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Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

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Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】毎週更新の買取査定相場

Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】
Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

Ducati 750 Pasoは、1980年代のドゥカティが大きく舵を切った「フルカウルスポーツ黎明期」を象徴するモデルです。マルチェロ・ガンディーニのデザイン、Weberツインキャブなど個性的な構成ゆえに市場流通台数は少なく、年式を問わず希少性は高いままです。オリジナル度の高い車両や前期・後期の特徴が明確な個体は査定が伸びやすく、同時期のF1/Sport750よりも「デザイン価値」で評価されやすいモデルです。

1980年代前半のドゥカティは、パラレルツインのPantahシリーズで公道スポーツの新基軸を切り開きつつも、市場全体が「フルカウルを標準装備する新時代のロードスポーツ」に移行する転換期にありました。ヤマハ FZ750、ホンダ VF750F といった先鋭的モデルが台頭し、空力とシャシー性能の両立が求められ始めた時期です。

当時の系譜を整理すると、Pantah(パラレルツイン時代)→750 F1(レース直系のトレリスフレーム)→Paso(公道フルカウル化の新方向) という流れが存在します。
Pantahは1979年に登場し、軽量コンパクトな90°Lツインとデスモを採用した“新世代ドゥカティ”の基礎となりました。その延長線上にある 750 F1 は、鋼管トレリスフレームとショートホイールベースにより「走り」を極限まで追求したレーサー直系モデルであり、Pantahの性能を公道スポーツでどう昇華するかという方向性を示した存在でした。
一方で 750 Paso は、同じPantah系エンジンを継承しながらも、F1とはまったく異なる方向へと舵を切ったモデルです。
F1が「走行性能の極限」を追求したのに対し、Pasoは「空力・デザイン・近未来的パッケージング」を前面に押し出し、公道スポーツの新しい在り方を提示しました。つまりPantahを源流としながら “走りのF1”と“デザインのPaso”という二つの進化系統に枝分かれした時代の象徴 となったのです。

そこで投入されたのが1986年の Ducati 750 Paso でした。デザインを担当したのはランボルギーニ・カウンタックを手がけたマルチェロ・ガンディーニ。当時としては革新的な“完全密閉型フルカウル”と、Pantah系750エンジンを組み合わせた意欲作で、ドゥカティが世界市場で再び存在感を示す契機となったモデルです。
ただし設計思想は先進的だった一方、Weber製ツインキャブ(DCNF)や熱問題などで評価が分かれ、市場的にはニッチな立ち位置に収まりました。それが現在になると逆に「80年代ドゥカティの象徴」として価値が再評価され、希少スポーツとして高い注目を集めています。

750 Pasoは 1986〜1988 の3年のみ生産され、年式ごとに小さな仕様差が見られます。
・1986年式(初期型)
最も純粋なデザインコンセプトを体現した初期モデルです。特徴的なフルカウルはほぼ「一体パネル」で構成され、空力を重視したスムーズなラインが最大の魅力です。
Weber製44DCNFツインキャブは独特のフィーリングを生みますが、調整難度が高く、この年式の評価は「整備調整が行き届いた個体かどうか」で大きく変動します。

・1987年式
外装色の追加や小改良が入り、熱対策・燃調の見直しなど「実用性改善」が図られた年式です。初期型と比べて扱いやすい個体が多く、実動性の高さが査定に影響します。

・1988年式(後期型)
Weberキャブ周辺の改善がもっとも進んだ年式です。同時に一部の配線・補機類の品質向上も行われ、3年式の中では最も安定した実用性を備えます。流通台数が少なく、後期型は年式自体の希少性で評価が伸びる傾向があります。

750 Pasoと同時期のドゥカティには 750 F1 や Sport750 が存在します。
・750 F1:レース直系の鋼管トレリスフレーム、ショートホイールベース、デスモの鋭いレスポンスを持つスポーツ。査定は「走りの性能」が強く反映されます。
・Sport750:よりストリート寄りの設定で、750 Pasoより軽快なハンドリングを重視するモデルです。
一方750 Pasoは「デザインと存在感」が最大の価値となるモデルで、走行性能ではF1に劣りますが、空力設計とガンディーニデザインの独自性が高く、コレクターからの引きが安定しています。

本機は欧州でミドルスポーツとして展開され、FZ750やGPZ750Rと近い価格帯でした。ただしイタリア車であることから装備や仕様の“特異性”が高く、実用よりも個性を重視する層をターゲットとしていました。
エンジン性能:Pantah系748cc空冷Lツインは、デスモにより750クラスらしい力強いトルクを発揮しますが、Weberツインキャブの特性ゆえ、ライバルの多気筒DOHCモデルよりピークパワーは控えめです。
車体重量・操縦性:フルカウル構造による重量増があり、国産750レプリカよりも重量感があります。ただし高速安定性は高く、直進性能の良さはPasoの魅力です。

技術的独自性
・特徴的なフルカウル一体デザイン
・Pantah系デスモLツイン
・Weber 44DCNF ツインキャブ
いずれもライバル車とは決定的に異なるアプローチで、これが今日の「コレクター人気」につながっています。

日本国内の流通量は非常に少なく、数年間で1台レベルの希少車です。欧州ではやや流通があるものの、コンディションの良い個体はすでにコレクション入りし、相場は上昇傾向にあります。特に初期型の純正外装と後期型の実動性は評価を押し上げる要素です。

買取査定額アップのポイント(750 Paso固有)
・Weberキャブの同調・整備記録
・オリジナルカウル(再塗装なし)
・純正マフラー/純正スクリーン
・車載工具・マニュアル類
・ガンディーニデザインを損なわない無改造車
・低走行・機関良好

減点ポイント(Pasoで多い例)
・Weberキャブの不調
・熱対策不足でのアイドリング不安定
・フルカウル内部の熱変形
・再塗装歴(色違いは大きな減点)
・電装劣化(レギュレータ・ハーネス)
・社外流用パーツ
・転倒歴/割れ

解説記事更新日:2025年11月28日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Ducati 750 Paso/750P型/1986〜1988年
発売年月 1986年
車両サイズ(mm)・重量(kg) 長さ:2160mm 幅:725mm 高さ:1180mm 車重:乾燥195kg(年式により ±2kg)
シート高・最低地上高(mm) シート高:780mm 最低地上高:145mm
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷4ストローク90度Lツイン(デスモドロミック) ・排気量:748cc ・最高出力:73ps(8,500rpm) ・最大トルク:6.5kg-m(6,500rpm)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 ・始動方式:セル ・燃料供給:Weber 44DCNF ツインキャブ ・タンク容量:17L
新車販売価格 北米価格 $7,350(約140万円)当時の実勢レート
ジャンル ツアラー
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
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過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月27日

【状態別の買取相場】 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
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カウンター 
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
3
難有
最高
平均
最低
取引
35.4万円
26.9万円
16.0万円
4台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
17.6万円
15.8万円
13.9万円
2台
Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは3点(難有)のコンディションとなっています。 3点は、強い使用感が有ったり再販に際し要追加整備が必要な状態ですが、最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年02月27日

【走行距離別の買取相場】 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

最高額
平均落札額
最低額
バ
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 35.4万円 1台
平均 35.4万円
最低 35.4万円
0.5〜1万km 最高 30.6万円 1台
平均 30.6万円
最低 30.6万円
1〜2万km 最高 16.0万円 1台
平均 16.0万円
最低 16.0万円
不明
メーター改
最高 25.4万円 1台
平均 25.4万円
最低 25.4万円
Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】において。直近120カ月間で最も平均買取相場が高いのは0〜4999kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年02月27日

【カラー別の買取相場】 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

【カラー別 平均買取額の目安】

26.9 万円 4台

※データ更新:2026年02月27日

実働車の取引価格帯】 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】

【取引価格帯と構成比】

最高
35 ~ 40
万円
%
25
構成比
最多
35 ~ 40
万円
%
25
構成比
最低
15 ~ 20
万円
%
25
構成比
Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは上は35 ~ 40万円、下は15 ~ 20万円で複数の価格帯が25%の構成比で並んでいます。

※データ更新:2026年02月27日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)

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カウンター 
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落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 35.6万円 3.2点 750P7507 1,672km
2 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 30.8万円 3.3点 750P7500 5,990km
3 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 25.6万円 3.2点 750P7505 35,638km
4 Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】 16.2万円 3.0点 750P7509 17,645km
No Data
Ducati 750パソ(Paso) 【1986~88年式】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近120カ月間に最高値を付けたのは35.6万円で赤系・走行距離1,672km・評価3.2点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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