ジレラ DNA180【1996~2009年】毎週更新の買取査定相場
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ジレラ DNA180【1996~2009年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて0.8~5.1万円です。
ジレラ DNA180【1996~2009年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド 2002年
- 当時の新車価格
- 税抜 44.5万円 (税込46.7万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
12.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.0万円
- 上限参考買取率
- 27.0%
- 平均参考買取率
- 20.2%

- ブルー 2001年
- 当時の新車価格
- 税抜 44.5万円 (税込46.7万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.5万円
- 上限参考買取率
- 22.9%
- 平均参考買取率
- 21.3%
ジレラDNAは、ピアジオ・グループ傘下のジレラ・ブランドが、1990年代後半に提唱した「モーターサイクル・スクーター・ハイブリッド」というコンセプトを具現化した二輪車である。1996年頃から開発が進められ、2000年のジュネーブ・モーターショーで正式に公開、同年から欧州市場で販売が開始された。シリーズには50cc 2ストローク、125cc 4ストローク、そして最上位の180cc 4ストロークの三種が設定され、本記事の主役であるDNA 180は、シリーズの性能面の頂点を担う仕様であった。
英国市場における当時のキャッチコピーは「100% Scooter, 100% Motorbike, 200% Radical」であり、その文言が示す通り、スクーターの利便性とモーターサイクルの視覚的・走行的特性を同居させることに開発の主眼が置かれていた。露出させたフレーム構造、ダミー燃料タンク、モーターサイクル風の二人乗りシート、デジタル表示メーター、クリップオン風ハンドルといった意匠を採用しながら、駆動系はCVT(ツイスト&ゴー)を維持するという、当時としても極めて意欲的な構成を持つ。
DNA 180は、シリーズ内で唯一125ccを超える排気量を持ち、142km/hに達する最高速度を実現した。原付二種免許の枠を超え、自動二輪免許保有者向けの実用パフォーマンス・モデルとして位置付けられていた。
エンジンは水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ、排気量182ccで、ボア×ストロークは69×48.6mmのややショートストローク寄り設計を採る。供給方式はキャブレターで、ピアジオ・グループが自社スクーター群に共通展開していた4バルブ・シングル・ユニットの系譜に属する。
駆動方式は自動遠心式乾式クラッチとCVTの組み合わせで、最終駆動はベルト式。マニュアル変速操作は存在せず、ライダーはスロットル操作のみで走行する。
フレームはスチール製の引き抜き材を用いた「オープン・クレードル、ダブル・ディセンディング・ビーム」と呼ばれる構成で、シリーズ3排気量で共通設計とされている。フロントサスペンションは35mm油圧式テレスコピックフォーク、リアはプリロード4段階調整機構を備えるツインショック構成。50ccモデルはリア・モノショック仕様となるためシリーズ内でレイアウト差異がある。
ブレーキはフロント・リア共に240mmシングルディスクで、フロント側は2ピストン・キャリパー、リア側は1ピストン・キャリパーを採用する。当時のスクーターとしては前後ディスク化されていた点が特徴である。ホイールはキャストアルミの14インチを採用し、タイヤサイズはフロント120/70-14、リア140/60-14。スクーターとしては大径寄りの設定で、車体姿勢と直進安定性の確保に寄与している。
電装系では、独立した電装ハーネスを最小化し、マニェッティ・マレリ製レギュレーターが方向指示器の点滅、バッテリー充電、ライト類の制御を統合管理する設計を採用した。シート下には別売り盗難防止装置の組付け用配線端子が予め設けられている。
公称乾燥重量は125kg、シート高は780mm、燃料タンク容量は10Lに設定されている。
兄弟車として、シリーズ内のDNA 50(2ストローク・ピアジオ製エンジン搭載)とDNA 125(4ストローク・空冷ではなく水冷の本格仕様)が存在する。フレーム・外装は基本的に共通で、ライダーの免許区分と用途に応じて選択する設計思想となっている。ピアジオ・グループ内では、DNAと並行展開されていたピアジオNRGやアプリリアSRシリーズと、エンジン・駆動系のコンポーネントを部分的に共有する。
ライバル車として最も直接的な競合は、同時期のイタリア製ハイブリッド・スポーツスクーターであるイタルジェット・ドラッグスター180である。ドラッグスターはより極端なネイキッド・ストリートファイター意匠を採用し、ハブセンター・ステアリングを匂わせるユニークなフロント機構を備えていた。DNAは、ドラッグスターほどの過激さを避けつつ、量産スクーターとしての完成度を高めた立場にあった。その他、ヤマハ・エアロックス(YQ100)、ホンダSHシリーズなどの150cc前後の実用スポーツスクーター群が市場で競合関係にあった。価格帯としては、英国2000年代中盤の販売価格が125モデルで£2,500前後、180はそれを上回る水準にあり、ホンダ等の量産モデルに対しては「イタリア製ハイブリッドの個性」を理由付けとするプレミアム・ポジションを取った。
モデルの変遷
1996年頃、ピアジオ/ジレラ社内にてDNAコンセプトの開発が本格化。
2000年、ジュネーブ・モーターショーにて正式発表。同年、欧州市場で発売開始(英国は2000年7月導入)。50cc、125cc、180ccの3排気量が同時展開された。
2001年、DNA 125がモーターサイクル・ニュース誌「マシン・オブ・ザ・イヤー」のスクーター/モペット部門で第1位を受賞。
2002年、オーストラリアのバイクセールス・コムが125を「リトル・マーベル」と評価し、ペリメーター・フレーム、倒立フォーク(一部地域・グレード)、ウェイト・バランスによる旋回特性を高く評価した。
2005年、DNA 125に「RST」バージョンが追加され、ハンドルバー形状の変更と新色設定が導入された。DNA 180はこの時期までに生産を縮小、もしくは終了したと見られる。
2006年、DNA 50がフロントハンドル周りとカラーリングの小規模リスタイリングを受けた。
2009年、シリーズ全体としてDNAの生産が終了。
DNA 180単体の販売期間は概ね2000年代初頭から中盤に限られ、シリーズ全体(1996〜2009年)の中では相対的に短い販売サイクルであった点を留意する必要がある。
市場動向と中古車としての価値
DNA 180は、シリーズの中でも生産数が限定的であった上、出力的に原付二種枠を超えるため日本国内の正規流通量は極めて少なく、現存個体の多くは並行輸入個体である。
欧州市場(特に英国・イタリア)では中古流通量は比較的多く、125は中古市場での流通量が多く価格も手頃なため、A1免許層を中心とした実用購入層が主体であるのに対し、180はコレクター性と実用性の中間に位置する存在となっている。
維持の観点では、ピアジオ・グループの共通コンポーネントを多く採用しているため、駆動ベルト、クラッチ・ローラー、ブレーキパッドなどの一般消耗部品は現在も入手可能である。一方で、外装パネル、デジタルメーター、専用電装部品については新品入手が難しく、中古部品や代替品に頼る場面が増えている。冷却系のクーラント管理やラジエター点検は、走行距離が少ない個体でも経年劣化が進行している可能性が高く、購入時の重要なチェックポイントである。
DNA 180は、スクーターの利便性とモーターサイクルの視覚的・走行的特性を一台に同居させようとした、極めて野心的なコンセプトの完成形である。20年以上を経てなお、これほど明確に「ハイブリッド」を提示した量産二輪車は数少なく、現代のアドベンチャー・スクーターやスポーツ・スクーター群に先行した思想性を持つことが改めて評価できる。
ライダーにとっての本質的な意味は、操作系の単純さ(CVT・クラッチレバー無し)と、視覚的・走行的なモーターサイクル感を両立させた稀有な選択肢である点にある。180という排気量は、シリーズ内で唯一高速道路を含む幅広い走行シーンに対応できる実用性能を備えており、ジレラというブランドが2000年代に提示した「スポーツ・スクーター」というジャンルの上限を示す存在でもあった。
シリーズ全体としては商業的には大成功と呼べる規模には達しなかったが、その独創性ゆえに、ピアジオ・グループの2000年代初頭を象徴する作品として現在も一定のファン層に支持されている。「スクーターでもバイクでもない第三のカテゴリー」を真剣に提案した稀少なモデルとして、その存在意義は失われていない。
| 車名/型式/年式 | Gilera DNA 180 / M2600型 / 1996〜2009年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1996~2009年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)-- (幅)-- (高さ)-- (重さ)125kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)780mm / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・キャブレター/10L |
| 新車販売価格 | 新車価格 467,250円(税込) |
| ジャンル | ハーフカウル |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 DNA180
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月24日
【状態別の買取相場】 DNA180
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
9.8万円
6.0万円
5台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
3.8万円
1.6万円
5台
※データ更新:2026年07月24日
【走行距離別の買取相場】 DNA180
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 12.0万円 | 1台 |
| 平均 | 12.0万円 | ||
| 最低 | 12.0万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 10.2万円 | 2台 |
| 平均 | 9.5万円 | ||
| 最低 | 8.8万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 12.0万円 | 1台 |
| 平均 | 12.0万円 | ||
| 最低 | 12.0万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 6.0万円 | 1台 |
| 平均 | 6.0万円 | ||
| 最低 | 6.0万円 | ||
※データ更新:2026年07月24日
【カラー別の買取相場】 DNA180
- ■
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 9.5 万円 | 2台 | |||
| ■ | 9.0 万円 | 2台 | |||
| ■ | 12.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月24日
【実働車の取引価格帯】 DNA180
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ジレラ DNA180【1996~2009年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ジレラ DNA180【1996~2009年】 | 12.2万円 | 4.3点 | M2600001 | 12,632km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ジレラ DNA180【1996~2009年】 | 12.2万円 | 4.0点 | M2600001 | 1,176km | ■ |
| 3 | ジレラ DNA180【1996~2009年】 | 10.4万円 | 4.0点 | M2600001 | 5,478km | ■ |
| 4 | ジレラ DNA180【1996~2009年】 | 9.0万円 | 4.2点 | M2600001 | 5,476km | ■ |
| 5 | ジレラ DNA180【1996~2009年】 | 6.2万円 | 4.0点 | M2600001 | 20,701km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







