CX500ターボ(TURBO)【1981年】毎週更新の買取査定相場
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- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
CX500ターボ(TURBO)【1981年】 に関するこのページの内容
CX500ターボ(TURBO)【1981年】 買取査定に役立つ豆知識
量産バイクとして初となるターボチャージャーを搭載したバイクをホンダが1981年に発売。それが「CX500 ターボ」である。
ハイパワースペックで海外マーケット向けとなり国内には正規展開されなかったのだが、系譜上では1977年に登場した「GL500」の後継シリーズにあたる。
搭載するパワートレインは、OHV4バルブの水冷4ストロークV型2気筒エンジン。ボア・ストロークが78.0mm×52.0mmのショートストロークユニットで、排気量は496㏄。そして、燃料供給方式は当時の一般的なキャブレターではなくフューエルインジェクションを採用。そこにIHI製ターボチャージャーをセットすることで、最高出力は8,000回転で82馬力を発揮。
ちなみにベースモデルの「GL500」は、9,000回転48馬力というスペックだったので、ターボを搭載することで1.7倍と大幅なパワーアップを実現していることになる。
このターボ付き水冷Vツインユニットはフレームに縦置きレイアウトでマウントされる。シリンダーヘッドをクランクに対して22度ツイストして設置することで吸気系統ラインがストレート構造となり効率よく出力を稼ぐことができる設計だ。
トランスミッションは5速リターン式を搭載する。
足回りは、テレスコピック式フロントフォークに18インチホイールを組みあわせブレーキはダブルディスク仕様。リアはプロリンク式スイングアームにモノショックをセットして17インチホールを装着。ブレーキはシングルディスクを採用した。
外観スタイリングは、フロントに大型フェアリングを装着してスポーツツアラーらしいスタイリングに仕上げられている。
ライバルモデルとしては、本モデルのデビュー翌年にヤマハから「XJ650T」がデビュー。空冷直4ネイキッドの「XJ650」をベースにターボチャージャーを搭載したマシンだが、量産モデル初となるキャブレター仕様のターボマシンとなった。乾燥重量230kgの車体で90馬力を発揮。対する本モデルの乾燥重量は239kgだった。後発モデルのハイパワー上位排気量マシンよりも重たいマシンだったということだ。またKawasakiは1984年に最大112馬力を発生する750ターボを投入。アイドリングでもスーッと走っていくこのマシンはターボ点火で一気に回転数が上がる。
なお、デビュー以降の「CX500 ターボ」は仕様変更を受けることなく生産終了に至った。後継モデルは1983年デビューの「CX650 ターボ」である。
しかしCX500のターボパワーは500ccでありながら750ccを超えるパワーが仇となり、国内販売は認可されず海外専用モデルとなった点も追記しておこう。
海外向けの総生産台数は約5,000台ながら、当時ライバルであったターボ機と比べると日本国内に逆輸入された個体は多く相場は読み易い。直近10年を振り返ると変動こそあれ傾向としては右肩上がりでプレミアム価値を高めている。買替や売る際の買取査定は、CX500ターボの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | CX500TURBO / -型 / 1982年モデル |
---|---|
発売年月 | 1982年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2260 (幅)720 (高さ)1345 (重さ)250 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)770 (最低地上高)150 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークOHV過給器つきV型2気筒×4バルブ・79Nm@5,000回転⇒82PS@8,000回転・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・フューエルインジェクション・20リットル |
新車販売価格 | 4,898US$ |
ジャンル | ハーフカウル | ターボ/スーパーチャージャー搭載バイク |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
66.5万円
40.2万円
6台
平均
最低
取引
43.8万円
40.2万円
2台
不動
平均
最低
取引
35.3万円
28.9万円
3台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
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CX500ターボ(TURBO)【1981年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 95.3万円 | 3.7点 | PC03-200 | 15,271km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 81.2万円 | 3.7点 | PC0301CM | 44,795km | ■ |
3 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 65.4万円 | 3.8点 | PC0302CM | 29,330km | ■ / ■ |
4 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 65.2万円 | 3.7点 | PC03-200 | 17,754km | ■ |
5 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 52.7万円 | 3.7点 | PC03-200 | 10,987km | ■ |
6 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 47.5万円 | 3.0点 | PC0306CM | 22,837km | ■ |
7 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 40.3万円 | 3.5点 | PC03-200 | 32,080km | ■ |
8 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 40.3万円 | 3.5点 | 122133アイ | 24,938km | ■ / ■ |
【事故 不動 故障車】 CX500ターボ(TURBO)【1981年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月12日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 45.3万円 | 0点 | PC03-200 | 16,998km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 32.1万円 | 0点 | PC0300CM | 25,951km | ■ |
3 | CX500ターボ(TURBO)【1981年】 | 29.1万円 | 0点 | PC03-200 | 88,105km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています