998Sベイリス【2002年】毎週更新の買取査定相場
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- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
998Sベイリス【2002年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/紺となっています。
998Sベイリス【2002年】 買取査定に役立つ車両解説
2002年式 998S Bayliss(998S ベイリスレプリカ)は、WSBK(スーパーバイク世界選手権)2001年シーズンでトロイ・ベイリスが獲得したチャンピオンシップを記念して誕生した特別仕様モデルである。998Sの鋭さ・扱いやすさ・テスタストレッタの伸びをベースに、ベイリス車両の象徴的カラーリングと記念仕様の仕上げを与えた“916系デザインの最も鮮やかな種類”の一つといえる。
ただのカラー違いではなく、ドゥカティの黄金期が凝縮された、物語性の高い一台である。
998S Bayliss は、998Sの走りと完成度に、“ベイリスの勝利と996Rの記憶”を重ね合わせた記念モデルであり、998シリーズの中で最もレースの鼓動を感じられる一台である。
専用カラーリング・シリアルナンバー・仕上げの質、そして998S基盤の高性能。このすべてが重なり、コレクション価値と走行性能を兼ね備えた極めて特別な存在となっているのだ。
●誕生の背景 ― WSBKを席巻した“王者ベイリス”
998S Bayliss の出発点は、2001年のWSBKでドゥカティが手にした栄光だった。
ベイリスの台頭
トロイ・ベイリスは、オーストラリアの草レース上がりという異色の経歴ながら、
・深いリーン角
・鋭いエンジンブレーキの使い方
・出口での強烈なトラクション
といった“Lツインでこそ輝く走り”を見せ、916/996系の特性を完全に使い切れる稀有なライダーだった。
2001年、ベイリスはWSBKホモロゲモデルである996Rを操り、圧倒的なペースでシーズンを制覇。この勝利は、ドゥカティにとって「916系が最終期に入りながらも、まだ世界を獲れる」ことを示す象徴的なシーンとなった。この年のタイトルが、998Sベイリス誕生の直接的な契機である。
●なぜベースは“998”ではなく“998S”なのか
ドゥカティは2002年にテスタストレッタを搭載した998シリーズを登場させる。
その中で998Sは、
・高回転型カム
・高流速ポート
・専用燃調
・オーリンズ+ショーワの高性能足回り
を備え、もっとも“レースの血統を扱いやすい形で味わえる”仕様だった。996Rの走りをベースに記念モデルを作るなら、”998ではなく998S”──これがドゥカティの判断だった。998Sは、ベイリスの走りの象徴である、「深く寝かせて、太く立ち上がる」、という挙動に最も合致していた。
●998S Bayliss の仕様・特徴
998Sの機構をベースとしながら、Bayliss専用の特別な仕上げが与えられている。鮮やかなトリコロールカラー(イタリア国旗の緑、白、赤)を基調とし、ベイリスのゼッケン「21」とサインが描かれた専用グラフィック。ベイリスがタイトルを獲得した2001年仕様の996Rカラーをモチーフに、998Sのボディラインに合わせて再構成。916系の流線美と鮮やかな“レースカラー”は異常なほど相性が良い。マグネシウム製のヘッドカバーも特徴的。
専用外装(レッド×ブルー×ホワイト)の意味
・レッド:ドゥカティの情熱
・ブルー:ベイリス車両特有のスポンサーカラー
・ホワイト:996Rレース車両の象徴的アクセント
ただの塗装ではなく、ベイリスのシーズンを視覚的に語るデザインである。
シリアルナンバー入りプレート
世界限定403台
記念モデルとしての唯一性を与える仕様。
量産モデルではなく“限定コンプリート車”として扱われる根拠になっている。
仕上げ精度の高さ
外装フィット、塗装の質、メタルパーツの選定など、記念車のため丁寧な仕上げが行われている。
美術品としての価値も兼ね備える。
走行性能 ― 998Sの“本気”をそのまま味わう
998S Bayliss の走りは、998Sと共通しつつも、外観から受けるモチベーションがまったく違う。
・6000rpmから一気に高まるテスタストレッタの押し出し
・8000rpm以降で本領発揮する軽い吹け上がり
・オーリンズリアショックによる“沈みながら踏ん張る旋回”
・エンブレーキを使った自然な進入姿勢
・立ち上がりのラインが太く、バイクが前へ押し出すような加速
これらは998S共通の美点だが、ベイリスレプリカは“勝利の記憶をまとって走る”という精神的な上乗せが存在する。
単なる走行性能ではなく、レースの迫力までがセットで味わえる。
●ライバル比較
2002年当時、四気筒1000cc勢はパワー面で998S Baylissを圧倒していた。
GSX-R1000は160ps/168kg、R1は152ps/174kg、CBR954RRは150ps/168kg。
998S Bayliss は 136ps/190kgというスペックで、数字上の劣勢は明白。
しかし、実走では話が変わる。
・10kgm近いフラットトルク
・エンジンブレーキを軸にした安定した姿勢作り
・しなるトレリスフレームによる高い旋回維持力
・998S固有の高回転の伸びとレスポンス
・立ち上がりでの押し付けられるような加速感
これらが組み合わさると、四気筒勢が苦手とする“中速コーナーの連続区間”で998S Bayliss が圧倒的な強さを見せる。
数字では負けても、“走らせたとき楽に速い”のは998S Baylissの側である。
●中古市場での位置付け
998S Bayliss は、998シリーズの中でも最も“特異な価値”を持つ。
・外装の完全オリジナルが最重要
・台数が少なく、流通数は年々減少
・記念モデルのため、走行距離より外装と整備履歴の評価が強い
・市場は安定して高値推移(998Sより上、998Rとは異なる価値軸)
・コレクション需要が継続的に存在する
998Sの性能+記念モデルの付加価値という二重構造が、希少性を押し上げている。
買取査定のポイント
以下は998S Baylissの価値に直結する項目。
純正ベイリス外装(無加工・無補修)
オーリンズリアショック(O/H記録)
バルブクリアランス調整・燃調記録
装着が許容されている、または新車時に付属していたテルミニョーニ製レーシングマフラー(レーシングECUとセットの場合が多い)は、純正付属品として価値を高める。
ただし、純正マフラーを併せて保管していることが必須。
2002年式 998S Bayliss は、998Sという高性能な“扱いやすいレース志向モデル”をベースに、ベイリスの王者獲得の記憶と、916系最終期の象徴性を重ね合わせた特別仕様車である。
走らせれば998Sの鋭さ。眺めればベイリスのレースストーリー。
998S Bayliss は、ドゥカティ黄金期の“記憶を所有する”ためのバイクであり、998シリーズの中でも最も情緒と性能が両立した一台である。
| 車名/型式/年式 | Ducati 998S Bayliss/H200A型/2002年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 2002年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2100mm (幅)730mm (高さ)1090mm (乾燥重量)179kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)790mm (最低地上高)128mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | ・水冷4ストロークL型2気筒 デスモドロミック4バルブ ・最高出力:136ps(10,200rpm) ・最大トルク:10.5kg-m(8,000rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | ・始動方式:セル ・燃料供給:インジェクション(Marelli 54mm) ・タンク容量:17L |
| 新車販売価格 | 北米市場価格 $21,000~$23,000 (約2,625,000円~2,875,000円):実勢レート |
| ジャンル | DUCATI スーパーバイク | スーパースポーツ |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 998Sベイリス【2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 998Sベイリス【2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
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0.0万円
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平均
最低
取引
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平均
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0.0万円
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平均
最低
取引
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平均
最低
取引
120.6万円
61.2万円
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不動
平均
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※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 998Sベイリス【2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0.5〜1万km | 最高 | 179.9万円 | 1台 |
| 平均 | 179.9万円 | ||
| 最低 | 179.9万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 61.2万円 | 1台 |
| 平均 | 61.2万円 | ||
| 最低 | 61.2万円 | ||
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 998Sベイリス【2002年】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 61.2 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 179.9 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 998Sベイリス【2002年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
998Sベイリス【2002年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 998Sベイリス【2002年】 | 180.1万円 | 4.3点 | H200AA2B | 8,190km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 998Sベイリス【2002年】 | 61.4万円 | 4.3点 | H200AA2B | 17,723km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月10日〜03月16日