FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 に関するこのページの内容
FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 買取査定に役立つ豆知識

低価格で高性能な日本車やイギリス車がアメリカのバイク市場に猛攻勢をかけていた70年代後半より、アメリカの州警察にとって取締車両の性能強化は急務となっていました。そんな中、ショベルヘッド以上のハイパワーと高信頼性を兼ね備えたOHVエンジン・エボリューションを生み出したハーレーダビッドソンは、新たなポリスモデルとしてFXRフレームを採用し運動性能に長じたニューモデル・FXRP Super Glide Police Special(FXRP スーパーグライド ポリススペシャル)を投入。カワサキ・Z1000Pらに奪われた緊急車両のシェアを奪回することに。
名称にはスーパーグライドの名が入っているものの、ベースとなっているのは同年式のFXRTスポーツグライドで、31度のレイク角で取り付けられたアンチダイブ機構付フロントフォークに9スポークタイプのキャストホイールをチョイス。AMF傘下に入った直後に廃止された水冷V4ハーレー構想「Nova(ノヴァ)」時代に考案されたデザインのフェアリングはFXRTと同一ですが、本機はポリス仕様とした赤と青のエマージェンシーランプを追加。さらに警察特殊追跡パーツであるランプ、テールライト、サイレン、マイク、ロリポップを加え、レザー製サドルバッグを専用装備として装着。3点のゴム製緩衝材でエンジンをマウントするFXRフレーム採用モデルらしく、極めて軽快な運動性能で全米各地のハイウェイパトロールを中心に高く評価されました。
警察車両であることを示すポリスホワイトは全年式で変わらなかったものの、以下のエボリューションエンジンの年次改良をと仕様変更を施し、94年にて生産終了を迎えるその時まで、全米各地の交通と治安を守る八面六臂の活躍を続けました。
・1984年 リリース開始(数ヶ月でフロントブレーキを10.5インチダブルディスクから11.5インチシングルディスク化)
・1985年 湿式クラッチ採用&エンジン構造見直し
・1986年 エンジン設計(エボショベルから完全なエボリューション化)
・1987年 キャブレター大径化(34mm→38mm化)
・1988年 カムシャフトサイズ統一およびハイカム化
・1989年 ピニオンシャフト形状変更
・1990年 ドライブシャフト変更&キャブレター大径化(38mm→40mm)
・1991年 ガスケット素材変更
・1993年 エンジン構造変更(ブリーザーバルブ廃止&ブリージングシステム導入)
約10年に渡る現役時代は最大のライバルであったカワサキ・Z1000Pと共にCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)などの主要機関へも多数導入され、1,337ccという大排気量でありながらも、小回りの利く運動性能とハンドリングの軽さにより、多くの功績を上げることに成功。このFXRPの運動性能の高さはアメリカ警察にとって大いに影響を与えることとなり、2000年以降に登場するXL883 Policeを生み出すこととなりました。
現在の中古バイク市場では、その特徴的なフェアリングとポリス仕様という生い立ちでマニアックな人気があり、同僚とも言うべき立場にあるFLHTPエレクトラグライド ポリススペシャルと並ぶメジャーなポリスモデルとして知られております。近年ではコレクターズハーレー的な存在と化している一面もあり、中古バイク市場における流通台数はかなり少なめ。年間で約20万台に及ぶバイクが取引される中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションでも、2024年初時点から遡れる範囲での取引記録はわずか3件のみで、その平均取引価格は64万円。その3台全てがメーター交換による走行疑義やフェアリングの欠損、純正色のポリスホワイトの変色といった大きめの難点を抱えていての平均値であることを踏まえると、コンディション良好な車両はこれ以上の高値がつく可能性は非常に高いと言えるでしょう。また、昨今のエボリューション人気による追い風もあり、売却を検討されておられるオーナー様にとっては高額売却に期待できる今がチャンス。
男心をくすぐるマニアックな魅力を持ったFXRPスポーツグライド ポリススペシャルを高額で売るためには、エボリューションエンジンの歴史とその背景事情、ポリス仕様車ならではの独特の立ち位置と最新相場の動向把握、各純正パーツのコンディションや欠品状況、所属機関によって異なる外観などを的確に評価できる査定力が絶対条件。弊社バイクパッションは、それらの条件を全て高いレベルで満たすと同時に、業界最高レベルの顧客満足度を誇る誠実な対応でお褒めの言葉を頂戴しております。さらに、単一店舗としては日本で最多となる中古ハーレーの販売実績を誇る中古ハーレー専門店を系列店として構えており、店舗での再販売を前提とした「販売仕入れ価格」の適用により、どこよりも細かい違いに気付いての評価が可能な弊社ならではの強みを活かし、相場を大きく上回る高額買取も十分期待できます。マニア向けモデルなだけに、ハーレー専門店でも扱いが難しいモデルのひとつですが、弊社であれば業界最高値の買取価格も現実的。
ハーレー・FXRPスポーツグライド ポリススペシャルの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | FXRP Super Glide Police Special(FXRP スーパーグライド ポリススペシャル)/1990年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 1984年~1995年(生産は94年にて終了) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,397.76×全幅--×全高--mm・乾燥重量 |
シート高・最低地上高(mm) | シート高698.5mm・最低地上高130mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(エボリューション)・--Nm/--rpm・--km/l(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15.89リットル(4.2ガロン) |
ジャンル | ハーレー ダイナ |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年02月07日

【状態別の取引額】 FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
183.5万円
183.5万円
1台

平均
最低
取引
64.1万円
52.6万円
3台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
21.9万円
21.9万円
1台

※データ更新:2025年02月07日

【走行距離別の取引額】 FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 52.6万円 | 1台 |
平均 | 52.6万円 | ||
最低 | 52.6万円 | ||
![]() |
|||
不明 メーター改 |
最高 | 183.5万円 | 3台 |
平均 | 107.8万円 | ||
最低 | 69.8万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【カラー別の取引額】 FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】
- ■
- ■

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 126.8 万円 | 2台 | ![]() |
||
■ | 61.2 万円 | 2台 | ![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【実働車の取引価格帯】 FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年02月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年02月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 | 183.7万円 | 3.5点 | 1EDL14RY | 5,468km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 | 70.2万円 | 3.2点 | 1EDL13NY | 27,970km | ■ |
3 | FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 | 70.0万円 | 2.8点 | 1EKL11KY | 810km | ■ |
4 | FXRP スーパーグライド ポリス 【1984~95年~ EVO】 | 52.8万円 | 3.2点 | 1EDL29EY | 1,155km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
