450 マーク3【1969~74年】毎週更新の買取査定相場
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- 表示金額について
- 上位20台の取引額
450 マーク3【1969~74年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は41.1万円が平均です。
450 マーク3【1969~74年】 買取査定に役立つ車両解説
1960年代後半、ヨーロッパ中排気量クラスのスポーツモデルは大排気量化・高性能化の波にさらされ、BSA・Triumph・Norton といった英国勢が依然として強い影響力を持っていた。一方で日本勢も急速に台頭し、Honda CB450 “ブラックボンバー” を筆頭とする高性能2気筒モデルを市場へ送り込み、当時の二輪市場は激動の時代を迎えていた。こうした中、DUCATIは従来のモノカム(SOHC)シングルスポーツシリーズの頂点として、同社シングル最大排気量となる 436cc デスモドロミック単気筒 を搭載した “450 Mark III Desmo” を1969年に登場させた。
このモデルは、DUCATIの技術的象徴であるデスモ機構を小排気量スポーツに本格的に適用した最初期の量産車であり、当時の「より大きく強いシングル」を求める市場の要望に応えたものだった。初期ロットでは“Silvershotgun(シルバーショットガン)” と呼ばれる銀フレーク塗装の外装をまとい、その独特の存在感からコレクターズアイテムとして評価されている。1973年頃からは外装塗色がイエローへ変更され、DUCATIらしい鮮烈なキャラクターが与えられた。
最大の特徴は、ロッカーアームの開閉をバルブスプリングに頼らずカムで直接コントロールする デスモドロミック機構 による高回転域での安定したバルブ制御と、単気筒らしからぬパワフルな出力特性にある。436ccという当時のDUCATI最大排気量単気筒は、豊かなトルクによる押し出し感と、デスモ特有の鋭い吹け上がりを併せ持ち、当時のロードスポーツとして強烈な個性を放っていた。車体は軽量で、鋼管フレームと細身のタンクラインが醸すクラシカルなスタイルも相まって、現在ではビンテージスポーツの代表格として高い人気を誇る一台となっている。
歴史的背景とデスモシングルの頂点
450 Mark III Desmo は、1950年代後半から続くDUCATIシングル系(175・250・350)を構造面で大きく進化させた最終期モデルである。スペック上では英国車の500クラスに近い性能を狙い、軽量かつコンパクトな車体に大排気量単気筒を搭載することで、当時のスポーツ指向ユーザーに応えるつくりとなっていた。
初期の Silvershotgun 仕様は特に人気が高く、銀フレークのタンク・サイドカバー、ブラックフレームのコントラストは他に類を見ない魅力があり、現存数も少ない。1973年以降はイエロー外装に刷新され、視認性やスポーツイメージが向上。DUCATIが多くのモデルで採用する“イエロー×ブラック”の原型がすでにこの時期に現れている点も興味深い。
450 Mark III Desmo のメカニズムとライディングフィール
エンジンは空冷4ストローク単気筒の436ccで、デスモドロミック機構により高回転の安定性を確保しつつ、力強い中低速トルクを発揮する。最大出力はおよそ 27〜30hp(資料差あり)ながら、単気筒特有のダイレクトな加速感が魅力で、現代の多気筒スポーツとは異なる「軽さ×鋭さ」の気持ち良さが味わえる。
乾燥重量は135〜140kg台の資料が多く、当時としては非常に軽量。取り回しも良く、ワインディングでのヒラリとした動きは特筆すべきものである。フロントは一般的な正立フォーク、リアはツインショック構成だが、軽量な車体と相まって操縦性は軽快。コーナリング時の切り返しや姿勢変化がわかりやすく、現代でも“乗って楽しいビンテージ”として評価が高い。
ライバル比較(文章による立ち位置解説)
450 Mark III Desmo の発売当時、最も直接的なライバルは BSA・Triumph・Norton の英国車400〜500ccシングル/ツイン であり、また日本勢では Honda CB450 Black Bomber(DOHC) が高性能機として存在感を放っていた。
Honda CB450 はDOHC2気筒による当時最先端の高性能エンジンを採用し、最高速度・最高出力ともにクラス上位。
BSA Gold Star・Triumph Tiger など英国勢はトルクフルな性格と高速巡航性能が強みだった。
こうした激戦の中で、450 Mark III Desmo は 軽量・高レスポンス・デスモの唯一性 を武器に独自のポジションを確立。大排気量化が進む市場において、純粋な単気筒スポーツとしての存在感は他にはない魅力だった。
現在の中古市場と相場
450 Mark III Desmo は初期ロットの Silvershotgun を中心にコレクター人気が高く、
コンディションの良い個体は国内外ともに強い引き合いがある。
欧州相場: 4,500〜7,500 EUR
国内相場: 70〜120万円前後(外装・機関・年式個体差による)
Silvershotgun 初期型:さらに上振れ
国内での流通は極めて少なく、
年に数台出れば良いレベルの希少車 と言える。
査定で評価されるポイント
Silvershotgun(銀フレーク)外装が残っている
外装・フレームのオリジナル度
デスモヘッドの作動音・タペットクリアランス
Dell’Orto キャブレターの純正番数
タンク内サビの有無
電装(ポイント・イグニッション・レギュレーター)の整備履歴
ドゥカティシングル特有の振動対策が適切か
フレーム番号・エンジン番号の一致
減点対象となるポイント
社外外装・社外タンク(大減点)
キャブ詰まり・始動性不良
電装トラブル(点火系の劣化)
オイル漏れ・ヘッドカバーパッキン劣化
Silvershotgun → イエローなどの「再塗装」
キック不良
ビンテージモデルであるため、純正度とコンディションが査定額に直結する。
当社が高く買い取れる理由
450 Mark III Desmo は、旧車の中でも特にメンテナンス知識と査定経験が求められる車種で、一般店では敬遠され評価が低くなりがち。しかし当社では、
欧州クラシック専門バイヤーとの直結ルート
旧DUCATIシングルの専門知識
世界的なコレクター需要を背景とした再販力
海外輸出も視野に入れた高額査定
直営店での「販売仕入れ価格」適用
これにより、希少車の価値を正しく評価し、同型モデルの平均よりも上振れした買取価格を狙える 体制を整えている。
| 車名/型式/年式 | Ducati 450 Mark III Desmo/1969 |
|---|---|
| 発売年月 | 1969年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2080 (幅)770 (高さ)1140 (重さ)138(乾燥重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800 (最低地上高)150(推定値/資料なしのためSL/G型共通値) |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHC単気筒・デスモドロミック 最大出力:27〜30hp / 7,000〜7,500rpm 燃費:資料なし(欧州平均 20〜24km/L 程度) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック ・キャブレター(Dell’Orto) ・タンク容量:13.5リットル |
| 新車販売価格 | 不明 |
| ジャンル | DUCATIのビンテージ旧車 | プレミアム旧車 絶版車 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 450 マーク3【1969~74年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年01月16日
【状態別の買取相場】 450 マーク3【1969~74年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
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平均
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取引
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平均
最低
取引
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平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
88.8万円
88.8万円
1台
平均
最低
取引
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平均
最低
取引
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不動
平均
最低
取引
41.1万円
41.1万円
1台
※データ更新:2026年01月16日
【走行距離別の買取相場】 450 マーク3【1969~74年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 88.8万円 | 1台 |
| 平均 | 88.8万円 | ||
| 最低 | 88.8万円 | ||
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※データ更新:2026年01月16日
【カラー別の買取相場】 450 マーク3【1969~74年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 88.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年01月16日
【実働車の取引価格帯】 450 マーク3【1969~74年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年01月16日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
450 マーク3【1969~74年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 450 マーク3【1969~74年】 | 89.0万円 | 3.8点 | 50M37014 | 14km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





01月23日〜01月29日