R18ロクテイン【2024~現行】毎週更新の買取査定相場
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R18ロクテイン【2024~現行】 買取査定に役立つ豆知識
2020年ラインアップでBMWモトラッドは、「ヘリテイジ」カテゴリに大型フラットツインを搭載するクルーザー「R18」シリーズを展開した。以降、いくつかのバリエーションモデルを追加しながら世界のバイクシーンで存在感を高めている。2024年ラインアップでは、さらにニューモデルを追加。そこで登場したのが本モデル「R18 ロクテイン」である。
シャシーとエンジンはシリーズ共通で、スチール製のダブルクレードル型フレームにボア・ストロークが107.1mm×100mmの空油冷4ストローク水平対向2気筒エンジンをマウントする。ユーロ5に適合するパワーユニットは、最高出力が4,750回転91馬力というスペック。最大トルクは、3,000回転で158Nmに到達する。走行モードは「レイン」・「ロール」・「ロック」の3タイプから任意に設定が可能。2,000~4,000回転域では、常に150Nm以上のトルクを発生するパワフルで滑らかな出力特性が特徴だ。(因みにクルーザーの本家ハーレーが展開するバガースタイルの雄 FLHXストリートグライド2024年モデルはMilwaukee-Eight117=1923ccエンジンを搭載。最大トルクは3,500回転で175Nm、最大馬力は5,000回転付近で約105馬力)
トランスミッションは6速ギヤボックスとシャフトドライブ駆動という構造。ここまでの設計はシリーズ共通だが、本モデルは全く新しいカスタムバガースタイルを採用するニューモデルということで、以下の専用ディテールを取り入れている。
・ミニエイプハンガーハンドル
・ドラッグスターシート
・ミッドコントロールポジション
・フロント21インチ・リヤ18インチキャストホイール
・メータービルトインライトケース
本モデルの足回りは、フロントに49mmのテレスコピックフォークを装備して、リヤはダブルスイングアームにダイレクトリンクスプリングストラットという組み合わせ。あえて電子制御システムは採用しないことで、応答性の高いサスペンション機能を実現している。
足元はフロント21インチ・リヤ18インチのアルミキャストホイールを履いてスタイリッシュな仕上がり。ブレーキは300mmのトリプルディスク&4ピストンキャリパーという構造。
スタイリング面では、1936年に登場した往年の名車「R5」以降、1970年代まで採用されていた丸型メーターを内蔵するヘッドライトを装着している。
ライバルモデルとしては、ブラックエンジンにエイプハンガーハンドル、ブラックのフロント19インチ・リヤ16インチキャストホイールを履くハーレーの「FXBB ストリートボブ」が比較候補になるだろう。エンジンは、1,868ccの空冷ビッグツイン「Milwaukee Eight 114」を搭載。最高出力は5,020回転94馬力で、最大トルクが3,250回転155Nmというスペック。重量は297kgで本モデルより85kgも軽い。スポーティなフィーリングと軽快なフットワークを求めるなら「ストリートボブ」だ。快適なクルージング重視であれば「R18 ロクテイン」だろう。
なおデビューモデルとなった2024年式の「R18 ロクテイン」は、2023年9月に発売された。カラーリングと価格は、「ブラックストリームメタリック」が284万円(税込)、「ミネラルグレーメタリックマット」が288.2万円(税込)となっていた。
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車名/型式/年式 | R18 ロクテイン /2024年モデル |
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発売年月 | 2023年9月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,615mm 全幅 980mm ホイールベース 1,720mm 重量 382kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 720mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4サイクル水平対向2気筒・91PS/4,750rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・16L |
新車販売価格 | 288.2万円(税込) |