1986年の初登場から30年以上もの歴史を誇り、近代ハーレーの生き字引的存在と言えるのが、2018年よりミルウォーキーエイト114を搭載しリニューアルを果たした
FLHCS Heritage Classic(ヘリテイジクラシック)。
1,868ccの強心臓が生み出す獰猛な極太トルクをウリとしつつも穏やかな顔を持ち合わせており、ソフテイルファミリーならではの上手く隠された柔らかなサスで乗り手の身体を優しく抱き止めてくれます。現行モデルは全長2,415mmという巨体の持ち主ですが、モデル名『H(ハガー)』が意味する通り、680mmと低めに設定されたサドルシートの高さは実に日本人向き。どっしりと腰を落ち着けて跨れば、それだけでも深い充足感に包まれて満足できてしまうほど。
もはやシンボルと化した大型ウィンドシールドにコンチョ付の左右サドルバッグ、ディープフェンダーも健在で、老若男女の誰もがイメージするマッチョさこそが本機の代え難い魅力と言えるでしょう。2018年のリリース時より、2022年現時点まではカラーチェンジを重ね、税抜メーカー販売価格とエンブレムの変更程度で継続販売となっています。とは言え、ダイナファミリーと統合化された新生ソフテイルファミリーらしく、ダイナのハードな走りを是しとする基本コンセプトはパワフルなミルウォーキーエイト114、ソフテイルの快適な乗り心地とカスタム性は新設計フレームによって上手く融和した形で、クラシカルな雰囲気を些かも損ねず調和が取れているのは秀逸の一言に尽きます。
従来の特徴であったホワイトリボンタイヤも2018年から2021年まで一時姿を消したものの、2022年モデルにてレーススポークホイールという形で復活し、オールドファンには嬉しい設定となりました。

現行ミルウォーキーエイト114搭載モデルのリセールバリューは高いラインで維持されています。高値で売りたいとお考えの方にはチャンスと言えます。
古き佳きスタイルと鼓動感が魅力なFLHCSヘリテイジクラシックの買い替え・高額買取を狙うのであれば、ハーレー全モデルへの造詣の深さと取引実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！

解説記事更新日：2022年04月30日

ハーレーダビッドソンの生誕115周年と同時に、新エンジン・ミルウォーキーエイト114を搭載し生まれ変わったのが、2018年FLHCS ヘリテイジクラシック。
1986年の初代ヘリテイジから受け継がれたクラシカルな作りを踏襲し、中央1灯・左右2灯フォグランプによる強烈な存在感はまさに「遺産」の名に相応しく、今なお色褪せない魅力の持ち主だと言えます。
絶妙な高さと幅広感のプルバックハンドルと、ホールド性と質感満点のサドルシートによるライポジも見事で、トレードマークの左右サイドバッグも現代的な構造へと進化。巨大なウィンドシールドも工具不要で簡単に脱着可能となっており、気分によって異なる装いで楽しめるのも本機ならでは。排気量1,868ccのエンジンが生み出す豪快なトルクがクローズアップされがちですが、ロングストローク化によって心地よい鼓動感となっているのも注目に値するポイント。800回転も回せば滑るようにジェントルな一面も見せてくれるため、乗れば乗るほどその真価が実感できる味わい深いマシンです。2018年モデルでは、標準カラーのビビッドブラックが279万3,000円、ツイステッドチェリー、シルバーフォーチュン、レッドアイアンデニムが283万5,000円、レジェンドブルー&ビビッドブラック、オリーブゴールド&ブラックテンペスト、インダストリアルグレーデニム&ブラックデニムの3色が287万3,000円の販売価格に設定されました。ちなみに2018年モデルにはハーレー生誕115周年を記念した世界限定1,500台生産の『FLHCS ANV ヘリテイジクラシック 115周年記念』が存在し、イーグルをモチーフにしたスペシャルエンブレムやブルーのステッチが施されたシート、専用バーハンドルにシールド、ハンドルクランプ部のシリアルプレートが特徴となっています。コレクター性が高い限定モデルであるため、ファンにとってはたまらないお宝モデルだと言えるでしょう。
2018年モデルFLHCSヘリテイジクラシックの買い替え・高額買取を狙うのであれば、ハーレー全モデルへの造詣の深さと取引実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！

解説記事更新日：2022年04月30日

前2018年にリニューアルとなったFLHCSヘリテイジクラシックは、諸元上の変更はなくカラーバリエーションと価格変更でのキャリーオーバーで販売を継続。
前年にハーレー生誕115周年を記念して販売された限定モデル『FLHCS FANV ヘリテイジクラシック 115周年記念モデル』に採用されたスペシャルエンブレム装着車はなくなり、全モデル同一のエンブレムで統一されることに。カラーリングはスタンダードなビビッドブラックが282万900円、ローハイド286万2900円、キネティックグリーン、ビリヤードブルー&ホワイト、ウィキッドレッド&トゥイステッドチェリー、ローハイド&ビビッドブラック、シルバーフラックス&ブラックヒューズが290万3900円に設定され、全7色での販売が展開されました。

新型ソフテイルフレームによる乗り心地のよさ、ミルウォーキーエイト114が生み出す豪快なトルク、居住性に優れた設計の良さは全世界で歓迎され、海外では70年代を席巻したカスタム手法のひとつである"Chicano(チカーノ、またはcholo(チョロ)スタイル)"が再び流行の兆しを見せていることから、ベースモデルとして本機が選ばれるケースも。チカーノカスタムはデラックス・ヘリテイジベースが主流ですが、ロングフェンダー・フィッシュテール・エイプハンガー(Zバー)などでクラシック感を強調したスタイルは本機とも相性が良く、今後の日本国内でのカスタムトレンドも要チェック。

2022年モデルにて「レーススポークホイール」の名称で復活を遂げたホワイトリボンタイヤなど、ニューモデルが気になるところです。奇しくも2022年3月に行われた「東京モーターサイクルショー2022」のプレスカンファレンスでは、ハーレー日本法人によって過去最高の前年比+166%という販売台数が公表されています。2022年は新車供給が滞り中古相場が高騰した余波が残っているだけに売り時でもあり、供給の回復で買い時も旬を迎えていると言っても過言ではございません。
2019年モデルFLHCSヘリテイジクラシックの買い替え・高額買取を狙うのであれば、ハーレー全モデルへの造詣の深さと取引実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！

解説記事更新日：2022年04月30日

2020年モデルも諸元上の変更はなく、カラーリングとタンクエンブレムのみの小変更で販売継続となったFLHCSヘリテイジクラシック。
前2019年モデルとはカラーリングの趣が大きく異なり、暗色基調のダークスタイルとなったのがポイント。流麗な筆記体で綴られた「Harley Davidson」のタンクエンブレムは、このダークスタイルと絶妙にマッチングしており、「ヘリテイジ クラシック」という本機の基本コンセプトを尊重した心憎い演出だと言えるでしょう。
カラーリングはビビッドブラック282万5900円、ビリヤードバーガンディー286万8800円、シルバーパイン&スプルース、ビリヤードレッド&ビビッドブラック290万900円、スコーチドオレンジ&シルバーフラックス、タヒチアンティール291万600円の販売価格にて全6色が設定されました。

買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを見ると。
2020年モデルを対象に、2022年4月時点で直近1年間の取引履歴を抽出したところ、実動車1台と、事故車1台の記録が確認されております。
取引台数が少ないため、今後の相場の見通しはいささか不透明なものの、この流通台数の少なさは車検を迎えた車両が少ないことに起因するものと推測され、今後は車検を機にニューモデルなどへの乗り換えによる流通台数の増加が見込まれます。取引価格は走行距離8813kmの実動車が175万4000円,、事故車が86万3000円。事故車は2018年式から2020年式にかけて初出品の記録となり、フロント大破状態で車検証の記録によれば走行距離はおおよそ22015km。現在、事故車・エンジン故障車などを保有しておられる方にとっては、売却価格のひとつの目安になるでしょう。
2020年から2021年暮れにかけ、ハーレー全般に見られた高騰化も落ち着き始めており、ニューモデルへの買い替えや売却を検討されておられるオーナー様は、状態によってはこれ以上の高値が十分狙える今のうちに売り抜けるというのも有効な選択股と言えそうです。
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解説記事更新日：2022年04月29日

2018年のリリース開始から3年を迎えたFLHCSヘリテイジクラシックは、前年同様にカラーリングとタンクエンブレムのみの小変更で販売を継続。
カラーリングは恒例のビビッドブラックが284万3500円、ビリヤードレッド、ブラックジャックメタリックが288万6400円、デッドウッドグリーン&ビビッドブラック、ミッドナイトクリムゾン&ストーンウォッシュホワイトパールが292万6000円と、全5色が設定されました。
2020年はハーレーダビッドソン正規販売店である「HD東久留米」による最新カムとマフラーによるチューニング動画が公開されるなど、デビュー3年目を迎え、FLHCSヘリテイジクラシックにおけるカスタムの多様性が大いに高まった年だと言えます。音量可変のジキル&ハイド製マフラーの車検対応機種であるのも嬉しいところ。

2021年モデルFLHCSヘリテイジクラシックの買い替え・高額買取を狙うのであれば、ハーレー全モデルへの造詣の深さと取引実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！

解説記事更新日：2022年04月29日

ミルウォーキーエイト114搭載モデルとしてデビューから4年目を迎えたFLHCSヘリテイジクラシックは、排気量1,745ccのミルウォーキーエイト搭載モデル・FLHCとモデル統合化。名称を「ヘリテイジクラシック114」に改めることに。
また、これまではカラーリングとタンクエンブレムの小変更に留まっていた年次変更も、本年より新たな試みとなるホイールタイプセレクト制を導入。
2018年の新登場時より絶えていたホワイトリボンタイヤが、「レーススポークホイール」の新名称へ復活。クラシックファンにとっては嬉しいニュースで話題を呼びました。
これにより、2022年モデルは1986年より始まるヘリテイジクラシック全年式の中でも最多の販売価格設定に。
標準モデルのビビッドブラックを例に挙げると、スタンダードなブラックで299万8600円、レーススポークホイール299万8600円、ブラックアウトトリム304万4800円の価格設定に。組み合わせは全14パターンで販売に。カラーリングはビビッドブラック、ミッドナイトクリムゾン、リーフブルー&ビビッドブラック、ホワイトサンドパール、レッドラインレッド&ビビッドブラック、の全5色となっております。

買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを見ると。
2022年4月現時点においては、2022年モデルの取引記録は皆無ですが、2022年3月開催の東京モーターサイクルショーにて、ハーレー日本法人より「前年比+166%販売数」が公表され、当2022年モデルへの買い替えや従来モデルの高額売却を期するオーナー様にとって、ハーレーブーム再来に乗じた好機到来だと言えるでしょう。現状、2021年モデルの出品もないため、事情あって手放すことになった際は早め早めの決断が良い結果に繋がります。
2022n年モデルFLHCSヘリテイジクラシックの買い替え・高額買取を狙うのであれば、ハーレー全モデルへの造詣の深さと買取実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！

解説記事更新日：2022年04月29日

往年のクラシカルなスタイルを継承しながらもデイメーカー製LEDヘッドライトやトラクションコントロール、ABSといった現代テクノロジーを融合することで常に最新モデルとしてラインアップを継続する「FLHCS ヘリテイジ クラシック」。2023年モデルでは、以下のアップデートが行われた。

・カラーチェンジ
・アニバーサリー仕様設定
・価格改定

ハーレーにとって2023年というモデルイヤーは、創業から120年を迎えるという記念すべき節目の年だ。そこで各カテゴリには、専用でティテールを採用するアニバーサリーモデルが台数限定で用意されている。「ソフテイル」に関しては、「FLFBS ファットボーイ」が3,000台、そして本モデル「FLHCS ヘリテイジ クラシック」も1,700台が用意された。
アニバーサリー仕様が採用する特別ディテールの内容は以下の通り。

・専用デザインタンクエンブレム
・ツートーンカラーシート
・専用ボディカラー

車体カラーは、シックかつビビッドな「エアルームレッドフェード」を採用。そして古き良き時代の趣を感じさせるデザインのイーグルエンブレムをタンクに配する。クローム仕上げの心臓部「Milwaukee Eight 114」に装着されるカバー類もボディカラーにマッチした専用タイプが取り付けられている。また、シートとサドルバッグは、ブラックとワインレッドのツートーン仕上げでマシン全体の統一感を演出。日本国内向けの価格は337万4,800(税込)で展開となった。
通常カラーに関しては、「ビビッドブラック」が315万4,800円(税込)。ニューカラーの「アトラスシルバーメタリック」は、320万9,800円(税込)で登場。ツートーンタイプの「ブライトビリヤードブルー×ビリヤードグレー」は、328万4,800円(税込)。
またブラックアウトトリム仕上げも設定されており、こちらは「ビビッドブラック」が320万9,800円(税込)。新色の「プロスペクトゴールド」は、326万4,800円(税込)、ツートーンカラーの「ブライトビリヤードブルー×ビリヤードグレー」は、331万9,800円(税込)となっている。
ちなみに前年モデルでは、キャストホイール仕様とスポークホイール仕様の2タイプがラインアップされていたが、今回の2023年式は全カラーがスポークホイール仕上げとなる。

買替や売る際の買取査定は、2023年式 FLHCS ヘリテイジクラシック の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2023年05月30日

脱着可能な大型フロントスクリーンや3連ヘッドライト、大柄フェンダーといったディテールが個性を主張するカスタムベースにも使い易い「FLHCS ヘリテイジクラシック」だが、2024年式ではカラーチェンジが行われた。
従来モデル同様にブラックトリムとクロームとリムの2タイプが用意されていて、トータル7パターンを展開。

●ブラックトリム仕上げ
・「ビビッドブラック」 325万2,700円(税込)。
・新色「レッドロック/ブラック」 322万3,100円(税込)
・「アトラスシルバーメタリック」327万3,600円(税込)

●クロームトリム仕上げ
・「ビビッドブラック」319万7,700円(税込)
・「ビリヤードグレー」315万4,800円(税込)
・新色「レッドロック/ブラック」 326万8,100円(税込)
・新色「アルパイングリーン」 321万8,600円(税込)

2024年式では、前年にブラックトリム仕様で展開されていた「アトラスシルバーメタリック」がクロームトリムに設定されていた。価格はベースカラーの「ビビッドブラック」が4万2,900円の値上がりとなっていた。また足元のホイールは、前後16インチのワイヤースポークタイプのみとなる。

メカニカルの部分は従来通りでマシンスペックに変更は無い。
ソフテイルフレームにマウントされるビッグツインMilwaukee Eight 114は、最高出力が5,020回転で94馬力を発生する。最大トルクは、3,000回転155Nmという仕様。330kgの大柄なマシンだが、強烈なビッグツインのトルクやクルーズコントロールで快適な巡行を可能にする。

買替や売る際の買取査定は、2024年式 FLHCS ヘリテイジクラシック の中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2024年03月13日