GS650Gは1981年に発売されました。
「カタナ」伝説の始まりであるGSX1100Sカタナよりも先に、GS650Gのほうが世界デビューは先でした。またこのデザインは、カタナデザインを作ったターゲットデザイン社の別案で、「もうひとつのカタナ」でもあります。知名度は1100や750には劣りますが、隠れた名車でもあります。
エンジンは4バルブGSXとは違い、STDCC(スズキ・ツイン・ドーム・コンバッション・チャンバー)という2バルブ・2過流燃焼室を採用しています。
650㏄という中間排気量で、赤く派手なシート・リアサス・フロントディスクインナー・キャリパーですが、シャフトドライブモデルという点はツアラーとしても味付けを意味します。
1982年と83年にマイナーチェンジを受け、ビキニカウルを装着、エンジンをブラック塗装、ホイールデザイン変更等が行われました。
現在、GS650Gの取引は稀で、年に数台のレアモデルです。
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解説記事更新日：2021年10月09日

新登場となった1981年モデルのGS650G KATANA。
4スト空冷4気筒のDOHCエンジンの最高出力は9,500万回転で65馬力を発揮。車両重量234kgであった。
登場モデルの販売価格は53.8万円。
650㏄という中間排気量で、赤くシート・リアサス・フロントディスクインナー・キャリパーという派手なエクステリアでデビューしたが、動力伝達はシャフトドライブモであった。またフロントカウルとリアカウルがないため、他のカタナモデルとは違い、よく言えば意欲的、悪く言えば中途半端なデザインに見えるのも否定できません。
カタナという愛称をまとったミドルクラスのバイク。知名度は1100や750には劣りますが、隠れた名車でもあります。

解説記事更新日：2021年10月09日

1982年、GS650Gはマイナーチェンジを受けました。
・燃料計追加、チョークノブを変更
次いで1983年にもチェンジを受けています。
・ビキニカウルを標準装備
・エンジンをブラック塗装
・セミエア式フロントフォークを採用
・ホイールのデザインを変更
GS650Gは、カタナデザインを作ったターゲットデザイン社の別案を採用した、いわば「もうひとつのカタナ」でもあります。
マイナーチェンジを受け、ビキニカウルとブラック塗装エンジンとなったことで、かなり精悍な外観となりました。

解説記事更新日：2021年10月09日