GTM250R【2024年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
GTM250R【2024年】 の買取査定相場
平均買取額は、対前年比で38%下落しています。
最も高く売れるカラーリングはツヤケシクロとなっています。
GTM250R【2024年】 買取査定に役立つ車両解説
GPX GTM250Rは、タイのGPX Racing(GP MOTOR (THAILAND) CO.,LTD)が日本市場専用に開発・投入したカフェレーサー・スタイルの250ccロードスポーツである。2023年12月に正式発表され、2024年1月から第1期先行予約が開始された。生産は限定150台のみ、販売地域も日本のみという、極めて稀少な企画モデルとして位置付けられている。タイ国内では一切販売されない設計で、GPX Racingが日本市場のカフェレーサー文化への深い理解と、輸入元GPXジャパンとの緊密な連携によって成立した、ブランド史上類例の少ない「日本市場専属モデル」である。
本モデルは、2019年に日本市場で販売され好評を博した「ジェントルマンレーサー200(Gentleman Racer 200)」の正統な後継機にあたる。前モデルが197cc・キャブレター仕様で「お手頃価格のネオレトロ・カフェレーサー」というキャラクターを確立したのに対し、GTM250Rは249ccへの排気量拡大と電子制御燃料噴射(Fi)化、倒立フロントフォーク、フロント・ダブル・ディスクブレーキ(ラジアル・マウント・キャリパー)、ABS標準装備、フルLED灯火類といった上位装備への全面刷新を遂げ、「ジェントルマンレーサーの正常進化版」というよりも「世代を完全に乗り換えた新世代カフェレーサー」と呼ぶべき構成となっている。
外装は、丸型ヘッドライト、ロケットカウル風のフェアリング、バーエンドミラー、シングル風シート、ボディワーク下部のダミー・クランクケース、テールセクションへと一直線に流れる燃料タンク/シート/テール・ラインといった、1960〜70年代のクラシック・カフェレーサーを現代に再構築する要素で構成される。カラーバリエーションはイエロー、レッド、グレー(一部資料ではブラック含む)の3色構成で、限定150台はカラー均等配分での販売となる。
エンジンは空冷4ストローク単気筒SOHC、排気量249cc。最高出力20.4PS(約15kW)を発生する。前身のジェントルマンレーサー200が197cc・キャブレター仕様であったのに対し、GTM250Rでは排気量を52ccアップして249ccに刷新、供給方式もキャブレターから電子制御燃料噴射(Fi)へと全面切り替えが行われた。Euro 4および日本の令和2年排出ガス規制適合により、現代の規制環境下でも安心して長期所有できる構成となっている。トランスミッションは6速マニュアル、最終駆動はチェーン式。空冷シングルらしい鼓動感と、20.4PSという250クラスとして妥当な出力数値が、街乗りから峠道までを軽快にこなすキャラクターを成立させている。
車体構造はスチール製チューブ・フレームを骨格とし、シャープに整理されたカフェレーサー風シルエットを成立させている。フロントサスペンションは倒立式テレスコピックフォークを採用し、これは前身ジェントルマンレーサー200の正立フォークから大幅にアップグレードされた装備である。リアサスペンションはモノショック構成を採り、ライダーの体重・荷重に合わせた調整が可能である。
ブレーキ装備は本モデル最大の見所の一つである。フロントは2枚のディスクブレーキを採用し、キャリパーはラジアル・マウント方式で構成される。これは250ccクラスのカフェレーサーとしては明らかに上位クラス由来の装備密度であり、ロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGT650など、より大排気量のカフェレーサーと並べても遜色のない制動装備を持つ。リアは1枚のシングル・ディスク・ブレーキで構成され、フロント・リア共にABSが標準装備される。ABS標準装備は、令和2年排出ガス規制と並んで、日本市場の現代的要件に応えた重要な装備である。
兄弟車として、本モデルの直接の前身であるジェントルマンレーサー200(2019年〜、197cc・キャブレター仕様)が挙げられる。同じカフェレーサー・コンセプトを共有しつつ、GTM250Rは排気量拡大、Fi化、倒立フォーク採用、フロント・ダブル・ディスク・ラジアル・キャリパー化、ABS標準装備という、全方位的なアップグレードを果たした。GPXブランド内では、シリーズの最大排気量を担うレジェンド250ツイン(空冷並列2気筒234cc)、フルカウル・スポーツ系のデーモンGR200R Dacorsa2(水冷単気筒198cc)、エントリー・ネイキッドのレジェンド150 Fi(空冷単気筒149cc)が並行展開され、GTM250Rは「日本専用・限定生産・カフェレーサー・スタイル」という独自のニッチを占める。
ライバル車として、日本市場の250ccクラス・ネオクラシック/カフェレーサー・カテゴリーでは、ロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGT 350(2024年、空冷単気筒349cc)、ロイヤルエンフィールド・ハンター350、カワサキ・エリミネーター(クルーザー寄り)、ホンダGB350/GB350 S(クラシック・ロードスター)、ヤマハ・SR400(2021年生産終了)、SYMウルフ150/250(小排気量カフェレーサー寄り)などが比較対象となる。これらライバル群が「実用性・耐久性・ブランド継続性」を中心訴求とするのに対し、GPX GTM250Rは「日本専用・150台限定・カフェレーサー文化への愛情表明」という独自の購買動機を成立させている。
希少性の高さから、二次市場における価値維持の可能性は新車時から既に注目されている。同じカフェレーサー・カテゴリーで先例となるロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGT650の限定モデル、ヤマハSR400の最終世代モデル(2021年生産終了)などの例を見ても、限定生産+日本専売という条件が組み合わさったモデルは、中古市場で新車価格に近い、もしくは上回る水準を維持しやすい傾向がある。GTM250Rもこのカテゴリーに属する可能性が高く、特に純正状態を維持した低走行個体については、長期的な価値維持が期待される。
維持の観点では、空冷単気筒249ccエンジンは比較的シンプルな構造を持ち、機関部の基本消耗部品(プラグ、エアフィルター、オイルフィルター、チェーン、スプロケット、ブレーキパッド)はGPXジャパンの予備部品ストック網およびタイからの取り寄せ(3〜4日での調達)により供給が確保されている。一方で、GTM250R固有のロケットカウル風フェアリング、バーエンドミラー、丸型LEDヘッドライト、円形フル・デジタル・メーター、シングル風シート、ダミー・クランクケースといった専用外装・装飾部品は、150台限定生産という性格から長期的な部品供給に不安が残る。所有を検討する場合は、純正部品の予備確保や、外装部品のリペア・代替部品の入手ルートを早期に把握することが推奨される。
GPX GTM250Rは、「日本市場のカフェレーサー文化に対するタイ製モーターサイクル・ブランドからの愛情表明」を、量産モデルの形で具体化した稀有な存在である。150台限定・日本専売という商業的に非合理にも見える設定は、GPX RacingとGPXジャパンの間の深い信頼関係と、両社による「カフェレーサーというカテゴリーが日本市場で持つ文化的価値」への確信なしには成立し得ない企画である。スズキ・カタナ、ヤマハSR400、ホンダGB350、ロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGTといった先行モデルが、それぞれの形でカフェレーサー/クラシック・ロードスターの語彙を継承してきた歴史の中で、GTM250RはGPXブランドが提示する独自の解釈として位置付けられる。
タイ・GPX Racingというブランドは、2018年のGPXジャパン発足から日本市場で6年を経過し、もはや「新興ブランド」から「定着ブランド」へと立場を移しつつある。GTM250Rは、その定着フェーズにおける象徴的な「日本市場との接点モデル」として、ブランド・ヒストリーの中で記念碑的な位置を占める。商業的成功よりも、ブランドと市場の文化的対話を体現した一台として、現在も新車登録個体の少数派は、カフェレーサー文化を愛するコレクター層、ベテラン・ライダーのセカンドバイク層、日本専売モデルを所有することに価値を見出す愛好家層を中心に静かな支持を集めている。タイ製モーターサイクルが日本市場でこのような独自企画を実現したこと自体が、現代二輪業界における重要な事例として記憶されるべきモデルである。
| 車名/型式/年式 | GPX GTM250R / RPMCF型 / 2024年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2024年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1995mm (幅)770mm (高さ)1120mm (重さ)148kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800mm / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク単気筒SOHC・20.4馬力(8500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・電子制御燃料噴射(Fi)/14L |
| 新車販売価格 | 新車価格 566,500円(税込) |
| ジャンル | カフェレーサー |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 GPX GTM250R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月24日
【状態別の買取相場】 GPX GTM250R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
33.6万円
33.6万円
1台
平均
最低
取引
20.2万円
20.2万円
1台
平均
最低
取引
13.9万円
12.6万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月24日
【走行距離別の買取相場】 GPX GTM250R
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 33.6万円 | 5台 |
| 平均 | 19.1万円 | ||
| 最低 | 12.6万円 | ||
※データ更新:2026年07月24日
【カラー別の買取相場】 GPX GTM250R
- ■
- ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 24.8 万円 | 2台 | |||
| ■ | 16.4 万円 | 2台 | |||
| ■ / ■ | 13.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月24日
【実働車の取引価格帯】 GPX GTM250R
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
GTM250R【2024年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | GTM250R【2024年】 | 33.8万円 | 7.2点 | RPMCF3RA | 11km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | GTM250R【2024年】 | 20.4万円 | 5.5点 | RPMCF9RA | 204km | ■ |
| 3 | GTM250R【2024年】 | 16.2万円 | 5.2点 | RPMCF6RA | 3,635km | ■ |
| 4 | GTM250R【2024年】 | 13.2万円 | 4.5点 | RPMCF3RA | 3,799km | ■ / ■ |
| 5 | GTM250R【2024年】 | 12.8万円 | 5.2点 | RPMCF9RA | 204km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






