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CT90 /トレイル90【1966~79年】

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CT90 /トレイル90【1966~79年】毎週更新の買取査定相場

CT90 /トレイル90【1966~79年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】CT90 /トレイル90【1966~79年】
CT90 /トレイル90【1966~79年】

Honda CT90 Trail 90は、1966年から1979年に製造され、北米の広大な大地で愛された多目的モデルです。スーパーカブをベースに、アウトドアレジャーから牧場での実用まで対応する設計が施されました。スポーツモデルとは異なり、極低速での登坂能力や高い積載耐久性が重視されています。現代では、後継機であるCT110やCT125ハンターカブのルーツとして再評価が進み、オリジナル度の高い個体はヴィンテージバイクとしての資産価値を高めています。輸出専用モデルゆえに日本国内での希少性は極めて高く、所有すること自体がステータスとなる一台です。

CT90の起源は、アイダホ州のディーラー「Herb Uhl(ハーブ・ウール)」氏が独自に改造したスーパーカブにあります。1950年代末、彼はレッグシールドを取り外し、ブロックタイヤと巨大なスプロケットを装着した車両を地元のハンターや釣り人に販売し、これが爆発的なヒットを記録しました。この成功に着目したアメリカンホンダの要請により、本社が正式に開発したのが「CA100T Trail 50」であり、その後OHVエンジンの「CT200」を経て、1966年にOHCエンジンを搭載した「CT90」が誕生します。このモデルチェンジは、北米市場での高まるパワー要求に応えるための戦略的な一手でした。1966年の初期型(K0)は、先代のフレームを流用しつつエンジンを刷新しましたが、1969年の「K1」モデルで大きな転換点を迎えます。フロントサスペンションが従来のボトムリンク式からテレスコピック式へと変更され、悪路での走破性と衝撃吸収性が劇的に向上しました。また、1970年の「K2」では、車載時の利便性を高めるためにハンドルを回転させて収納できる「スイベル・ロック」機構が採用されています。1972年の「K4」からは予備燃料タンクが標準装備となり、ガス欠のリスクを恐れずに奥地へ踏み込めるようになりました。1974年の「K5」以降は、ウインカーが標準装備となり、公道走行時の安全性が強化されています。これらの改良はすべて、ユーザーからの「より遠くへ、より快適に」という切実な要望に応えるためのものであり、1979年の生産終了まで絶え間ない進化が続けられました。

エンジンは排気量89.6ccの空冷4ストローク単気筒OHCを搭載し、最高出力7.0PSを8,500rpm、最大トルク0.69kg-mを5,000rpmで発揮します。トランスミッションには自動遠心クラッチを採用しており、エンストの不安なく発進停止が可能です。最大の特徴である「副変速機(サブトランスミッション)」は、レバー操作のみでハイ・ローの切り替えが可能で、実質8速相当のギア比により舗装路から急勾配まで対応します。足回りは1969年のK1モデルよりフロントサスペンションが従来のボトムリンク式からテレスコピック式へ変更され、走破性が劇的に進化しました。車体は全長1,870mm、全幅695mm(K2〜K7)、装備重量約92kgと軽量で、タイヤは前後2.75-17インチを採用しています。渡河性能を高めるため吸気口をリアキャリア下部まで引き上げた吸気システム(K2以降)や、車載時にハンドルを90度回転できる「スイベル・ロック」機構(K2以降)、左手でもリアブレーキを操作できる設計(K5まで)など、実用を極めた独自の装備も大きな魅力です。メインタンク5.5Lに加え、1972年からは長距離走行の生命線となる2.3Lのサブタンクも標準装備されました。

競合車種としては、「YAMAHA DT100」や「SUZUKI RV90」が挙げられます。YAMAHA DT100は97ccの2ストロークエンジンと5速ミッションを搭載し、SUZUKI RV90はワイドタイヤを装備したモデルですが、対するCT90 Trail 90は、副変速機による登坂能力や積載性に優れた実用的な特性で独自の立ち位置を築きました。1969年モデルの希望小売価格は$340(約12.2万円)となっており、副変速機や自動遠心クラッチといった機構を備えることで、初心者でも扱いやすい明確なアドバンテージを提示しています。また、1961年の初代Trail 50の価格は$275(約9.9万円)であり、性能向上に伴い価格も上昇しましたが、それに見合うだけの機能追加が行われてきたことが分かります。CT90は速さを競うのではなく、「生活の道具」としての完成度において他車を凌駕しており、その独自のポジションは今日まで揺るがないものとなっています。実用車としての耐久性と、趣味の道具としての楽しさを高次元で両立させた点は、CT90唯一無二の強みです。

発売当時、北米市場ではアウトドアブームを背景に爆発的な人気を博しました。その信頼性は折り紙付きで、後継機のCT110はオーストラリアで郵便配達車として採用されるほどでした。現在の中古車市場においても、その人気は衰えるどころか加熱の一途をたどっています。特にCT125の登場以降、ルーツであるCT90への注目度は世界的に高まっており、北米の市場データによれば、コンクールコンディションの個体が$2,500〜$2,600(約37.5万円〜約39.0万円)と評価されています。日本国内においては正規輸入が少なかったため極めて希少であり、市場での取引データは限られています。特に「K0」と呼ばれる初期モデルや、オリジナル塗装を維持した個体はコレクターズアイテムとして高額査定の対象となります。欠品が少なく、エンジンが実動であることはもちろん、オプションのアクセサリーなどが付属していれば、さらに評価は高まるでしょう。なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。

Honda CT90 Trail 90は、50年以上前に設計されたモデルでありながら、その基本設計の優秀さと実用性の高さは現代においても色褪せることがありません。オーナー様が長年にわたり維持されてきたその車両は、ただの古い機械ではなく、バイクの歴史における重要なマイルストーンとしての価値を有しています。その愛車は、現在の市場において確かな資産価値として評価されるべきものです。希少性が高まっている今こそ、その価値を正しく理解し、次なるステージへと送り出す絶好の機会です。ガレージで眠らせておくにはあまりに惜しい名車ですので、ぜひ一度バイクパッションへご相談ください。専門の知識を持ったスタッフが、オーナー様の愛車の真価を見極め、納得のいく査定をご提案いたします。

解説記事更新日:2026年02月10日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 HONDA CT90 Trail 90 / K0, K1, K2, K3, K4, K5, K6, K7, K8, 1978, 1979(型式) / 1966-1979年
発売年月 1966年(北米)
車両サイズ(mm)・重量(kg) 1966-1968年式 (Early K0):全長1,800mm 全幅650mm 全高不明・81.5kg(乾燥)/ 1966-1969年式 (Late K0 - K1):全長1,870mm 全幅680mm 全高不明・92kg(装備)/ 1970-1976年式 (K2 - K7):全長1,870mm 全幅695mm 全高不明・92kg(装備)/ 1977-1979年式 (K8 - '79):全長1,870mm 全幅740mm 全高不明・92kg(装備)
シート高・最低地上高(mm) 全年式共通:不明
エンジン機構・最高出力・燃費 全年式共通:空冷4ストロークOHC単気筒・7.0PS (約6.9hp) @ 8,500rpm・約43km/L (100mpg)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 全年式共通:キック・キャブレター・1966-1971年式 (K0 - K3):メインタンク 5.5L / 1972-1979年式 (K4以降):メインタンク 5.5L・サブタンク 2.3L(合計7.8L)
新車販売価格 1969年式 (K1):$340(約12.2万円, 北米仕様)※日本国内仕様なし
ジャンル スクランブラー
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 CT90 /トレイル90【1966~79年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月13日

【状態別の買取相場】 CT90 /トレイル90【1966~79年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
26.0万円
26.0万円
26.0万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
27.3万円
19.9万円
11.2万円
3台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
6.5万円
6.5万円
6.5万円
1台
CT90 /トレイル90【1966~79年】において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは4点(軽い難)のコンディションとなっています。 4点は、ルーティンの整備に加えて軽整備で再販に回せる比較的コンディションの車両です。最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年02月13日

【走行距離別の買取相場】 CT90 /トレイル90【1966~79年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 26.0万円 1台
平均 26.0万円
最低 26.0万円
0.5〜1万km 最高 27.3万円 2台
平均 24.3万円
最低 21.2万円
5万km 最高 11.2万円 1台
平均 11.2万円
最低 11.2万円
CT90 /トレイル90【1966~79年】において。直近120カ月間で最も平均買取相場が高いのは0〜4999kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年02月13日

【カラー別の買取相場】 CT90 /トレイル90【1966~79年】

【カラー別 平均買取額の目安】

24.3 万円 2台
11.2 万円 1台
26.0 万円 1台
CT90 /トレイル90【1966~79年】において。直近120カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは黄系です。最も平均買取相場が高いのはオレンジ系です。

※データ更新:2026年02月13日

実働車の取引価格帯】 CT90 /トレイル90【1966~79年】

【取引価格帯と構成比】

最高
25 ~ 30
万円
%
50
構成比
最多
25 ~ 30
万円
%
50
構成比
最低
10 ~ 15
万円
%
25
構成比
CT90 /トレイル90【1966~79年】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは25 ~ 30万円で50%の構成比となっています。

※データ更新:2026年02月13日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

CT90 /トレイル90【1966~79年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月13日)

バ
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カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 CT90 /トレイル90【1966~79年】 27.5万円 3.3点 CT90-178 5,796km
2 CT90 /トレイル90【1966~79年】 26.2万円 3.8点 CT90-149 3,552km
3 CT90 /トレイル90【1966~79年】 21.4万円 3.3点 CT90-178 5,788km
4 CT90 /トレイル90【1966~79年】 11.4万円 3.2点 CT90-500 77,652km
No Data
CT90 /トレイル90【1966~79年】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近120カ月間に最高値を付けたのは27.5万円で黄系・走行距離5,796km・評価3.3点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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