V7 ストーン レコードLimited【2014年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V7 ストーン レコードLimited【2014年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはツヤケシクロとなっています。
V7 ストーン レコードLimited【2014年】 買取査定に役立つ車両解説
Moto Guzzi V7 ストーン レコードLimitedは、2014年11月にピアッジオグループジャパンが日本市場限定で発売した特別仕様車です。1969年にモンツァ・サーキットで樹立された速度記録車を模した専用カウルキットを標準装備したモデルです。レコード・リミテッドエディションには「V7 Special」(限定20台)と「V7 Stone」(限定30台)の2モデルがラインナップされました。本モデルはベース車両にV7 Stoneを採用し、限定30台という希少性と歴史的価値を兼ね備えた一台として登場しました。空冷744ccVツインエンジンを搭載し、装備重量198kgという軽量さと、極低回転域から立ち上がるトルク特性により、イタリア製クラシックバイクの情緒と実用性を高次元で両立させた一台です。
V7シリーズの2014年モデルは、モト・グッツィがピアッジオグループ傘下で劇的な再興を遂げた時期の象徴的プロダクトです。ブランドのグローバル販売台数は2010年の4,500台から2013年には6,800台超へと51%成長し、ヘリテージ路線への転換が市場に受け入れられました。レコードの名称は、1969年にエアロダイナミクス・フェアリングを装着したV7プロトタイプが、100km走行で平均時速218.426km、1,000km走行で平均時速205.932kmという世界記録を樹立した歴史的事実に由来します。2014年モデルは、翌2015年に導入される「V7 II」によってABS、トラクションコントロール、6速ミッションが標準化される直前の世代であり、130幅のリアタイヤ、電子制御に依存しない機械的な操作感、熟成された5速ミッションにより、クラシックな乗り味を重視する層にとって高い市場価値を持つモデルです。
2014年モデルに搭載された空冷Vツインエンジンは、伝統的なレイアウトを継承しつつも信頼性と効率を向上させた新世代ユニットです。70%以上の構成部品が刷新され、ピストン冠内に燃焼室を設けた設計を採用しています。従来のツインスロットルボディから38mmのシングルスロットルボディおよびY字マニホールドへ変更され、低回転域でのアイドリング安定性とレスポンスが向上し、燃費効率は約23km/Lを記録しました。排気量744ccから最高出力48PS(35kW)/6,200rpm、最大トルク60Nm/2,800rpmを発生させる特性は、わずか2,800rpmで最大トルクを発生させる設計により、高回転でのパワーを追求する競合車とは対照的なMoto Guzzi独自の特性を実現しています。フロントには40mm径のマルゾッキ製フォーク、リアにはプリロード調整機構を備えたツインショックアブソーバーを採用し、精緻な足回りとメンテナンス不要のシャフトドライブにより、都市部での実用性能と空冷Vツイン特有の情緒を両立させています。
レコード・キットは、1970年代の耐久レーサーを想起させるフロントカウル、アクリルスクリーン、シングルシートで構成されています。カウル素材はFRP製の黒ゲルコート仕上げで、シングルシートには2種類のメモリーセルフォームが採用され、レーシングプロファイルと快適性を両立させています。ストーン独自の意匠として、ミラー、ショックアブソーバー、フェンダー、サイドパネル、ホイールを黒で統一し、クローム仕上げの排気系が鮮やかなコントラストを成しています。なお、本限定車専用の公式諸元(寸法・重量)は公表されていません。ベースモデル(V7 Stone)の数値は全長2,185mm×全幅800mm×全高1,115mm、装備重量198kgですが、カウルキットやハンドルの変更により実際の数値はこれらと異なります。足回りには前輪18インチ、後輪17インチの軽量アルミキャストホイールを採用しています。ブレーキは前輪がBrembo製4ピストンキャリパーによる320mmディスク、後輪が260mmディスクです。アップライトなハンドルからセパレートハンドルへの変更は、ライダーの姿勢を前傾させ前方投影面積を縮小させるため、高速度域での風圧軽減と安定性向上をもたらします。限定車のセット価格は1,118,000円(税込)に設定され、キット単体購入より約13万円安価でした。
クラシックバイク市場において、V7ストーンはパワーよりも軽量さと実用トルク、ばね下重量の軽減による運動性能を重視した立ち位置にあります。主要な競合車であるTriumph Bonneville(2014年)との比較では、装備重量がV7ストーンの198kgに対しBonnevilleは225kgと27kg重く、最大トルクの発生回転数では、V7ストーンが60Nm/2,800rpmに対しBonnevilleは68Nm/5,800rpmと3,000rpm高い領域で発生させる特性の違いがあります。馬力ではBonnevilleが上回るものの、V7ストーンはアルミキャストホイールの採用により、スポークホイール仕様のBonneville T100に対してばね下重量が軽減されており、運動性能上の優位性を持ちます。軽量さと低回転から立ち上がるトルク、メンテナンス不要のシャフトドライブは、日本の都市部走行や実用面で有効な大きな特徴です。
空冷エンジン特有の構造的特徴に基づいた維持管理が必要です。オイル管理では、規定量(約2L)を超えるとエアクリーナーボックスへ逆流しフィルターを汚損させるため、規定量の厳守が必要です。ヘッドストック周りのトルク管理は指定値7Nmであり、フォークが自重で自然に倒れる程度が調整基準です。空冷エンジンのため渋滞路での熱管理に留意が必要で、冷間時のバルブクリアランス調整がエンジンコンディション維持の鍵です。これらは故障ではなく構造的特徴であり、正規ディーラー網での管理により、高い信頼性と長寿命を発揮し、車両価値の維持に直結します。燃料タンク容量は22Lで、実用燃費約23km/Lとの組み合わせにより航続距離は500km程度を確保しています。
レコード・リミテッドエディションは、V7 Specialベース(20台)と合わせても国内計50台しか存在しません。本モデル(V7 Stoneベース)もわずか30台という少なさであり、市場流通量が極めて少ない希少車です。2014年式は翌年のV7 IIへのモデルチェンジ前の世代として、機械操作感を求める層からの需要が根強く、希少な純正レコードキット装着個体であることがコレクター価値を高めています。低走行かつ専用カウルのコンディションが良い車両は、新車価格に対する中古価格が高い水準で推移すると評価されます。ベースモデルであるV7ストーン(750cc)の買取相場は、平均で約24.2万円〜35.4万円、状態が良い個体では上限約41.8万円で取引されています。本モデルは限定30台という希少性から、これらにプレミアム価値が上乗せされた査定額となる傾向にあります。カウルは黒ゲルコート仕上げのため、純正同色塗装を希望する場合は別途54,000円の費用が必要でした。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Moto Guzzi V7 ストーン レコードLimitedは、1969年の速度記録という歴史的遺産を現代に蘇らせた日本限定30台の特別なモデルです。198kgという軽量な車体、2,800rpmから立ち上がる実用的なトルク特性、そして電子制御に依存しない機械的なキャラクターにより、クラシックバイクの本質を体現しています。ABS非搭載の世代として、また専用レコードキットを纏った限定車として、現在では高い希少価値を持つ一台です。バイクパッションでは、このような歴史的価値を持つイタリア製クラシックバイクの適正な査定と買取を行っています。
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V7 Stone Record Limited Edition / LW / 2014年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2014年11月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 不明 |
| シート高・最低地上高(mm) | 不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク90°V型2気筒OHV2バルブ・37kW(50HP)@ 6,200rpm・約23km/L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフスターター式・電子制御燃料噴射(Weber-Marelli製シングルスロットルボディφ38mm)・22L |
| 新車販売価格 | 1,118,000円(税込, 日本国内仕様)※海外仕様なし |
| ジャンル | ビキニカウル標準 | カフェレーサー | ネオクラシック |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V7 ストーン レコードLimited【2014年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月06日
【状態別の買取相場】 V7 ストーン レコードLimited【2014年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
40.2万円
40.2万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年02月06日
【走行距離別の買取相場】 V7 ストーン レコードLimited【2014年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 40.2万円 | 1台 |
| 平均 | 40.2万円 | ||
| 最低 | 40.2万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年02月06日
【カラー別の買取相場】 V7 ストーン レコードLimited【2014年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 40.2 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年02月06日
【実働車の取引価格帯】 V7 ストーン レコードLimited【2014年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V7 ストーン レコードLimited【2014年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V7 ストーン レコードLimited【2014年】 | 40.4万円 | 4.0点 | LWJB08EM | 10,402km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






02月11日〜02月17日