在の中古バイク市場においては、 先代のDB5同様のハードな乗り味ながらアップハンドル化によるとっつきやすいライディングポジションと軽快なコントロール性を高く評価する乗り手が多い一方、フルカウルスポーツのイメージが強いビモータ製マシンの中では異色のストリートファイターという点がやや敷居を高くしているのか、意外にも市場での流通台数は少なめ。年間で約20万台に及ぶ中古バイクが取引されることから、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」でも出物は乏しく、2024年夏時点から遡って10年の範囲内ではわずか3件の取引記録が確認できるのみというレアなモデルです。この3件の取引記録は2005年デビューのDB6デリリオと2008年から投入されたDB6 1100デリリオとが混在しており、2005年デビューモデルの特徴であるグレーのカラーリングの車両はやや使用感が色濃いことが影響したものか、入札が伸び悩み最終落札価格65万円といささか振るわない結果に。その一方、2008年から投入されたDB6 1100デリリオのカラーリングであることを示すレッド&ホワイトの2台はそれぞれ100万円と74万6000円という価格にて落札されており、スペックに勝る後期モデルの方が車両評価額が高いと考えていただいて差し支えございません。2台の車両の間で25万円以上の評価額の差が生じておりますが、これは74万6000円で落札された車両はメーターの故障と電装系の不具合が原因で総合評価を落としてしまっていたためで、電装系が泣き所となっているLツイン搭載モデルならば妥当な範囲内だと言えるでしょう。それ以降は業者間オークションへの出品が途絶えて久しいことや車両状態によって評価額が大きく異なる中古バイクという性質上、一概には言い切れない部分が多々あるものの、オリジナル状態を保った完調車ならば100万円を超える可能性も十分にございます。為替レートが大きく動いた2023年以降は海外バイヤーが有利な取引ができる日本市場に注目するようになったこともあり、オーナー様が大事に保有してこられた愛車があっと驚く評価額を叩き出す…という可能性は大いにあると言えるでしょう。
新生ビモータの評価を高めたDB直系のストリートファイター・DB6シリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、タンブリーニ時代のクロモリ製パイプフレームを現代的に甦らせた車体構造への正しい理解と造詣の深さ、ビモータ独自のチューニングが施された本機のエンジンや車体構成など独自性の高いパーツ類への正確な知識と各要素を的確に評価できる目利き力、ビモータを含む海外メーカー製絶版車に関する最新の相場知識など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
ビモータ・DB6シリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は希少な海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | DB6/DB6 Delirio(DB6/DB6デリリオ)/DB6型/2005年モデル(※画像・スペックはDB6 デリリオ2005年モデル) |
---|---|
発売年月 | 2005年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,040×全幅830×全高1,110mm・乾燥重量170kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高820mm・最低地上高--mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブV型2気筒(デスモドロミック)・92PS/8,500rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・16リットル |
新車販売価格 | 248万円(2005年当時・税込) |
ジャンル | ネイキッド |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 DB6 /Delirio【2006年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 DB6 /Delirio【2006年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 DB6 /Delirio【2006年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
79.7万円
64.8万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
- 事故 不動車
- 実働車
【走行距離別の取引額】DB6 /Delirio【2006年】
【走行距離別買取額の目安】
0.5〜1万km | 最高 | 99.8万円 | 2台 |
平均 | 82.3万円 | ||
最低 | 64.8万円 | ||
不明 メーター改 |
最高 | 74.4万円 | 1台 |
平均 | 74.4万円 | ||
最低 | 74.4万円 | ||
- 事故 不動車
- 実働車
【カラー別の取引額】DB6 /Delirio【2006年】
- ■ ■
- ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 87.1万円 | 2台 | |||
■ | 64.8万円 | 1台 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 DB6 /Delirio【2006年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去10年間の買取相場の推移】 DB6 /Delirio【2006年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
DB6 /Delirio【2006年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月13日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DB6 /Delirio【2006年】 | 100.0万円 | 4.0点 | DB06017R | 8,355km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DB6 /Delirio【2006年】 | 74.6万円 | 4.8点 | DB0602BR | 0km | ■ / ■ |
3 | DB6 /Delirio【2006年】 | 65.0万円 | 3.8点 | DB06006R | 8,293km | ■ |
【事故 不動 故障車】 DB6 /Delirio【2006年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月13日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています