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RS200【1980年】

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RS200【1980年】毎週更新の買取査定相場

RS200【1980年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】RS200【1980年】
RS200【1980年】

Honda RS200(RS200T)は、1979年から1980年頃にHRCの前身であるRSC(Racing Service Center)が開発・販売した市販トライアルコンペティションマシンです。ベース車両はXL185/TL125系ですが、RSCによる徹底的なチューニングが施されており、白タンク仕様が約360台、赤タンク仕様が約150台という極めて限られた生産台数により、現在では非常に高い希少価値を持つ一台です。

RS200の歴史は、1970年代後半のトライアル競技における技術革新期に始まります。トライアルとは、岩場や丸太などの自然障害物を設定したセクションを、足を着かずに走破する技術を競う競技です。当時、この競技は欧州を中心に急速な発展を遂げており、各メーカーは競技専用マシンの開発に注力していました。Hondaもこの流れに呼応し、市販車をベースとしながらも競技専用のコンペティションモデルを少数生産する体制を整えます。RS200はRSC(後のHRC)が手掛けた最初期の市販トライアルマシンの一つであり、TL200RIIの進化系として位置づけられますが、エンジンから車体まで大幅な改良が加えられ、事実上の専用設計に近い仕様となっています。

RS200の技術的特徴は、XL185系をベースとした空冷4ストロークSOHC単気筒エンジン(197.74cc)にあります。最高出力は16.5PS/7,000rpm、最大トルクは1.59kg-m/4,000rpmを発揮し、当時のトライアルマシンとして十分な性能を備えていました。トライアル競技では瞬発的なトルクと正確なスロットルコントロールが求められますが、4ストロークエンジンの粘り強い特性は、障害物を低速で這い上がるセクションにおいて大きなアドバンテージとなります。2ストロークエンジンに比べて出力特性が穏やかで扱いやすく、微妙なアクセルワークによる車体コントロールが容易になるという利点があります。エンジンケースには特徴的な「シルバー塗装」が施され、これがRS200を視覚的に識別する重要な要素となっています。

車体構造においては、ダイヤモンドフレームを採用しつつ、スイングアームをTL200RIIのスチール製からアルミ製へと変更することで大幅な軽量化を実現しています。さらに注目すべきは、リアアクスルシャフトだけでなくフロントアクスルシャフトにも中空かつ穴あき加工が施されている点です。アクスルシャフトという小さな部品にまで徹底的な軽量化を施す姿勢は、RSCのエンジニアリングへの取り組みを如実に物語っています。こうした細部への配慮により、乾燥重量は87kgに抑えられ、当時のトライアルマシンとしては十分に軽量な部類に入ります。トライアル競技では車体を持ち上げたり、バランスを取ったりする場面が多く、1kgの差が勝敗を分けることもあるため、この軽量化は競技性能に直結する重要な要素です。

燃料供給はキャブレター方式、始動はプライマリーキック式を採用しています。プライマリーキックは、クラッチを介さずエンジンを直接始動する方式で、トライアル競技中のエンジン再始動において迅速な操作を可能にします。燃料タンク容量は3.0Lと、トライアル競技の特性上、長時間走行を想定しない設計となっています。サスペンションはツインショック、ブレーキは前後ともドラム式という、1970年代末期のトライアルマシンとして標準的な構成です。ホイールベースは1,314mmに設定され、トライアル特有の急勾配や狭い場所での取り回し性能が追求されています。

同時期のライバル車としては、1970年代後半に広く使われていた空冷・ツインショック時代のYAMAHA TY175やTY250、さらにスペインのBultaco Sherpa Tなどが挙げられます。YAMAHAは当時、トライアルマシン市場で強い存在感を持っており、TYシリーズは競技シーンで高い評価を得ていました。RS200は極めて限られた生産台数により、むしろコレクターズアイテムとしての側面が強く、量産車との直接的な市場競争とは異なる立ち位置にありました。

RS200の課題は、部品入手の困難さです。少数生産のハンドメイド車両であるため、消耗品や交換部品の供給が限られており、レストアやメンテナンスには高度な知識と工夫が求められます。特にエンジン内部の専用部品や、アルミ製スイングアームなどの独自設計部品は、ベース車両であるXL185系との互換性が限定的であり、入手は極めて困難です。また、市場にはTL200RIIをベースとしたレプリカや類似車も混在しているため、真正なRS200かどうかの識別が重要となります。フレーム番号による確認が最も確実な方法であり、RS200T-XXXXまたはTL200RF-2510以降のシリアル番号を持つ個体が純競技用コンペティションモデルとして認められます。購入を検討する際は、この番号の確認が不可欠でしょう。

RS200の市場相場は、その希少性により大きな変動があります。英国市場では中古車が£3,995(約76万円)前後で取引された記録があり、日本国内のオークション市場では約16万円程度の落札事例が確認されています。ただし、車両の状態、オリジナリティの保存度、フレーム番号の真正性により価格は大きく変動します。特に白タンク仕様は赤タンクよりも生産台数が多いものの、オリジナル部品を完全に保持している個体は極めて少なく、コレクターズアイテムとしての価値は今後も維持されると考えられます。

なお、これらの価格や買取相場は2025年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。

Honda RS200は、HRC(当時RSC)が手掛けた初期の市販トライアルコンペティションマシンとして、技術史的にも市場的にも特別な位置を占める一台です。極めて限られた生産台数と、アクスルシャフトの穴あき加工に至るまでの徹底的な軽量化への取り組みは、現代の視点から見ても色褪せない魅力を持っています。部品入手の困難さという課題はあるものの、その希少性ゆえにコレクターズアイテムとしての価値は今後も高まり続けるでしょう。RS200の査定や買取をお考えの際は、ぜひバイクパッションへご相談ください。

解説記事更新日:2025年12月28日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Honda RS200 (RS200T) / - (Frame: TL200RF / RS200RF) / 1979年-1980年
発売年月 1979年(日本国内)
車両サイズ(mm)・重量(kg) 全長 全幅 全高不明・87kg(乾燥)※ホイールベースは1,314mm
シート高・最低地上高(mm) 720mm・不明
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷4ストロークSOHC単気筒・約12.1kW (16.5PS) @ 7,000rpm・不明
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 キック式・キャブレター・3.0L
新車販売価格 不明
ジャンル トライアル バイク
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 RS200【1980年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月13日

【状態別の買取相場】 RS200【1980年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
23.8万円
23.8万円
23.8万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
20.0万円
19.1万円
18.2万円
2台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
24.1万円
17.3万円
11.3万円
5台
RS200【1980年】において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは4点(軽い難)のコンディションとなっています。 4点は、ルーティンの整備に加えて軽整備で再販に回せる比較的コンディションの車両です。最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年02月13日

【走行距離別の買取相場】 RS200【1980年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

不明
メーター改
最高 23.8万円 3台
平均 20.7万円
最低 18.2万円

※データ更新:2026年02月13日

【カラー別の買取相場】 RS200【1980年】

【カラー別 平均買取額の目安】

18.2 万円 1台
20.0 万円 1台
23.8 万円 1台
RS200【1980年】において。直近120カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーはオレンジ系等です。最も平均買取相場が高いのは赤系です。

※データ更新:2026年02月13日

実働車の取引価格帯】 RS200【1980年】

【取引価格帯と構成比】

最高
23 ~ 24
万円
%
33
構成比
最多
23 ~ 24
万円
%
33
構成比
最低
18 ~ 19
万円
%
33
構成比
RS200【1980年】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは上は23 ~ 24万円、下は18 ~ 19万円で複数の価格帯が33%の構成比で並んでいます。

※データ更新:2026年02月13日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

RS200【1980年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月13日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 RS200【1980年】 24.0万円 3.7点 RS200TF-296 0km
2 RS200【1980年】 20.2万円 3.0点 TL200RF-211 0km
3 RS200【1980年】 18.4万円 2.8点 TL200RF-250 0km
No Data
RS200【1980年】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近120カ月間に最高値を付けたのは24.0万円で赤系・走行距離0km・評価3.7点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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