R100RS 【1976~94年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
R100RS 【1976~94年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で25%上昇。対3年前比で12%下落し、対前年比では5%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて13.5~61.2万円です。
R100RS 【1976~94年式】 買取査定に役立つ車両解説

- ストラトスシルバー
- 当時の新車価格
- 11,130DM (約197万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
65.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
55.4万円
- 上限参考買取率
- 33.0%
- 平均参考買取率
- 28.1%

- ゴールドメタリック / ストラトスシルバー
- 当時の新車価格
- 15,200DM (約159万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
65.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
55.4万円
- 上限参考買取率
- 40.9%
- 平均参考買取率
- 34.8%
R100RSは、1960年代末から始まった日本製バイクの世界支配(ホンダCB750FOUR、カワサキZ1など)に対抗すべく、BMW社が総力を結集して作り上げたバイクです。BMWは、R100RSで初めて「風洞実験」「専用設計の1000ccシャシー」「量産初のフルカウル」という、文字通り会社の命運をかけた「総力」を注ぎ込んだのです。その狙いは見事に達成され、今では「最高傑作にして不朽の名車」、すなわち「The BMW」と言えるほどの存在になっています。
現在のBMW製バイクが持つ「長距離を安全に、最も快適に移動する」というアイデンティティは、すべてこのR100RSが決定づけたと言っても過言ではありません。
〇R100RSの特徴
R100RSの第一印象=最大の特徴は、優雅な曲線で構成された大型カウルです。この世界初の量産型フルカウル(フェアリング)は、航空力学に基づき風洞実験を繰り返して開発されたものです。3ピースで構成され、ライダーを風圧や雨から完全に遮断するうえ、「長距離をハイスピードで安全に移動する」というグランドツアラー(GT)の概念を二輪界に定着させました。
そのパワーを後輪に伝えるのは、メンテナンスフリーなシャフトドライブ。静粛性が高く、長距離を走ってもチェーンのように注油や張りの調整をする必要がありません。
R100RSの乾燥重量は(イヤーモデルによって若干異なりますが)、装備状態で230~240kg。リッタークラスでは軽量に属するボディにまたがれば、意外に短いハンドルが待っています。ハンドルを握って所定のポジションに収まれば、アウトバーンを200km/hで巡行しても風を感じることは全くありません。このハンドルで巨体を駆るのも驚きですが、連続高速走行では、量産車初と言われる風洞実験の成果を如実に感じることができます。
〇R100RSのエンジン
BMWのアイデンティティとも言える空冷OHVボクサーツイン(水平対向2気筒)を搭載。左右に大きく張り出したシリンダーは、低重心による圧倒的な直進安定性と、独特の心地よいパルス感(鼓動感)を生み出します。サスペンション世代(詳しくは後述)によって最大出力などは異なり、
・1976〜1984年ツインショック時代:最大出力70馬力/7,250回転 最大トルク76Nm/5,500回転
・1986~1992年モノショック時代:最大出力60馬力/6,500回転、最大トルク74Nm/3,500回転
となっています。プッシュロッドでバルブを駆動するOHVゆえ、高回転はあまり得意ではありません。が、かえってそれが水平対向エンジンの持ち味を生かす味付けとなっています。
〇長所と短所
・高速巡航で真価を発揮する大型カウル・エンジン
R100RSのカウルは、時速100km以上のレンジで真価を発揮します。短いハンドルを握り軽い前傾姿勢を取れば、ヘルメットや体に当たる風は劇的に軽減されます。1日に500km〜1000kmを走るようなロングツーリングでも、肉体的な疲労が驚くほど少なくなります。
加えて低重心と縦回転のクランクシャフトがもたらすジャイロ効果のため、高速道路ではレールの上を走るような安定感を見せます。慣れればボクサーツイン独特のヒラヒラとした軽快なコーナリングも楽しめ、一生物と言われる耐久性とパーツ供給「何十万キロも走る」ことを前提に設計されているため、エンジンやフレームの耐久性は四輪車並み。この極めて高い走行バランスは、R100RSが採用したボディレイアウトが最適解の一つだったことを示すものです。
生産終了から30年以上経った現代でも、BMW本国から純正パーツがかなりの確率で手に入る(リプロ品も豊富)ため、維持しやすいビンテージバイクである点も長所の一つです。
このR100RSの成功は、その後のBMW社が続々と送り出したハイスピードツアラーの礎、魁(さきがけ)となったことは言うまでもありません。R100RSが世界のライダーに提示したのは、最高速などのスペック競争ではなく、ライダーが疲弊せずに何百キロも移動できる『グランドツアラー(GT)』」という全く新しい概念です。アウトバーンから郊外のハイウェイまで、長時間の高速走行をこれほど快適にこなせるバイクは、そうそうあるものではありません。
一方で、渋滞路では熱のこもりやすいカウル、「速い」とは言えない性能、独特のトルクリアクションなどは、慣れるまでに時間が必要です。が、「これらも含めてR100RSの魅力」と言わしめる包容力があるバイクでもあります。
〇モデルチェンジ歴(リアのツインサスとモノレバー(シングルサス))
R100RSの歴史は、大きく分けて「ツインサス期(前期)」と、復活後の「モノレバー期(後期)」の2つの世代に分類されます。
1976年:誕生(ツインサス期)980cc、最高出力70馬力のエンジンで発売。リアサスペンションが左右にあるツインショック仕様。
1981年:ホイールをスポークからアルミキャストホイールへ変更、フロントブレーキにブレンボ製キャリパーを採用。シリンダーのニカジルメッキ化など、信頼性が大幅に向上。
1984年:一度目の生産終了。水冷直列エンジンの「Kシリーズ」への移行に伴い、惜しまれつつ生産終了。
――――――――――――――――――――――
1986年:R100RS再生産を望むファンの熱望に応えて復活。リアサスがボディ右側片持ちの「モノレバー」へと進化し、フロントフォークやブレーキも強化。排ガス規制等に対応するためパワーは60馬力へダウンするも、低中速のトルク増大。
1992年:生産終了。最終仕様である「ラストエディション」をもって、16年にわたる歴史に幕。
〇ライバル
70年代後半から80年代、国産メーカーは「超高速・高性能」を追い求めてマルチ(4気筒)マシンを次々と投入していました。
モトグッチ【850 Le Mans(ル・マン)】:イタリアの縦置きVツインを搭載したスポーツツアラー。BMWと同じツインエンジンとシャフトドライブ、RSが完璧な快適性を求めたのに対し、ル・マンはよりスポーティで荒々しいキャラクター。
他のリッタークラスとしては、ホンダVF1000R、カワサキGPZ1100 / GPZ900R、ヤマハXS1100(シャフトドライブ)、スズキGS1000G(シャフトドライブ)などがありますが、いずれもR100RSが掲げるハイスピードツアラーというジャンルとは違っており、完全なライバルとは言えません。その意味からも、R100RSは他の追随を許さぬ孤高の存在であり、BMW社が社運をかけて開発した狙い以上の成果を得たと言えるでしょう。
R100RSとは、スペックではなく「人間」を基準とした設計、流体力学と伝統の骨格という確たる哲学によって創られたバイクです。そして単なる古い名車などではなく、ドイツのクラフトマンシップの結晶でもあります。普遍的な価値を持つこの1台。査定やお乗り換えをお考えの方は、是非バイクパッションまでお声がけください。精一杯の査定で臨ませていただきます。
| 車名/型式/年式 | R100RS / -型 / 1992年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1976年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2175 (幅)800 (高さ)1380 (重さ)229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)810 (最低地上高)160 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク水平対向OHV2気筒・60PS/6,500rpm・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・キャブレター・22リットル |
| 新車販売価格 | 18,000DM(ドイツマルク) 日本円換算:約149万円(税別) |
| ジャンル | フルカウルスポーツ | プレミアム旧車 絶版車 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R100RS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月21日
【状態別の買取相場】 R100RS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 1 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
68.0万円
68.0万円
1台
平均
最低
取引
51.8万円
27.2万円
48台
平均
最低
取引
44.4万円
32.2万円
7台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
34.8万円
16.0万円
9台
※データ更新:2026年08月21日
【走行距離別の買取相場】 R100RS
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 1 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 63.6万円 | 1台 |
| 平均 | 63.6万円 | ||
| 最低 | 63.6万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 52.0万円 | 1台 |
| 平均 | 52.0万円 | ||
| 最低 | 52.0万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 69.0万円 | 5台 |
| 平均 | 57.1万円 | ||
| 最低 | 49.2万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 68.0万円 | 5台 |
| 平均 | 53.1万円 | ||
| 最低 | 35.6万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 81.4万円 | 12台 |
| 平均 | 56.1万円 | ||
| 最低 | 41.0万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 68.2万円 | 23台 |
| 平均 | 46.6万円 | ||
| 最低 | 27.2万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 81.0万円 | 9台 |
| 平均 | 50.5万円 | ||
| 最低 | 32.6万円 | ||
※データ更新:2026年08月21日
【カラー別の買取相場】 R100RS
- ■
- ■
- ■
- ■
- ■
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- その他
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 1 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 49.1 万円 | 13台 | |||
| ■ | 57.1 万円 | 6台 | |||
| ■ | 55.4 万円 | 5台 | |||
| ■ | 61.0 万円 | 4台 | |||
| ■ | 48.0 万円 | 3台 | |||
| ■ | 42.5 万円 | 3台 | |||
| その他 | 49.7 万円 | 22台 | |||
※データ更新:2026年08月21日
【実働車の取引価格帯】 R100RS
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 1 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月21日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R100RS 【1976~94年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月21日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R100RS 【1976~94年式】 | 81.6万円 | 3.7点 | 3202R100 | 36,896km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R100RS 【1976~94年式】 | 81.2万円 | 3.5点 | 4892R100 | 3,320km | ■ |
| 3 | R100RS 【1976~94年式】 | 69.2万円 | 4.0点 | 3565R100 | 12,896km | ■ |
| 4 | R100RS 【1976~94年式】 | 68.4万円 | 3.8点 | 4309R100 | 63,784km | ■ |
| 5 | R100RS 【1976~94年式】 | 68.2万円 | 4.5点 | 1114R100 | 26,454km | ■ |
| 6 | R100RS 【1976~94年式】 | 66.1万円 | 4.2点 | 3334R100 | 46,095km | ■ |
| 7 | R100RS 【1976~94年式】 | 65.5万円 | 3.8点 | 4078R100 | 21,007km | ■ |
| 8 | R100RS 【1976~94年式】 | 65.1万円 | 3.8点 | 1944R100 | 36,677km | ■ |
| 9 | R100RS 【1976~94年式】 | 63.7万円 | 3.5点 | 3R100RSC | 1,373km | ■ |
| 10 | R100RS 【1976~94年式】 | 63.5万円 | 3.7点 | 1804R100 | 49,601km | ■ |
| 11 | R100RS 【1976~94年式】 | 62.1万円 | 4.0点 | 3R100RSC | 45,101km | ■ / ■ |
| 12 | R100RS 【1976~94年式】 | 59.9万円 | 3.5点 | 0532R100 | 97,381km | ■ |
| 13 | R100RS 【1976~94年式】 | 59.9万円 | 3.7点 | 2R100RS | 37,293km | ■ |
| 14 | R100RS 【1976~94年式】 | 59.1万円 | 3.7点 | 3421R100 | 11,566km | ■ |
| 15 | R100RS 【1976~94年式】 | 58.3万円 | 4.0点 | 4R100RSC | 65,739km | ■ |
| 16 | R100RS 【1976~94年式】 | 56.8万円 | 4.2点 | 2R100RSC | 35,479km | ■ |
| 17 | R100RS 【1976~94年式】 | 56.8万円 | 3.8点 | 4328R100 | 72,823km | ■ / ■ |
| 18 | R100RS 【1976~94年式】 | 55.0万円 | 3.7点 | 3016R100 | 36,012km | ■ |
| 19 | R100RS 【1976~94年式】 | 55.0万円 | 4.0点 | 1916R100 | 61,619km | ■ |
| 20 | R100RS 【1976~94年式】 | 54.4万円 | 3.8点 | 1572R100 | 11,144km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています








