CM400T【1979~81年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
CM400T【1979~81年】 に関するこのページの内容
CM400T【1979~81年】 買取査定に役立つ豆知識
CM400Tは、1979年に発売されたアメリカンスタイルのバイクです。
エンジンは空冷4ストOHC2気筒で、77年に発売された【ホークⅡ】(400cc)と同じものを使用しています。最大出力は40馬力/9,000回転で、これはホークⅡと全く同じです。
他の特徴は、
・アメリカンらしいプルバックハンドル・ティアドロップ型タンク、段付きシートを採用
・ハンドルに合せてステップは前方へ移動、ゆったりしたライディングポジションを実現
・黒塗りのコムスターホイール、リアホイールは16インチで〈4.60S16-4PR〉のワイドタイヤを採用
・シート下部や前後フェンダーにめっきパーツを使用して高級感を演出
などで、ホークⅡのエンジンはそのままで、ハンドルからタンク、シート回りを変更してアメリカンに仕上げています。超ショートストロークのエンジンは軽く1万回転回りますしバランサーもついていることから、鼓動感はあまり感じられません。現代のアメリカンと比べると隔世の観がありますが、これは80年代に製造された和製アメリカンのトレンドであって、ライバルも同じようなレイアウトを採用しています。メーカー側も、アメリカン専用のエンジンやボディを一から作るというコンセプトは未分化だったと言えます。
同年ホンダのアメリカンには【GL400カスタム】もあり、こちらはツアラー【GL400】をモデファイしています。
ライバルは、
・ヤマハ XS400SPECIAL OHC2気筒、40馬力
・スズキ GSX400L DOHC2気筒、44馬力
・カワサキ Z400LIMITED OHC2気筒、36馬力
で、これらは和製アメリカンのルーツと言えなくもありません。中型クラスがレプリカブームに走る直前の時代で、幅広のシートにキャンプ用品等を積んでツーリングする、「旅バイク」として使われることが多かったようです。CM400Tのアドバンテージは、ストレスや振動なく、高回転まで回るエンジンです。
80年にマイナーチェンジ、ボディとホイールのカラーリングが変更されました。
81年にもマイナーチェンジ、タンクとシートが【CB750エクスクルーシブ】と同じカラーリングに変更された高級感を増しています。
ちなみに、79年のCM400Tの販売計画は輸出含め2万9千台。一方2022年の【CB400SF】では4,800台です。当時のバイク市場の規模が分かりますね。
中古市場に出回ることが少ない稀少者だけに買取額は目利きによって大きく異なる車種でもあります。CM400Tの買替や売却をお考えでしたら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | CM400T / NC01型 / 1979年モデル |
---|---|
発売年月 | 1979年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2125 (幅)870 (高さ)1150 (重さ)184 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)760 (最低地上高)140 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHC並列2気筒・40PS(9,500回転)・36.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・10リットル |
新車販売価格 | 34.9万円 |
ジャンル | 国産アメリカン クルーザー |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 CM400T【1979~81年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 CM400T【1979~81年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 CM400T【1979~81年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
32.5万円
16.0万円
2台
不動
平均
最低
取引
11.3万円
8.2万円
3台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 CM400T【1979~81年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 CM400T【1979~81年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
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CM400T【1979~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | CM400T【1979~81年】 | 49.2万円 | 4.0点 | NC01-300 | 22,130km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | CM400T【1979~81年】 | 16.2万円 | 3.7点 | NC01-200 | 43,138km | ■ |
【事故 不動 故障車】 CM400T【1979~81年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | CM400T【1979~81年】 | 16.0万円 | 0点 | NC01-100 | 21,616km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | CM400T【1979~81年】 | 10.2万円 | 0点 | NC01-100 | 21,615km | ■ / ■ |
3 | CM400T【1979~81年】 | 8.4万円 | 0点 | NC01-100 | 7,230km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています