F650ST 【1996~2000年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
F650ST 【1996~2000年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.1~3.3万円です。
F650ST 【1996~2000年式】 買取査定に役立つ車両解説
ドイツのBMWが1996年から1999年にかけて販売したF650ST。ベースとなったのは、1993年に登場したBMWで30年ぶりとなる単気筒エンジン搭載モデル、1993年式のBMW F650ファンデューロです。当時のBMWはミドルクラス市場の拡大を狙い、エンジンをオーストリアのロータックス社、車体の組み立てをイタリアのアプリリア社に委託するという異例の共同開発を実施。このF650ファンデューロをベースに、より市街地や舗装路での扱いやすさに特化して開発されたのが1996年式F650STです。車名のSTは、イタリア語で道を意味するストラーダに由来。小柄なライダーや女性、バイク初心者など新たな層をターゲットに見据え、フロントホイールを19インチから18インチへ小径化しサスペンションのストローク量を短縮しました。さらにコンパクトなコックピットフェアリングやスリムなフロントフェンダー、エンジン下部のスポイラーを新たに装備し、洗練された都会的なデザインを採用。日本では排ガス浄化装置(キャタライザー)を標準装備したモデルが輸入されました。世界規模でのメーカー生産台数は約1万3,400台と少なく、現在の中古車市場では非常に希少な存在です。
心臓部には、ロータックス社製をベースに独自のシリンダーヘッドを組み込んだ、652ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。キャブレターは低中速用と高回転用の2つを備えたツインキャブレター方式です。最高出力は35kW/6,500rpm、最大トルクは57N・m/5,200rpmを発揮。単気筒ならではの力強い鼓動感を持ちつつ、内部のバランサーシャフトが不快な振動を抑制し、最高速度は163km/h以上を誇ります。車体構成は、角型断面プレススチール製フレームの中にオイルタンクを内蔵するドライサンプ方式を採用し、マシンの低重心化を実現。足回りはフロントにテレスコピックフォーク、リアにモノショックを装備し、ブレーキはフロントに300mm径ディスクと2ピストンキャリパー、リアに210mm〜240mm径ディスクと1ピストンキャリパーを備え、確実な制動力を確保しています。シート高は785mmと低めで、純正アクセサリーとしてローダウンキットも設定されるなど優れた足つき性を提供。17.5Lの燃料タンクと、90km/h定地走行時で26km/Lという良好な燃費により長距離ツーリングにも対応します。ウインカーやスイッチ類には当時のドゥカティやモト・グッツィなどイタリア車と共通のデザインを取り入れ、純正オプションには横への張り出しを抑えた小型の「シティケース」が推奨されるなど、実用性とデザイン性を兼ね備えた一台です。
兄弟車である1993年式の「F650ファンデューロ」と比較すると、キャラクターの違いが明確です。「F650ファンデューロ」がフロント19インチホイールを装着し未舗装路も視野に入れたアドベンチャー寄りの設計(シート高810mm)であるのに対し、1996年式の「F650ST」はフロント18インチのオンロード志向。当時の日本での新車価格は、「F650ファンデューロ」が79万円、「F650ST」は88万円でした。また、同じアプリリア工場で生産された従兄弟にあたる1997年式アプリリア「ペガソ650-3」とは同じロータックス製エンジンをベースとしながらも、「ペガソ650-3」が5バルブを採用したのに対し、「F650ST」は耐久性と扱いやすさを重視して独自設計の4バルブヘッドを採用するという技術的な差異があります。1997年式スズキ「XF650フリーウインド」は、644ccの空油冷単気筒エンジン(最高出力46.4hp)と先進的な液晶メーターを備え、装備重量は189kgと「F650ST」の191kgに肉薄する軽快さを獲得。フランスでの販売価格は「XF650フリーウインド」が€5,994(約81.5万円)、「F650ST」が€7,290(約99.1万円)と高価な設定でしたが、「F650ST」がもたらす上質な走行フィールと所有感は競合にはない強みでした。
中古車市場において、F650STは生産期間が短く正規導入車両の流通が極めて稀であるため、独自の相場データが存在しません。参考としてベースモデルの「F650ファンデューロ」の平均買取相場は約11.6万〜14.2万円、買取上限価格は19.0万円ほどで推移しています。エンジン自体は非常にタフで頑丈な作りですが、年式が古いため査定では消耗品の状態が鍵を握ります。具体的には、ステアリングヘッドベアリングの劣化、前後ブレーキディスクやドライブチェーン、スプロケットの摩耗具合、シート表皮の硬化や変色などが重要なチェックポイント。さらに、ガソリンタンクキャップの構造上、樹脂製タンク内に雨水が浸入しやすい点や、外見からは判断しづらい高価なイグニッションコントロールユニット(電装系)の不具合がないかどうかも評価に直結します。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
生産終了から長い年月が経過したBMW F650STですが、扱いやすい単気筒エンジンと素直なハンドリング、そして都会に映えるスタイリッシュな魅力は今も色褪せません。希少なモデルだからこそ、思い出の詰まった愛車を市場における資産価値へと正しく変換することが大切です。売却や乗り換えをご検討の際は、ぜひバイクパッションの無料査定をご活用ください。専門知識を持ったスタッフがお客様の愛車をしっかりと評価し、次なるバイクライフへのスムーズな移行をご提案いたします。
| 車名/型式/年式 | BMW F 650 ST / - / 1996-1999年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1996年(ドイツ, 日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長2,160mm 全幅880mm 全高1,220mm・乾燥重量173kg 装備重量191kg |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:785mm・最低地上高 不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・35kW (48ps, 48hp) @ 6,500rpm・26.0km/L(90km/h走行時), 18.0km/L(120km/h走行時) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルスターター・キャブレター・17.5L |
| 新車販売価格 | 1996年発売時価格:880,000円(税抜, 日本国内仕様)/ 11,950 DM(約84.3万円, ドイツ仕様)/ 1997年式:€7,290(約99.2万円, フランス仕様) |
| ジャンル | モタード |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 F650ST 【1996~2000年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月24日
【状態別の買取相場】 F650ST 【1996~2000年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
10.8万円
7.8万円
5台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
3.2万円
3.1万円
2台
※データ更新:2026年04月24日
【走行距離別の買取相場】 F650ST 【1996~2000年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 2〜3万km | 最高 | 12.6万円 | 2台 |
| 平均 | 12.3万円 | ||
| 最低 | 12.0万円 | ||
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| 3〜5万km | 最高 | 12.4万円 | 2台 |
| 平均 | 10.1万円 | ||
| 最低 | 7.8万円 | ||
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不明 メーター改 |
最高 | 9.4万円 | 1台 |
| 平均 | 9.4万円 | ||
| 最低 | 9.4万円 | ||
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※データ更新:2026年04月24日
【カラー別の買取相場】 F650ST 【1996~2000年式】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 10.2 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 12.0 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 9.4 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 12.4 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年04月24日
【実働車の取引価格帯】 F650ST 【1996~2000年式】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
F650ST 【1996~2000年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | F650ST 【1996~2000年式】 | 12.8万円 | 3.8点 | 0163JXVX | 27,914km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | F650ST 【1996~2000年式】 | 12.6万円 | 4.0点 | 0163J7VX | 31,564km | ■ |
| 3 | F650ST 【1996~2000年式】 | 12.2万円 | 4.0点 | 0163J6VX | 24,750km | ■ |
| 4 | F650ST 【1996~2000年式】 | 9.6万円 | 3.8点 | 0163J6VX | 47,559km | ■ |
| 5 | F650ST 【1996~2000年式】 | 8.0万円 | 4.0点 | 0163J4VX | 38,180km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





04月25日〜05月01日