チーフ ダークホース【2016~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
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チーフ ダークホース【2016~現行】 買取査定に役立つ豆知識

ハーレーダビッドソンと双璧を成すアメリカンVツインの大御所にして二大巨頭として知られるインディアンモーターサイクルは名門バイクメーカーのひとつでしたが、数度の倒産と復活を経てきたことでも知られる存在で、1953年以降は不遇の半世紀を託っていましたが、2011年にオフロード系輸送機器の製造販売を手がけるポラリス・インダストーリー傘下となり、米国内や欧州を中心にした大排気量クルーザーで好調な業績を上げることに成功。その一環として、2015年よりラインナップに加わったのが本機・Chief Dark Horse(チーフ ダークホース)です。
同じ2015年に登場した姉妹車・チーフクラシックがパールホワイトで彩られた車体と上質なクロムパーツが奢られた華やか、かつ煌びやかで豪華なイメージなのに対し、本機チーフダークホースはその名の通り飾りっ気の一切を排除したダークスタイルを強調したビジュアルが最大の特徴。ボディやエンジンはおろかハンドルバーにフロントフォーク、果てはヘッドライトハウジングまでをも黒で統一するという徹底ぶりで、専用設計のシングルシートによって孤高のオーラを強調したソロライド専用モデルとして設計されました。全長2,630×全幅1,025×全高1,176mmの巨体はインディアン独自設計の鋳造アルミ製一体型エアボックス付きフレームが骨格となっており、大径ヘッドライトを採用しつつもブラックアウトした迫力あるヘッドライトハウジングで男らしい力強さを具現化。その下のフロントフェンダーにはイグニッションをONにすることで光を放つウォー・ボンネットが配され、ダークヒーロー然としたクールなスタイリングを醸し出す上で重要な役割を担っているのも見所だと言えるでしょう。20.8リットルという大容量タンクも車体の力強さを演出する上で大きな役割を果たしており、タンクサイドには鈍いシルバーで描かれたウォー・ボンネットをデザイン。古き佳きモーターサイクルを表現したビジュアルのよさは、宿敵・H-Dのビッグツイン群にもひけを取らない見事なもの。前3.5-16・後5-16インチのホイールサイズ、そのタイヤの半分を覆う大型フェンダー、ハンドルへ楽々と手が伸ばせる居住性と自由性の高いポジション、キーレスイグニッションによるクールな始動方式など、新車販売価格17,249ドルに見合うだけの所有感をオーナーに与えてくれる稀有な存在です。
搭載されるエンジンにはツーリングモデル・ロードマスターと同じ1,811cc(111ci)の大排気量を誇るThunder Stroke 111が採用され、乾燥重量で341kgという巨体に見合った138.90Nm/2,600rpmのトルクによる怒涛の推進力を発揮。クルーズコントロールは4速以上のギアで作動する仕様だけに街乗り時に活躍する機会がほぼないものの、長い直線や高速道路では快適な巡航速度をもたらすために抜群の働きを見せる実力派。余りにもパワフルすぎるため、頻繁にストップ&ゴーを強いられる日本の道路事情では扱いが難しいものの、ゼロスタートからの力強い加速とサンダーストロークエンジンが上げる独特の咆哮は実に心地よく、(信号さえなければ止まりたくない…)と乗り手の思わせるほど魅力のある強心臓だと言えるでしょう。
1,730mmという長大なホイールベースのため、旋回性はそこまで優秀ではありませんが、29℃の角度で取り付けられた46mm径テレスコピックフォークの動きとハンドリングは軽快なもので、モノショックサスによる衝撃吸収性の高さで乗り心地も非常に良く、道路上のギャップを踏んでもビクともしない抜群の安定感あり。フロントにはダブル、リアにはシングルながら300mmという大径のフローティングディスクと4ピストン&2ピストンキャリパーで求められる以上のストッピング性能を付与し、強烈な制動力をABSによる介入で扱いやすいものに調整している点など、H-Dのビッグツイン群とは異なるアプローチとなっているのも本機ならではの魅力のひとつで、以下の変更を経て2021年まで販売を継続。
・2016年…新登場
・2017年…エンジン見直しによる出力強化(最大トルク161.6Nm化)
・2018年…車体構成パーツ見直しによる軽量化(乾燥重量341kgから338kg化)
・2019年…マイナーチェンジ(伸縮式カートリッジタイプフォーク採用・および車体構成パーツ見直しによる軽量化(乾燥重量338kgから332kg化))
・2020年…マイナーチェンジ(エア調整機構付リアサスペンション採用・フロントホイール17インチ化・重量増加(332kgから334kg化))
・2021年…標準タイヤ変更(ダンロップ製エリートからメッツラー製クルーズテック化)
2022年モデルでは排気量を1,890cc(116ci)化したサンダーストローク116を搭載し、小径LEDヘッドライト、タンク別体型となったタッチスクリーン式の新型ディスプレイメーター、容量4.0ガロンとなったスモールタンク、フロントホイールを17インチから19インチ化しピレリ製ナイトドラゴンを標準タイヤ化。カラーリングを従来のサンダーブラックスモーク1色からステルスグレーなど複数色を設定するなど、大幅な仕様変更によって型番をTED型へと改めフルモデルチェンジとなりました。兄弟車としては同じ2022年モデルとしてラインナップに加わったチーフ ボバー ダークホース、第1世代のビジュアル性を引き継いだスプリングフィールド ダークホースらで、販売面においてはハーレーダビッドソンのFLHRXS ロードキングスペシャルが最大のライバルだと言えます。
第1世代と第2世代で大きく様変わりすることとなった本機チーフダークホースですが、第1世代の迫力ある車体へ対する評価が高く、第2世代へ移行して日が経った2024年初夏時点でもそこまで大きな値崩れは起こしておらず、屋外保管によって多少の使用感は出ているものの走行距離3,000km未満の車両が133万円にて落札され、旧モデルでも高額取引に期待できるという実例になりました。現行モデルのTED型は実動車1台と少ないものの、『極上車』を示す総合評価5点台の車両が150万2000円という価格で成約に至っていることを踏まえると、最初期型であっても高額買取に期待ができるモデルだと言えるでしょう。
チーフシリーズの派生モデルとして生を受け、今現在ではシリーズの中核を担うエース的存在となったインディアン・チーフダークホースで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、モデルイヤーごとに異なる車両仕様に関する造詣の深さ、独特の咆哮を上げるサンダーストロークエンジンの特性への正しい理解、千差万別の車両コンディションを的確に見抜ける目利きの確かさなど、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
インディアン・チーフダークホース 全年式の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | Chief Dark Horse(チーフ ダークホース)/CCD型&TED型/2015年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 2015年2月~ |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,630×全幅1,000×全高1,176mm・乾燥重量341kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高660mm・最低地上高140mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・138.90Nm/2,600rpm(最大トルク)・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.8リットル |
新車販売価格 | $17,249(※2015年当時・海外専用モデル) |
ジャンル | クルーザー アメリカン |

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 チーフ ダークホース【2016~現行】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年02月07日

【状態別の取引額】 チーフ ダークホース【2016~現行】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
150.0万円
150.0万円
1台

平均
最低
取引
127.9万円
122.2万円
3台

平均
最低
取引
101.4万円
85.2万円
4台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年02月07日

【走行距離別の取引額】 チーフ ダークホース【2016~現行】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 150.0万円 | 4台 |
平均 | 126.5万円 | ||
最低 | 101.0万円 | ||
![]() |
|||
0.5〜1万km | 最高 | 136.0万円 | 2台 |
平均 | 130.7万円 | ||
最低 | 125.4万円 | ||
![]() |
|||
3〜5万km | 最高 | 86.5万円 | 2台 |
平均 | 85.9万円 | ||
最低 | 85.2万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【カラー別の取引額】 チーフ ダークホース【2016~現行】
- ■
- ■

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 116.7 万円 | 7台 | ![]() |
||
■ | 122.2 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【実働車の取引価格帯】 チーフ ダークホース【2016~現行】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年02月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

チーフ ダークホース【2016~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年02月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 150.2万円 | 5.5点 | TEDAA6L3 | 445km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 136.2万円 | 5.0点 | DMABH2N3 | 8,718km | ■ |
3 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 133.0万円 | 4.2点 | CCDAA2G3 | 2,318km | ■ |
4 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 125.6万円 | 4.7点 | TEDAA6L3 | 7,769km | ■ |
5 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 122.4万円 | 5.0点 | CHA6DXBK | 150km | ■ |
6 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 101.1万円 | 4.2点 | CCDAA2G3 | 2,342km | ■ |
7 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 86.6万円 | 4.3点 | CCDAA9G3 | 32,286km | ■ |
8 | チーフ ダークホース【2016~現行】 | 85.3万円 | 4.2点 | CCDAA9G3 | 32,608km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
