KLX150BF【2015~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
KLX150BF【2015~現行】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黒/緑となっています。
KLX150BF【2015~現行】 買取査定に役立つ車両解説
Kawasaki KLX150BFは、2015年から2023年まで展開された144cc空冷単気筒エンジン搭載のデュアルパーパスモデルです。インドネシアを主要生産拠点とし、オーストラリア、フィリピン、中南米など広域で販売される一方、日本国内では並行輸入車として限定的に流通しています。前21インチ・後18インチのフルサイズホイールを採用した「BF(Big Foot)」の名が示す通り、軽量性と不整地走破性を両立させた実用オフローダーです。2024年には大規模なリフレッシュが実施され、車名から「BF」が外れ後継の「KLX150」として生まれ変わりましたが、倒立フォークとフルサイズホイールという基本骨格は継承されています。
KLX150BFの歴史は、小径ホイールモデルからの戦略的転換として始まりました。2015年6月(インドネシア)や同年9月(オーストラリア)に市場投入された初期型は、前19インチ・後16インチから前21インチ・後18インチへの大型化により、深い轍(わだち)や障害物に対する走破限界を向上させました。開発思想はスリム・コンパクト・軽量なパッケージングと、初心者でも扱いやすい操作性に重点が置かれ、オーストラリアでは「Learner Legal(初心者免許適合)」の承認を取得しています。2015年当時の価格はオーストラリアで$4,349 AUD(約37.4万円)、マレーシアでRM10,500(約29.9万円)でした。2024年には10年以上継続するプラットフォームに対し、上下2段式のLEDヘッドライトおよびフルデジタル液晶コンソール(燃料計、ツイントリップ計、時計を含む)が採用され近代化が図られ、競技用モトクロッサー「KX450F」の意匠を反映したスタイリングへと更新されました。車名から「BF」が外れ「KLX150」へと移行し、2026年現在もインドネシア市場を主軸にStandard、S、SE、SE+、SM(スーパーモト)の5グレード体制が継続展開されています。
技術面では、競合他社が水冷・FI化を推進する中で、あえて空冷・キャブレター方式を継続している点が最大の特徴です。エンジンは144cc空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブで、最高出力8.6kW(12PS)を8,000rpm、最大トルク11.3Nmを6,500rpmで発生します。燃料供給装置はKeihin NCV24キャブレターを採用し、高圧燃料ポンプの故障リスクを排除することで、インフラ未整備地域での長期的運用を担保しています。変速機は5速リターン式で、始動方式はセルスターターおよびキック併用です。サスペンションは35mm倒立フォーク、Uni-Trakリアサスペンション(トラベル量192mm、5段階プリロード調整)を採用し、フロントサスペンションのトラベル量が初期型の175mmから現行型では185mmへ伸長されています。燃料タンク容量は6.9Lで、実用燃費35~45km/Lにより航続距離200km以上を確保しています。
車体寸法とアクセサリの調整により、初心者から都市部通勤者、ハードオフロード層までを網羅しています。車体は高張力鋼ペリメータフレームを採用し、2015年型は全長2,070mm×全幅825mm×全高1,155mm、装備重量118kgでしたが、2024年型は全長が20mm短縮され2,050mm×全幅830mm×全高1,155mmとなり、重量は変わりません。シート高は2015年型870mmから2024年型865mmへ変更され足つき性を向上させつつ、最低地上高は295mmから300mmへ引き上げられオフロード走破性が強化されました。S variantは19インチ・16インチの小径ホイールを採用し、全長2,010mm、シート高830mm、最低地上高265mmに抑制されています。SE/SE+はハンドガード、アルミ製スキッドプレート、フレームカバー、ゴールド陽極酸化フォークチューブを標準装備し、SE+にはファットバーが採用されます。SM(Supermoto)は17インチロードホイールを採用し、全長1,995mm、シート高840mm、最低地上高270mmに設定されています。
2019年末にYamaha WR155Rが登場し、150ccオフロード市場で3メーカーの競合が出揃った2020年当時、KLX150BFは「最軽量・シンプル」という軸で独自の立ち位置を築いていました。2020年インドネシア市場において、KLX150BFはRp32,400,000(約24.3万円)、CRF150LはRp34,450,000(約25.8万円)、WR155RはRp36,900,000(約27.6万円)でした。KLX150BFが空冷キャブレター・5速であるのに対し、CRF150Lは空冷FI・5速で最高出力12.9PS、WR155Rは水冷4バルブVVA・6速で最高出力16.7PSを搭載します。重量比較では、KLX150BFの装備重量118kgは、WR155Rの134kgに対して16kg、CRF150Lの122kgに対して4kgのアドバンテージを保持しています。スペック表の上ではWR155Rが圧倒的ですが、オフロード走行、特に難所系のアタックにおいては16kgの重量差が決定的となります。KLX150BFは3車の中で最も軽量であり、唯一のキャブレター車です。電子制御を持たないシンプルな構造は出先でトラブルが起きても直しやすいという信頼性に繋がり、玄人ライダーから指名買いされる要因となっています。
軽量・シンプル設計は実運用上の限界点とトレードオフの関係にあります。35mm倒立フォークはアグレッシブな走行状況では底付きが発生しやすいとの指摘があり、高速走行性能では80km/h以上で振動が顕著になるとのユーザー報告があります。これらの弱点は、170~180ccへのボアアップやスプロケット変更といったアフターパーツ市場の活性化を促しており、カスタム需要が中古市場の価格を下支えしています。
インドネシア生産モデルの逆輸入という流通構造と、日本国内における150ccクラス本格オフロード車の希少性が、高水準なリセールバリューを形成しています。2020年当時のインドネシア現地価格はRp32,400,000(約24.3万円)でしたが、生産終了後も値崩れしておらず、日本国内では希少性からプレミア価格で推移しています。中古販売価格は約33.8万~45.8万円(平均37.1万円)で、買取査定相場は約22万円となっています。状態の良い個体(特にBF SEなどの高年式)は、当時の新車価格を上回る価格で取引されています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Kawasaki KLX150BFは、2015年から2023年まで展開された空冷・キャブレター方式の独創的なデュアルパーパスモデルです。装備重量118kgという最軽量クラスの車体と、電子制御トラブルのリスクを排除したシンプルな機構は、初心者からベテランまで幅広い層に支持される理由となっています。2023年(2024年モデル)の大規模リフレッシュで後継の「KLX150」へと進化しましたが、BF時代から続く軽量性と堅牢性の設計思想は受け継がれています。並行輸入車としての希少性とキャブレター車最終世代への需要が相まって、日本国内では高い資産価値を維持しており、バイクパッションでも安定した評価を得ている一台です。
| 車名/型式/年式 | Kawasaki KLX150BF / - / 2015-2023年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2015年6月(インドネシア) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長2,070mm 全幅825mm 全高1,155mm・118kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:870mm・295mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:空冷4ストロークSOHC 2バルブ単気筒・ 8.6kW (12PS) @ 8,000rpm・不明確 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルフスターター, キック併用式・ キャブレター (Keihin NCV24)・6.9L |
| 新車販売価格 | 2015年式 (KLX150BF):$4,349 AUD(約37.4万円, オーストラリア仕様)/ 2015年式 (KLX150BF):RM10,500(約29.9万円, マレーシア仕様)/ 2020年式 (KLX150BF):Rp 32,400,000(約24.3万円, インドネシア仕様) ※日本国内仕様なし(並行輸入のみ) |
| ジャンル | オフロード |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 KLX150BF【2015~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月27日
【状態別の買取相場】 KLX150BF【2015~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
16.3万円
13.0万円
4台
平均
最低
取引
17.1万円
14.0万円
7台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年02月27日
【走行距離別の買取相場】 KLX150BF【2015~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 20.2万円 | 5台 |
| 平均 | 17.2万円 | ||
| 最低 | 14.0万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 20.4万円 | 3台 |
| 平均 | 18.0万円 | ||
| 最低 | 16.8万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 18.2万円 | 3台 |
| 平均 | 14.7万円 | ||
| 最低 | 13.0万円 | ||
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※データ更新:2026年02月27日
【カラー別の買取相場】 KLX150BF【2015~現行】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 18.0 万円 | 7台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 13.0 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 18.6 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 14.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年02月27日
【実働車の取引価格帯】 KLX150BF【2015~現行】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月27日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
KLX150BF【2015~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | KLX150BF【2015~現行】 | 20.6万円 | 4.7点 | LX150FFJ | 4,926km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | KLX150BF【2015~現行】 | 20.4万円 | 3.8点 | LX150FFJ | 2,757km | ■ / ■ |
| 3 | KLX150BF【2015~現行】 | 19.4万円 | 4.3点 | LX150FFJ | 603km | ■ / ■ |
| 4 | KLX150BF【2015~現行】 | 18.8万円 | 5.3点 | LX150JLJ | 73km | ■ |
| 5 | KLX150BF【2015~現行】 | 18.4万円 | 4.0点 | LX150FFJ | 14,770km | ■ / ■ |
| 6 | KLX150BF【2015~現行】 | 16.9万円 | 3.7点 | LX150FGJ | 7,769km | ■ / ■ |
| 7 | KLX150BF【2015~現行】 | 16.9万円 | 4.2点 | LX150FFJ | 6,878km | ■ / ■ |
| 8 | KLX150BF【2015~現行】 | 14.3万円 | 4.3点 | LX150FFJ | 527km | ■ / ■ |
| 9 | KLX150BF【2015~現行】 | 14.1万円 | 3.8点 | LX150FFJ | 3,327km | ■ |
| 10 | KLX150BF【2015~現行】 | 13.1万円 | 4.5点 | LX150FFJ | 9,997km | ■ / ■ |
| 11 | KLX150BF【2015~現行】 | 12.9万円 | 4.5点 | LX150FFJ | 10,199km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







03月03日〜03月09日