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CRE250

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CRE250毎週更新の買取査定相場

CRE250 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】CRE250
CRE250

CRE250は、ホンダがモトクロスという競技に情熱を注いだ時代の、技術的な猛々しさを封じ込めた希少な存在です。その核心的な価値は、公道車としては類を見ない「純粋な競技車両」としての血統と、その後の法規制によって二度と作ることができない「公道走行の許可」という法的な希少性に集約されます。この唯一無二の立ち位置が、CREを一般的な中古車市場の価格推移とは一線を画す、非常に高い再販価値を持つ特別なモデルに押し上げています。特に、徹底したメンテナンス履歴と、公道走行に必要な専用部品が完全に揃っている車両は、愛好家の間で高額で取引され、その価値は年々高まり続けている傾向にあるでしょう。

CREの技術的な血統は、北米や欧州のモトクロス市場を席巻するため、ホンダが1973年に投入した伝説的な2ストロークマシン「CR250Mエルシノア」に遡ります。当時のホンダは、創業者の意向により2ストロークエンジンの製造に消極的でしたが、レースでの勝利という技術者の意地を賭けて生み出されたCRシリーズは、その後30年以上にわたりモトクロス技術の革新を牽引し続けたのです。しかし、このCR/CRFシリーズは、あくまでレース専用の「競技車両」として設計されており、一般公道を走ることを前提としていません。ここでCREというモデルが誕生する鍵を握ったのが、イタリアの専門コンストラクター(改造業者)であるHM Moto(Honda Montesa Italia)です。

欧州、特にイタリア市場では、モトクロスマシンをエンデューロ競技や一般公道でも使いたいという強い需要が存在しました。これに応えるため、HM Motoはホンダから供給された競技車両CR/CRFの車体をベースに、現地の道路交通法規を満たすための大がかりな改造を施しました。この公道仕様化のプロセスにおいて、競技車であるCRFの電装系は、点火と最小限の灯火類を賄うための最小限の発電能力しか持っていませんでした。HM Motoは公道走行に必須のヘッドライト、テールランプ、ウインカー、そしてそれらを長時間使用するための専用に強化された大容量のオルタネーター(交流発電機)や、専用の配線ハーネス、スイッチ類を一式組み込んでいます。そして、これらの装備を搭載した状態で、「CRE250」という独自の車名で型式認定を取得し、公道登録を可能にしました。この確実な公道登録の証明が、CREが他のCR/CRFベースの改造車と比べ、代替不可能な法的な希少性を持ち、高い再販価値を誇る最大の理由となっているのです。

CREのモデルライフは、ベース車両の変遷に伴い、「2ストローク時代」(CR250Rベース)と「4ストローク時代」(CRF250Rベース)に大別されます。それぞれの時代において、CREは全く異なる、しかし究極的な乗り味を提供しました。

2ストローク時代のCREは、1997年以降のCR250Rをベースとしています。この時期、CR250Rはモトクロスバイクとして業界初のアルミツインチューブフレームを採用しました。この「第1世代」アルミフレームは、非常に剛性が高く、路面からの情報をダイレクトに伝えるシャープな挙動を生み出し、一部の熟練ライダーからは「乗り手を選ぶ」と評されるほどの鋭いハンドリング特性を持っていたと言われています。2002年式CR250Rを例にとると、水冷2ストローク単気筒エンジンは、わずか249ccの排気量ながら、8,500回転で43.4 kW(59馬力)という猛烈な最高出力を発生します。乾燥重量は97kgと驚異的な軽さであり、この高い馬力荷重比が、アクセルを開けた瞬間に体が置いていかれるような爆発的な加速感を生んだのです。燃料供給にはキャブレターが使われ、ダイレクトなスロットル操作が、エンジンの出力を完全に掌握する喜びをライダーに与えます。この59馬力という出力は、当時の日本の250ccクラスの自主規制出力(40馬力)を大きく超えるもので、現在の厳しい排ガス規制の下では新規で公道登録が不可能な領域の高性能であるため、「二度と作れない公道車」としての揺るぎない価値を確立しています。

2000年式からは、アルミフレームが改良され、「第2世代」へと進化し、ツインスパー(二本の主要な梁)の剛性が意図的に見直され、過度な硬さが緩和されました。この設計変更は、フレームに適度な「しなり」を持たせることで、ライダーの疲労を軽減し、より幅広いスキルレベルのライダーに対応できる安定性と、路面への追従性の向上に貢献しています。

一方、2004年以降、CREのベースは4ストロークのCRF250Rへと移行しました。この4ストCREが提供するのは、2ストとは全く異なる、洗練された「リニアなパワーと操作性」です。エンジンの核となるのは、ホンダ独自の「Unicam(ユニカム)」と呼ばれる動弁機構で、これはDOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)よりもカムシャフトを一本減らしながら、同等の高回転性能を実現したものです。この構造は、シリンダーヘッドをコンパクトかつ軽量に保ちながら、車体全体の低重心化に大きく貢献しました。2004年式CRF250Rの乾燥重量は約93.4kgを実現しており、この理想的な重心バランスにより、ライダーの操作に忠実なシャープなハンドリングと、駆動力を路面に確実に伝える能力を獲得しています。足回りには、前後ともにショーワ製の高性能サスペンションが採用され、高度な調整機構を備えています。

CREのような競技車ベースのモデルは、中古市場でKTMの250 EXC-Fのような欧州製エンデューロモデルと比較されます。2008年式のKTM 250 EXC-F(4スト)は、メーカー希望小売価格が約$6,998(約103万円)でした。KTM EXC-Fは最初から「耐久レースでの使用」と「公道走行」を前提に設計されており、粘り強いトルク特性と、比較的長いメンテナンスサイクルに耐える耐久性を重視しています。対して、CREのベースであるCRF250Rは、純粋に「モトクロス」に特化して設計されています。このため、CREはKTMと比較してエンジンレスポンスが極めて鋭く、瞬間的な加速性能と軽量さによる運動性能が際立っており、純粋な運動性能を優先するライダーにとって唯一無二の選択肢となるでしょう。

この極限の高性能を維持するためには、一般的な公道車とは比べ物にならないほど高頻度のメンテナンスが要求されるという宿命を負っています。特に4ストロークのCRFエンジン(ユニカム)では、定期的なバルブクリアランス(バルブとカムシャフトの隙間)の点検・調整が必須です。初期型CRF250R/X系では、軽量化のために採用された純正のチタン製吸気バルブが、高熱や高圧縮の負荷によって早期に摩耗し、バルブクリアランスが許容範囲から外れやすいという問題が、多くのオーナー間で広く報告されていました。クリアランスが規定値から外れると、エンジンの始動不良やパワーダウン、最悪の場合にはエンジン本体の深刻な損傷に繋がることもあります。このため、経験豊富なオーナーは耐久性の高いステンレス製バルブに交換する対策(通称「ステン化」)を施すことが一般的でした。また、エンジンオイルの交換サイクルも極めて短く、競技車の基準に従い、走行時間で管理し、5時間程度の走行を目安に行う必要があります。

再販価値を証明する上で、単に走行距離が短いという事実よりも、「適切な頻度でバルブクリアランス調整が行われてきたか」を示す整備記録簿や、「ステンバルブへの交換歴」の有無が、エンジンの健全性、ひいてはその車両の寿命と価値を証明する最も強力な根拠となります。さらに、CREの最大の価値は「公道走行が可能」であるという点であり、HM Motoが取り付けた専用の大容量発電機や保安部品が全て完動状態で、欠品がないことが絶対条件です。これらの特殊な部品は補修部品として入手が非常に困難なため、一つでも欠けている場合、公道車としての法的な価値は大きく減じられてしまうでしょう。

CREの流通台数は極めて少なく、供給不足であるため、買取相場は一般的な中古車市場の価格推移の法則を超え、非常に高い水準で推移する傾向にあります。年式別の需要傾向としては、2ストロークのCRE250は、その獰猛なパワー特性と「二度と作れない」という絶版性から、最も高いプレミア評価がなされる傾向にあるのです。4ストロークモデルも高性能エンデューロとして人気を保っていますが、エンジンの信頼性を担保するメンテナンス記録の有無が、買取価格の変動幅を大きく左右します。高性能な競技車は、高頻度なメンテナンスが避けられない以上、所有期間が長くなるほど、コンディションを完璧に保つためのコストも増大していきます。このバイクが持つ最高の市場価値を享受できる最も賢明な「売り時」は、適切なメンテナンスを経て最高の状態にある時であり、次の大規模な整備が必要となる前のタイミングであると言えるでしょう。

CRE250が持つ普遍的な価値は、公道を走ることを許された、ホンダの技術的な野心の証です。軽量な車体と、ライダーの操作に瞬時に反応する鋭利な性能は、いつの時代も乗り手に純粋な興奮を与え続けます。この希少な技術と、今後さらに貴重となるであろう公道登録車の価値は、必ず中古市場で正当に評価されなければなりません。その歴史的背景と技術的特性を深く理解し、あなたの特別な一台を最高額で評価できるバイクパッションが、その価値を最大限に引き出すことをお約束します。

解説記事更新日:2025年09月30日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 HM CRE250 / 不明 / 2002年式(2ストモデルベース)〜 2004年式(4ストモデルベース)〜
発売年月 不明確
車両サイズ(mm)・重量(kg) 全長 2,190mm 全幅 824mm 全高 1,269mm(共通)・2スト:108 kg(装備)/ 4スト:93.4 kg(乾燥)
シート高・最低地上高(mm) 2スト:942mm・338mm / 4スト:963mm・361mm
エンジン機構・最高出力・燃費 2スト:水冷2ストローク クランクケースリードバルブ単気筒・43.4 kW (59 PS) @ 8,500 rpm・不明 / 4スト:水冷4ストローク ユニカム4バルブ単気筒・不明・不明
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 キックスターター式(共通)・キャブレター(共通)・ 2スト:7.7L / 4スト:7.6L
新車販売価格 不明確
ジャンル オフロード
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 CRE250

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年03月13日

【状態別の買取相場】 CRE250

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
29.6万円
29.6万円
29.6万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
25.6万円
22.8万円
20.0万円
2台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
30.2万円
18.7万円
7.2万円
2台
CRE250において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは4点(軽い難)のコンディションとなっています。 4点は、ルーティンの整備に加えて軽整備で再販に回せる比較的コンディションの車両です。最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年03月13日

【走行距離別の買取相場】 CRE250

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 25.6万円 2台
平均 22.8万円
最低 20.0万円
不明
メーター改
最高 29.6万円 1台
平均 29.6万円
最低 29.6万円
CRE250において。直近120カ月間で最も平均買取相場が高いのは不明の走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年03月13日

【カラー別の買取相場】 CRE250

【カラー別 平均買取額の目安】

/ 22.8 万円 2台
/ 29.6 万円 1台
CRE250において。直近120カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは白/赤系です。最も平均買取相場が高いのは赤/黒系です。

※データ更新:2026年03月13日

実働車の取引価格帯】 CRE250

【取引価格帯と構成比】

最高
29 ~ 30
万円
%
33
構成比
最多
29 ~ 30
万円
%
33
構成比
最低
20 ~ 21
万円
%
33
構成比
CRE250において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは上は29 ~ 30万円、下は20 ~ 21万円で複数の価格帯が33%の構成比で並んでいます。

※データ更新:2026年03月13日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

CRE250 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月13日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 CRE250 29.8万円 3.7点 ME03A41M 0km
2 CRE250 25.8万円 3.5点 ME0306MM 3,701km
3 CRE250 20.2万円 3.0点 ME0306MM 3,684km
No Data
CRE250において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近120カ月間に最高値を付けたのは29.8万円で赤/黒系・走行距離0km・評価3.7点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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