R1100RS 【1993~2001年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R1100RS 【1993~2001年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で28%下落。対3年前比で27%下落し、対前年比では30%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白、最も高く売れる年式は2001年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.4~16.7万円です。
R1100RS 【1993~2001年式】 買取査定に役立つ車両解説

- ホワイト 2000年式
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
8.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
7.2万円
- 上限参考買取率
- 4.6%
- 平均参考買取率
- 4.0%

- アブスブラック 1997年式
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.0万円
- 上限参考買取率
- 5.5%
- 平均参考買取率
- 4.9%

- コバルトブルー 1997年式
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.2万円
- 上限参考買取率
- 5.7%
- 平均参考買取率
- 5.1%

- マラケシュレッド
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
14.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.3万円
- 上限参考買取率
- 8.1%
- 平均参考買取率
- 5.1%

- アークティックシルバー/ナイトブラック 1997年式
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
- ー
- 現在の平均買取相場指標
- ー
- 上限参考買取率
- ー
- 平均参考買取率
- ー

- パールシルバー 1997年式
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
11.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.2万円
- 上限参考買取率
- 6.3%
- 平均参考買取率
- 5.1%
BMWが1993年から2001年にかけて製造・販売したスポーツツアラー「R1100RS」は、伝統に縛られていた同社の水平対向2気筒(ボクサー)エンジンを一新し、近代化へと導いたエポックメイキングなマシンである。このマシンのルーツは、1923年の「R32」誕生から数えて70年という節目の1993年シーズンに市場投入されたことに端を発する。先代にあたるのは、1970年代から長くBMWの象徴として君臨していたOHV2バルブ空冷エンジン搭載の「R100RS」シリーズであった。R100RSは優れた防風性能と長距離巡航性能でプレミアムツアラーの地位を確立していたが、環境規制への対応や絶対的な動力性能の向上という観点から、次世代への抜本的なアップデートが不可欠となっていた。そこでBMWは、1992年のケルン・ショーにて全く新しい新世代ボクサーエンジンを搭載したR1100RSを世界に向けて発表した。市場におけるポジショニングは、ただ長距離を快適に走るだけのグランドツアラーではなく、よりダイナミックなスポーツ走行を可能とする「スポーツツアラー」として定義され、当時台頭していた日本製の多気筒スポーツバイクに対抗するフラッグシップとしての役割を担っていた。
R1100RSが果たした最大のアップグレードは、通称「オイルヘッド」と呼ばれる「R259」型エンジンの採用である。従来の2バルブOHVに別れを告げ、空油冷4サイクル4バルブOHCへと進化を遂げたこの1085ccエンジンは、最高出力90馬力/7,250rpm、最大トルク95Nm/5,500rpmを発揮。バルブ駆動にはクランクケースからチェーンを介してシリンダーヘッドのカムシャフトを回し、極めて短いプッシュロッドでロッカーアームを動かす独自の「ハイカムシャフトコントロール」を採用し、高効率な4バルブ化を実現している。また、燃料供給にはボッシュ製のデジタル・モーター・エレクトロニックインジェクションシステムを導入し、3元触媒装置を装備することで優れた環境性能とシャープなスロットルレスポンスを両立させた。車体構成も完全に刷新され、従来の鋼管フレームを廃してエンジン自体を強度の骨格として利用する「フレームレス構造」を採用した。これにより大幅な剛性アップと軽量化を達成するとともに、フロントには独自の「テレレバー」サスペンションを世界初搭載した。テレレバーは、一見通常の正立フォークのようでありながら、フォーク自体は案内板とダンパーの役割に徹し、実際の路面からの荷重やブレーキング時の反力はエンジン前部から伸びたA型アームが受け止める構造である。これにより、制動時にフロントが激しく沈み込む「ノーズダイブ」を劇的に抑制し、フルブレーキング時でも安定したハンドリングとロードホールディング性を確保することに成功した。リアには、シャフトドライブの癖である加速時のテールリフトを相殺する「パラレバー」サスペンションが継続採用され、前後合わせて異次元の車体安定性を実現している。ブレーキシステムには進化型の「ABS II」がオプション設定され、コンピューター制御による綿密なロック防止機構が安全性を高めていた。さらに、3段階に高さ調整が可能なシート、前後にスライド・可変するハンドルバー、手動ダイヤル式の可変ウインドシールドなど、ライダーの体格や走行シチュエーションに合わせて調整可能なエルゴノミクス(人間工学)デザインが満載されていた。
1993年の発売当初、R1100RSは防風性に優れたフルフェアリング仕様と、エンジンが露出したハーフフェアリング仕様の2種類が用意されていた。しかし、モデルライフを通じていくつかの重要な年式変更が行われている。1997年型モデルでは変速機構を大幅に見直した「M97」型トランスミッションへとアップデートを施し、シフトフォークの摩耗を抑え、走行時のギアのホールド性を高める改良を行った。同時に、左右のスロットルボディの同調を保つためのスロットルケーブルシステムも改良され、より長期間にわたってスムーズなエンジンフィールを維持できるよう変更されている。派生モデルとしては、このR1100RSで確立されたR259系オイルヘッドユニットをベースに、1994年にはアドベンチャーモデルの「R1100GS」が、その後ネイキッドの「R1100R」や本格ツアラーの「R1100RT」が登場。1998年にはよりスポーツ性を尖らせた「R1100S」が発表され、クリップオンハンドルやアンダーマウントマフラー、高出力化されたエンジンが与えられたが、R1100RSはあくまで実用性と快適性を兼ね備えた万能スポーツツアラーとしてのキャラクターを維持し続けた。
モデルライフの終盤に向けて、R1100RSはハーフフェアリング仕様がカタログから姿を消し、実質的にフルフェアリング仕様のみへと統合されていった。そして2001年、R1100RSは総生産台数2万6403台を記録してその役割を終え、後継機である「R1150RS」へとバトンを渡した。
。
当時、市場におけるR1100RSの最大のライバルとして挙げられたのは、日本のホンダが誇るV型4気筒スポーツツアラー「VFR750F(RC36-II)」、およびその後に登場した「VFR800」であった。さらにヨーロッパ勢では、3気筒エンジンを搭載したトライアンフの「トロフィー900」や、ドゥカティの「ST2」なども競合関係にあった。特にホンダのVFRシリーズは、同じ「スポーツツアラー」という枠組みでありながら、アプローチが大きく異なっていた。ライバルとの決定的な差異は、その車体構成と装備の豪華さにある。VFRがコンベンショナルなテレスコピックフォークとチェーンドライブを採用していたのに対し、R1100RSはメンテナンスフリーのシャフトドライブ、ノーズダイブのないテレレバーサスペンション、そして標準またはオプション設定された高性能なABSや三元触媒をいち早く備えて、高速巡行ツアラーとしての快適性と信頼性ではR1100RSに軍配が上がっていた。
1993年から2001年まで生産されたBMW R1100RSは、単に旧世代のボクサーツアラーを近代化しただけでなく、その後のBMWモーターサイクルにおける技術的基盤をすべて構築した歴史的名車である。オイルヘッド、テレレバー、フレームレス構造といった当時の最先端テクノロジーは、現代のR型シリーズにもそのDNAが受け継がれている(https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_R1100RS)。絶対的な速さを競う日本のマルチシリンダー機とは一線を画し、どんな天候や路面状況であってもライダーを安全かつ快適に目的地へと運ぶという、真の「スポーツツアラー」の概念を具現化した功績は極めて大きい。
買替や売る際の買取査定は1993〜2001年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/0411(R110/2001)型/1997~2001年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
| ジャンル | ツアラー |
【1997年式】R1100RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1997年式】R1100RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は16.4万円が平均です。
【1997年式】R1100RS 買取査定に役立つ車両解説

- マラケシュレッド
- 当時の新車価格
- 税抜 182万円 (税込191.1万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
14.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
14.8万円
- 上限参考買取率
- 8.1%
- 平均参考買取率
- 8.1%
BMW R1100RSは、ドイツの伝統あるBMW Motorradが1993年に市場へ投入した、新世代ボクサーツアラーである。それまで実に70年近くにわたり基本骨格を維持してきた旧来の2バルブ・OHVエンジン(通称「エアーヘッド」)から決別し、次世代を見据えて開発された新設計の「R259」空油冷4バルブ・SOHCエンジン(通称「オイルヘッド」)を初めて搭載した、BMW史における最大の転換点となるマシンの系譜に属している。先代であるOHVのR100RSが持っていた伝統的なツアラーとしての市場ポジショニングを引き継ぎつつも、電子制御燃料噴射装置(ボッシュ製モトニックMA2.2)の採用によって最高出力は大幅に向上し、それまでの伝統に縛られた鈍重なイメージから、現代的かつ先進的な高速スポーツツアラーへと劇的なアップデートを果たした。この刷新は、単に環境性能やパワーの向上に留まらず、競合する日本製の多気筒ハイパワースポーツツアラーに対抗し、ヨーロッパの高速道路を極めて高い巡航速度で安全に移動できる「インテリジェントな高性能」を証明するための布石であった。
この大いなる変革を支えた車体構成の特徴は、従来の「フレーム」という概念を一新した骨格構造にある。R1100RSは一般的なメインフレームを持たず、強固な剛体である空油冷ボクサーエンジン自体を強度部材として利用し、そこにフロント構造体を接続、リヤにはスチール製サブフレームを組み合わせるという画期的なレイアウトを採用している。そして、このマシンを唯一無二の存在へと引き上げたのが、独自の前後サスペンション機構である。フロントには伝統的なテレスコピック式フォークの代わりに、Aアームと単一のショックアブソーバーを組み合わせたテレレバーを初搭載した。これにより、操舵機能と緩衝機能が完全に分離され、制動時にフロントフォークが過度に沈み込むノーズダイブを劇的に抑制し、フルブレーキング時でも極めて安定したステアリングジオメトリと高いロードホールディング性を維持することに成功している。リヤセクションには、シャフトドライブ特有の加減速時のリフト挙動を相殺するパラレバー構造のスイングアームを装備し、乾燥重量239kgにおよぶ車体をどのような車速域でもニュートラルにコントロールできる無類の安定性を実現している。さらに、ライダーの体格や好みに応じて、スクリーン角度(20度)、ハンドルバー位置(3ポジション、前後左右調整)、シート高(780〜820mmの3段階)を工具なし、あるいは最小限の手間で微調整できる可変エルゴノミクス思想も、このマシンの革新性を強固に示す特徴である。
モデルライフ中盤に位置する1997年式モデルは、初期型の熟成を粛々と推し進めた年式である。まず駆動系における静粛性と耐久性の向上を目的として、5速トランスミッションの内部ギヤ構造およびインプット/アウトプットベアリングの仕様がこの年に見直されている。従来のテーパーローラーベアリングから、初期のシフトフィールに見られた粗さを排除し耐久性を確保した「クリーン」ローラーベアリングへと変更されたことで、長距離巡航における信頼性が極めて高くなった。排気量1,085ccのボクサーエンジン自体は最高出力90馬力/7,250rpm、最大トルク95Nm/5,500rpmという、先代の2バルブ時代を50%以上上回る基本スペックに変更はないが、燃料噴射マップの最適化により、実用域でのスロットルレスポンスの洗練度はこの1997年式において一つの頂点に達している。
全モデルライフ(1993年〜2001年)の視点で見ると、この1997年式は初期のメカニカルトラブルや洗練不足を解消した「最も安心して乗れる完成形ボクサーツアラー」としての確固たる立ち位置を築いている。その後、1998年にはさらにスポーツ性を高めた「R1100S」が登場し、2001年には排気量を拡大した「R1150RS」へとバトンを渡すことになるが、5速ミッションと1100エンジンというR259本来の素性を最も色濃く、かつトラブルフリーで楽しめるイヤーモデルとして、1997年式は中古車市場や長距離ツアラーの間で長く名機として扱われることとなった。
当時の市場におけるBMW R1100RSのライバル車種としては、1997年に登場したドゥカティ・ST2が、その先進的な設計思想をより際立たせる好敵手であった。同じ2気筒ツアラーながら、R1100RSはテレレバーやシャフトドライブ、ABS IIを駆使し、いかなる天候や路面でも疲労せず安全に巡航する「冷徹なまでの機能美」を主軸としていた。これに対し、乾燥重量で約30kgも軽いST2は、トラスフレームとLツインによる「走りの高揚感と鋭い回頭性」を武器に、SS並みのスポーツ性を追求していた。つまり快適性と安定性をエルゴノミクス思想で包み込んだR1100RSのインテリジェントな完成度は、パッションに溢れるST2とは明確に異なる、揺るぎないツアラー像を提示していた。
1997年式のBMW R1100RSは、伝統のボクサーエンジンを近代化するという大きな使命を背負って生まれたマシンの、技術的完成系である。それは単なる移動手段としてのオートバイではなく、独自のサスペンション機構と先進の安全装備によって、いかなる天候や路面状況下でもライダーを目的地へと確実に、そして安全に運ぶための冷徹なまでの機能美を持った「走る精密機械」であった。
買替や売る際の買取査定は1997年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/0411型/1997年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | トランスミッションの改良 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
【1998年式】R1100RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1998年式】R1100RS の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で49%下落。対3年前比で41%下落し、対前年比では43%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは紺となっています。
【1998年式】R1100RS 買取査定に役立つ車両解説
BMWが誇る伝統の水平対向2気筒(ボクサー)エンジンを新世代へと脱皮させ、スポーツツアラーという不動の地平を切り拓いた記念碑的モデル、それが1999年式のBMW R1100RSである。そのルーツは1993年の登場時にまで遡る。それまでのBMWの代名詞であった空冷2バルブの「OHVボクサー(いわゆる24V)」は基本設計の古迷化が進み、強化される排ガス規制やパフォーマンス競争の波に抗えなくなっていた。そこで1993年、BMWは新世代の4バルブ・空冷/油冷ハイカムOHVエンジン、通称「オイルヘッド(R259系)」を初搭載した初代R1100RSを市場に投入し、劇的な世代交代を果たした。このマシンは単なる排気量アップに留まらず、従来のBMWが有していた「頑丈だが保守的」というイメージを完全に覆し、世界最高峰の技術的先進性を持つスポーツツアラーとしてのポジションを確立したのである。
車体の構成における最大の変更点であり特徴は、従来のフレーム概念を破棄した「モノコック的ストレスドメンバー構造」の採用である。鋼管やアルミのメインフレームを持たず、剛体としてのエンジンブロックそのものを強度部材として活用し、そこに前後のサスペンションを支持する独自の構造を構築した。フロントにはテレスコピックフォークの代わりに、路面からの衝撃吸収と転舵の機能を完全に分離したテレレバーシステムを市販二輪車として初採用した。これにより、ブレーキング時にフロントが過度に沈み込むノーズダイブを劇的に抑制し、フルブレーキング中であっても正確なステアリング挙動と路面追従性を維持することに成功している。さらにリアには、シャフトドライブ特有の加減速時の車体リフト(ピッチング挙動)を相殺するパラレバースイングアームを組み合わせ、駆動効率と乗り心地を両立させた。燃料供給にはボクサーとして初めてボッシュ製モトロニックデジタル電子制御燃料噴射システムが導入され、最高出力は先代の1,000ccクラスから50%近く向上した90馬力を達成した。
1999年式という単一イヤーモデルにおける技術的・仕様的な立ち位置を精査すると、この年式は1993年のデビューから熟成を重ね尽くした「完成型」としての側面が際立つ。R1100RSは1996年頃を境に、初期型で悪評の高かったM93/M94型5速トランスミッションの内部ギア犬構造やシフター周りを抜本的に改良したM97型トランスミッションへと完全に移行しており、1999年時点でこの高い信頼性を持つ高精度ギヤボックスを標準装備している。つまり前年式からの目立った構造変更点がないことこそが、この1999年時点でR259系プラットフォームの不具合がすべて出し尽くされ、メーカー側が手を加える必要のない域に達していた揺るぎないエビデンスである。最高出力90馬力/7,250rpm、最大トルク9.7kg-m/5,500rpmというスペックに変化はなく、大容量23リットルの燃料タンクとハーフ/フルから選べるフェアリング、そして3段階に高さ調整が可能なシート構造をそのまま引き継いでいる。
モデルライフ全体における1999年式の立ち位置は、まさに時代の過渡期、あるいはバトンを次の世代へと手渡す直前の静かなる成熟期である。1999年には、よりスポーツ性を尖らせた新世代オイルヘッドである「R1100S」が登場しており、こちらは6速トランスミッションや高圧縮比シリンダー、油圧クラッチを採用していた。このハイパフォーマンスモデルの台頭と、より広大なフェアリングを持つラグジュアリーツアラー「R1100RT」の爆発的ヒットに挟まれる形で、1999年当時のR1100RSは一時的に市場での存在感を埋没させかけた。しかし、過度なスポーツ性も過度な重量感も好まない良質な大陸横断ツアラーたちからの熱い支持により、翌2000年には「スペシャルエディション」が投入されるなど生命力を繋ぎ、2001年に排気量を拡大した次世代機「R1150RS」へとその血統を確実に引き継いでいった。
1999年当時、このマシンのライバルとして真っ先に挙げられたのは、日本のホンダが放ったV型4気筒スポーツツアラー「VFR800」や、イタリアの「ドゥカティ・944 ST2」である。ホンダ・VFR800は最高出力106馬力を誇り、精緻なエンジンフィールと軽量な車体で圧倒的なスポーツ性能を誇っていた。ドゥカティ・ST2は83馬力とパワーこそ控えめながら、Lツインのビート感と乾燥重量210kg強の軽量さによるコーナリングの切れ味を武器にしていた。これらライバルに対するR1100RSの絶対的な差異は、パワーウェイトレシオの数値には現れない「超長距離における疲労の少なさと絶対的な安心感」にある。テレレバーがもたらす破綻のないブレーキング、シャフトドライブによるメンテナンスフリーの信頼性、そして何よりも一世代早く完成の域に達していた第2世代「ABS(アンチロックブレーキシステム)」の存在が、雨天や荒れた路面における安全性をライバルたちのはるか先へと押し上げていた。
1999年式BMW R1100RSは、スペックシートの数字を競う日本の4気筒スーパースポーツや、官能性を売りにするイタリア製Vツインとは明確に一線を画す。それは、極限状態の旅路にあってもライダーを無傷で、そして最小限の疲労で目的地へと送り届けるという、BMWが何十年も培ってきた至高のツーリング哲学を新世代テクノロジーで具現化した傑作である。華やかさこそ新型のR1100SやRTに譲ったものの、すべての牙が研ぎ澄まされ、初期のトラブルを完全に克服した1999年式という存在は、ボクサーツアラーの歴史において「最も信頼に足る円熟の1台」として、今なお色褪せない価値を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は1998年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/0411型/1998年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1998年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
【1999年式】R1100RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1999年式】R1100RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは紺となっています。
【1999年式】R1100RS 買取査定に役立つ車両解説
BMWが誇る伝統の水平対向2気筒(ボクサー)エンジンを新世代へと脱皮させ、スポーツツアラーという不動の地平を切り拓いた記念碑的モデル、それが1999年式のBMW R1100RSである。そのルーツは1993年の登場時にまで遡る。それまでのBMWの代名詞であった空冷2バルブの「OHVボクサー(いわゆる24V)」は基本設計の古迷化が進み、強化される排ガス規制やパフォーマンス競争の波に抗えなくなっていた。そこで1993年、BMWは新世代の4バルブ・空冷/油冷ハイカムOHVエンジン、通称「オイルヘッド(R259系)」を初搭載した初代R1100RSを市場に投入し、劇的な世代交代を果たした。このマシンは単なる排気量アップに留まらず、従来のBMWが有していた「頑丈だが保守的」というイメージを完全に覆し、世界最高峰の技術的先進性を持つスポーツツアラーとしてのポジションを確立したのである。
車体の構成における最大の変更点であり特徴は、従来のフレーム概念を破棄した「モノコック的ストレスドメンバー構造」の採用である。鋼管やアルミのメインフレームを持たず、剛体としてのエンジンブロックそのものを強度部材として活用し、そこに前後のサスペンションを支持する独自の構造を構築した。フロントにはテレスコピックフォークの代わりに、路面からの衝撃吸収と転舵の機能を完全に分離したテレレバーシステムを市販二輪車として初採用した。これにより、ブレーキング時にフロントが過度に沈み込むノーズダイブを劇的に抑制し、フルブレーキング中であっても正確なステアリング挙動と路面追従性を維持することに成功している。さらにリアには、シャフトドライブ特有の加減速時の車体リフト(ピッチング挙動)を相殺するパラレバースイングアームを組み合わせ、駆動効率と乗り心地を両立させた。燃料供給にはボクサーとして初めてボッシュ製モトロニックデジタル電子制御燃料噴射システムが導入され、最高出力は先代の1,000ccクラスから50%近く向上した90馬力を達成した。
1999年式という単一イヤーモデルにおける技術的・仕様的な立ち位置を精査すると、この年式は1993年のデビューから熟成を重ね尽くした「完成型」としての側面が際立つ。R1100RSは1996年頃を境に、初期型で悪評の高かったM93/M94型5速トランスミッションの内部ギア犬構造やシフター周りを抜本的に改良したM97型トランスミッションへと完全に移行しており、1999年時点でこの高い信頼性を持つ高精度ギヤボックスを標準装備している。つまり前年式からの目立った構造変更点がないことこそが、この1999年時点でR259系プラットフォームの不具合がすべて出し尽くされ、メーカー側が手を加える必要のない域に達していた揺るぎないエビデンスである。最高出力90馬力/7,250rpm、最大トルク9.7kg-m/5,500rpmというスペックに変化はなく、大容量23リットルの燃料タンクとハーフ/フルから選べるフェアリング、そして3段階に高さ調整が可能なシート構造をそのまま引き継いでいる。
モデルライフ全体における1999年式の立ち位置は、まさに時代の過渡期、あるいはバトンを次の世代へと手渡す直前の静かなる成熟期である。1999年には、よりスポーツ性を尖らせた新世代オイルヘッドである「R1100S」が登場しており、こちらは6速トランスミッションや高圧縮比シリンダー、油圧クラッチを採用していた。このハイパフォーマンスモデルの台頭と、より広大なフェアリングを持つラグジュアリーツアラー「R1100RT」の爆発的ヒットに挟まれる形で、1999年当時のR1100RSは一時的に市場での存在感を埋没させかけた。しかし、過度なスポーツ性も過度な重量感も好まない良質な大陸横断ツアラーたちからの熱い支持により、翌2000年には「スペシャルエディション」が投入されるなど生命力を繋ぎ、2001年に排気量を拡大した次世代機「R1150RS」へとその血統を確実に引き継いでいった。
1999年当時、このマシンのライバルとして真っ先に挙げられたのは、日本のホンダが放ったV型4気筒スポーツツアラー「VFR800」や、イタリアの「ドゥカティ・944 ST2」である。ホンダ・VFR800は最高出力106馬力を誇り、精緻なエンジンフィールと軽量な車体で圧倒的なスポーツ性能を誇っていた。ドゥカティ・ST2は83馬力とパワーこそ控えめながら、Lツインのビート感と乾燥重量210kg強の軽量さによるコーナリングの切れ味を武器にしていた。これらライバルに対するR1100RSの絶対的な差異は、パワーウェイトレシオの数値には現れない「超長距離における疲労の少なさと絶対的な安心感」にある。テレレバーがもたらす破綻のないブレーキング、シャフトドライブによるメンテナンスフリーの信頼性、そして何よりも一世代早く完成の域に達していた第2世代「ABS(アンチロックブレーキシステム)」の存在が、雨天や荒れた路面における安全性をライバルたちのはるか先へと押し上げていた。
1999年式BMW R1100RSは、スペックシートの数字を競う日本の4気筒スーパースポーツや、官能性を売りにするイタリア製Vツインとは明確に一線を画す。それは、極限状態の旅路にあってもライダーを無傷で、そして最小限の疲労で目的地へと送り届けるという、BMWが何十年も培ってきた至高のツーリング哲学を新世代テクノロジーで具現化した傑作である。華やかさこそ新型のR1100SやRTに譲ったものの、すべての牙が研ぎ澄まされ、初期のトラブルを完全に克服した1999年式という存在は、ボクサーツアラーの歴史において「最も信頼に足る円熟の1台」として、今なお色褪せない価値を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は1998年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
買替や売る際の買取査定は1999年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/0411型/1999年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1999年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
【2000年式】R1100RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2000年式】R1100RS の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で15%上昇。対3年前比で5%上昇し、対前年比では31%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは黒/銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は1.2万円が平均です。
【2000年式】R1100RS 買取査定に役立つ車両解説
1993年の登場以来、BMWモトラッドの新たな時代を切り拓く旗手として君臨し続けたR1100RS。その2000年式モデルは、長年にわたる熟成の頂点に達した、極めて完成度の高いスポーツツアラーである。
本マシンのルーツは、1970年代に量産二輪車として世界で初めてフルカウルを標準装備し、高速巡航ツアラーというジャンルを確立した伝説的名車「R100RS」に遡る。従来のOHV(オーバーヘッドバルブ)空冷ボクサーエンジンを搭載していた先代から、R1100RSへのフルモデルチェンジは、単なる正常進化ではなく伝統の完全なる再定義であった。BMWは伝統の水平対向2気筒というレイアウトを維持しつつも、内部構造を一新した空油冷4バルブ「次世代ボクサー(通称:オイルヘッド)」へと移行した。これにより、最高出力はR100の約70馬力から90馬力へと引き上げられ、同時に優れた環境性能と燃費性能を獲得した。市場におけるポジショニングとしても、欧州の広大なハイウェイをタンデムかつフルパニアでハイスピード巡航しつつ、ワインディングでは俊敏なスポーツ性を発揮するという、妥協のない超長距離ランナーとしての絶対的地位を盤石なものとしたのである。
最大の特徴は、従来のダイヤモンドフレームやクレードルフレームといった鋼管・アルミ製のメインフレームを一切持たない「フレームレス構造」を採用した点にある。エンジン自体を強固な強度部材として活用し、そこに前後のサスペンションアームとシートを支えるリアサブフレームを直接ボルト留めする手法をとった。これにより車体の軽量化と圧倒的なねじれ剛性を両立している。さらに、フロントには一般的なテレスコピックフォークに代わり、独自の「テレレバー」サスペンションを初搭載した。これはフォーク自体にダンパー機能を持たせず、エンジンから伸びたウィッシュボーンアームと中央のモノショックで路面からの入力をいなす構造である。制動時のノーズダイブを劇的に抑制し、フルブレーキング中であっても高い操舵性と路面追従性を維持するという、安全かつ異次元のハンドリングをもたらした。リアには、シャフトドライブ特有の加減速時のリフトを相殺する「パラレバー」システムを組み合わせ、駆動ロスを極限まで排除している。
2000年式モデルを深く考察すると、この年式ならではの明確な立ち位置と円熟した特徴が浮かび上がる。ベースとなるスペックは最高出力90馬力/7,250rpm、最大トルク9.7kg-m/5,500rpm、排気量1,085cc、乾式単板クラッチ付き5速トランスミッション、ボッシュ製インジェクションという基本構成を貫いている。初期型で指摘されていたシフトフィーリングの硬さは、1996年以降のギアボックス改良を経てすでに解消されており、2000年式では極めてカチッとした確実な変速が可能となっている。とはいえ前年式(1999年式)からの明確な変更点はなく、実質的にはキャリーオーバーモデルとなる。
モデルライフ全体における2000年式の立ち位置は、まさに「究極の完成型」であり、次世代への懸け橋としての役割を担っていた。1993年から始まったR1100RSの歴史は、翌2001年をもって終了し、排気量を拡大した「R1150RS」へとバトンを渡すことになる。つまり2000年式は、8年間に及ぶ絶え間ないバグ出しと信頼性向上のすべての果実を受け取った、最終盤のカタログモデルである。翌年に登場したR1150RSでは、排気量が1,130ccへと拡大され、待望の6速トランスミッションや新型のデジタルモーターエレクトロニクスが採用され、ユーロ2排ガス規制への適合が進められた。しかし、過度な電子制御やインテグラルブレーキの複雑化を嫌い、メカニカルな信頼性とボクサーらしい大質量フライホイールによる太い低速トルク、そしてシンプルでタフな5速ミッションの組み合わせを「最もバランスが良い」として、あえてこの2000年式付近のR1100RSを指名買いする熱狂的なマニアが今なお存在するほど、その完成度は高く評価されている。
当時の市場における最大のライバルは、日本のホンダが誇る V4スポーツツアラー「VFR800」であった。価格面ではBMWが大幅に高価であったが、性能面でのキャラクターの違いは明確であった。ホンダのVFRが、アルミツインチューブフレームに超高回転型V型4気筒エンジンを搭載し、どちらかといえばサーキット走行まで見据えた「スポーツ寄りのツアラー」であったのに対し、R1100RSはあくまで「リアルワールドでの長距離移動」に特化していた。最高出力ではVFRに分があったものの、中低速域のトルクの厚み、シャフトドライブによるメンテナンスフリー性、そして何よりもテレレバーによる超高速域からの圧倒的な制動安定性と、長距離走行における疲労感の少なさにおいて、R1100RSはライバルを遥かに凌駕していた。パニアケースの強固な一体設計や、スクリーン、シート、ハンドル位置をライダーの体格に合わせて細かく手動調整できる「エルゴノミクスパッケージ」の存在も、国産ライバルには真似のできないBMW独自の優位性であった。
BMW R1100RS(2000年式)は、過度なスペック競争に囚われることなく、人間中心の高度なエンジニアリングによって長距離移動の理想郷を具現化した傑作である。その革新的な足回りとタフな心臓は、四半世紀を経た現代のツアラーの基準から見ても決して色褪せることはない。熟成され尽くした2000年式という選択肢は、ボクサーツインの本質的な魅力を最も純粋かつ高い信頼性で味わうことができる、歴史的な名車であると言える。
買替や売る際の買取査定は2000年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/0411型/2000年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2000年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
【2001年式】R1100RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2001年式】R1100RS の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で37%下落。対3年前比で33%下落し、対前年比では27%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて1.2~7.5万円です。
【2001年式】R1100RS 買取査定に役立つ車両解説
BMW R1100RSは、1993年に「新世代ボクサーツイン」の先陣を切って市場に投入されたスポーツツアラーである。1923年のR32以来、BMWが熟成を重ねてきた伝統の空冷2バルブ・OHVボクサーエンジンは、1980年代後半には排ガス規制や絶対的な出力不足という壁に直面していた。一時はKシリーズなどの水冷直列エンジンへの完全移行も囁かれたが、BMWはボクサーの血統を存分に残す道を選んだ。その結晶として誕生したのが、当時の最新技術を結集した「R259」と呼ばれる新型エンジンを搭載したR1100RSである。先代にあたる2バルブOHVのR100RSと比較すると、その進化は単なる正常進化の域を遥かに超えていた。最高出力は旧型の70馬力から90馬力へと向上し、燃費性能や環境性能も大幅に改善された。市場においては、単なる懐古趣味のバイクではなく、最先端の走行性能と比類なき巡航性能を両立した、欧州最速の「ハイウェイエクスプレス」としての確固たるポジショニングを確立することに成功した。
このドラスティックなアップグレードを支えたのが、従来の常識を覆す車体構成である。R1100RSでは、スチール製やアルミ製のメインフレームという概念を廃し、エンジン自体を強固な構造材(ストレスドメンバー)として利用する「3ピース・ロードシェアリング・フレーム構造」を採用した。フロントサスペンションシステム、およびリアのサブフレームはすべてこのエンジンブロックに直接締結されている。そして、このマシンを唯一無二たらしめている最大のメカニズムが、フロントに採用された「テレレバー」システムである。外見こそテレスコピックフォークに酷似しているが、フォーク自体は転舵と支持のみを担い、路面からの衝撃吸収と減衰はエンジン前部から伸びたAアームと中央のモノショックが受け持つ。この構造により、制動時にフロントが激しく沈み込むノーズダイブが極限まで抑制され、ハードブレーキング時でも高い安定性と正確なステアリングレスポンスが維持される。リアには、ドライブシャフトの反トルクによる車体のリフト現象を相殺する「パラレバー」が組み合わされ、シャフトドライブ特有の癖を感じさせない滑らかな追従性を実現した。心臓部である1085ccの空油冷4バルブエンジンは、シリンダー壁面を走行風で冷やしつつ、最も熱負荷の高いシリンダーヘッドをオイルで冷却するハイブリッド方式を採用した。
2001年式モデルは、1993年から始まったR1100RSの長い歴史におけるファイナルイヤーモデルにあたる。本年式における最大のトピックであり特徴は、メカニズムや基本スペックの大幅な変更が「行われなかったこと」そのものである。メインセクションとしてのボリュームを持って解説すべき事実として、2001年式は前年式である2000年式から機能、出力、足回り、電子制御の細部に至るまで、何ひとつとしてアップデートや変更を受けていない。1990年代中盤の初期トラブルを乗り越え、モデルライフを通じて段階的に進められてきた熟成のすべてが、すでに2000年式の時点で完璧な完成度へと達していたためである。つまり、2001年式の特徴とは、変化を拒むほどの圧倒的な安定性と信頼性を手に入れた「R1100RSの完成形にして究極の最終形態」という点に集約される。
この2001年式は、R1100シリーズ全体のモデルライフの終焉を象徴すると同時に、次世代へとバトンを繋ぐ重要な転換期に位置していた。BMWは2001年中に、排気量を1130ccへと拡大し、新世代のモトロニックや6速トランスミッションを搭載した「R1150RS」へと完全移行することを決定していた。この背景には、ヨーロッパ全域で段階的に厳格化されつつあった排出ガス規制「ユーロ2(Euro 2)」への適応があった。そのため、2001年式R1100RSは、新世代への移行期における「最後の良心」としてカタログに留まり、生産終了とともにその輝かしい歴史に幕を閉じた。その先進のシャシー思想やテレレバー、パラレバーといった根幹技術は、そのままR1150RS、さらにはその後のR1200シリーズへと脈々と受け継がれていくこととなる。
当時のスポーツツアラー市場におけるR1100RSの最大のライバルは、ホンダのVFR800やドゥカティのST2であった。ホンダのVFR800は、熟成のV型4気筒エンジンを搭載し、極めてスムーズな出力特性と抜群のサーキット走行性能、そして圧倒的な信頼性を誇っていた。また、ドゥカティのST2は、伝統のLツインエンジンと軽量なトレリスフレームを組み合わせ、完全にスポーツバイク寄りのアグレッシブなハンドリングを特徴としていた。これら国産・欧州の強力なライバルに対し、R1100RSのスペック上の絶対的なパワーや最高速、あるいは車体の軽さは一歩譲るものであった。しかし、R1100RSには他社が決して真似のできない決定的な差異が存在した。それこそが、シャフトドライブとテレレバーの組み合わせがもたらす「圧倒的な疲労の少なさと全天候型の絶対的安定感」である。高速巡航を維持したまま、雨天の高速道路を何時間も走り続けるような極限のグランドツーリングシチュエーションにおいて、ノーズダイブしない車体とボクサー特有の低重心が生み出す安心感は、VFRやST2のスポーツ性を遥かに凌駕していた。実用域における超長距離ツアラーとしての完成度は、ライバルたちに対して圧倒的なアドバンテージを誇っていた。
2001年式BMW R1100RSは、ボクサーツインの存続という大きな使命を背負って生まれた名車の、ひとつの時代の終着駅である。先進的なフレームレス構造やテレレバーサスペンションといった、四半世紀が経過した現在でも色褪せない革新的なメカニズムは、BMWの卓越したエンジニアリングの証明に他ならない。
買替や売る際の買取査定は2001年式BMW R1100RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100RS/R110型/2001年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2001年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2175mm 幅785mm 高さ1286mm 装備重量239kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高780/800/820mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒4バルブ1085cc・90馬力(7250回転)・21km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・23リットル |
| 新車販売価格 | (税込)191.1万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R1100RS 2001年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月17日
【状態別の買取相場】 R1100RS 2001年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 1 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
7.8万円
7.8万円
1台
平均
最低
取引
7.8万円
3.8万円
9台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
4.4万円
2.2万円
10台
※データ更新:2026年07月17日
【走行距離別の買取相場】 R1100RS 2001年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 1 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 8.6万円 | 1台 |
| 平均 | 8.6万円 | ||
| 最低 | 8.6万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 7.8万円 | 1台 |
| 平均 | 7.8万円 | ||
| 最低 | 7.8万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 10.0万円 | 5台 |
| 平均 | 8.4万円 | ||
| 最低 | 7.0万円 | ||
| 5万km〜 | 最高 | 10.0万円 | 3台 |
| 平均 | 6.4万円 | ||
| 最低 | 3.8万円 | ||
※データ更新:2026年07月17日
【カラー別の買取相場】 R1100RS 2001年式
- ■
- ■
- ■
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 1 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 7.4 万円 | 4台 | |||
| ■ | 9.5 万円 | 3台 | |||
| ■ | 9.0 万円 | 1台 | |||
| ■ | 3.8 万円 | 1台 | |||
| ■ | 7.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月17日
【実働車の取引価格帯】 R1100RS 2001年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 1 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R1100RS 【1993~2001年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 18.2万円 | 4.3点 | 0411J1WZ | 27,527km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 15.8万円 | 3.8点 | 0411J8YZ | 44,174km | ■ / ■ |
| 3 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 15.4万円 | 3.7点 | 0411J7XZ | 69,899km | ■ |
| 4 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 15.0万円 | 4.0点 | 0411J7VZ | 30,817km | ■ |
| 5 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 11.6万円 | 3.8点 | 6R1100RS | 18,436km | ■ |
| 6 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 10.9万円 | 3.8点 | 0411J5YZ | 41,440km | ■ / ■ |
| 7 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 10.5万円 | 4.0点 | 2R1100RS | 48,463km | ■ |
| 8 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 10.1万円 | 3.7点 | 1752R110 | 61,206km | ■ |
| 9 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 10.1万円 | 3.8点 | 2916R110 | 35,068km | ■ |
| 10 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 9.1万円 | 3.8点 | 0821R110 | 37,334km | ■ |
| 11 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 8.5万円 | 3.8点 | 7987R110 | 14,454km | ■ |
| 12 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 8.3万円 | 3.7点 | 5113R110 | 50,299km | ■ |
| 13 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 7.9万円 | 4.0点 | 0411J9WZ | 56,324km | ■ |
| 14 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 7.7万円 | 4.5点 | 4778R110 | 26,177km | ■ |
| 15 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 7.7万円 | 3.5点 | 3102R110 | 34,789km | ■ |
| 16 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 7.2万円 | 3.8点 | 2R1100RS | 48,782km | ■ |
| 17 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 6.8万円 | 3.7点 | 0352R110 | 38,795km | ■ |
| 18 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 6.6万円 | 3.7点 | 8R1100RS | 69,849km | ■ |
| 19 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 6.4万円 | 3.3点 | 5R1100RS | 58,811km | ■ |
| 20 | R1100RS 【1993~2001年式】 | 6.0万円 | 4.0点 | 0411J4WZ | 63,913km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1997年式】R1100RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1997年式】R1100RS | 15.0万円 | 4.0点 | 0411J7VZ | 30,817km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1998年式】R1100RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1998年式】R1100RS | 18.2万円 | 4.3点 | 0411J1WZ | 27,527km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【1998年式】R1100RS | 8.2万円 | 4.0点 | 0411J9WZ | 54,651km | ■ |
| 3 | 【1998年式】R1100RS | 6.4万円 | 4.0点 | 0411J4WZ | 61,407km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1999年式】R1100RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1999年式】R1100RS | 15.4万円 | 3.7点 | 0411J7XZ | 69,899km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2000年式】R1100RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2000年式】R1100RS | 15.8万円 | 3.8点 | 0411J8YZ | 44,174km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2000年式】R1100RS | 11.0万円 | 3.8点 | 0411J5YZ | 41,022km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2001年式】R1100RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2001年式】R1100RS | 10.2万円 | 3.7点 | 1752R110 | 60,588km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2001年式】R1100RS | 10.2万円 | 3.8点 | 2916R110 | 34,714km | ■ |
| 3 | 【2001年式】R1100RS | 9.2万円 | 3.8点 | 0821R110 | 36,957km | ■ |
| 4 | 【2001年式】R1100RS | 8.8万円 | 3.8点 | 7987R110 | 14,025km | ■ |
| 5 | 【2001年式】R1100RS | 8.6万円 | 3.7点 | 5113R110 | 48,805km | ■ |
| 6 | 【2001年式】R1100RS | 7.9万円 | 4.5点 | 4778R110 | 25,659km | ■ |
| 7 | 【2001年式】R1100RS | 7.9万円 | 3.5点 | 3102R110 | 34,101km | ■ |
| 8 | 【2001年式】R1100RS | 7.1万円 | 3.7点 | 0352R110 | 37,654km | ■ |
| 9 | 【2001年式】R1100RS | 5.5万円 | 3.8点 | 7213R110 | 79,861km | ■ |
| 10 | 【2001年式】R1100RS | 3.9万円 | 3.7点 | 2467R110 | 56,652km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

















