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T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

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データ最終更新:2026年04月17日

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T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】毎週更新の買取査定相場

T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】
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T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

トライアンフ T120R ボンネビルは、1956年にジョニー・アレンがボンネビル・ソルトフラッツで達成した時速214マイル(約344km/h)という世界記録を記念して命名された、まさに「速さの象徴」として誕生しました。天才設計者エドワード・ターナーの最後の大仕事とも言われるこのモデルは、当時の若者たちのカフェレーサー文化を刺激し、特に北米市場では圧倒的なパフォーマンスと美しいプロポーションによって熱狂的に迎え入れられました。1959年のデビュー当初はイギリス国内と共通の仕様でしたが、広大な国土を高速で駆け抜ける性能を求めたアメリカ人ライダーの要望に応える形で、1960年には早くも大規模な改良が施され、輸出専用モデルとしての「R(Road)」の称号がそのアイデンティティをより明確なものにしました。それは単なる移動手段ではなく、自由とスピードを渇望するアメリカの若者たちのライフスタイルそのものを象徴するプレミアムな存在でした。

1960年式のT120Rは、前年度のデビューモデルで露呈した振動や直進安定性の課題を解決するため、フレームから細部に至るまで大幅なブラッシュアップが図られています。心臓部には649ccの空冷4ストローク並列2気筒OHVエンジンを搭載し、最高出力46馬力を発揮することで、当時としては驚異的な115マイル(約185km/h)というトップスピードを実現していました。1960年モデルの最大の特徴は、それまでのシングルダウンチューブフレームから、エンジン振動を抑え高速走行時の安定性を高めるために採用された「ツインダウンチューブ(デュプレックス)」フレームへの変更です。また、北米仕様であるT120R特有の装備として、長距離走行やアップライトな姿勢を好むアメリカのライダーに合わせて高く設定されたハイライズ・ハンドルバーと、スリムで軽快な印象を与える小型の燃料タンクが採用されていました。さらに、前後のフェンダーを軽量なアルミ製やスリムなスチール製に変更し、ヘッドライトナセルを廃止して独立したクロームシェルとセパレートメーターを採用するなど、レースでの使用も想定した徹底的な軽量化と機能美の追求がなされています。

1960年代初頭のバイク市場において、ボンネビルT120Rの最大のライバルは、同じイギリスのBSAやノートン、そしてアメリカ国内のハーレーダビッドソンでした。ノートンの「アトラス(750cc)」が圧倒的な排気量とフェザーベッドフレームによる優れた操縦性を武器にしていたのに対し、ボンネビルは軽量な車体と吹け上がりの鋭いエンジンの組み合わせによって、パワーウェイトレシオの面で互角以上の戦いを繰り広げました。また、兄弟車であるシングルキャブレター仕様のT110タイガーと比較すると、T120Rはツインキャブレター化による吸気効率の向上で高回転域の伸びが格段に鋭く、まさに競技用エンジンの市販版とも言える過激な性格を与えられていました。ハーレーのスポーツスター(アイアンヘッド)などがトルクフルで重量感のある「大陸的な走り」を提供する一方で、ボンネビルは軽快なハンドリングと高回転まで弾けるような加速感を持ち味としており、タイトなワインディングやドラッグレース、さらには西海岸のデザートレースにおいても「勝てるバイク」としてライダーたちから絶大な信頼を勝ち取っていました。

ボンネビルT120Rの進化は止まることなく、1960年のフレーム強化に続き、1963年にはエンジンとトランスミッションを一体化して剛性を高めた「ユニット・コンストラクション」への移行という歴史的な転換点を迎えます。これにより、よりコンパクトで軽量なパワーユニットが完成し、オイル漏れなどの信頼性も向上しました。1960年代半ばにはタコメーターが標準装備となり、電装系も12V化されるなど現代的な使い勝手も追求されました。その後、1971年にはエンジンオイルをフレームパイプ内に貯蔵する「オイル・イン・フレーム」設計が導入されるなど、1970年代の750cc(T140)への排気量拡大に至るまで、ボンネビルは常にその時代の最先端技術を取り入れながら、世界最高のスポーツバイクとしての地位を守り続けました。

現在、1960年代のボンネビルT120R、特にユニット化される前の「プレユニット」最終型に近い1960年〜1962年式は、世界中のコレクターの間で極めて高い価値を持つプレミアムな個体として扱われています。特に北米仕様のオリジナルパーツ(小型タンクやハイバーなど)が揃い、整備記録が完備されたフルノーマル車両は「黄金時代のイギリス車の至宝」として別格の評価を受けています。一方で、当時のカフェレーサー文化を反映したカスタム車両(ノートンのフレームにトライアンフのエンジンを載せた「トライトン」など)も、その歴史的背景から高い人気を維持し続けています。

1960年からのトライアンフ T120R ボンネビル(北米仕様)は、単なる高性能バイクであることを超えて、イギリスの伝統とアメリカの自由奔放なエネルギーが火花を散らして融合した、モーターサイクル史における一つの到達点と言えます。そのスリムで優雅なフォルムからは想像もつかないほどのアグレッシブな走りと、並列2気筒が奏でる咆哮は、半世紀以上が経過した現在でも色褪せることなく、見る者、乗る者の魂を揺さぶり続けています。このモデルが確立した「モダンクラシック」の原形とも言えるスタイルは、現代のトライアンフにも脈々と受け継がれており、ボンネビルという名前が世界中で愛され続ける理由は、まさにこの1960年代の挑戦と栄光に集約されているのです。

解説記事更新日:2026年04月02日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Triumph Bonneville T120R (北米仕様)/0RDU型、0303T型、1034T型 / 1960年モデル
発売年月 1959年10月
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)約2200 (幅)約700 (高さ)約1050 (乾燥重量)173kg
シート高・最低地上高(mm) (シート高)約790mm
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷4スト並列2気筒OHV・46馬力(6,500回転)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 キック・Amal 376 モノブロックキャブ(×2)・約13.3リットル
ジャンル プレミアム旧車 絶版車Triumphボンネビル
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
2

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年04月17日

【状態別の買取相場】 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年4月時点から 5 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
151.0万円
121.4万円
80.5万円
3台
3
難有
最高
平均
最低
取引
130.5万円
107.5万円
70.4万円
3台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】において。直近60カ月間で、最も平均買取相場が高いのは4点(軽い難)のコンディションとなっています。 4点は、ルーティンの整備に加えて軽整備で再販に回せる比較的コンディションの車両です。最高額が突出して高い場合はカスタム車に大きな査定額の伸びしろがある事を示唆しています。

※データ更新:2026年04月17日

【走行距離別の買取相場】 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年4月時点から 5 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0.5〜1万km 最高 132.6万円 1台
平均 132.6万円
最低 132.6万円
不明
メーター改
最高 151.0万円 5台
平均 110.8万円
最低 70.4万円
T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】において。直近60カ月間で最も平均買取相場が高いのは0.5〜1万kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年04月17日

【カラー別の買取相場】 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

【カラー別 平均買取額の目安】

/ 126.0 万円 2台
80.5 万円 1台
/ 132.6 万円 1台
151.0 万円 1台
70.4 万円 1台
T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】において。直近60カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは赤/銀系です。最も平均買取相場が高いのは白系、次いで白/赤系となっています。

※データ更新:2026年04月17日

実働車の取引価格帯】 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】

【取引価格帯と構成比】

最高
150 ~ 160
万円
%
17
構成比
最多
130 ~ 140
万円
%
33
構成比
最低
70 ~ 80
万円
%
17
構成比
T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは130 ~ 140万円で33%の構成比となっています。最高価格帯は150 ~ 160万円でその構成比は17%です。

※データ更新:2026年04月17日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月17日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 151.2万円 3.5点 0RDU8618 1,651km
2 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 132.8万円 3.7点 0RDU5306 9,530km
3 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 130.7万円 3.2点 0RDU8342 1,847km
4 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 121.7万円 3.2点 1034T120 20,064km
5 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 80.7万円 3.5点 0RDU7872 1,436km
6 T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】 70.5万円 3.0点 0303T120 3,500km
No Data
T120Rボンネビル (北米仕様)【1960~72年】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近60カ月間に最高値を付けたのは151.2万円で白系・走行距離1,651km・評価3.5点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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