パンヘッド時代に誕生し、今なお名車の呼び名が高い1948年製のFLをイメージし、スプリンガーフォークと共に現代に甦らせたのが1997年にリリースとなったFLSTS Heritage Springer(FLSTSヘリテイジスプリンガー)。

スプリンガーフォーク自体はFXSTS スプリンガーソフテイルやFXSTSBバッドボーイらにも採用されていましたが、本機FLSTSは新設計のスプリンガーフォークを専用装備として採用。アンチダイブ ジオメトリを設けたこの新設計フォークは、ブレーキング時の重量移動に伴うサスペンションの動きを従来よりも減少させ、よりしなやかな動きに昇華。これを従来モデルよりもやや立った角度で取りつけた上で16インチの前後ホワイトウォールタイヤとを組み合わせ、エボリューション搭載モデルとしては初となる異色のマッチングとなりました。従来のスプリンガーフォークよりも重くなった一方、太めの16インチタイヤによる接地感はより強く、コントロール性を把握してしまえば離れがたい魅力的なライドフィールが体験できる稀有なモデルのひとつです。

クロム仕上げのベーツ型ミニヘッドライトによるフロントマスクや、七宝焼きのタンクエンブレムに3つのクロム仕上げの球体が並ぶハンドル周りも印象的ですが、本機を「ヘリテイジ」たらしめている専用装備の数々も見逃せない重要ポイント。初年度の97年モデルにおいては、白(バーチホワイト)地に赤/青の2色が設定されましたが、そのカラーリングとマッチングさせた同色の装飾を施したフリンジ付きシートや左右サドルバッグなど、1946年までのFLを再現したヘリテイジ感あふれる装備品はオーダーメイド然とした高品質ぶり。さらにはFLST及びFXST系モデルの中では唯一無二の左右出しタイプのフィッシュテールマフラーなど、どれを取ってもまさしくオンリーワンの作り込みです。実際、H-D発行の1997年モデルカタログ内でも別格の扱いを受けていたほどの作り込みで、かつてのFLのアイコンのひとつであったトゥームストーンテールライトに関しては、法整備が進んだ97年当時の規格に準じた設計になったものの、230万円という新車価格に相応しい圧巻の内容であったことに疑いの余地はございません。ちなみに、本機FLSTSヘリテイジスプリンガーが発売された97年の時点では、同じスプリンガーフォーク採用モデルのFLSTCソフテイルカスタムのビビッドブラックの価格設定が191万9000円の最安値で、本機とは40万円近い価格差でした。生産期間は97年から99年までと短かったものの、旧世代のハードテイルフレームとの相性を研究して作られた新型スプリンガーフォークがもたらすしなやかな乗り心地、インパクトのあるビジュアル性、豪華装備の数々で常に注目を集め続け、2000年にOHVエンジン第5世代のツインカム搭載モデルとしてリニューアルされて以降、2003年の最終モデルまで長く愛され続けました。

3年間という短いイヤーモデルでしたが、初年度モデルだけでも約6600台の生産台数を記録しており、現存台数自体は多い部類に入ります。ただし、台数が多い=中古車相場がこなれているかは別問題で、デビュー当初からコレクターズアイテム的な受け止められ方をしたこともあり、工業製品的な色合いの強いエボリューション搭載モデルとしてはフルノーマルに近く程度の良い個体が多数を占め、高値安定傾向。現在の中古バイク市場においては、数あるエボリューション搭載モデルの中でも不動の一番人気を誇るモデルで、2023年時点での業者間オークションにおける最終落札金額は267万円を記録。カラーリング・年式に関しては、バーチホワイトに赤(または青)の初年度モデルが頭ひとつ抜けており、前述の267万円で落札となった個体はこの97年モデルの白/赤純正カラーのフルノーマル車でした。これに次ぐのはH-D95 周年を記念して限定生産されたマルーン&ゴールドの98年モデルで、それ以外の年式・カラーリングは一枚落ちると考えて頂いて間違いございません。
基本的にはノーマルに近い個体ほど車両評価金額が上がると考えて差し支えありませんが、H-D純正オプションパーツ装着車の場合はその限りではなく、内容によっては大きく評価額が跳ね上がります。代表的なものとしましては、97年のデビューと同時にオプション設定されたデタッチャブル式バックレスト、ハンドルバッグ、フロントフェンダーマウント式の補助ライトなどで、どれかひとつだけでも買取価格の底上げにつながるマストアイテムだと言えるでしょう。

エボリューション搭載モデルとしては別格の中古相場を形成するモデルだけに、適切な買取価格を提示できるかどうかはハーレー全般に関する確かな知識と相場感、専用スプリンガーフォークの特性や専用装備のコンディションを見抜く査定スタッフの眼力など、非常に多くのファクターが求められる一台ですが、弊社バイクパッションはそれらの諸条件を全て高いレベルでクリア。加えて、単一店舗としては日本最多販売台数を誇る中古ハーレー専門の系列店を構える強みを活かし、店頭での再販売を前提とした販売仕入れ価格を適用し、相場を大きく上回る高額買取も狙えます。

ハーレー・FLSTS ヘリテイジ スプリンガーの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年12月17日

1988年のFXSTS スプリンガーソフテイルにてスプリンガーフォークを現代に甦らせ、ヘリテイジスタイルを定番化したハーレー・ソフテイル。それから10年の月日が流れた1997年、ついにそのスプリンガーフォーク搭載モデルの大本命とも言える存在、本機FLSTS ヘリテイジ スプリンガーが登場し、全世界に大きな衝撃を与えたことはハーレーファンなら誰もが知るところでしょう。

デビューイヤーから並々ならぬ広報体制で喧伝された本機は、1948年に誕生したハーレー製OHVエンジン第3世代のパンヘッド搭載第一弾として生まれたFLを規範とし、本機専用設計のスプリンガーフォークと前後16インチのホワイトウォールタイヤを採用。重厚感あふれるフロント周りはFLオマージュでありつつも、小型ベーツタイプのヘッドライト、安全性の強化が図られた規制に対応したトゥームストーンテールライトを含むリアフェンダーなど、随所に新しいエッセンスが取り入れられ、ノスタルジックな出で立ちでありながら近代モーターサイクルに求められる機能性を担保して絶妙なバランスだと言えます。ソフテイルフレームがベースのため、往年のFLの特色のひとつであるウィッシュボーンフレームが持つ”ハードテイル”感は大きく変わってはいるものの、サスペンションをシート下部に配置し、外側からは見えなくするというソフテイルの手法と専用装備の本革製左右サドルバッグがオールドスタイルを演出。FLST及びFXST系モデルの中では唯一無二の左右出しタイプのフィッシュテールマフラー、豪奢なフリンジとステッチで飾られたシートとホーンにフェンダーチップなど、オリジナルのFLをドレッシーなパーツでまとめあげている点がオールドハーレーファンには心憎いポイントだと言えるでしょう。デビューイヤーである97年モデルでは、バーチホワイト地に垢または青の差し色を用いたカラーリングが展開されましたが、その差し色がサドルバッグやフリンジに至るまで効果的に使われており、そのひとつひとつの高品質さも見所のひとつです。H-D自身による猛プッシュでデビューイヤーを飾った本機FLSTSは、当初の年間生産予定台数であった6600台を全て予約で埋め尽くし、完売御礼。新車価格230万円というプライスタグは、97年モデル全体ではFLHTCUエレクトラグライドウルトラクラシックに次ぐもので、それが瞬く間に完売したという事実が反響の大きさを物語ります。

2000年にはOHVエンジン第5世代となるツインカムを搭載し、フルモデルチェンジとなった本機FLSTS。
現在の中古バイク市場では、工業製品としての色合いが強いエボリューション搭載モデルの中でも非常な高値がつくモデルとなっており、特に初年度モデルは別格の扱いというのが実情。エボリューション搭載モデルはこの初年度モデルである97年式を含めわずか3年間という形ですが、バーチホワイトに垢(または青)のカラーリングは初年度モデルのみに用いられたものであり、中古バイク市場ではこの初年度モデルのオリジナルカラーがその他と比べずば抜けて高く評価されております。2023年末時点では1997年式白/赤の車両が267万円という高値で落札され、オリジナルカラーリングの価値の高さをまざまざと見せ付けました。その一方、リペイントやオールペン車両は純正パーツ欠品ほぼなしであっても最高129万円台で、メーター換装による走行疑義のカスタム車が87万円台の低評価に終わるなど、顕著な差が確認できます。これは七宝焼きのタンクエンブレムとも密接な関わりがあり、釉薬の乗り方や素材の配合などでふたつと同じものが作れない七宝焼き特有の色合いとのマッチ度があるため、純正オリジナルカラーとオールペンなどの車両とでは、それこそ天と地ほどの車両評価額を生む最重要ポイントだと言えます。この傾向は不動車・事故者に対しても顕著に現れており、オリジナルの外装コンディションが良好なエンジン焼き付きを起こした不動車車に93万円の値段がつくなど、本機の外装や装備品が工業製品としてではなく、伝統工芸品に近いものとして扱われていることを如実に示しております。

1年区切りのイヤーモデルとしては異色の6600台という販売台数を記録したため、玉数自体はそれなりに多いものの、その完成度の高いレトロ感とゴージャス度、97年当時のH-D自身によるプロモーションなどの要素が絡んだ結果、いわばコレクターズアイテム的な形で大切に保管されていた個体が主流であり、フルノーマルに近い個体が相場を形成しているのも本機の特徴。とは言え、「カスタム車は値段に期待できないのか？」と言われるとその限りではなく、カスタム内容とその質によってはノーマル車以上の評価額となるケースもしばしば。わかりやすい例としまして、掲載画像のH-D純正オプションであるウインドシールド、ハンドルバッグ、バックレストを装着したカスタム車を挙げさせていただきますが、このように取り外しが容易でオリジナルの雰囲気を損なわないカスタムは非常に好ましく、当時モノの純正オプションパーツならではの希少性を評価し、パーツ単位での上乗せ価格が見込めます。純正パーツの欠品状況や車両コンディションにより、評価額が大きく変化するのは中古バイクの常ですが、このように完成度が高くオリジナルのディテールを保った個体は大いに期待していいでしょう。低走行であることや来歴がしっかりしていること、事故転倒歴がないことなど、高額買取に繋がる要素は非常に多いものの、高額売却を狙うにはエボリューション搭載モデルはもちろん、ハーレー全般に関する造詣が深く、最新の相場事情に照らした的確な分析力とお客様へ真摯に最新の相場事情を説明できる業者に任せることが非常に重要。弊社バイクパッションは前述条件全てに関して高いレベルで顧客満足度ナンバーワンを保っており、オーナー様ひとりひとりに真摯に向き合う誠実さでお褒め頂いております。また、単一店舗としては日本最大の中古ハーレー販売台数実績を持つ中古ハーレー専門系列店を構える強みを活かし、コンディション良好な車両には店舗での再販売を念頭に置いた他社の追随を許さない「販売仕入れ価格」を適用した上で、相場を遥かに上回る超高額買取にも十分期待が持てます。

ハーレー・FLSTS ヘリテイジ スプリンガー 1997年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年12月18日

全世界に衝撃を与えたプレスリリースから1年が経過し、初年度生産台数約6600台という驚異的な数字を記録したFLSTS -heritage springer(FLSTS ヘリテイジスプリンガー)。デビュー2年目は基本的に前年モデルからのキャリーオーバーとなりましたが、カラーリングを一新。

ベースカラーは前97年にて用いられていたバーチホワイト地に赤(または青)のラインカラーを廃止し、ブラック地に赤(または青)ラインへと変更。それと同時に、ハーレーダビッドソン95周年を記念した『95th Anniversary Edition』を3,000台限定で追加。中央部にH－Dロゴと「95th」の文字が躍る専用タンクエンブレム、「95th」のロゴを強調したエアクリーナーカバーとポイントカバー、シリアルナンバープレートなどが特別仕様車であることを強調。加えてマルーン地にゴールドラインをあしらった専用カラーリングはオールドスタイルと実によくマッチしたもので、前年モデルと同様に瞬く間に完売御礼となりました。ちなみにこの95周年記念モデルが公式カタログでクローズアップされたのはXL1200Cスポーツスターカスタム、FLSTFファットボーイ、FLHRC-iロードキングクラシック インジェクション、FLHTCU-iエレクトラグライド ウルトラクラシックインジェクションのサイドカーモデルと本機を合わせてわずか6モデルのみ。その他モデルがいずれもファンからの支持率が旗艦モデルであったことを踏まえると、デビュー2年目にして大抜擢された点にH-Dの意気込みが伺えます。

現在の中古バイク市場においては、前年の97年モデルのフルノーマル車ほどの高値ではないものの、2023年末時点での業者間オークションにおける平均落札金額は140万円台後半。ワンオーナー物でフルノーマル車両が241万円という落札価格を記録し、フルノーマル車の強さを見せ付ける形となりました。その一方で注目に値するのは95th Anniversaryで、こちらは4万kmを超える走行距離にややサビキズとヤレが目立つ状態でありながら200万円台にて落札。熾烈な入札競争が続いての結果であったことを踏まえると、コンディションが良い個体の場合はそれ以上の金額となること必至だと言えるでしょう。その他の車両を総括しての一言としましては、メーター交換による走行疑義車、リペイントが施された難あり車両であっても110万円以上の金額にて落札されており、97年モデルほどの高値はつきにくいものの、年式面での優位性で中央値が高いというのが実情です。
フルノーマル車が高額となるのは全年式共通ですが、カスタム車両に関しては内容次第で評価が大きく異なり、社外パーツを駆使したフルカスタムよりもH-D純正オプションを用いたライトカスタムの方が評価が伸びやすい傾向。掲載画像は95th Anniversarryモデルに純正オプションのエンジンガードとバックレストを装着したものですが、このように脱着が容易でオリジナルの雰囲気を損ねない最小限度のカスタムが好まれると考えて差し支えございません。また、本機FLSTSの特徴のひとつである左右出しフィッシュテール純正マフラーの有無も評価額を大きく左右するポイントのひとつで、クロムの光沢が美しいなどのコンディション次第では、バンス&ハインズといった社外マフラー以上に高い評価がつくケースもしばしば。

高額での売却を狙うのであれば、本機の象徴である専用スプリンガーフォーク特有の重さや純正フィッシュテールマフラー特有のくぐもった低めのエキゾースト音など、本機FLSTSヘリテイジスプリンガーならではの特徴に加え、近年のビンテージハーレーブームなどの追い風による相場の最新動向、再販売で利益を出せる販売力と体制などを兼ね備えた業者へ任せることが絶対条件。弊社バイクパッションはそれら全てを国内買取業者では最高レベルで満たすと同時に、単一店舗としては日本で最多の販売台数実績を誇る中古ハーレー専門系列店を構えており、当該店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上での相場を大きく上回る買取価格にも期待が持てます。「だいたいどれくらいの買取金額になるの？」といったお気軽な相談から、具体的な出張買取査定のお申し込みまで、FLSTS現有オーナー様からの期待に全力でお応えさせて頂きます。

ハーレー・FLSTS ヘリテイジ スプリンガー 98年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年12月18日

デビュー3年目を迎えたFLSTS Heritage Springer(FLSTS ヘリテイジスプリンガー)、1999年モデルも諸元上の変更はなく、カラーリング変更のみでの継続販売となりました。

ただしカラーリングについては前2年までのノスタルジックなものとは大きく異なり、ブラック&シルバー、ブラック&レッド、スモークシルバー&ブラック、レッド&シルバー、ブルー&シルバーの計5色が設定。いずれもエボリューション期からハーレー製OHVエンジン第5世代となるツインカム88期の初頭に見られたポップ感のあるベースカラーを採用しているのが大きな特徴。前年の1998年にはクリントン政権によってアメリカ国内での速度制限が緩和されたことを踏まえ、新設計の88キュービックエンジン・Twin Cam(ツインカム)がダイナとツーリングの2大ファミリーに搭載されており、本機FLSTSソフテイルスプリンガーは据え置かれていましたが、本年モデルを以って生産終了となることが正式アナウンスされることに。「あのFLを再現したスプリンガーフォークもこれで廃止か、と思われた中、早々と翌2000年モデルでの復活もアナウンスされ、既存のヘリテイジファンたちを安堵させました。

現在の中古バイク市場では、わずか3年間のみ製造されたエボリューション搭載のFLSTSというネームバリューがことのほか強く、工業製品感が強くなったカラーリングの99年モデルもやはり高値安定傾向。他年式とは異なり、カラーリングによる極端な価格差はなく、強いて挙げるとするならばブラック地に銀(または赤)のシックなカラーリングが安定した人気どころ。エボリューションエンジンと共に絶版化、と思われてほどなくしてツインカム搭載モデルとしてリニューアルされることが決定したためか、その他年式に比べカスタムされるケースが多いのがこの99年モデルで、中には純正オリジナルパーツがほとんどないチョッパーカスタムや、極端な例では左右サドルバッグなどに代表される豪華装備の数々を全て除去したボバーカスタム車両の存在も。
スプリンガーフォーク搭載モデルらしく、そのビンテージ感をうまく強調した完成度の高いカスタム車も多いのですが、買取価格に関しては非常に好みが分かれやすく査定評価額が伸び悩むことも珍しくありません。これは買取業者が買い取った中古バイクが長期在庫化するリスクを懸念してのものですが、その他のエボリューション搭載モデルと比べても顕著なのが本機FLSTSで、フルノーマル車との評価額の差は非常に大きいと言えます。2023年末時点では、FLSTS ヘリテイジスプリンガー99年モデルの業者間オークションにおける最高落札金額は走行距離1万km未満のフルノーマル車両の240万円であり、カスタム車両に関しては非常に厳しい印象。とは言え、全てのカスタム車が大きなマイナスとなるわけではなく、掲載画像のようにウインドシールドやエンジンガード、シンプルタイプバックレストなど、H-D純正のオプションパーツを程よく用いたライトカスタム車は引く手あまた。社外パーツを装着した車両であっても、当該純正パーツがあればしっかりと買取金額への上乗せとなるケースは多く、ノーマルに戻せる状態にあるか否かが車両評価額の決め手となります。特例となりますが市場価値を持っているショップコンプリート車では査定額が大きく跳ねることも。

AMF傘下から独立を果たし、健全な経営体制を築くべく努力を続けてきたエボリューション期のH-D。そのエボリューション搭載モデルの最後を飾ったFLSTS 99年モデルは、97年モデルや98年モデルと比べると現行モデルの扱いに近く、走行距離や外観状態、エンジンコンディションがシビアに見られる傾向にあります。高額での売却を期待するには、エボリューション搭載モデルに関する知識は当然のものとして、近年の中古ハーレー全般に関する最新相場事情を熟知し、車両状態の判断と買い取った車両を再販売して利益を出せる販売力がある業者に任せることが非常に重要。その点、弊社バイクパッションでは、その前提条件を満たすと共に、単一店舗としては日本一の中古ハーレー販売台数実績を誇る系列専門店を構えており、日本国内最高峰の買取価格をご提示させて頂くことを可能としております。特に、FLSTSヘリテイジスプリンガー99年モデルの場合は、エボリューションエンジンの最後を飾ったモデルとしてバックオーダーのご相談を頂くケースも多く、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用ができるケースも多め。車両コンディションに自信のあるオーナー様にとって、期待度の高さと満足度の高さとでお褒めの言葉を多数頂戴しております。前述のようにコアなカスタムが施されたフルカスタム車であっても、系列店舗での販売実績の確かさやお客様からのバックオーダーなどにより、同業他社以上の高額買取ができる可能性が常にあるのは弊社ならではの強みのひとつ。気軽なご相談から具体的な出張買取査定のお申し込みまで、本機FLSTSの売却を検討中のオーナー様のご希望に全力でお応えさせていただきます。

エボリューションエンジンの最後を飾ったハーレー・FLSTS ヘリテイジ スプリンガー 99年モデルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年12月18日